2018年05月29日 (火) | 編集 |

東村芽依さん。
欅坂46の、"アンダー"(二軍)という名目ではありますが乃木坂のように競争の結果自然発生したわけではなくそもそも加入時期が違うので"二期生"と言った方がいいような気はするけどしかし家庭の事情で遅れて"一期生"入りした長濱ねるの加入と併せて発表されたプロジェクトなので時期的にそこまではっきりしていなくてあえて言えば「一・五期生」みたいなそんな微妙な位置づけのグループ"ひらがなけやき"ことけやき坂46のメンバー。(長い)
"微妙"ではありますがその分乃木坂の"アンダー"より独立性は高くて、4月からは単独冠番組『ひらがな推し』も開始され、さぞかし内外からの厚遇への羨望の声が聴かれていそうな(笑)そういうグループ。
東村さんはその中で当初から「目立たない」

ことで目立っていましたが、最近は割りと普通に(笑)目立っている気もします。
で、この"ひらがなけやき"ですけど、実は僕あんまり好きじゃなかったんですよね、割りと最近まで。(笑)
多人数グループながらメンバー間の仲の良い感じが魅力の乃木坂&欅坂、更に"プロフェッショナル"な乃木坂に対して独特の緩い感じが特徴だった欅坂、ではあるんですが、それにしてもけやき坂は緊張感無さ過ぎだろという(笑)。"緩い"ではなくて、"リラックス"の方ですけど。
特に互いにいじり合いながらもそれでもそれなりに"期の違い"を意識・尊重している乃木坂に対して、ひらがなけやきの漢字欅への"気にしなさ過ぎ"はちょっとたまに不愉快というか、逆に"期が違う"「面白み」を削いでいる感じで、リラックスすりゃいいってもんじゃねえんだぞ人に見られてることを忘れてるんじゃないの?と説教おじさんになりたくなる時がありました。
ひょっとすると上で言ったような"微妙"な位置付けゆえに、中では本当に「期は違わない」という扱いになってるのかも知れませんが、そうは言ってもオーディションの時期は違うわけだしそれ以上に世間的実績も違うわけで、裏で仲良くするのはいいけれどそれを他人に話す時は一定の配慮は欲しいよなと、どうしてもそう思ってしまったんですが。こっちはテレビに映ってるものだけを見ているわけで。
"坂道"恒例の深夜ドラマ(『Re:Mind』)も、なんかふてぶてしくてフレッシュ感が無くて、初回で見るのやめてしまいました。
ただそんな中でもぼちぼちはやっぱり目に留まるコはいて(笑)、早くから目立っていた"素"過ぎて"天然"の色気ゼロ無駄美少女の"ラーメン大好き"斎藤京子さん

