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17/18V・プレミア女子1stレグ雑感
2017年11月14日 (火) | 編集 |
現在の順位
1位久光、2位トヨタ車体、3位JT、4位上尾、5位デンソー、6位東レ、7位NEC、8位日立。


(概観)

前年度優勝のNECレッドロケッツと3位の日立リヴァーレが7位8位に沈む波乱の幕開け・・・とスポ新的には言いたいところでしょうが、単なる久光製薬一強とその他七弱という形勢。
勿論"七弱"の中でもネリマン、ミハイロビッチ、ケニアと強力外国人スパイカーを補強したチームが上位に来ていることに意味が無いわけではないでしょうが、それにしてもの七弱。今日強かったチームが明日には弱くなり、Aに快勝したチームがBに惨敗し、そのBに快勝したチームが次はまたAに惨敗するみたいなことを七チームが延々繰り返す間に、久光一人は七、八割の力で悠々と勝ち進んで未だ勝ち点失無しという、なかなかに酷い状況。(笑)
久光が強いのはまあ当然で、新鍋・石井・野本の全日本WS陣が健在なところに世界的MBアキンラデオを補強し、昨季まで足を引っ張っていた不器用セッター中大路から常識的でチームにも馴染んでいる栄へとセッターも交代して大きな穴が無くなり、全日本疲れは無いわけではないでしょうけどしかし全日本の骨組み・形がそのまま継続して持ち込まれているメリットも大きく、優勝候補の筆頭なのは戦前から分かっていたことではありました。リベロだけは弱いままですが、今のところ大勢に影響なし。ちなみに全日本MB岩坂もちゃんといますが、この人は常に一人プラマイゼロで、こちらも大勢に影響無し。

問題はむしろ他チームの惨状の方で、攻守の要近江、引退しなければ全日本レギュラーだった可能性も高いリベロ鳥越、大砲ニコロバが抜けてかつ新人以外補強無しのNECが落ち込むのはこちらもある意味予定通りですが、加えて守備の要内瀬戸と近年の躍進の功労者松田監督の抜けた日立の崩壊が危惧されていた以上に酷く、また世界的エースミハイロビッチを補強したもののその代価なのか既存WSを失い過ぎたJTが求心力を失って思ったようにチーム力が上がらず、他のチームは元々一段力が落ちるところにいいところも悪いところもあるという想定内の(不)出来で、全く久光を追えるチームが今のところ見当たりません。
第一候補はやはりJTで、WSの層の薄さは否めないものの出遅れていた全日本候補田中瑞希の復帰でかなりマシにはなったので、後は吉原監督が求心力を取り戻せれば、前年4位の実績からもある程度は出来て当然のチーム。新外国人ネリマンが期待以上の当たりだったトヨタ車体がそれを追うという様相もついこの前まではあったんですが、ようやく揃った陣容からこちらは全日本候補WS高橋沙織が故障離脱すると見る見るバランスが崩れてネリマン孤軍奮闘状態になって、今はそれどころじゃない感じに。ケニアの上尾も頑張ってはいますが所詮は昇格初年度ですし、むしろ川北監督の戦術力が光るデンソーの方が同じ昇格組でも魅力はある気がしますが、一方でこちらは大砲が不足している。そういう意味では新人黒後と新人的新外国人(誰だっけ?)が意外と安定している東レの方が、ポテンシャルはあるかも知れません。
というわけで、二位以下の争いは、今後もし烈と思われます。(笑)

