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”情熱の国”スペイン。/エスナイデル、ロドリゲス、ロドリゴ・・・ロティーナ?
2017年04月25日 (火) | 編集 |
J2第8節 東京V ●0-1○ 山形(NDスタ)
J2第9節 東京V ○3-1● 群馬 (味スタ)

今年はやっぱり、これがテーマか。(笑)


・まず最初に、のエスナイデル監督について、思うところを言わせて下さい。
・その成算の見えない超ハイラインサッカーから、かなりの低評価だった開幕前。
・そこから開幕してしばらくは意外とイケるかもと思わせましたが、徐々にというか"順調"にという感じで(笑)確実に崩壊の気配を感じさせ始め、ついに今節には大決壊
・先のことは分からないとはいえ、控えめに言って多難な前途が、誰の目にも見えていることと思います。

・ただ僕この人、(監督として)全然嫌いじゃないし、この先も多分、嫌いになることは無いと思うんですよね。
・どんな成績になってしまったとしても。なりそうでも。(笑)
・そりゃね、逆にトルシエって有能な監督だったんだなあと、再認識したりはしてますよ(笑)。
・同じくリスキーでアヴァンギャルドでエキセントリックでも、押さえるところはしっかり押さえ、渡ってはいけない一線は、なんだかんだ決して渡らなかった。
・"線"を認識しているのかどうか自体怪しい、エスナイデル監督に対して。(笑)

・ただ何というか、色々駄目な監督はいる/いた中で、エスナイデルさんの"駄目"は、決して不快な駄目ではないんですよね。
・そりゃ惨敗した当のジェフサポさんは"不快"でしょうけど(笑)、それは当面置いておくとして。
・不快な監督というのはどういうのかというと、例えば願望や当為をただ現実に押し付けて、それを理由に必要な努力の必要性を否定する怠惰な監督。所謂ジーコタイプ。
・それからこれは"誰"というのとは少し違いますが、必ずしも"怠惰"ではない、それなりにカリキュラムや努力のプロセスを奉じてはいるのだけれど、それが途中でないし場合によっては最初から空回りした時に、自分のカリキュラムが正しくて現実が間違っているんだと言い張って、目の前の状況や担当しているチーム・選手たちの個別性を汲み取ることを拒否してある種自殺する、"空回り"の方に殉じることを選ぶ監督、そういう状態に陥っている監督。
・前者が"知的"怠惰だとすれば後者は"心の"怠惰、心を開くことについての怠惰と分類出来ると思いますがそれはともかく。
・まあ"失敗"のパターン自体は数限りなくあるでしょうが、こちらに心理的不快感を催させる、「批判」より「否定」「拒絶」という反応を誘って来るのは、大きく分けるとこの二つのパターンかなと。

・共通するのは要するに現実との齟齬の"放置"ということで、それについては今正にジェフサポさん的には、エスナイデル監督に強く感じている不満・疑念だと思いますが。
・それでもなぜか、僕の"不快"回路は発動しない。(笑)
・"パターン"に嵌りましたよという"信号"が、伝わって来ない。チューリップが開かない。
・それはなぜかと考えるに・・・情熱?(笑)。なんだその答えは。
・"情熱"がなさしめる観念と現実の距離感の無化、区別の無効化。
・つまり上の"不快"の例で言うと、前者の例では現実より自分の観念や夢を無前提的に優位において、そこに逃げ込んで閉じこもるという態度が見られるわけです。
・次いで後者の方の例では、現実との対決を嫌忌して、"現実についての"(ものであったはずの)自分の理論の検討でそれに代える、観念で現実を置き換えるという作業がなされている。
・しかし狂的で純粋な"情熱"は、それらとはまた違った振る舞いをする。
・観念と現実の関係を力学的にどうするか、ではなく、そもそもそうした"分離"を認めない。認めたとしても、それは一瞬で意識から飛び去る。
・"あるべきこと"への灼熱が強烈過ぎて、ただ"ある"という(死んだ)状態を独立のものとして認めない、認めたとしても認めた瞬間から、猛烈な勢いでそれは"あるべき"へのプロセスに呑み込まれて行く。
・それが恐らくは、エスナイデルさんの"無謀"の背後にあるもので、更に言えば僕が開幕から首を捻り続けている(笑)、徳島のリカルド・ロドリゲス監督"せっかち"、謎の"即時100%主義"の背後にもあるものなんだろうと、変な納得の仕方をしてしまいました。
・ああいう短気さというのは、普通知的に貧しかったり仕事の誠意が足りなかったり、要は「無能力」とセットで現れるのが通例だと思うんですが、それが明らかに有能なリカルド・ロドリゲスという監督のものとして現れているという、その不思議。
・それが結局は、余り日本人には馴染みの無いタイプの"情熱"("スペイン"の、言わば「枕詞」としての(笑))に由来するものなのではないかという、馬鹿馬鹿しいと言えば馬鹿馬鹿しいような答え。

