ヴェルディ等サッカー、漫画、アイドル 他
燃え残りのある"完敗"/J1参入プレーオフ決定戦 磐田-東京V
2018年12月10日 (月) | 編集 |
納得が行くような行かないような。

J1参入プレーオフ決定戦 東京V ●0-2〇 磐田(ヤマハ)

負けたのは納得だけど負け方には不納得?


GK 上福元
DF 田村、井林、平
MF 梶川(→46'渡辺皓)、井上潮、奈良輪(→64'李)、香川
FW 林陵、ドウグラス(→46'レアンドロ)、佐藤優


試合展開

・立ち上がりは案外余裕な感じで見ていました。
・どちらかというと攻め込まれてはいましたが、"攻めさせていた"(柱谷幸)とまでは言えなくても、圧迫感は特に無かった。
・むしろ"見下ろす"ような、少なくとも設計図のレベルではウチの方が高級品だよなやっぱりと、そういう高揚感の方が、意識を占めていたというか。
・("戦術"の)「"魔境"J2の面目を見せる」という、ある意味宣言通りというか。
・ただし思い出していたのは、(リベンジの対象としていた)「天皇杯浦和戦」ではなくて、かなり遡っての今季開幕二戦目の甲府戦、つい最近までJ1だった相手に引き分けはしたけれど終始"格上"感すら感じながら戦っていた試合。
・確かにJ1上位ランク、"個力が高いゆえの大雑把"の浦和よりも、J1/J2境界線の甲府の方が、今回の対戦相手の磐田の比較相手としては、状況的に相応しい。
・それで言い直すと少なくともJ2に落ちて来るか来ないかのレベルの"崩れた"J1"チームが相手なら、基本設計だけで単に理論的にではなくて体感的にも"優位"を感じることが出来るだけのポテンシャルはロティーナヴェルディにはあると(あったと)、それを確認しながら見ていたと、そういう感じでした。
・途中まではね。(笑)
・その内あれ?と思い出したのは、中盤でかなり負けが目立つことに気付いてから。
・計算"外"な感じの負けが。
・「磐田のプレッシャーが効いた」ということでまとめられる試合ではあったんですが、ただ「前線からの意識的圧力」、戦術的狙いをもろに感じるそれという意味では。
・松本なり町田なり、この前の横浜FCの方がよっぽど感じました。
・だからこそ最初は、割りと余裕を持って見られたわけで。
・そもそもこの日の先発の潮音・梶川というセントラルに"耐久力"が求められないのは自明なわけですが、しかし"負け"たのはそれだけが原因という事でもない。
・むしろそこから出るパス、とそのパスの受け手が作る関係性や、あるいは中盤に"入る"パスのというところの必要レベルが、普段やっている相手とこの日の磐田とでは少しギャップがあって。
・そこをさらわれたりそこらへんのずれをカバーしようとしたりする時に尚更耐久力不足が問題になったりという、そういう回転。
・磐田は磐田なりにこの日は特に中盤のプレッシャーの意識は強めだったようなんですが、それによってというよりもそれを行う選手の質、技術だったり身体能力だったりというもの、それ自体は本人が"意識"して持っているものではないわけですが、とにかくそれらの合算として、予想外のタイミングでボールを取られたり拾えなかったりというプレーが、次第に目立ってくるようになりました。
・サイドにボールが出た時にはまだ息をつく余裕も少しはあったと思いますが、真ん中とそこからの展開は段々どうしようもない感じに。
・僕自身がそういう気持ちだったからそう見えただけかも知れませんが、やっている選手たちも"段々"不安に陥って行ったように見えましたね。
・そんなに"完璧"に封じ込められていたわけではないんですが、いつ取られるか分からない不安感が、当初の落ち着きを奪って行ったというか。
・対照的に磐田の選手たちは自信を付けて行ったわけですが、それでもそんなに効率的な攻めをしていたわけでもなくて、大久保の"プライド"を感じる踏ん張りと、田口のプレースキックの質くらいですかね、正味単独でおおと思ったのは。
・それだけに前半終了間際のPKの先制点は痛かった。ある種偶発的な類のプレーにも見えただけに。
・大事な試合で優勢なチームが憎々しくも(笑)"PK"で先制点を取るというのは、意外とよく見る光景には思いますが。
・原体験は'90年イタリアW杯決勝西ドイツアルゼンチン戦の西ドイツですかね(笑)。アルゼンチン(マラドーナ)を応援していた僕は、「あんたらの方が強いけど、強いんだからちゃんと流れの中から点取ってくれよ、"一発"は弱い方に譲ってさ」と、恨めしく思ったものでした。(笑)
・ただその点が入ってしまって以降は、元々が「引き分けなら負け」というレギュレーションだったこともあり、劣勢がより目に見える形で固定されたというか、絶望感が徐々に広がって行くのを止められなかったというか。