リーグ全体を見渡して思うのは、やはりしばらく全日本を見慣れた目で見ると、さすがに随分レベルが落ちるなと。一つ一つのプレーに厳しさが足りず、特に"速さ"に関しては同じ選手でも全日本の二割引きくらいで普通に通用してしまっている感じ。
まあ全日本が"さすが"であることが確認出来たのは、いいことと言えないことはないですが。(笑)
それとこちらは全日本と共通の課題ですが、やはりサーブレシーブをきちんと受けられる、または受けても攻撃参加に支障の出ない選手が絶対的に足りていないなと改めて。Vで駄目なら全日本ではもっと駄目なわけで、頭の痛いところではあります。
各チームのレセプションアタッカーの内、新人の東レ黒後が"洗礼"を受けるのは当然のこととしても、JTの橘井や車体の村永など、狙われると露骨に動揺して試合中に自信を喪失して行く選手がちょいちょいいるのは、なかなか厳しい感じはします。それは「レセプションアタッカーが未熟」と言うべきなのか、それとも「本来レセプションをさせるべき選手ではないのに人材不足でやらざるを得ない」と言うべきなのか。日立の長内などは、後者の表現が当てはまりそうではありますが。
代表組では、久光の石井なんかはVだと結構悠々とやっていて、さすがと言えばさすがですし、やっぱりVは甘いなと言えばそうですし。一方でNECの古賀はVでも同じような感じで苦労していて、要は向いていないんじゃないかと思わざるを得ません。

というわけで暗めの話題も多いですが、フル観戦二年目で馴染みの選手も増えて、楽しいは楽しいです。(笑)


(個別)

NEC(昨季優勝)

・チームの態をなしていない。軸が無い、ないしはブレている。
・近江と鳥越が抜けて本来なら残りの優勝メンバー、古賀や山口がまずは中心になるべき/はずでしたが。
・山口がコンディション不良という噂もありますが大卒新人塚田を正セッターにしてしまったことによって、塚田と同じく大卒新人で気心の知れた山内の二人の方に軸が自然移動してしまって、元々"先輩"とは言え年齢的には彼女たちと変わらないか下である古賀や柳田の存在が凄く中途半端な感じに。
・柳田をキャプテンにしたのはそこらへんで何とか重さを出そうということなのかも知れませんが、いかんせん"エキストラアタッカー"的な選手なのでスタイル的に柄じゃない感が強い。
・ミドルでは全日本の島村が昨季に引き続き謎の冷遇をされているので、塚田・山内一派(笑)は同年代の上野を引き入れて派閥固めを狙っているのではないかみたいなそういう風にも見えます。(笑)
・とにかく非常にマズい編成に見えます。古賀が素直な性格なので、まだ決定的な亀裂には至っていないようですが。でもじゃあすんなり「塚田・山内」のチームになることを、実績では圧倒的に上の古賀がすんなり受け入れられるのか。
・せめて塚田の"司令塔"ぶりが冴えていれば実力でとも言えるんですが、トスは固いし組み立ては単調(寄せるにしろ散らすにしろ)だし、今のところとてもそういうレベルには。"合う"選手以外とは合わないみたいな、融通の利かない感じもしますし。
・レセプションアタッカーとしての山内は予想以上に健闘していて、このまま近江の後釜になってくれればという期待は感じますが。
・ただ顔がなあ、性格がなあ。近江の面倒見のいい「親分」な感じとは、またちょっと違う感じもします。
・Jリーグなら、古賀には移籍を勧めたいくらいな感じすらしますが。(でもVは基本的に無理)
・まあ直近デンソー戦では、いくらか全体の馴染みは良くなっているようにも見えましたがさて。
・それはそれとして古賀は恐ろしくサーブが安定していないのでなんだなんだと思っていましたが、そのデンソー戦ではいきなりサービスエースを3,4本決めていたので、要はフォーム改造中なのかも知れませんね。
・狙いがあるならいいんですけど、ただ迷ってるのなら困りものですが。
・手術明け大野が普通にフル出場しているので、それはひと安心。数少ないまともなクイックを打てる日本人ミドルですからね。

久光(同二位。以下同様)

・新鍋が露骨に手を抜いていて、笑います(笑)。それでも勝てるんだからいいんですけどね。
・今村を初めてリーグで長時間見ましたが、要は全てそこそこの万能型で、しかも守備が上手いわけではないのでそりゃ久光では永遠のバックアップだよなという感じ。他のチームなら十分レギュラーでしょうが。

日立

・長内のパンチ力、特に二段トスをストレートに打ち抜くプレーは魅力ですね。他は色々と問題がありますが。
・コンディションがまずまず回復して来た栗原もさすがのプレーですが、逆に現代表世代の選手たちの完成度の低さが浮き彫りになる感じで、複雑な気分。
・スポーツ選手らしからぬ化粧の濃さが嫌いだった佐藤あり紗が、髪型が変わって少し可愛く見えて来たのが悔しいです。(笑)

JT

・奥村少し太りましたかね。代表の時ほどの切れが感じられません。
・田中瑞希は上手いですね。攻撃型の内瀬戸というかパワー型の新鍋というか。守備はそこまでのレベルではないですけど。
・琴ちゃん(井上)の出番が少ないのは寂しいですが、怪我持ちのようなので代表シーズンまでは、のんびりやってもらうのもありかなと。
・代表で当たった時も思いましたが、ミハイロビッチはそれほどの選手ではないですね。"かさ"にはかかって来ますけど、本当にチームを勝たせる選手ではない。
・あとお呼びでない"胸ポチ"は何とかして欲しい。日本ならいい下着あるでしょ。(真面目)
・田中美咲は単純に動けてないですねえ。覇気も無い。美人ですけど。
・MB芥川のスピードとパンチは魅力。NEC大野のライバルという感じ。

トヨタ車体

・ネリマン超優良。もう少し他に打ち手のいるチームにいれば。NECとか。
・荒木もいるし、そんなに落ちるチームとは思えませんが、ネリマンのプレーが前向きなだけに、もう少し人材を揃えてあげたい。

東レ

黒後はサーブで狙われて崩されても崩されても、次の試合の時はケロッとしているのがいいところですね。
・最近では、崩されたその試合中でももう立ち直ってる感じですし、レシーブ力自体も多少は向上している気がします。
・スパイクについてもその鈍感力的冷静さが、有効性を増している感じ。高さはそこまで無いですが。
・堀川は駄目ですね。センスが無いというか機械的なプレーに終始しています。(同じサウスポーエースの久光の)長岡もそういうところが無いわけではないので、物の見事に下位互換。

デンソー

鍋谷バックアタックが切れ切れです。完全に何かコツを掴んだ感じ。
・今代表を選ぶなら、古賀を外してでも入れるべき選手になって来ました。
・3セット取り切る持久力には問題がありますが、ハマった時の攻撃の多彩さはかなり魅力なチームで、顔だけだと思っていた(笑)田原愛里が名セッターに見える試合などもあって、川北監督やるなと。
・新人スパイカー工藤の破壊力も目を引きますが、でもそれでも180無いんだよなあ。困りもの。
・なんだかんだ古賀は高さがアドバンテージ。本来の売りでは無いと思いますが相対としてね。

上尾

・セッター冨永が完全に一本立ちした感じ。
・別に"上手く"はなっていないと思いますが、「自分がチームを勝たせる」という責任感を持った、現役では数少ないセッターになって来ていると思います。
・ほとんどの日本人セッターは、自分のプレーで精一杯ですから。または戦術依存。
・そういう意味ではやはり、(岡山)宮下のキャリアもだてではないと思います。性格は不器用でも。
・ケニアの変則強打は威力はありますが、根気か体力に問題があるのか、活躍した次のセットは決まって休もうとするので、取り扱い注意かなと。(笑)

おまけ。V・チャレンジI(二部)の数試合より。

・PFU江畑完全復活気配。
・故障持ちで体力には配慮する必要があるでしょうが、真面目に代表のラストピースになり得るコンディションに見えました。
・栗原同様、やはり"ロンドン"(まで)戦士はレベルが違いますね。年齢的には、現代表選手とほとんど変わらない(満28)ですし。
・久しぶりに長い時間上げてるのを見ましたが、宮下の合ってるのか合ってないのか、打ってみるまで分からない感じのトスは不思議。岡山の戦術もあるんでしょうけど。
・改めて研究したいなと。(DAZNさんもっと中継お願い)


という感じです。
今週末は川崎でNECのホーム戦があるので、生観戦デビューして来ます。
Vリーグはほとんど首都圏開催が無い(圧倒的に西中心)ので、そこが難点ですね。


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テーマ:バレーボール
ジャンル:スポーツ
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