2017年05月01日 (月) | 編集 |
J2第10節 東京V ●0-1○ 福岡(レベスタ)
戦いのイメージとしてはね。
・●○○○○〇の後の、●●〇●。
・また負けちゃったわけですが、内容的には連勝を止められた湘南戦以降の4試合の中では、一番まともだったというか、見るに耐えたというか。
・ぶっちゃけ前節は、勝ちはしましたが今季初めて、寝落ちとの戦いになっていましたから。(笑)
・この試合は結構面白かった、攻められっ放しでも、ニヤニヤワクワクしながら見られたというか。
・ちょっと攻められ過ぎてあと10分というところで失点してしまったわけですが、あのまま抑えられた可能性も十分にあったと思います。
・完敗とは思わないですね、僕は。福岡の攻撃が怖かったかというと、特にそんなことは無かったというか。
・こう言ってはなんですが、なるほどJ1では勝てなかったチームだなというそのままの印象でしたし、単純比較で岐阜や湘南のようには、"破られた"わけではなかったと思います。
・ヴェルディが"良かった"とか、前節までと比較して何かを"変えた"わけではないと思いますが。
・適度に攻められることによって、「堅守速攻」の良かった時のイメージを、体が思い出したというか。
・"適度"以上だとやられてしまう(岐阜や湘南)ので、あくまで「J2での戦い」を前提とした話ではありますが。
・どのみち多分ロティーナは、選手の身の丈以上のものを引き出すタイプの監督でも、引き出すつもりもないように見えますから。
・あくまで「今年のチームのベスト」を望むなら、やはりこういうイメージでいいと思います。イメージ"が"いいというか。
・それ以上は出ればラッキーで、あえては望まない、少なくとも"掴みに"行ってはいけないと思います。
・むしろマイペースを守ることによって、"出る"可能性も高まると思いますし。
・それくらい何というか、微妙なラインの選手の質。
・かつ指導の質。
・ありていに言って、"攻め"に行ったロティーナヴェルディなんて何の魅力も無いというか特徴も無いというか。
・絶対ダメとは言いませんが、色々なチームの一つであって"あらゆる可能性"が開かれているだけであって、要は「開幕前」のチームみたいなものだと思います。(笑)
・むざむざここまでの「成果」と「実績」を、捨てるだけというか。
・攻めに行って攻め切れるだけの力は現状無いですし、守りが緩くなるだけ収支が確実にマイナスというか。
・ただそこを少し"控え"ればそれなりの守備力はありますし、"守備的"なチームとしてはそれなりの攻撃力も持ってますし。
・だからそういうバランスでやれれば、J2上位に踏みとどまれないことも無い、そういうチームかと。
・ロティーナの"攻撃的"なチームを作る手腕も、ここまでを見る限りでは、例えばリカロド&エスナイデルと比べて、秀でているとはとても思えない。
・長年サッカーを見ていれば、ある監督の言う"これから"というのは、余り信用してはいけないというのは、分かると思います。(笑)
・手順はあるとはいえ、どんな要素も萌芽的なレベルでは、一定期間の間では必ず見えているはずだというか見えているものがたいてい全てというか。
・トルシエの「私のサッカーの教科書は2000ページある」発言くらいまでは、僕も素朴にプロの監督を信じる心情も持っていましたけどね。(笑)
・あれに裏切られて以来、もう自分の見たものしか信じなくなったというか。(笑)
・勿論ロティーナの建前としては、優先順位としてはまず確実なポゼッションであり、後ろで慎重にボールを回す見た目"引いた"スタイルというのはそれに付随した現象でしかないということになるわけでしょうが。
・そうはいっても、というか。結局は、というか。
・まあ別に「引く」必要は無いですが、確率分布的なチームの"標準"的なスタイル・状態というのは、やはり意識されるべきというか共有されるべきというか。