個人能力、パススピード (&レギュレーション)

・今回この試合を見た内外のサッカーファンから、両者の「個人能力」の差とヴェルディのこのレベルでやって行く上での「パススピード」の足りなさという2点の指摘が、特に多く挙がったと思います。
・それ自体はほぼ"事実"として、否定は出来ないと僕も思いますが、ただいくつか言い足したいことも。
・まず「個人能力」と「パススピード」ということでの典型というか究極的な状況としては、一定以上の速く鋭いパスを当たり前に受けて処理する、その為の個人能力、基礎技術であるとかそういうハイレベルなプレーへの慣れや意識の高さ、そういう点においては明らかにヴェルディの現在所属している選手たちには磐田の選手と比べても足りないところはあって、だから速いパスを出したくても"出せない"、そういう可能性はあるだろうと思います。究極的に。
・ただどちらかというと指摘されているのは、そもそも出そうとしていない、出来るだけ速いパスでボールを繋ごうという意識が低い、習慣づけられていない、要求水準が低い、そういうことのように思えて、それについて上で言ったような文字通りの「個人能力」という要因の比重がどこまで高いかというと、それについては僕は疑問が無くは無いです。
・つまり究極的には個人能力の限界が待ち受けているとしても、その"限界"一杯のプレーをヴェルディがしているとは思えない、それを引き出されているとは。
・誰に。まあ、監督に。監督のチーム作りに。
・ロテイーナが監督になって折に触れて色んな選手がサッカーが面白くなった分かって来たというようなことを口にしていて、それは別に嘘ではないんでしょうが。
・...嘘ではないでしょうが信じてるわけでもなくて、それについてはまた別の機会に書くつもり。
・ともかく個人レベルでそういうことがあったとしても、"チーム"としてああ何か一つレベルが上がったまたはレベルの高いことをやっているなと僕がロティーナヴェルディに感じたのは、せいぜい最初の2,3ヶ月なんですよね就任初年度の。
・その後はそれを基にああでもないこうでもないと要は"配置"を工夫しているだけ、レベルは別に上がっていないどころか時に落ちたり忘れたり、そこから盛り返したり、せいぜいそんな感じではないかと思います。
・その"レベルが上がっている"と感じていた時期にしても、確かに面白いように効率的にボールは回っていましたが、それも必ずしも"パススピード"が速くなったとか速いから通っていたとか、そういうタイプのものではなかったと思います。
・だからそもそも今回ヴェルディのパス回しが磐田に寸断されていたのも、どこまでスピードの問題なのか疑問なところもありますが。
・"ポジショナルプレー"自体、要は相手の"虚"を効率よく取って「容易」にボールを動かすプレーだという言い方も出来て、"容易"なんだから頑張ってパスを速く出す必要は本来ないというかそれはあくまでその後の"プラス"される要素に過ぎないというか。
・話逸れましたがとにかくヴェルディの選手の個人能力とは別の話として、ロティーナ自体がそういう意識付けを強くしていた基本プレーの高度化を根気よく目指していた様子は、僕には見えませんでした。