・...もう一つ僕のスぺイン"幻想"を刺激したものがあって、それは日曜の晩にEテレで再放送していた、元フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴ氏の日本の子供たちへの一週間の熱血指導を追ったドキュメンタリー、『奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~「サッカー編」』
・その中で特に僕の印象に残ったのは、DFの選手(子供)に寄せられても無闇に蹴らずにしっかりボールを繋げという指導を行う時に繰り返される、「恐れるな」という声かけ。
・それは単なる"励まし"の言葉というよりも、"指導"の「核心」のように僕の目には映ったんですが。
・つまり・・・というかそれを見ていて僕が気が付いたのは、スペインサッカーの一つの代名詞的な特徴である、DFから丁寧に繋いで行くスタイル。
・あれは特定エリートチームが志向・主導する"高級"なサッカー戦術でも、技術力を誇示する"優雅"なプレーでもなくて。
・そうしたものが頂点部分には実際にあるとしても、より根底にあるのは「恐れない」ということ、敵のプレッシャーに屈して安全策に逃げることのよりプリミティブな"拒絶"、何かの一部とか何かの為にという計算以前の、それ自体を焦点とする感情。
・意地。情熱。狂気。成算外の。
・そういう性格のものなんだろうなあと。そういうこと。(笑)
・その"後"に戦術が来て、あるいはそういう普遍的な素地に戦術的成形を上手く与えたことによって、バルセロナやスペイン代表は、近年"勝てる"チームになったわけでしょうけど。
・元々は"勝つ"為の直接的に合目的的な行為ではないので、実際のところ余り勝てなかった(笑)。勝てない時期も多かった。
・まあ、紋切型ついでに言えば・・・『ドン・キホーテ』の国ですからね。(笑)
・より正確に言うと、ドン・キホーテという、アウトライン的に言えば"ドタバタ"なストーリーを、世界文学史上の"名作"としてこの世にあらしめてしまう国というか。風刺的とはいえ。
・そういうおかしな説得力を持った"熱"を、持ち味としている国。
・だからしょうがないんですよ、エスナイデルさんが風車に突撃して行くのは。(笑)
・何かそうしなければいけない理由が、そうさせる不可解な熱が、彼の中にはあるんです。彼のDNAの中には。
・広義の"スペイン人"として。(笑)
・ジェフサポさんには、よろしく見守っていただきたく。サンチョ・パンサの役割を、全うしていただきたく。(笑)
・勝てるとは言いませんが、文学史には残るかも知れないじゃないですか!
・まあね、全然駄目というよりやりようによっては同じやるにしてももう少し何とかなりそうにも見えるだけに、ストレスは溜まるでしょうけどね。
・部分的には、決して満更"無能"ではないと思うんですよね。
・ただ、ドン・キホーテだという。(笑)

