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上昇機運?/J1参入プレーオフ1回戦 大宮-東京V
2018年11月26日 (月) | 編集 |
なんかやけに"面白い"感じになって来たじゃあありませんか。

J1参入プレーオフ1回戦 東京V 〇1-0● 大宮(NACK5)


GK 上福元
DF 田村、井林、平
MF 内田、井上潮、奈良輪(→71'レアンドロ)、香川
FW 渡辺皓(→64'李)、林陵(→74'若狭)、佐藤優


・シーズン終盤の戦い方からして。
仮に勝ち進むにしても一戦一戦何とかやりくりして行く、息も絶え絶えの戦いが続くものと覚悟していたわけですが。(笑)
・年に一度、J2チームが全国のサッカーファンの注視を一身に浴びて行われるこの晴れの舞台(?)で、我がヴェルディが披露したのはやけにリフレッシュした、"華麗"とも言えるポゼッションスタイルでした。
・いつもこんなんだと思われると困るというか、これでは僕の日頃の愚痴が、ただの身の程知らずの贅沢、いちゃもんだと思われてしまうと、逆に心配になるくらいで。(笑)
・分かる分かる、ボールは持てるけど決定力不足なんだよねありがちありがち、いやそうじゃないんだそういうことでは、それ以前の問題として色々と・・・
・まあいいや。どうだ、かっこいいだろ。(開き直り)
・とにかくほとんどシティの試合を見ている時のような気分で、70%になんなんとする"ポゼッション率"の数字を眺めていた、途中まででありました。

・勿論大宮のロープレッシャーや布陣のミスという問題はあったわけですが。
・それにしても、レギュラーシーズン後半にも時々は現れた、"持てちゃってる""ボールが快調に回っちゃってる"状態に比べても。
・やけに堂々としてリラックスした、「これが自分たちのサッカーだ」感の漂う、ヴェルディの戦い方でした。
・前の試合、最終節町田戦についての僕のまとめとしては。
「何が出来て何が出来ないのかの再整理」を行った試合であり、また次の大宮戦については恐らくはその延長というよりも「対大宮」の戦い方をまたセットして来るのではないかということでしたが。
・後者については、引き分けで良い大宮に対してこちらから仕掛ける戦いという一般的な意味ではそういう面も無かったわけではないでしょうが、ただそういう"一戦一戦"というよりも"スタイル"感の強い戦いだという感想に、既に裏切られたわけです。
・一方"前者"のまとめの方を引き取ってみると、"出来ることと出来ないことの再整理"の結果、"出来ること"のミニマムが残るのではなく、"出来る"はずなのに"出来なく"なっていたことが改めて発見された、そういうことなのかなと。(ややこしい(笑))
・それがこの"オリジナル"ロティーナスタイルに近い、秩序だってポジショナルな、ポゼッションスタイル。
・ある種「理想」の。
・3-4-2-1で内田と潮音のドイスボランチでというのは2017年最初の連勝時の形ではありますが。
・あの時はどちらかというとリベロの永田とアンカーの内田がチームの軸で、潮音はその周りをうろちょろしていた形。
・だから今のようにがっつり潮音が中心になったロティーナサッカーというのは、過去には存在していなくて、そういう意味ではありそうでなかった理念型いうか、綺麗に言えば"完成"型なわけですが。
・ただしそこに向けてずっとチームを作っていたわけではなく(笑)、ここ最近の潮音に依存せざるを得なかった緊急スタイルとここに来てのチームメカニズムの復活が、結合した結果突如出現した理想形という感じ。(笑)
・これも前回言ったことから強引に引き取ってみると、「ミニマムな構えの中でロティーナの二年間の仕込みの底流的な力みたいなものが立ち現れて来た」と言えないことはないかも。
「出来るはずなのに出来なくなっていたこと」「二年間の仕込みの底流的な力」ということで。
・こんなロティーナヴェルディの姿を最近見たかというとまず見なかったわけですが、では"らしく"ないかというとそんなこともないので、どうですか全国のサッカーファンの皆さん!と、ぎりぎりではありますが胸を張れなくは、まあないかなと。(笑)