・勿論ヴェルディの選手のレベルがもっと高ければ、より容易に速いパススピードのサッカーも実現出来て、ならばとロティーナももっとそちらに努力を向けていた可能性もあるとは思いますが。(というかそういう"諦めていた"面は確実にあるでしょう)
・ただ僕としては、レベル向上よりも手練手管にかまけていたという不満は、トータルではありますねロティーナに。サッカーの古めの見方かも知れませんが。
・...あ、あと芝の悪さも不利に働いた面があるという指摘を複数の人がしていました(Pinkさん、五百蔵さん)が、僕はあんまりそういう周辺状況に気を配る人ではないので(笑)、見ている時には特に考えていませんでした。
・芝とか審判とか、いつも人に言われて初めてそう言えばそうだなと思うくらい。(笑)
・なるべく自分の中に原因を見出したいタイプというか。"自分たちの"原因。
・審判も他人も基本石ころ。
・そしてもう一つの面というか留保事項としては。
・差はある、or足りないところはある。が、それはどこまで絶対的なものなのかという疑問。
・相手はマンチェスター・シティではなくてジュビロ磐田なわけでね、"所詮"と言ってはなんですが。
・川崎フロンターレですらない。
・要はそのレベルへの"慣れ"の問題であるという面も少なくなくて、どれくらいで対応出来るかは何とも言えないですが、仮にJ1に上がって1シーズン毎試合こんな体たらくになるとは思えない、どれくらいのレベルがどんなプレーが必要なのかは自ずと修正される部分も多々あるだろうと。
・ぶっつけで1試合ではそれはきつい、でも2試合、ホーム&アウェイとかになるだけでも、変わらなくはないのではないかと、そうも思います。
・あるいは、これは相手のことなので余り言うべきではないかもしれませんが、仮に別の形で今年の磐田がJ2に落ちて来て、"ロティーナヴェルディ"と同じカテゴリーで一年間競ったとして、必ずヴェルディより順位が上になるとは全然思わないし、勿論シーズン終わりには確実にこの日の"差"は縮まっているだろうと、そういうことも思いますね。
・専ら磐田が、J2のレベルに"慣れて"しまうことによって。
・実際はその程度の差ではないかと思うところも。
・というわけでこれ自体は余談ではありますが、レギュレーションにも不満はありますよ、僕は。
・J1に上がるのに試練があるのは当然ですが、現状ではJ2チームにJ1の厳しさを味合わせるというレベルを越えて、これで落ちたらそのJ1チームどうかしているという、そういうレギュレーションになっているように思いますね。
・それでも落ちるチームは落ちるでしょうけど。(笑)
・今回たまたま芝の問題も指摘されましたが、単に"アウェー"という以上に、スタジアム自体も不慣れなわけで。ちょっときつ過ぎない?という。
・更に感情的なことを言うと、一年間同じカテゴリー同じ条件で競って来て最終順位が上のチームに、トーナメントで有利な条件が与えられるのはそれは当然だと思いますが、競ってもいない別に負けたことがあるわけじゃない(笑)磐田がJ1"出身"というだけでハナから格上面してくるのは、余り納得が行きませんね。
・優勝劣敗じゃなくて身分差別(笑)だろうそれという。
・と、こんな感じで"完敗"した相手ジュビロ磐田に、余り素直なリスペクトを抱けないのも、今回の敗戦の辛いところ、"燃え残る"ところ。