・『本音』としてね。
・ここらへんの微妙な感じは、やはり'06ギドレッズが一番手かがりとしてはいいように思うんですが。
・あのチームも特に(フィード力のある)GK都築が負傷離脱するまでは、そこまで"リアクション"のチームというわけでもなかったんですよね。
・そもそも就任した当時(2004年)のブッフバルトは、ハイプレスショートカウンターを指向していた監督だったと記憶していますし。
・小野伸二とワシントンを加えて、むしろ"ドリームチーム"を作らんとする意気込みの中で、都築を失って堅実一路の山岸が正GKになって、かつJリーグの相手関係から変に真面目にやるよりも省エネリアクションの方が遥かに効率的に勝てるという"現実"と付き合う中で。
・自然とああいうスタイルに落ち着いて行ったということで。
・確かギドも最後まで、リアクションだとは認めなかったと思いますし。(笑)
・だからロティーナも別に、"認め"なくてもいいんですけどね。(笑)
・ただ「攻撃的」なチームを作る手腕としては、実際のところギドと大差ないというのが、ここまでの観察から見えて来るものですし。
・守備の組織作りには、大きめの差があっても。
・まあウチには最初から"山岸"(柴崎)しかいないという事情もありますし。
・いいんじゃないのかな、"そういう"ことで。(笑)
・ゆるーくゲームに入って、安全かつなるべく省エネで敵の攻撃をいなしながら、ここぞという時にタレント一気投入("交代"という意味ではない)で点を取って、勝ち逃げという基本イメージで。
・そのバランスが一番強そうというか、それ以外だと弱そうというか。
・勿論いつもいつも先行逃げ切り出来るとは限りませんし、それ以外で勝てないというのは困りものではあるんですけど。
・そこらへんはスタイルを変えることではなくて年季を積む、成熟させることで、克服した方がいいというか。
・まず"平常心"を確保して、その中での工夫と試行を、重ねるべきというか。
・一応"勝ってる"わけですし。
・この福岡戦についても、例えば"5連勝"中に当たっていたなら、同じ力関係の中でも守り切れた、あるいは1-0で勝てた可能性は、結構あったのではないかと思います。
・「永田」と「潮音」の問題をどう勘定に入れるかは、ともかくとして。
・とにかくその程度の"誤差"の範囲の結果であると、そう僕は受け止めています。
・だからあんまり深刻にならずに、早く割り切って通常営業に戻って、勝ち点を拾いながらキャリアを重ねて行くこと、それが僕が今チームに望むことの全てですね。
・ロティーナに期待することの、でもありますが。
・多分"教科書"の内容としては、もうそんなに残っていないと思うんですよね。
・後は理解度と、"テスト"に向けての度胸と経験値というか。(笑)
・答えの分からない問題でも、"中間点"は取るんだ!単語が全部分からなくても、文脈で6割くらい点を取る実戦力を付けるんだ!
・ちょっと諦め良過ぎでしょうか。(笑)
・まあなるべく"解ける"よう、努力はしますけどね。単語力も増やすようにはしますけどね。
・なぜ僕が努力する話になってるのか、よく分かりませんが。
・とにかくまあ、ロティーナの"指導"というよりは"舵取り"に、期待したいところです。
・永田が戻って来ることは大事だし潮音が戻って来ることは望ましいし、出来れば補強して欲しいポジションも2,3はありますが。
・ただそういう「上積み」や「高望み」以前のベースラインの確保、堅固化こそが、今やるべきことで出来ることで、多分今シーズン最後までの問題としても、そうではないかと。
・ちなみに補強ポジションとしては、僕の優先順位としては後ろが先ですかね。
・それはロティーナの守備戦術自体の、厳密性の限界・疑問視という意味も含めて。
・個人の守備力がもう少し無いと、「堅守速攻」にするにしても、不安が。