・で、こうした"類型"にどうにも当てはまらないように見えるのが、我らがロティーナ監督。
・堅実、地道、穏健。
バスク人・・・だからなのか?(ビスカヤ県出身)
・確かにスペイン・リーグにおけるバスク系クラブのサッカーは、歴代概ね質実剛健というか、異質なイメージはありますが。
・ちなみにリカルド・ロドリゲスさんとミゲル・ロドリゴさんは共にバレンシア、ドン・キホーテの作者セルバンテスはマドリードの出身。(ドン・キホーテ自身は勿論"ラ・マンチャの男")
・(アルゼンチン生まれの)エスナイデルさんはまあ、"先祖"の話になっちゃうのでちょっと分かりませんが。
・今までのようにロティーナとリカルド・ロドリゲスの二人だけを比べている範囲だと、単に2タイプの監督の話に見えていたわけですが、改めてこういう視点で見てみるとロティーナの異質さが際立つというか、"スペイン人"として見てしまうと異例の地味さというか。
・他に日本に来た"スペイン"人監督って、カルロス・レシャックですし(笑)。(横浜フリューゲルス)
・あれは結構酷かった。"攻撃的"ではあったけど、スペインの「勇敢」よりもブラジルの「傲慢」の方に、近い印象を受けた。
横着というか。
・それに比べれば志向する戦術が変なだけでエスナイデルさんなんてのは随分"真面目"な監督で、勿論リカロドさんやロティーナは言うまでも無いですし、スペインサッカー自体も随分全体として進歩・充実した、そういう象徴のようにも見える時代ギャップですね。

・とにかく「スペイン人が情熱的である」ということの意味が、改めて理解出来た気がする、理解させてくれた気がする、今年のJ(2)リーグです。(笑)
・道理は通じない部分はある、ただそれはブラジル人のように不真面目で"マリーシア"だからではなく、むしろ真面目過ぎるくらいに真面目なところがあるから。「理想」と「真実」に一途。
・真面目なようで結構不真面目なのが日本人で、それはひょっとすると"熱"の不足に起因するのかもしれない。
・さりとてマリーシアを駆使出来る程、ズルくもないわけですけど。(笑)
・どちらが見習いやすいかと言えば、それはやはり"スペイン"の方か。
・話戻して"熱"の融合力が物事の"分離"(分けて考えること)を拒絶するのが、スペイン的な頑固さ、蛮勇なのかなというのが、リカロドさんやエスナイデルさんを見ての印象。
・まあ別にスペイン人に限った話ではないですけどね、熱い奴は道理や効率の話を、余り受け付けない。(笑)
『ハンターハンター』で言うところの、「強化系」的性格というか(笑)。真面目で熱くて分からず屋。
・リカロドさんはそれを隠し味としていて、エスナイデルさんは前面に出ているという、その違い。(笑)
・そしてのらりくらり、現実家のバスク人のロティーナ。
・...ああ、ほんとにそうなのか。→参考記事


本業(笑)の徳島&ヴェルディサッカー日記も。やや縮小版。

○●○○○●△の後、名古屋戦△2-2町田戦〇1-0徳島

いずれもほとんど圧倒的な試合内容を途中まで見せながら、名古屋には気前よく逆転を許して危うく勝ち点0の憂き目に会いかけ、町田戦も最少得点差で、終わってみると結構何とか勝ったという印象も残らなくはない、引っ掛かりのある試合に。

・相変わらず前のめりな交代策を筆頭に、どことなく監督の勢いにチームがついて来切れなくてぎくしゃくした感じが漂って、試合運びが不安定に見える近況。
・一方で開幕時には「3バックありき」に完全に見えていた(それで"完成"していた)チームが、この2試合ではまたまたほとんど完全に「4バックの」チームとして生まれ変わっていて、ここらへんのリカロドさんの統御力というか"無理押し"力(笑)というのは、ただごとではないと認めざるを得ません。
・流れ的には、「不調に陥ったチームをシステムチェンジでよみがえらせた」という風にも描写は可能なんですが・・・なんか違うなあ、それ。
・そんな"流れ"なんていう軟弱で日和見的な観点で、リカロドさんがチームを作っているようには見えない。
・あくまで瞬間瞬間の、デジタルな絶対的基準でその都度の100%を目指した結果が、その時々のチームになっているという感じ。
・あるいは「いずれ4バックも仕込む」という、"予定"通りか。

