色々重なって崩壊気味/大宮-東京V(’18)、東京V-町田(’18)、東京V-金沢(’18)

それにしても3連敗とは・・・と、思いかけましたが。

J2第11節 東京V ●0-2〇 大宮(NACK)
J2第12節 東京V ●1-4〇 町田(味スタ)
J2第13節 東京V ●0-1〇 金沢(味スタ)

前回の"3連戦""3引き分け"だったので、割りとこう、一つの流れを止められない体質なのかもしれませんねこのチームは。慣性の法則に素直というか。(笑)



大宮戦

・結構大きめの改革が行われた試合かなと。
・後で言うように、"改革"自体の是非には僕は少し疑問があるんですが。
・ただ当面の問題としては、それはそれなりに成功した方だったのではないかと。

・具体的には、3-0で勝った前の試合から大きく変えて、3センターから2ボラへ。そこに潮音を残してこうたをシャドーに上げての3-4-2-1へ。
・これの意味するものは・・・"井上潮音の育成モード"放棄かなと。
・断念。早くもというか。
・プロ入り以来のプレーを見れば、潮音が2ボラで広範に関わりながら自己判断で攻守を使い分けるのが最もやり易そうなのは明らか。
・ただそれだけだと少し自己中心に傾き過ぎるので、より"受け身"で流れに合わせる形のプレーを覚えさせようとしていたのが3センターのインサイドでの今年の起用だったはずですが。
・潮音のプレーはともかくチームの成績は上々の中での、いきなりのちゃぶ台返しというか盆に返った覆水というか。(笑)
・それでいいなら今までのは何だったんだという。
・一種の"潮音システム"で、それだけやはりロティーナが潮音を重視している期待しているということではあると思いますが。
・潮音のプレーにチームの帰趨を賭けているというか。前回も言ったように。
・何せほぼ完璧に機能していた渡辺こうたのポジションを、変えてまでですからね。
・逆に言うと"好成績"の中でもチーム全体の出来には、ロティーナは全く満足していなかったというか大きな不安を感じていたという事かなと思いますが。
・それにしても、"動いた"なあという。

・その結果がどうかというと。
・チームの機能性としては、それなりにスムーズなものが見られていたと思います。
・潮音は明らかにやり易そうというか普段着のプレーを見せていました(特段の覇気は感じられなかったですが)し。
・こうたも特に問題なく、林陵平と共にシャドーをこなしていました。
・というかまあ、やっぱり2シャドーor3トップの方がいいんだろうなこのチームはと、改めて。
・潮音云々とはまた別に。
・要はロティーナというのは余り"動き"のイメージは無い、"流動性"を活かすのは苦手なので。
最初からスペースに人を配置して、それを少しずつずらす動かす、"将棋を打つ"方が、やり易いんだろうという。
・まあ"2トップ"が機能していたようには元々見えなかったですが、久しぶりに3トップを見てみると改めて。
・右FW林の利き方には開幕時の藤本を思わせるものもあって、やはりこの形が得意なんだろうなロティーナはという。
・というわけで"凄く力強い"というか"改革の新鮮味爆発"とかではなかったものの。
・機能するべく機能していたチームにはスムーズさとそれなりの美しさなどもあって。
・前半は結構おおと思いながら見ていたんですが。
・しかし点が取れない内にやや不注意なディフェンスとシモビッチの個の力で先制されて以降は。
・前半から随所で劣勢ではあった大宮との個々の能力差がじわじわと効いて来て手詰まりになって。
・試合を閉じにかかった大宮を攻めあぐむ中で駄目押し点まで取られて、ゲーム終了。

・この試合自体の反省としては、一方で大宮相手の詰めの甘さ、そして仮にJ1に上がったら常にこれくらいの1対1は覚悟しなければならないんだろうなという戒めはありつつも。
・ただ"基本形"としてはこれでいいのではないか、チーム作りの流れとしての疑問はあるものの理論的には最適解に近いものが見られた気がすると、そういうものでした。