を筆頭に、ちょっと足りない感じだけど一貫した謎のシリアスなテンションで笑わせてくれる加藤史帆さん

や、勿論口数少なで出番は多くないけれど東村さんも、なんか引っかかるなと思いながら見ていました。
今回も"加藤史帆か"東村芽依か"は結構悩んだんですけどね(笑)。ただ加藤さんあんまりフォトジェニックじゃないんで(笑)。止まってるとただのヤンキーみたいにも見える。東村さんは東村さんで、表情の種類はまだあんまり多くはないんですけど。
とにかくそんな評価の低かった僕のひらがなけやきの見方が変わったのは・・・やっぱり『ひらがな推し』ですかね。
その前からうっすらと感じてはいたんですが、折々に。影山&高本の"パリピ"宣言あたりからかな?(笑)
何だよアイドルでパリピって。殴るぞ。(笑)
要は彼女たちは"甘やかされてる"のでも"舐めてる"のでもなくて、単にそういうコたちなのではないか、振り切っているのではないか。「乃木坂/欅坂」の枠で考える方が間違いなのではないかと。
乃木→欅も結構ギャップはあったろうと思いますが、あれは今考えると"タイプ"の違いというか"演出""プロデュース"の個性の違いというか、そういう範囲で一応は了解出来る気がします。一方でひらがなは、同じ"KEYAKI"の枠内ではあるはずなんですが、何か「生き物」として違うというか、ジェネレーションないしカルチャーの違いと言った方がいいような。
とはいえ平均年齢で言うと、手元の計算で漢字が19,7才、ひらがなが18.2才、多少は違うけれどそんなに違うというほどでもない。元より中でも幅はあるわけで、年齢+リードメンバー+演出・プロデュースの何かの結果が、こういうギャップを生んでるんでしょうけどね。オーディション時点では、むしろ乃木と欅の間の方に、最初から「方針」の違いはあったと推測されますし。漢字とひらがなは、本来は同傾向のはず。
乃木と欅の「計画」的な違いを越えた自然発生的な違いというか、今時の若いコの何かのポテンシャルが化けて行く様を運営側が的確に"拾って"育てたと、そんな感じなんだろうと思いますが。最初から「冠番組」二つとか、それで二番煎じにならずにすむ個性が発生するとか、そこまで大それた計画を立てられるわけが無いですからね。
とにかく一見漢字欅の人気に"ぶら下がって"甘やかされているようにも見えたひらがなのコたちが、与えられた冠番組で全く堂々と、生き生きと、そうであるのが当たり前のように"独立した"グループとして振る舞っている様に、認識を新たにしたというか蓄積したネガティブ要素が一気にプラスに転換したというか(笑)、そういう感じでした。
『Re:Mind』も面白かったのかなあ、でもあれはなあ、全体が"ふてぶてしい"だけでなく、斎藤京子の「落ち着き」を余りにも安直に「ふてぶてしさ」として役柄化していたのが、どうしても気に食わなかったんですよね。違うんだよなあと。
漢字欅の二つのドラマ(『徳山大五郎』『残酷な観客達』)が、メンバーの"素"を巧妙に役柄化+αしていたのとは対照的に。まあいいですけど。
とにかく一転して"ひらがな推し"の、尻の軽い僕です。(笑)
まあ"犬"だと思うと腹の立つ性格も、"猫"だと分かってしまえば可愛く思えるみたいな、あくまで例えですがそういう感じです。(笑)
"本能"は裁けないというか。
勿論単純にみんながみんなパリピだということではなくて(笑)、例えばその"パリピ"に代表される新世代の「リラックス」が、今までにもあった類型をそれぞれ別な形で表現しているという。
気に入ってるのは例えば"ラップ"少女として勇ましく登場して来た富田鈴花の、実は"ぼっち"の切ない感じがアニメの登場人物みたいというかひと世代遡ってむしろ"ロック"っぽいところとか、周りが猛々しいからこそ目立つ河田陽菜の"可憐な美少女"ぶりの「本物」感とか。
負けん気バスケ少女渡邉美穂の、いよいよやばい"無駄美少女"感"お猿"感も、一周回って可愛い。(笑)
"パリピ"方面でもう一度言うと、乃木なら桜井、欅なら菅井に当たる"仕切りのお姉さん役"の佐々木久美が、確かにその役割にはちゃんと当てはまってるんだけど、個人としては十分にぶち切れているというか底が抜けている感じなのは、ひらがなならではの部分と言えるかなと。
そう言えば今挙げた佐々木以外の3人は"ひらがな"の中では「二期」にあたるんですが、割りと「一期」を立てるところもあるのでやっぱり「欅」と「けやき」の上下前後関係が、そもそも曖昧に設定されているのかも知れませんね。まあもうひらがなは、"ぶち切れて"いるということでそれで僕はいいんですけど。(笑)
話ようやく戻して東村さんですが。(笑)
"系統""類型"としては明らかに、本人も好きだという

渡辺梨加

と同様の、"内気・人見知り・訥弁・声小さい"系になるわけですが、内実はどうも違う気がします。
渡辺梨加さんはまあ、多少"黒い"ところがたまに見えるとは言え(笑)、内気は内気、人見知りは人見知りなんでしょう、確かに。"黒い"というのも、要は"内弁慶"というやつで。
でも東村さんの場合は表れは似ていても、むしろ人"見知らな"いというか、そもそも他人に関心が無い、配慮しないゆえ(笑)のコミュニケーションギャップで、「弱い」ものは余り感じないんですよね。声も出させてみると、割りとあっさり大きいのが出ますし。(笑)
"演技"とまでは思いませんけど、何か見る側の好意的な誤解・同情で成り立っているようなところかあるような気がします。独立したらぱるるみたいに、ペラペラ喋るとか?(笑)
含めて一種の"可愛いの天才"みたいなところはあって、単純に"バレる"とかそういう感じにはならないだろうと思いますけど。これから積極性を出して来ても、やっぱり"東村芽衣"ではあり続けると思うんですけどね。
とにかく芯は強くて、その"強さ"と現状の対人の"不器用さ"と、あくまで"内気な美少女"幻想を強固に支えるルックスの"ハマり"感を、何か複合的に楽しんでいる感じ。
同じカテゴリーで渡辺梨加が"集大成"だとしたら、東村さんはやはり新世代というか新しい周期の最初というか、そんな感じ。繰り返す幻想。
ま、よく分かんないす。
目の前にしたら本当に、「最近のコは分かんねえなあ」という感じになると思います。(笑)
ひらがなけやき自体も現在進行形、これからどんどん謎の扉を開けてくれそう。
1998年8月23日生まれ。乙女座のO型。(エケペディア)
あれ、また乙女座だ。ファン・ビンビン、イ・セウンに続いて。単に好きなのかな。(笑)
とにかく以上、ひらがなけやきのイカれ具合が実は好きだということを最近発見したという、話でした。(笑)
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