一方のヴェルディ

●○○○○〇●からの、山形戦●0-1群馬戦〇3-1

"連勝が止まった後の試合"(山形戦)も、"連敗した後の試合"(群馬戦)も、ほとんどそういう流れ的なものが感じられなかったのが、いいことなのかどうなのか。
・それだけ揺らがないものがある、のかも知れないですけど、持っているもので行き当たりばったり戦っているようにも見える。
持っているもの・・・個々人の能力と、今年ここまで積み上げたチーム力、ですが。(一部は去年からも(笑))
・その前の湘南戦もそうかも知れませんが、若干腰高気味で"攻撃"に比重がかかっているように見えるのは、チーム作りの工程上に乗っかっているものなのか、それとも単に"放任"期に入ってしまっているのか。
・その「工程」ということで言うならば、守備にしろ攻撃にしろ、ロティーナにこれ以上の具体的な何かがあるのかこれからもたらされるのかというと、恐らくは無いのだろうと、今の時点では思っています。
・より"精度"をということは言うでしょうし個々人の成長も望んではいるでしょうが、逆に言えばそれだけというか。
・"ネタ切れ"というよりも、そういう"チーム作り"の人なんだろうと、そういう感じ。
・別にプログラムが沢山ある必要は必ずしも無いんですが、クオリティについてこれ以上の積極的関与は無いのではないかなと。「今まで教えたことをちゃんとやれ」という、既にそういう態勢というか。
・だからもう、今チームはどこの"プロセス"にも特にいなくて、それが"行き当たりばったり"という印象に繋がっているのではないかと。
・それはそれでまあいいとして、ただそれでも望みたいのは、チームの最低限の引き締め。
・戦術的なマネジメントというか。
・ヴェルディの守備も攻撃も、まあまあではありますがまあまあという以上のものではないので、"堅守速攻"という型に嵌めて、そういう控え目な基本バランスの元に置かれて、そこで初めて"渋く"強さが光る、それくらいが身の程なのではないかと。
・少なくとも、昇格を争うようなレベルの相手には。
・攻めたきゃ攻めてもいいよと、そこまでの「放任」は、ちょっと厳しい気がします。
・ちょっとどうも、監督のプレゼンスが下がり過ぎている感じがするんですよね。
・徳島や千葉と、比べてるからかもしれませんが。
・本当に「攻めろ」と"号令"がかかっているのなら、それはそれで成果を見守るという話になりますが。
・"任せている"のなら・・・うーん。そこまで僕は、このチームを信用は出来ない。
・まあ選手たちの自信が増している、ないし復活して来ているのは分かるんですけど、その"表現"の仕方がね。
・漠然と「攻撃的に」行くのでは。
・"チェルシー"にしろとも"レッズ"(*)にしろとも言わないですけど(笑)、何かもう少し、メリハリが欲しい。
・コメントを見る限り、「強い気持ちで攻め切る」というのが、むしろテーマっぽくはあるんですが。
・うーむ。不安だ。(笑)
「攻める時は一気に攻める」、くらいがいいなあ。(笑)


「首位」だそうですが。
"実感"が無いというより、"関心"が無いです。恐ろしく。
何の話?という感じ。今それどころじゃないから、黙ってて。
どうもよそも大したことなさそうだなとは、思ってますけど。湘南も松本も、若干賞味期限切れ?
徳島もねえ、"強い"かと言われると・・・うーん。品質はいいけど。
という今年のGW突入前の、J2概況


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