・やっぱりちょっと、リカルド・ロドリゲスとは差が・・・。そういう意味ではね。
・だからこそ、"舵取り"の方に、"鈍感力"の方に期待したいと、言っているわけですが。希望を込めて。
・攻撃については、勿論リーサルウェポンがいるに越したことは無いですけど、それを言っていても仕方ないというかそういう意味ではJ2全チームが同じことなので。(笑)
・千葉は違うかな?ラリベイ以上を望むのは罰当たり。(笑)
・とにかくヴェルディ独自の問題としては、安西幸喜を"切り札"として前線で使わなければならない、簡単に言えば"ドリブラー"ないし"シャドー"タイプの不足。
・ここについては日本人でもやりようがあるレベルの話なので、何とか物色してみて欲しいという。予算は知りませんが。
・その安西を含む右WBも、見ようによっては"弱点"ポジションというか、そこがバチっと(左並みに)決まって来ると、チームが1レベル上がる可能性があるかなと。
・それこそチェルシーでもトッテナムでも、そこが生命線であるように。
・安西も三男もそれぞれいいところはあるんですけど、ポジションの重要性から見るとどうも"本格"感"本職"感が足りないというか、"変化"手の範疇に見えるというか。
・三男はともかく安西は本来はもっと"本職"感があってもいいんですけど、今年のロティーナの使い方だとむしろどんどん遠ざかりそう。
・ボランチについては困ってるのは確かなんですけど・・・。いるにはいるんでね。
・他チームに比べても。
・潮音、中後、梶川、橋本、二川・・・etc、少なくとも「素材」としては。
・だからなるべく、自チーム内で何とかすべきかと。余程金が余ってるのでなければ。
・内田の代わりは・・・いませんよ、はっきり言って。Jリーグ全体の問題として(笑)。このタイプは。そうそう。
・今内田がいてくれることに感謝して、祈りましょうという。(笑)
・最後に当ブログ的な大注目試合・・・のはずだった、千葉-徳島直接対決について。
・なかなか意外な結果・内容になりましたが。
・試合自体の興味の中心は、徳島馬渡選手のイレギュラーな退場劇とそれによる早い時間からの徳島の数的不利の方にどうしても集まってはしまうんですが。
・それはそれとして、"スペイン"どうしのリズムの嚙み合いと、その状況でのエスナイデルサッカーの意外な優位性は、興味深かったですね。
・"意外"というのは、他の試合での両チームのクオリティ差やクラス感からすると、それを全部すっ飛ばした感じで"同次元"の試合になっていたということですが。
・「前半元気が良い」「相手が慣れるまでは優位が保てる」というのは、ここのところの千葉の通例ではあるんですが。
・仮にあの退場劇が無かったとしても、案外ぎりぎりまで優位性が保てたのではないかと、そういうイメージがあるもので。
・まあたらればではあるんですが。
・実際には早い時間の数的不利によって"割り切った"戦いに移行した、徳島&リカルド・ロドリゲス監督の対応力が印象に残る試合になりました。
・ただそれで追い付けなかった負けてしまったという、事実は残るわけで。
・徳島の弱み、足りないところも、出た試合ではあるんじゃないですかね。
・「完璧主義」の弱みというか。
・仕掛けた時は非常にクオリティの高い、コンビネーション・アタックを見せる徳島ではありますが。
・逆にどさくさで点を取るとか、耐えて"一発"みたいな凄み、しぶとさには欠ける。
・...全然取れてないわけでもないんですけど、チームとしての、予感は無い。体質的に。
・ほとんど唯一の"一発"要素は、「途中投入のカルリーニョス」なんですけど、幸か不幸かこの試合では頭から出られるコンディションにあったので(笑)、それも無かった。
・このようにまだまだ隙もあるので、皆さん気長に頑張りましょうという。(笑)
