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’18.10月期の地上波アニメ
2018年11月07日 (水) | 編集 |
いつもは扱わない"続編"ものも含めて4本とかなり少なめですが、特に不作というよりも僕側の見切りが早くなったというか"基準"が高くなっているのが、主な理由です。
中国ドラマ(と女流麻雀(笑))熱の割りを食ったという面も、少なからず。
『SSSS.GRIDMAN』とかは暇なら全然見ていいレベルなんですけどね。嫌いではない。


転生したらスライムだった件 (Wiki)

原作 - 伏瀬
監督 - 菊地康仁
副監督 - 中山敦史
シリーズ構成 - 筆安一幸
音響監督 - 明田川仁

原作はweb小説。
"スライムとして転生した"苦悩を中心としたカフカ『変身』的な作品かと思ったら、違うようです。(笑)
むしろ最近割りと多い、"チート"主人公もの。あえて言えば、"チート"な能力をどのように使えばみんなが幸せになれるかという、社会批評的な作品?
監督は『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』の人。うん、まあ嫌いではなかった。
副監督は・・・特に実績があるわけではないようですね。だからよくある"ベテランによる補助"ではなくて、普通にアシスタント的な立場、むしろ副監督の方の育成用というか。
構成は"筆安"名義だと『少女終末旅行』あたりが印象的、"ふでやす"名義だとはじめの一歩やミルキィホームズシリーズあたりが代表作。
音響監督は斯界の第一人者。どんだけ仕事してるんだというくらい名前見ますが。本当に本人がやってるのかなとそろそろ。(笑)
今後もどんどん"種族"が増えて行くようで、どれだけ広がるんだろう、そしてそれを例の"ドラゴン"の存在がどうまとめていくんだろうと、展望としてはそんな感じでしょうか。
主人公の"独白"が割りと好きですね、いちいち的確な感じがするというか。


ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 (Wiki)

原作 - 荒木飛呂彦
総監督 - 津田尚克
監督 - 木村泰大髙橋秀弥
シリーズ構成 - 小林靖子
音響監督 - 岩浪美和

"監督"の部分に変化があるようなので、1stシリーズ以来のチェック。
原作はまあ、うん(笑)。原作者のヴィジュアルが若々しいというかおしゃれさんで、なるほどなと思いました。
総監督は未だにWikiがないですが、他に『妖狐×僕SS』などでも監督は努めています。でもまあ、"ジョジョの人"ですよね。(笑)
監督の一人木村氏は、『三者三葉』の人。高橋氏の方は『競女!!!!!!!!』や、おお『覆面系ノイズ』の人か。格的には単独監督で全然良さそうですけどね。まあ津田氏の位置づけともども、何か独特な体制で作っている作品ではあるんでしょうね、具体的にはよく分かりませんが。
音響監督は・・・こちらは"第二人者"の一人?(笑)。こんな名前ですが男性なんですね。この人の作品数もなんか凄まじくって、つまり音響監督って、意外と一本一本の拘束時間は短くて掛け持ちし易い仕事なのかなという感じ。あるいはスタジオにいっ放しで、はい次はい次みたいな感じとか?


ソードアート・オンライン アリシゼーション (Wiki)

原作 - 川原礫
監督 - 小野学
助監督 - 佐久間貴史
音響監督 - 岩浪美和

別原作者によるスピンオフ『ガンゲイル・オンライン』が面白かったので、つい(?)見始めてしまいましたが、よく考えると僕直接の前作の『Ⅱ』は見てないんですよね。つまりそもそもの『Ⅰ』(にあたるもの)を、余り面白いと思わなかったということですが。
で、これはというと、『ガンゲイル』程は面白くないけど、記憶にある『Ⅰ』よりはだいぶ見られる感じ。
・・・ふーむ、監督が違うんですね、"伊藤智彦"という人から"小野学"に変わっている。まあ原作者自体が、経験を積んでこなれて来たとか、そういう可能性もあるかもしれませんが。
その"新"監督は・・・なんだ『咲-Saki-』シリーズの人じゃないか、言ってよ!(別に誰も隠してはいない)
どうりでと、本当のところは定かではないですが、自分的には気持ちよく納得。(笑)
一度切ったやつを拾うのって、抵抗あるんですよね、何か理由付けが欲しい。(笑)
助監督は『OneRoom』シリーズの人・・・と言っても覚えてない。そんなのがあった記憶はあるんですけど。いずれにしても別に駆け出しというわけではないようなので、割りと対等に近い感じでサポートしているのかなと。人気シリーズ(SAOが)なので、惜しまず人材を投入した?
シリーズ構成は無し。これは「Ⅰ」の時からの伝統みたいですね。まあ原作者がやってるということかな?
そもそも「Ⅰ」が気に入らなかったのは仮想世界の描き方が陳腐に感じたからなんですが、ガンゲイルも今回のこれも、現実世界との関わり方、出たり入ったりの感じ(の方)が割りと面白いと思います。


ゴブリンスレイヤー (Wiki)

原作 - 蝸牛くも
監督 - 尾崎隆晴
シリーズ構成 - 倉田英之
音響監督 - 明田川仁

原作はラノベ。
監督は撮影監督出身者で、監督としての過去作は『PERSONA5 THE ANIMATION THE DAY BREAKERS』(分からん)と『少女終末旅行』。
構成は『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『神のみぞ知るセカイ』『DRIFTERS』『メイドインアビス』などのひと。メイドインアビスなあ。
撮影監督出身の割りには特に映像派な印象は無いんですが、そういう仕事でもないのかな?いずれにしても、文学的とも感じる独特の暗くかつ乾いた世界観の印象が、強い作品。基本は戦闘とサバイバルのリアリズムなんでしょうが、"ゴブリンスレイヤー"のパーソナリティにはもう一周ひねくれたところも感じるので、世界観の着地点にはまだ見えてない部分もあるのではないかと、そんな感じがします。全部話してないんじゃないかというか。
ただの"不器用"な人の可能性もありますが。(笑)


結局今回は音響監督については、"第一人者"と"第二人者"(笑)の二人で分け合ってしまいましたね。昔はそこまで感じなかったんですが、最近はどうも寡占化が進んでいる気がしないでもないです。この二人に鶴岡陽太飯田里樹あたりを加えれば、ほとんどカバー出来る気がするというか。印象ですけど。
何でしょうね、業界が保守化してるとか?まあこれだけでは何とも。(笑)
ともかく今期も皆さん良いアニメライフを・・・と締めたいところなんですが、今期のキー局の深夜アニメの質、低過ぎませんか?僕の基準が厳しくなり過ぎているだけ?上に挙げたのも全部MXで、一本も他に見るもの無いですからね、僕は。"メジャー"局の貫禄はどこへという感じです。
NHKアニメとかもそうなんですけど、素材や作風が、ちょっと"裏"に寄せ過ぎな感じはするんですよね。もっといい意味での「保守」性が、この場合は欲しい気がします。怪しいのはMXに任せて。(笑)


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