・一つのドライなパターン認識の問題としては。
・これは前にも言いましたが、ロティーナの場合、2017年シーズン当初、その後半の4-1-2-3への変更当初、そして今年の開幕当初("藤本"シフト?)と、チームが最も鮮やかな機能性を見せるのはいずれも"新チーム"の立ち上げ当初という傾向があるので。
・今回のこのチームの機能性も、インターバルは僅かではありますがレギュラーシーズンが終わって一区切りついて仕切り直した、その"新チーム"効果という面は無くはないんだと思います。
・こういうのを見ているとロティーナって本当に"変幻自在""柔軟"が持ち味なのかな、むしろ本当は一つの理想的な機能性を追求する方が本来の人なのではないのか、真面目で知識もあるのでついつい目の前の事態にいちいち"対応"してしまうんだけど、やってる内に段々頭がこんがらがって来て気が付くとチームもぼんやりして来てしまうのではないか、そんなことも思ったりするんですが。(笑)
・ハリルなんかは本当に、"いちいち"チームを作るのが性に合ってるらしいのは、見ていて伝わって来ますけどね。
・まあロティーナにも代表チームをやらせてみないと、本当の比較は出来ないかも知れませんが。
・とにかくこの試合を見て改めて思ったのは、一つ一つの変化に細かく対応することと、チームの"基準線"や"基本形"を意識しながらチームを作ることは、どちらが重要とかはとりあえず置くとしても公平に見て二つの別のレベルの作業だよなということ。
・後者の作業によってしか、達成出来ない仕事はあるというか。
・選手のレベルや監督の手腕にもよるはよるでしょうが、ただどうも変化への対応作業だけを繰り返していると、一つ一つのプレーの基準をどこに置けばいいのかどれくらいを求めるべきなのか、自分たちは何をどれくらい出来るのかが分からなくなって、気が付くと全てが低レベルに安定するというか選択肢だけが増えて強度が高まらないというか、そういうことになりがち。
・人間の頭も心も、今のところはそこまで器用に出来ていないというか。(笑)
・一般に、"選択肢"に溺れると人は無気力になりますしね。
・最低限のことしか見なくなるやらなくなる。
・まあロティーナのチーム作りが大きく間違っていたなんてことは、成績を見ても言えないわけですけど。
・ただ多分もう少し一つ一つの作業を一つ一つの"チーム"の育成を、我慢強くやるべきだったのかなと。
・開幕4戦目大分への対応でいきなり放り出してしまった、それまで上手く行っていた藤本右FW4-3-3のシステムの機能性を、(その後の試合でも)もう少し追求してみるべきではないのかというのが今年最初の僕のクレームでしたが、まあそこらへんから始まって。
・やっぱりどうも、「何をやってもどうせ暫定」という無気力は、ある時期以降チームをむしばんでいた気はしますね。
・そもそも割りと最近まで、「すぐやり方を変える」監督というのは、"駄目な監督"の代表例だったわけですよ、サッカー界において。僕の記憶では。ごく一部の奇才監督を除いて。
・ただ近年のサッカーにおける分析やディテールの言語化の進化によって、「変える」内容の充実と説得力が大幅に増したことで、"良い監督"像も少なからず変わったわけですが。
・それによって変わった部分と、でもやっぱり変わっていない部分と、両方あるとまあそういう話。とりあえずは。
・とにかく"原点回帰"してみたら、あ、ヴェルディ強いじゃんというかそうかこんなことが出来るチームだったのか今でもと、そんな高揚感に駆られたこの試合の特に前半でありました。

・で、"問題"(笑)の後半、59分の内田の退場の前後とそれ以降。
・まずその退場の前に、既に内田にはレアンドロへの交代が用意されていたという事実。
・基本的には"勝たないといけない"ヴェルディの状況からの、ロティーナの積極策ではあるわけですが。
・ただそこまで押し詰まってはいない時間帯的にも、今季一貫してほぼ不動の軸だった内田を代えるという選択にしても、随分と"積極的"な決断だったとは言えると思います。
・そのまま実現していたらどうなったのかを見たかったという気もしますがそれはそれとして。
・やっぱり内田のプレー自体に問題があるという、判断ではあったんでしょうね。
・僕の目にも、ここ最近ずっとではありますが内田の攻撃関与への意欲とその割になかなか高まらない効率と、裏腹の"本業"の若干の不安定化というのは、映ってはいたかも。
・ならいっそいなくてもいいかな"本物"の攻撃の選手を入れた方がと、"準備"を見た時には思わなくはなかったです。
・一応計3試合弱、潮音アンカーで今季戦った経験もありますし。
・ただどうでしょう、退場というアクシデントを挟みつつ内田交代後のヴェルディの戦いぶりを見ていると、やっぱりちょっとリスキーかなと、"基本形"の崩れる怖さの方が大きいかなというのが、この日の感想。
・人数が減ったことよりも、そっちの方が本質に見えましたね。
・守備が攻撃がというよりも、"ボタン"の穴が一斉にずれちゃった感じで、何をやってるのか俄然よく分からなくなってしまった。
・なまじ「基本形の立ち上げor再現」というのが、結果的なこの試合のチームの性格だっただけにね。(僕の考えによれば)
・つまり「全体」で一つの機能だったので、一個ずれるとまとめてずれる。
・そこらへんは逆に、"変化への対応"の一環ならば、割りとどうってことなかったんでしょうが。
・とにかくやっぱり"腐ってもうっちー"(笑)で、最初からそれを欠かざるを得ない次の試合は、覚悟しないといけないなとは思いました。
・どうすんでしょうね、やっぱり潮音アンカーで行くんでしょうか。
・2枚?3枚?
・せっかく"司令塔"潮音が乗って来ただけに、変に変えたくないのは変えたくないんですけど。
・でもほんとにいないんですよね、今更橋本さんを使うとも思えないし。田村ボランチはとっくにぺけにされてるっぽいし。
・まあ相手(横浜FC)が大雑把なチームなので、割りとどうにでもなるような気はしないでもないですが。攻め倒せば勝てるんじゃね?というか。
・なんか考えて、ロティーナ。(こんな時だけ(笑))
・とにかく次の次には、やっぱり是非とも戻って欲しい内田選手ではありました。

・とまあ暢気なことを言っていますが、0-0で一人少なくなった時には、これはやばいなとは思いましたよ。
・大宮の修正も利いて来て、正直流れの中で点取れそうなイメージは余り無かったですからね。
・それだけに、優平選手の神キックには感謝感謝。
・この試合はそれまでも相当気合の入ったプレーをしていましたからね、セットプレーとはいえその"流れ"のままにという感じでした。
・去年おととしは猛威を振るった平の得点力も、今年は最近ようやくスタメン復帰して来たこれもその"流れ"、上昇基調のままにという迫力で、痺れました。
・"チーム"力やねえという。強いじゃないかという。意外と。(笑)
・まあ実際大宮よりは強かったと思います。
・前半のボール支配にしろ、数的不利後の防戦にしろ、大宮の迫力不足に助けられた面は大きい。
・うちもそこまで充実したチーム状態ではないので。ただ"この一戦"の集中力では、勝ってたと思います。
・若狭の神クリアとシモビッチのシュートのポスト叩きは、"計算通り"とはとても言えないですけど。(笑)
・有難いとしか言いようが無い。
・若狭はなんかあれですよね、出場機会は多くないですけど、ロティーナは妙に上手く使っているというか、ロティーナの"期待"分の働きを、出るたびきっちりした感じの今年でしたよね。あれ以上の"期待"には、多分応えられないんでしょうけど。
・でも"成功"補強の一種かと。振り返って(笑)。まだ終わってませんが。

・他に目立ったのは、一つはやや悪い意味で上福元、頑張ってはいたけどハイボール処理には特にこの試合は不安が。
・正直上に上がったら、その部分では苦労するかも知れないなと。
・後は香川かな、少し難しかったのは。
・戦術的には凄く利いててプレー機会は多かったですけど、ボールを持ってからのクオリティは正直チームの中で一番くらいに不安というか、11人の中で少し落ちるというか。
・クロスの精度も物足りないし、ボールを離すタイミングの判断も終始見ていて少し納得の行かない感じ。
・もう少し早く離すか、むしろもっと持ち込むか。
・ていうか左利きの左サイド(ウィング)バックとして、シンプルに縦に抜けられる能力こそがそもそもの起用理由だと思うので、それをもっとやってくれないと使う意味が余り無いというか他の部分の不器用さが目立ってしまうというか。
・相手関係別にすれば、こんな時こそ奈良輪を(本来より得意な)左に回しての右で逆足起用とかの方がいいんじゃないかと、そんなことも思いながら見ていました。
・その場合は多分、香川じゃなくて林昇でもいいのかも知れないですけど。
・まあ得点に繋がる凄くいい突破もありましたし、この試合のヒーローの一人ではあると思いますけどね。
・向上して欲しい部分も多いと、チームメイト相対でと、そういうことは言えます。

・まあよく勝ちました。乗り切りました。
・レアンドロの投入も少し間が悪くて、リードしたなら本当はアランの方を前線に張らしたかったですけどね。
・レアンドロが洒落たプレーをしようとする度、少し冷や冷や。(笑)
・1点リードの数的不利での林陵との2トップ状態はかなりナンセンスで、勿論ロティーナはすぐに解消させましたけど。
・まあ含めてロティーナはでもやること全部やってくれたし、チームも最後までまとまってよくやってくれました。
・満足だし、勝ちに値した試合だったと思います。
・あれで負けてたら(分けてたら)マテウス夢に出て来そうでしたけどね。(笑)
・速い上手いもそうなんですが、動きが結構行き当たりばったりで、それが逆に何かが起こりそうで本当に嫌だった。
・やられた時に納得行きそうにないという意味も含めて。(笑)
・良かった良かった。
・次負ける気は特にしないですけと、安心出来るほど強いわけではないので、まあまた頑張りましょう。
・圧倒して勝たないかなと密かに思ってるんですけど、それは秘密で。(笑)


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
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