・まあ実際、あれほど"数的優位"側が攻めあぐんでいれば、普通はもう少し「潮目」の変わる瞬間はあるものですけど。
・割りとあっさり、大人しく負けたなあという印象。
・個人的には、島屋の"変化"を付ける力が、これもカルリーニョス同様、むしろ先発に定着することで死んでしまっている感じがあって、そこは勿体無いかなあと思っています。
・"特別"な選手ですよね、結構彼は。
・千葉は船山の不決定力が、いよいよ深刻ですね。それなりにいいタイミングでいいシュートは撃っているんですが、本人も"入る"と信じていない感じで、いいシュートのようで全部アリバイ的に感じるというか。
・むしろパスした時の方が、得点への"執着"力を感じたり(笑)。最後まで可能性を探るという意味で。
・そろそろチームとして使い方をもっと詰めて、考えるべき選手になっているかもという。
・"待つ"だけでなく。
以上。
すぐ試合ですね。いずれにしろ割りと楽しい、今年のJ2リーグだと思います。(笑)
戦いのイメージとしてはね。
・●○○○○〇の後の、●●〇●。
・また負けちゃったわけですが、内容的には連勝を止められた湘南戦以降の4試合の中では、一番まともだったというか、見るに耐えたというか。
・ぶっちゃけ前節は、勝ちはしましたが今季初めて、寝落ちとの戦いになっていましたから。(笑)
・この試合は結構面白かった、攻められっ放しでも、ニヤニヤワクワクしながら見られたというか。
・ちょっと攻められ過ぎてあと10分というところで失点してしまったわけですが、あのまま抑えられた可能性も十分にあったと思います。
・完敗とは思わないですね、僕は。福岡の攻撃が怖かったかというと、特にそんなことは無かったというか。
・こう言ってはなんですが、なるほどJ1では勝てなかったチームだなというそのままの印象でしたし、単純比較で岐阜や湘南のようには、"破られた"わけではなかったと思います。
・ヴェルディが"良かった"とか、前節までと比較して何かを"変えた"わけではないと思いますが。
・適度に攻められることによって、「堅守速攻」の良かった時のイメージを、体が思い出したというか。
・"適度"以上だとやられてしまう(岐阜や湘南)ので、あくまで「J2での戦い」を前提とした話ではありますが。
・どのみち多分ロティーナは、選手の身の丈以上のものを引き出すタイプの監督でも、引き出すつもりもないように見えますから。
・あくまで「今年のチームのベスト」を望むなら、やはりこういうイメージでいいと思います。イメージ"が"いいというか。
・それ以上は出ればラッキーで、あえては望まない、少なくとも"掴みに"行ってはいけないと思います。
・むしろマイペースを守ることによって、"出る"可能性も高まると思いますし。
・それくらい何というか、微妙なラインの選手の質。
・かつ指導の質。
・ありていに言って、"攻め"に行ったロティーナヴェルディなんて何の魅力も無いというか特徴も無いというか。
・絶対ダメとは言いませんが、色々なチームの一つであって"あらゆる可能性"が開かれているだけであって、要は「開幕前」のチームみたいなものだと思います。(笑)
・むざむざここまでの「成果」と「実績」を、捨てるだけというか。
・攻めに行って攻め切れるだけの力は現状無いですし、守りが緩くなるだけ収支が確実にマイナスというか。
・ただそこを少し"控え"ればそれなりの守備力はありますし、"守備的"なチームとしてはそれなりの攻撃力も持ってますし。
・だからそういうバランスでやれれば、J2上位に踏みとどまれないことも無い、そういうチームかと。
・ロティーナの"攻撃的"なチームを作る手腕も、ここまでを見る限りでは、例えばリカロド&エスナイデルと比べて、秀でているとはとても思えない。
・長年サッカーを見ていれば、ある監督の言う"これから"というのは、余り信用してはいけないというのは、分かると思います。(笑)
・手順はあるとはいえ、どんな要素も萌芽的なレベルでは、一定期間の間では必ず見えているはずだというか見えているものがたいてい全てというか。
・トルシエの「私のサッカーの教科書は2000ページある」発言くらいまでは、僕も素朴にプロの監督を信じる心情も持っていましたけどね。(笑)
・あれに裏切られて以来、もう自分の見たものしか信じなくなったというか。(笑)
・勿論ロティーナの建前としては、優先順位としてはまず確実なポゼッションであり、後ろで慎重にボールを回す見た目"引いた"スタイルというのはそれに付随した現象でしかないということになるわけでしょうが。
・そうはいっても、というか。結局は、というか。
・まあ別に「引く」必要は無いですが、確率分布的なチームの"標準"的なスタイル・状態というのは、やはり意識されるべきというか共有されるべきというか。
・『本音』としてね。
・ここらへんの微妙な感じは、やはり'06ギドレッズが一番手かがりとしてはいいように思うんですが。
・あのチームも特に(フィード力のある)GK都築が負傷離脱するまでは、そこまで"リアクション"のチームというわけでもなかったんですよね。
・そもそも就任した当時(2004年)のブッフバルトは、ハイプレスショートカウンターを指向していた監督だったと記憶していますし。
・小野伸二とワシントンを加えて、むしろ"ドリームチーム"を作らんとする意気込みの中で、都築を失って堅実一路の山岸が正GKになって、かつJリーグの相手関係から変に真面目にやるよりも省エネリアクションの方が遥かに効率的に勝てるという"現実"と付き合う中で。
・自然とああいうスタイルに落ち着いて行ったということで。
・確かギドも最後まで、リアクションだとは認めなかったと思いますし。(笑)
・だからロティーナも別に、"認め"なくてもいいんですけどね。(笑)
・ただ「攻撃的」なチームを作る手腕としては、実際のところギドと大差ないというのが、ここまでの観察から見えて来るものですし。
・守備の組織作りには、大きめの差があっても。
・まあウチには最初から"山岸"(柴崎)しかいないという事情もありますし。
・いいんじゃないのかな、"そういう"ことで。(笑)
・ゆるーくゲームに入って、安全かつなるべく省エネで敵の攻撃をいなしながら、ここぞという時にタレント一気投入("交代"という意味ではない)で点を取って、勝ち逃げという基本イメージで。
・そのバランスが一番強そうというか、それ以外だと弱そうというか。
・勿論いつもいつも先行逃げ切り出来るとは限りませんし、それ以外で勝てないというのは困りものではあるんですけど。
・そこらへんはスタイルを変えることではなくて年季を積む、成熟させることで、克服した方がいいというか。
・まず"平常心"を確保して、その中での工夫と試行を、重ねるべきというか。
・一応"勝ってる"わけですし。
・この福岡戦についても、例えば"5連勝"中に当たっていたなら、同じ力関係の中でも守り切れた、あるいは1-0で勝てた可能性は、結構あったのではないかと思います。
・「永田」と「潮音」の問題をどう勘定に入れるかは、ともかくとして。
・とにかくその程度の"誤差"の範囲の結果であると、そう僕は受け止めています。
・だからあんまり深刻にならずに、早く割り切って通常営業に戻って、勝ち点を拾いながらキャリアを重ねて行くこと、それが僕が今チームに望むことの全てですね。
・ロティーナに期待することの、でもありますが。
・多分"教科書"の内容としては、もうそんなに残っていないと思うんですよね。
・後は理解度と、"テスト"に向けての度胸と経験値というか。(笑)
・答えの分からない問題でも、"中間点"は取るんだ!単語が全部分からなくても、文脈で6割くらい点を取る実戦力を付けるんだ!
