ヴェルディ、代表、グラドル、漫画、アニメ、等
今晩は!内村プロデュース、です
2005年09月27日 (火) | 編集 |
内P

お前らは駄目だーーーーーーーっ!

・・・・というわけで、テレ朝深夜名物「内村プロデュース」(通称”内P”)終了。
人気深夜番組の通例通り、間を置かず10/23に記念スペシャルの放送が決定していますが(同時終了番組では「プロフィール刑事」なんかもこのパターン)、とりあえず本放送は昨日の分でおしまい。ゴールデンに移行することもなく5年半は長いと言えば長いけど、だらだら永久に続きそうな感じだったのでかなり喪失感は大きめ。

改めて過去の番組タイトルを眺めてみると実は僕はちゃんと初回から数回見てるらしいのですが、その頃は特に印象も無く、長いブランクの後「企画で売る番組」からその体裁は残しつつも「芸人アドリブパラダイス番組」にすっかり変質したここ2,3年が、僕にとっての実質的な内P体験。

パラダイス。ほんとパラダイスで。
MC(内村)の回しの個性が唯一最大の枠で、出演者はそれに合わせてそれぞれに自分たちの個性を表現するという意味では「踊るさんま御殿」あたりと同趣旨ですが、あんなギスギスした”勝負””サバイバル”というような雰囲気はかけらもない。

勿論事前に用意したネタ/エピソードを披露するのではなく、お題に合わせたその場の閃きでほとんどフリーフォームで勝負という形式自体が既に「踊る」とは違うわけですが、「踊る」が言ってしまえばさんまの顔色窺いの媚びへつらい競争であるのに対して、内Pの場合は出演者のどこまで行くんだという本人も説明・収拾不能な爆発的な表現を絶対者内村Pが絶対権力を利して拾って拾って拾いまくり、それで安心してまた力いっぱい次の暴走ができるという『幸福な独裁制』のようなそんな独特の循環がありました。そしてその中から次々と新しい笑いのパターンが、芸人の個性が開発されて行って・・・・。(参考)

出演者どうしの関係も「踊る」のような純粋なライバル関係とは一味違って、内村Pという中心が磐石であることによってむしろ自由に互いにのり、つっこみ、ぼけ、拾い、臨機応変目まぐるしく役割を交換して刺激しあって、そういう時”神”内村はしばしば第一の観客としてそれをひたすら眺めて誰よりもウケまくるというサークルかよ!みたいな素敵にヌルい雰囲気。

その恩恵をある意味一番受けていたのが日替わりで来るアシスタントの安めぐみ・原史奈・山本梓あたりを筆頭とする割りと微妙なランクの(笑)アイドルたちで、基本的に振られているのは用意された問題文を淡々と読むだけの木偶の坊なものなんですが、その木偶の坊を木偶の坊なままあらゆる手管で出演者たちがいじり、引き出し、拾い、機転の利くコは利くコなりに、利かないコは利かないコなり(笑)に輝かせてあげてるので、みんな他の番組では見せないようなリラックスしたいい表情を覗かせ、何回か書きましたがどこよりもアイドルを可愛く見せる番組でもありました。
もっと色んなコに出て欲しかった。大久保さんの素直な性格なんてぴったりだったのに。

ともかく終わりです。残念です。「芸」でも「ネタ」でもなく、「存在」そのものを表現できるという意味で近年の日本流のヴァラエティ番組の一つの究極であり、サッカーのゲームメイク/チーム作りのお手本でもあり、ひいてはマルクスが提起した『労働による自己の疎外』という近代産業社会の問題を乗り越える人類社会の未来像の可能性を提示した・・・・とかそういう法螺話はまた機会があったら。(無いでしょう)

では最後に、今日のナニガシっ!ひとおーーーつ!・・・・

サイトトップへ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック