ヴェルディ等サッカー、漫画、アイドル 他
’17.7月期の地上波アニメまとめ
2017年10月07日 (土) | 編集 |
NZ戦はとりあえず書きません。
後でハイチ戦と合わせて、何か書きたいことが出て来れば書くかも知れませんが。
ヴェルディの試合はまだ見てませんが、こっちは週明けにちゃんと書く予定。

週末は・・・。頭が書くモードにならないんですよ、長年の習慣で。(笑)
なんかふわふわして、一定以上集中が必要なものは書けない。


今期は結局(新作は)9本でした。
まあだいたいいつも通りかな?ちょっと多いかも。

『セントールの悩み』 (Wiki)

原作 - 村山慶
総監督 - 追崎史敏
監督 - 紺野直幸
シリーズ構成 - 待田堂子
音響監督 - 森下広人

"総監督"つきなんだ。でもその総監督さん自身も、そこまで重鎮というわけでもないよう。監督作で印象に残ってるのは、『あっちこっち』くらいかな?まああれは可愛かったですけど。
"監督"さんはこれが3作目で、過去作は見てませんね僕は。この作品の演出自体は、申し分なく安定していたと思います。甘さクールさの品の良いバランスが、終始崩れなかった。
構成は十分にキャリアのある人。代表作は『らきすた』『GA 芸術科アートデザインクラス』『アイマス』あたりですから、"可愛い女の子たち"を描くのはお手の物でしょうね。
音響監督は比較的新しい人で、有名なのは『ハイスクール・フリート』くらいですかね。
まあかなり独特のかつ完成された世界で、原作漫画の支配力が大きそうな感じ。
特段の盛り上がりは無かったですが、"女の子"の可愛さと"動物"の可愛さを併せ持ったキャラたちの魅力だけで、結局最後まで見れてしまいました。特に飽きることもなく。
「差別」については、あえて言えば"ポリコレ批判"的な視点は無いことはなかったですが、正直そんなに深い設定や主張は無かった気がします。むしろ中庸的な「良識」推しですかね。"委員長"の言動に象徴されるような。


『ナイツ&マジック』 (Wiki)

原作 - 天酒之瓢
監督 - 山本裕介
シリーズ構成 - 横手美智子
脚本 - 横手美智子、木村暢
音響監督 - 明田川仁

原作はラノべで、これがデビュー作。
監督は『ケロロ軍曹』や『ヤマノムスメ』シリーズの人。なんか意外というか、そもそもこういうアニメアニメした作品の依頼が来そうにないイメージだなと。
構成の横手さんはは言わずと知れた大ベテランで、『げんしけん』シリーズや『SHIROBAKO』や『斉木楠雄』・・・と、こう挙げていても"傾向"みたいなものがほとんど見て取れない、職人的な人に感じます。それとメインライターを分け合う木村氏は弟子筋の人か何かかなと思いましたが、こちらも『這いよれ! ニャル子さん』等のそれなりの実績を持った人で、どちらかというとサンライズ出身という共通のバックグラウンドを持つ監督との繋がりで起用されたもよう。
音監さんも代表作とか挙げる気にならないくらいの(笑)超大物で、こちらもなんか、この作品の軽いイメージに合わないというか何というか。職人とベテランと大物で、どうも大げさな布陣に感じてならないんですがどういう行きがかりなんだろうな、しっくり来ない。(笑)
作品自体は実に突き抜けたロボットオタクストーリーでユニークで面白かったですが、ただそれはどう見ても原作そのものが強く持っている特徴で、逆にどんなスタッフでもこんな感じの作品になったのではないかという、そういう感じがします。若手にやらせればいいじゃんという。安くあがるよ?という。(笑)


『恋と嘘』 (Wiki)

原作 - ムサヲ(講談社「週刊少年マガジン」編集部・DeNA「マンガボックス」連載)
監督 - 宅野誠起
助監督 - 臼井文明
シリーズ構成 - 高橋ナツコ
音響監督 - 鶴岡陽太

原作者は"性別"をとやかくしたリンクくらいしか見当たらない、多分新人に近い無名の人っぽいですね。それでこのクオリティは凄いと思います。
監督は『山田くんと7人の魔女』『うどんの国の金色毛鞠』の人。これだけでは"傾向"という程のものは。こちらもキャリア浅ではありますね。
だから助監督がついてるのかと思ったんですが、ところがこの人は上の2作品でも監督と組んでいるので、もっと積極的な"チーム"体制の模様。なんか珍しい。それでいいのかな"助"の人は。
構成はよく見る人で、有名なのは『もやしもん』シリーズ、それに上で出て来た『金色毛鞠』やこれから出て来る(笑)『異世界スマートフォン』も担当しています。
音監も"枚挙にいとまがない"売れっ子ですが、とりあえずこの人も『山田くん』『金色毛鞠』で既に協働経験がありますね。
こうして見ると、大物小物というよりも物凄く意図して組まれた「チーム」ですね。絶対傑作にしてやるという気合を感じるというか、実際傑作になってますし。
うん、ほんと"迫力"のある作品でしたね。
一番力があるのはやはり原作で、"恋愛"についての分析的な部分とほとばしる胸キュンの両面が共に強力で、1シーズン見ても未だに作者の"本心"的なものが推し量れない、底知れないものを感じます。続きがほんと楽しみです。そういう複雑な内容をしかし、例えば音を消して見れば単純"青春"ものに見えなくもない疾走感で描き切った、アニメ化スタッフも見事だと思います。
いやあ、逆にこんなの「日本映画」のク〇体質で映画化出来るんですかね。別ものになってやしないかという感じですが。まあ見る予定無いですけど。(笑)


『異世界食堂』 (Wiki)

原作 - 犬塚惇平
監督・シリーズ構成 - 神保昌登
音響監督 - 土屋雅紀

原作は小説で、新人。
監督・構成は『プリズマ☆イリヤ』シリーズ、『庶民サンプル』、『CHAOS;CHILD』の人。一つもまともに見てませんが。とにかくややキャリア浅。
どちらかというと、"ヒット"をそこまで前提としない、割と趣味で作った"小品"という感じですかね、内容的に見ても。逆にその肩の力が抜けた感じが見易くて、そんな熱心に見たわけではないですがなんだかんだで最後まで見てしまいました。
音監さんも割りとキャリア浅ですが・・・おお、監督の全ての監督作品で、組んでますねえ。なんかその方が、統一感というか"温かみ"は出そうな感じがしますよね。僕の主張では、本来この二つ("監督"と"音響監督")は分業すべきでないということになってますし(笑)。いい傾向?
意外と見ていて食欲はそそりませんでしたが、キャラたちの幸福感は伝わって来ました。


『徒然チルドレン』 (Wiki)

原作 - 若林稔弥
監督 - 金子ひらく
助監督 - 筆坂明規
シリーズ構成・脚本 - 浦畑達彦
音響監督 - 立石弥生

原作者は番組開始時にエロ漫画出身だという情報がツイッターで流れて来ましたが、とりあえずWikiに載ってる作品は違うようなので同人時代の話とかですかね。
ただその"情報"に納得してしまうくらい、心理的に「エロ」い作品だったと思います。心のひだをなぶる、テクニシャンというか。(笑)
いやあ、正直参りました。逆にあんまりコメントしたくない。変な自分語りを誘発されそうで。(笑)
監督は『聖痕のクェイサー 』とかをやってる人ですけど、ほとんど知らないな。助監督も"監督"としての実績は今のところ無いようですが、とりあえず監督とは何度も「作画監督」として組んでいる人のようです。
構成の方は有名人ですね。『はじめの一歩』『咲-Saki-』『僕は友達が少ない』など。
音監さんは過去作一つも知らないですが、どうもタイトル的にHっぽいのが多いです。『枕男子』とか(笑)。だとすれば適材適所ではありそう。
まあ何というか、『恋と嘘』とはまた違う感じで"恋愛"感情を解体して、でも同時に恋愛"したく"させる、これはこれで傑作だったと思います。


『ナナマルサンバツ』 (Wiki)

原作 - 杉基イクラ
監督 - 大宙征基
助監督 - 古賀一臣
シリーズ構成 - 柿原優子
音響監督 - 渡辺淳

原作は・・・女の人なのか、へえ。なかなか骨太な"オタク"っぷりだったと思いますが、"取材"を生真面目にやるそれはそれで"女性的"なタイプなのかも。(やや偏見ですが)
監督は・・・一個も見てないですね。比較的有名なのは、『天使な小生意気』か。
助監は『雨色ココア Rainy colorへようこそ!』の人と言っても、これも分からない。(笑)
構成は大人向けだと『ちはやふる2』くらいしか僕は知りませんが、子供向けなら『スティッチ!』シリーズという大物があります。見たことは無いですけど有名ですよね。
音監さんは初めて見る名前ですが、『ハヤテのごとく!』に『バクマン。』ですから、たまたま僕が注意してなかっただけですね。
ただ何というか、「アニメ」として何かを語りたい作品ではないんですよね。"競技クイズあるある"を見ていただけなので。すいません。


『異世界はスマートフォンとともに。』 (Wiki)

原作 - 冬原パトラ
監督 - 柳瀬雄之
シリーズ構成 - 高橋ナツコ
音響監督 - 伊藤巧

原作はラノベ。"残酷な描写あり"ってどこに?(笑)。誰か死んだっけ。
監督は『ひめごと』と『ハコネちゃん』の人と言われても、全然分かりません。ただ"作画監督""演出"としてのキャリアはかなり豊富みたいです。
構成はさっき言いましたね。音監は『がん がん がんこちゃん』の人。聞いたことも無い。(笑)
これも何というか、アニメとして"語る"情熱は全く湧いて来ないのどかな作品でしたが、その"のどか"を徹底する意図だったらしい原作には、少し興味があります。
何回も書きましたが、これだけ開き直って主人公に都合良く話を進めるストーリーは、ちょっと見た記憶がありません。(笑)
"新時代"、なのかな?(笑)


『RWBY』 (Wiki)

原作 - モンティ・オウム
監督 - モンティ・オウム
脚本 - マイルズ・ルナ、ケリー・ショウクロス、モンティ・オウム

アメリカの作品なので"スタッフ"について何か言うことは出来ませんが、CG表現の素晴らしい"有機"感に、驚嘆しました。
可愛い。ただただ可愛い。戦闘のデザインもチャーミング。
結局2Dは2D、3Dは3Dで別物だと思うので、少なくとも日本において2Dが3Dに駆逐されるなんてことは、僕の生きている内には起こらないと思いますが、それはそれとして(アメリカの)3DCGが容赦なく"限界"を突破し続けているのは、実感させられました。
一方で「アニメーション」そのものに課せられた("子供向け"という)"枷"自体は、相変わらず不動のようですけどね。結局文化差というか得意不得意の問題なので、日米それぞれかそれぞれに、発展して行けばいいんだろうと思います。

・・・え?この監督死んじゃってるの?残念だなあ。


『メイドインアビス』 (Wiki)

原作 - つくしあきひと(竹書房「WEBコミックガンマ」)
監督 - 小島正幸
副監督 - 垪和等
助監督 - 飯野慎也
シリーズ構成 - 倉田英之
音響監督 - 山田陽

原作者はイラストレーター、デザイナーで、漫画はこれが初めてのようですね。お?『幻想水滸伝III』のデザインとかやってる。持ってるぞお?(笑)
監督は、『あずきちゃん』『MASTERキートン』『花田少年史』『MONSTER』『おしりかじり虫』等の人。子供アニメと浦沢直樹というのは、よく分からない組み合わせ(笑)。いずれあんまりテレビアニメ本流の人ではない感じではありますが。
副監督助監督両方ついてるというのは初めて見ましたが、経歴を見ると前者が主にCG等映像表現を、後者がより全般をサポートしているような印象。
構成は『俺妹』『神のみぞ知るセカイ』『DRIFTERS』あたりが僕の印象は強いですが、とにかく沢山やってます。そこまで名前は有名じゃない気がしますが。
音監はさほど目立つ経歴の人ではないですが、『おしりかじり虫』『ブラック・ブレット』ではこの監督と一緒に仕事をしています。
まあ素晴らしかったですね。「イマジネーション」とはこのことかという感じの作品でした。
"ジブリ"や"ハンターハンター"といったクラシックとの類似は容易に認められますが、そんなことが一切気にならない、イメージの豊かさ、自然さ。優しくて厳しい、世界観含めて。
音楽なんかでも感じることですが、見かけの"オリジナリティ"が気になるのは、要するにその人の個人としての才能が大したことが無いからなんですよ。本当に才能がある人は、何をやっても"オリジナル"になるんです。真似してもオリジナル。
続きが楽しみです。映画化とかはもっと煮詰めてから、お願いしたい感じ。下手に話題になっても"監督交代"の魔の手が・・・。(笑)


続編ですが、『NEW GAME!!』『信長の忍び』も安定して楽しかったです。
10月期も充実を望みたいですね。ではまた。


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