・ちょっと諦め良過ぎでしょうか。(笑)
・まあなるべく"解ける"よう、努力はしますけどね。単語力も増やすようにはしますけどね。
・なぜ僕が努力する話になってるのか、よく分かりませんが。
・とにかくまあ、ロティーナの"指導"というよりは"舵取り"に、期待したいところです。
・永田が戻って来ることは大事だし潮音が戻って来ることは望ましいし、出来れば補強して欲しいポジションも2,3はありますが。
・ただそういう「上積み」や「高望み」以前のベースラインの確保、堅固化こそが、今やるべきことで出来ることで、多分今シーズン最後までの問題としても、そうではないかと。
・ちなみに補強ポジションとしては、僕の優先順位としては後ろが先ですかね。
・それはロティーナの守備戦術自体の、厳密性の限界・疑問視という意味も含めて。
・個人の守備力がもう少し無いと、「堅守速攻」にするにしても、不安が。
・やっぱりちょっと、リカルド・ロドリゲスとは差が・・・。そういう意味ではね。
・だからこそ、"舵取り"の方に、"鈍感力"の方に期待したいと、言っているわけですが。希望を込めて。
・攻撃については、勿論リーサルウェポンがいるに越したことは無いですけど、それを言っていても仕方ないというかそういう意味ではJ2全チームが同じことなので。(笑)
・千葉は違うかな?ラリベイ以上を望むのは罰当たり。(笑)
・とにかくヴェルディ独自の問題としては、安西幸喜を"切り札"として前線で使わなければならない、簡単に言えば"ドリブラー"ないし"シャドー"タイプの不足。
・ここについては日本人でもやりようがあるレベルの話なので、何とか物色してみて欲しいという。予算は知りませんが。
・その安西を含む右WBも、見ようによっては"弱点"ポジションというか、そこがバチっと(左並みに)決まって来ると、チームが1レベル上がる可能性があるかなと。
・それこそチェルシーでもトッテナムでも、そこが生命線であるように。
・安西も三男もそれぞれいいところはあるんですけど、ポジションの重要性から見るとどうも"本格"感"本職"感が足りないというか、"変化"手の範疇に見えるというか。
・三男はともかく安西は本来はもっと"本職"感があってもいいんですけど、今年のロティーナの使い方だとむしろどんどん遠ざかりそう。
・ボランチについては困ってるのは確かなんですけど・・・。いるにはいるんでね。
・他チームに比べても。
・潮音、中後、梶川、橋本、二川・・・etc、少なくとも「素材」としては。
・だからなるべく、自チーム内で何とかすべきかと。余程金が余ってるのでなければ。
・内田の代わりは・・・いませんよ、はっきり言って。Jリーグ全体の問題として(笑)。このタイプは。そうそう。
・今内田がいてくれることに感謝して、祈りましょうという。(笑)
・最後に当ブログ的な大注目試合・・・のはずだった、千葉-徳島直接対決について。
・なかなか意外な結果・内容になりましたが。
・試合自体の興味の中心は、徳島馬渡選手のイレギュラーな退場劇とそれによる早い時間からの徳島の数的不利の方にどうしても集まってはしまうんですが。
・それはそれとして、"スペイン"どうしのリズムの嚙み合いと、その状況でのエスナイデルサッカーの意外な優位性は、興味深かったですね。
・"意外"というのは、他の試合での両チームのクオリティ差やクラス感からすると、それを全部すっ飛ばした感じで"同次元"の試合になっていたということですが。
・「前半元気が良い」「相手が慣れるまでは優位が保てる」というのは、ここのところの千葉の通例ではあるんですが。
・仮にあの退場劇が無かったとしても、案外ぎりぎりまで優位性が保てたのではないかと、そういうイメージがあるもので。
・まあたらればではあるんですが。
・実際には早い時間の数的不利によって"割り切った"戦いに移行した、徳島&リカルド・ロドリゲス監督の対応力が印象に残る試合になりました。
・ただそれで追い付けなかった負けてしまったという、事実は残るわけで。
・徳島の弱み、足りないところも、出た試合ではあるんじゃないですかね。
・「完璧主義」の弱みというか。
・仕掛けた時は非常にクオリティの高い、コンビネーション・アタックを見せる徳島ではありますが。
・逆にどさくさで点を取るとか、耐えて"一発"みたいな凄み、しぶとさには欠ける。
・...全然取れてないわけでもないんですけど、チームとしての、予感は無い。体質的に。
・ほとんど唯一の"一発"要素は、「途中投入のカルリーニョス」なんですけど、幸か不幸かこの試合では頭から出られるコンディションにあったので(笑)、それも無かった。