町田戦

暗転
・前節でも見えていた不安・欠点が、一気に拡張されて表れてしまった、そういう試合でした。

・メンバーは前節から、右WBの田村を梶川に代えて、更に左の奈良輪と左右交代させた形。
・要は基本形は維持しつつ、攻め切れなかった反省からそこに梶川の推進力と個人技を加えたと。
・梶川のポジションは意外ではありましたが、筋道としては分かる話。
・潮音のプレー、及び"潮音システム"自体は、引き続き安定していたと思います。
安定はね。
・特に繰り返しますが潮音個人のプレーは、悪いとは思わなかったです。
・ただ何というか、全体として淡白で、覇気が無い。
・悪い意味で、"安定"していたというか。
・特に場面転換(トランジション)の時の動きが、いちいちおかしい。
・緩慢かつ乱雑。
・練習でやっていることが、出来ていたようには思えない。
・そんなに動くの嫌かという。
・「安定」。(笑)
・結果特に守備時のロティーナ下ではちょっと見たことが無いようなミスの連発を突かれて、自滅気味に4失点。
・そう言えば先制してたんでしたっけ。(笑)
・あそこまでは何というか、"システム"が機能していたというか"形"の力でやれていたというか。
・攻勢の気分がいい時は、それなりにやれていたというか。
・だからはっきり言えば、チームとしてのモラルの崩壊が、根本的な敗因だと思います。
・しばらく"お得意"にしていた町田に対して、戦術的優位がそこまで覆されていたようには見えなかったですし。
・やれてなかった、やる気が無かった。
・足りなかった。
・恒例の潮音の交代も、この試合に関しては思考停止気味というか、癖でやってるだけに見えましたね。
・ちょっと腹立たしかったです。
・その後次々繰り出した交代策も、何一つ機能せず。
・まあ出ずっぱりの奈良輪に対するものも含めて、"疲労対策"という意図もあったんでしょうけど。
・どうもなんか、色々と的に当たっていないというかチームを把握しきれていないなあという。
・さあて。


金沢戦

・そして潮音外し
・フォーメーションは変えず、代わりにはそのまま梶川。
・流れもあるでしょうが、これを見ると「潮音システム」であると同時に「ボランチのゲームメイクに期待する」システムでもあるのかなという。
"司令塔"システムというか。
・それもあって、(好調の)渡辺こうたの位置を動かせた。
・そう言えば前に、3センター特に潮音こうたコンビに"N-BOX"(の"N")的なチームを動かす働きを期待している気がするということをちらっと言いましたが。
・二人まとめて「落第」ということ?

・で、結果は・・・
・何をかいわんやという感じの試合に。
・指す手の一つ一つが虚しいというか。
・短期的に言うと、大宮戦で施された、効率的ではあるけれど"安易"でもある最適化の効果が、一試合ごとに順調に切れて行った・来た的な。
・その中心であった潮音の不在が、影響したのかは何とも言えませんが。
・この試合はむしろ、そのシステムの助けを得ていっとき輝いた右FW林の、根本的にはしかし開幕から変わっていない/目につき続けているプレーの大雑把さが凄く露呈した試合だったかなという。
・というかまあ、10年前(約)に入団して以来な気もしますけど。(笑)
・この選手てきとうですよね。細かさが無いというか。
・いい意味でのヴェルディ的な。
本当にウチ出身なのかという。(笑)
・嬉々として出て行って嫌々帰って来たのではないかという。(笑)
・それはともかく、去年水戸でやっていたらしい、"点だけ取る"ストライカープレーあたりが、多分合っている選手なんでしょう、事前に何人かの人が言っていたように。
・どうも好きになれないです。技術が無いなら、諦めもつきますけど。ある分"全力"を出していない感。
・増してむしろ外し続けていますしこの連戦は。決めてもいる一方で。
・ただ長期的には、チーム自体のすり減り感というか惰性感の方が、主因なのは明らかだと思いますが。
・"疲れ"・・・は勿論あるでしょうけど、ただ相対的にはロティーナのやり方は、"疲れない""無駄に頑張らないでいい"というのが特徴なはずなので。
・「原因」としての疲労は、"駄目押し"的に受け取るのが妥当というか筋というか。
・あえて言うなら、"頑張らせない""頑張りを喚起しない"ロティーナのやり方の特徴が、負担の大きくなる連戦でパフォーマンス劣化・停滞の歯止めを利かなくさせていると、そういうことはあるかも知れません。
・前回の"3引き分け"あたりと合わせるとね。
・頑張らない前提なので、逆に疲労を意識しやすい状態になるとか?
・まああるかも。
・辛いと思えば、何でも辛い。自分を許し始めるときりがない。
ビバ!ブラック!(いや、それは)
・まあ難しいですね、匙加減は。結果の表裏は。

・ただそういう"体質"的なこととは別に、今季どうも問題ではないかと感じるのは。
・ちょっと"変え"過ぎじゃないの?という、やはり。
・開幕の4-3-3"藤本システム"から始まって、4節大分戦途中からの3バック変更、そこに更に意味付けを加えた感じの2トップ固定。
・それで一応結果も出ている中での、3センターから2ボラ変更3トップ復活の3-4-2-1(3-4-3)。
・単純に頻繁に変えているというだけではなくて、変えたタイミングや意味が今一つ僕にはよく分からないという意味でも、どうも釈然としません。
・大分戦きっかけであんなに慌てて上手く行っていた4-3-3を変更したのもよく分からなかったですし、到底自分のやり方とも思えない(縦気味とはいえ)2トップにこだわっていたのも、あるいはそれを算数的に帰結したのかもしれない潮音育成の3センターを、こだわるならこだわればいいのにそれもあっさりやめてしまう。
・一つ一つに一定の理を見出すことは不可能ではないんですけど、どうも急ぎ過ぎというか焦り過ぎというか、不安定な印象がぬぐえません。
・例の勝利した開幕千葉戦後の妙に悲観的な会見から既にそうだったかも知れませんが、今年のロティーナを支配しているのは「不安」「悲観」なのかなと。
・あるいは「不満」か。ヴェルディの選手に対する。
・逆に自分の特に攻撃の構成の手腕についての「不満」「自信の無さ」が、頻繁な変更の挙句の(僕の解釈が正しければ)"司令塔"システムへの帰着にあらわれたりもしているのかなとか。
・いつも調子が悪いわけではないんですけど、不定期にしかし確実に、何か"衝動"が出て来る感じ。
・なんなんだろうなという。
・理論的には、サッカーをメカニカルに、割りと直近の対相手的対状況的"理"で考える基本的な立場が、影響しているとは思うんですが。
・そういう「手癖」。ないし「理由」付け。
・ただ"理論"派の人がどう無視・軽視しようとしても、生き物としてのチームの"流れ"みたいなものは今の人類の段階では厳然としてあるので。(笑)
・簡単に言えば、当事者の納得感の薄い頻繁な"変更"は、やはりモチベーションの風化というかはいはい言われたとおりにやればいいんでしょという"惰性"化を、生んでしまうと思うんですよね。
・それが一つ、今のヴェルディの状態。
・色々やってるけど一つ一つが軽いというか、常に"暫定"的な感じ。
・それが肉体的負担が大きい、思考停止もしやすい連戦の中で、つい出てしまうという。
・一回リフレッシュすればまた変わるかもしれませんが、多分また起きる、似たような状況で。
・あるいはその"色々"の中で何が重点なのか、何が優先するのか、その整理が必要な状況なのかも。
・この試合なんかは単純に、ほとんど全ての局面でプレッシャーが緩かったですよね。流れ作業という以上の"判断"が、感じられなかったというか。
・"規則"は多分守っている、ただかなり消極的に、気の無い感じで。

・だからまた変えるのか。あるいは何か一つのやり方で性根を据えるのか。
・一息ついたところで注目ではありますが。
・まあ3連敗したやり方を変えないというのも難しいでしょうから、変えて来るとは思いますが。
・ただあれも駄目これも駄目という感じでここまで来てしまったので、そんなに手は残っていないですけどね。
・潮音にも"駄目出し"してしまった以上、いい印象のままケチが付いていない、「藤本システム」の復活とか?
・後ろが3か4かはともかく、前線はやはり3の方がいいと思いますけどね。
・流れだけ見るとほとんど「解任」監督の流れですけど、でもそんなに悪くは今季なっていないというかロティーナが勝手にあたふたしているように、僕には見えるんですけど。(笑)
いきなり辞めたりして(笑)。おいおい。
・まあヨーロッパからオファーは来てるかも知れませんけど。
・それで最後っ屁で色々やってみてるとか?駄目もとで。
・まあ根拠の無い暗い憶測はこれくらいにして。

・あとなんかあったっけ。
・そうそう、ふと気付いたんですけどロティーナ下で目に見えて"育った"選手って、「アラン」「安西」「渡辺こうた」「林昇吾」と、いずれも大きく言えば"ドリブラー"タイプなんですよね。
・だから"動き"を作り出すのは苦手だけれど、逆に既にある"動き"に「秩序」を与えるのが、ロティーナの一番の得意なのかなという。
・逆に秩序しかないからいったん止まっちゃうととことん止まるという(笑)。そういうタイプ。
・まあ"動かす"よりは、"やり直し"の方かな?そういう意味で、"変え"たがるのかも知れない。


以上、GW3連戦及びここまでのロティーナ・ヴェルディの、総括的なまとめでした。
なんかシーズン終了後にも同じことを書いていそうな予感が無くも無いんですけど(笑)、いったん忘れることにします。(笑)


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決めつけは一段階で止めたほうが良いです。
決めつけ→それを基にした決めつけに転ずる、といった恥ずかしい論調が多いです。
暴走した論文を読むのは苦痛ですので以後頑張ってくださいね。

No title

心当たりがあり過ぎてよく分からないんですが、具体的にどこら辺が特に気に食わなかったんでしょうか。(笑)
あと「決めつけ」と「仮定」の区別はどう考えていますか?
今週の所長さん

イ・セウン 様

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