・このようにまだまだ隙もあるので、皆さん気長に頑張りましょうという。(笑)
・まあ実際、あれほど"数的優位"側が攻めあぐんでいれば、普通はもう少し「潮目」の変わる瞬間はあるものですけど。
・割りとあっさり、大人しく負けたなあという印象。
・個人的には、島屋の"変化"を付ける力が、これもカルリーニョス同様、むしろ先発に定着することで死んでしまっている感じがあって、そこは勿体無いかなあと思っています。
・"特別"な選手ですよね、結構彼は。
・千葉は船山の不決定力が、いよいよ深刻ですね。それなりにいいタイミングでいいシュートは撃っているんですが、本人も"入る"と信じていない感じで、いいシュートのようで全部アリバイ的に感じるというか。
・むしろパスした時の方が、得点への"執着"力を感じたり(笑)。最後まで可能性を探るという意味で。
・そろそろチームとして使い方をもっと詰めて、考えるべき選手になっているかもという。
・"待つ"だけでなく。
以上。
すぐ試合ですね。いずれにしろ割りと楽しい、今年のJ2リーグだと思います。(笑)
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この記事へのコメント
受けているというか攻めさせていてもやられそうな試合展開にならないので、昨季までの監督より安定して観ていられるものの、徳島のカルリーニョスとか相手のキーマンはもっとケアさせてほしいかなと…
それと、戦術上の好みなのか、初戦で懲りた?はずの中野•高木三男でやった左右配置転換をめげずに安西•安在で繰り返し(右からのクロスに左から飛び込む狙いは明確だが)、ここ数試合は高木次男•梶川でもやっていたけど、梶川を左に置くと得意のドリブルのコースも無くなって推進力が生まれず、目に見える効果がない。金沢戦は先発抜擢だったが、一体何をさせたいのやら?(失点に直結したボールロストは狙われたし、まるっきりACLの遠藤さんでしたね)
それと、戦術上の好みなのか、初戦で懲りた?はずの中野•高木三男でやった左右配置転換をめげずに安西•安在で繰り返し(右からのクロスに左から飛び込む狙いは明確だが)、ここ数試合は高木次男•梶川でもやっていたけど、梶川を左に置くと得意のドリブルのコースも無くなって推進力が生まれず、目に見える効果がない。金沢戦は先発抜擢だったが、一体何をさせたいのやら?(失点に直結したボールロストは狙われたし、まるっきりACLの遠藤さんでしたね)
2017/05/06(Sat) 16:15 | URL | リッキー #-[ 編集]
これは詳しくはブログのネタとして展開したいテーマなんですが(笑)、あんまり守ろうとして「守る」あるいは「受ける」という意識は無いんじゃないですかね、その分細かさもあんまり無いという。
左右チェンジは、なんかそこだけ突出してパターン化していて不思議なんですけど、強いて一般化するとすればやはり"ポゼッション"志向、それゆえの逆足好みということではあるかもしれない。あくまでそれ前提の"サイド"攻撃、その為の手法という。これについては、昔からやっていたのか今年or最近好んでいるのかによって意味合いが変わると思うので、ちょっとデータ不足ですね。
梶川の起用法は正直そこまで気にしたことは無かったんですけど、強いて言えば要は目先を変えるのが好き、言い換えると「推進」して貫くよりも回して回して無理せず何とかするのが好みで、逆にその志向(嗜好)の一環として、サイドの左右チェンジもあるのかも知れないですね。
まとめてなんか、"角"(カド)の無い"丸"い監督さんだなという、印象です。良くも悪くも。
左右チェンジは、なんかそこだけ突出してパターン化していて不思議なんですけど、強いて一般化するとすればやはり"ポゼッション"志向、それゆえの逆足好みということではあるかもしれない。あくまでそれ前提の"サイド"攻撃、その為の手法という。これについては、昔からやっていたのか今年or最近好んでいるのかによって意味合いが変わると思うので、ちょっとデータ不足ですね。
梶川の起用法は正直そこまで気にしたことは無かったんですけど、強いて言えば要は目先を変えるのが好き、言い換えると「推進」して貫くよりも回して回して無理せず何とかするのが好みで、逆にその志向(嗜好)の一環として、サイドの左右チェンジもあるのかも知れないですね。
まとめてなんか、"角"(カド)の無い"丸"い監督さんだなという、印象です。良くも悪くも。
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