ロティーナの采配、選択

・この試合のロティーナは、良くも悪くもかなり印象的な選手選択をして来ました。
・筆頭は勿論、出場停止から復帰した今季不動のアンカー内田を使わず潮音と梶川のドイスボランチでスタメンを組んで来たこと。
・まずこの「潮音・梶川」コンビ自体は、僕は決して無しだとは思いません。
・例えば仮に内田抜きで"一年"現有戦力で戦えと言われたら、セントラルの組み方としては最有力の可能性のあるものだと思います。
・勿論冒頭で言ったように耐久力や高さに問題があるのは分かり切っていますが、一方で内田の"代わり"は全くと言っていい程見当たらない(少なくともロティーナの戦力判断を信じるならば)以上、割り切って捌きメイン、ハンドリングメインで最初から組む、チームもそのように組み立てるというのは、有力なやり方の一つだと思います。
・他だとあれですかね、今季何回か試した潮音アンカーの、別の形の"捌きメイン"スタイル。あるいは僕は今いちピンと来ていないんですが、アンダー代表での藤本のボランチプレーがそれ程いいなら、潮音と藤本の"夢"ボランチとかも、考慮対象なのかも。(笑)
・別路線だと皓太・梶川コンビとかもありだとは思いますが、この場合戦術的機能性をかなり厳密に考えないとぎくしゃくしそうで、安定性や潰しの利きという点で潮音・梶川コンビより劣るか。
潮音・皓太コンビは、この前言った理由で僕は望み薄だと思いますね。機能するイメージが浮かばない。
・とにかく本質的にはそこまで奇策ではないと思う潮音・梶川のスタメンボランチですが、他ならぬこの日にあえてこの実質初コンビをわざわざ選択して来たのは・・・
・どうなんですかね、消去法、苦し紛れなのか、それとも磐田の中盤制圧力に技術で対抗しようという積極的意図だったのか。
・いずれにしても失敗でしたし、いずれにしても"無し"だったと思いますね。
・内田が使えるならば、内田を使う一択だったろうと。
・結果がどう出たにしろ、途中でどのような変更をするにしろ。
・まずは使い慣れた組み合わせでチームの基準点を確保することを優先すべきだったと思いますし、内田個人の能力の幅も、状況への対応可能性としてともかくも置いておくべきものだったと思います。
・まあもっと単純に、内田を使えるのに使わないという衝撃・違和感を正当化するはっきりした理由を考えるのはなかなか難しいですし、いずれ未知数にしても潮音・梶川コンビに何を期待出来るのかも。
・今季のここまでの実績、及び大宮戦の内田退場後とその次の内田不在の横浜FC戦の戦いを見ても。
・コンディションで選んだ、とのロティーナの弁ですが、怪我で退場したわけでもないですし、一般論で言葉を濁したという以上の内部事情が何かあるのか。
・本当に"捌き"を優先したんですかね、内田を外したいくらいに。
・代表から帰還後の皓太の復帰のさせ方を見ると、割りと一回チームを離れた選手については扱いが慎重になるのかも知れませんねロティーナは。
・"日替わりスタメン"の印象が強いですが、日替わりなりに直前の試合との継続性を重視しているのか。
・正直分かりません。
・とにかく意外でしたし、結果的に内田を使ってたらどうなったかという、後悔は残ってしまった気はします。
・勝負の一戦で、ちゃんと"ロティーナヴェルディ"を見せられたと言えるのかというか。
・"継続性"と言えばもう一つ、横浜FC戦でやってある種物議を醸した後半開始直後での二人一気交代を、この日もロティーナはやって来ました。
・あの時は要は錯乱したのか危機感のままに衝動的にやったのか(笑)と思いましたが、判で押したようにまたやったということは何かの"作戦"であり目算のあるものではあるんでしょうね。
・これも正直具体的には分かりませんが。
・どんな作戦かにせよ、少なくとも横浜FC戦の試合内容を踏まえて、もう一回繰り返すだけの有効性をどこに見出したのかは、これも(内田外し共々)非常に謎というか疑問ではありますね。
・後はまあ、ドウグラスとレアンドロの使い方ですかねえ、やっぱり。
・横浜FC戦の、林も加えた"CF総突っ込み"も異様は異様でしたが、まあ意図としてはある種分かる、ないし分かり易い"スクランブル"戦術と理解は出来たわけですが、"勝つしかない"追い込まれた状況と併せて。
・ただこの試合の、ドウグラスを先発で出してそのドウグラスにレアンドロを(後半早々)代えてしまうという選択は、恐らくは復帰して来たばかりでドウグラスがフルには難しいという事情はあったんだろうと推測はしますが、それにしても勿体ないというか、1点ビハインドで逆転勝ちが必要な状況にそぐわない、交代しても余り"盛り上がらない"「攻撃的」交代になってしまっていたと思います。
・むしろ勝っているチーム優位なチームがやりそうなものというか。
・これもまたしつこいですが、同じ時間帯に投入された横浜FC戦のレアンドロが、余り効率的にインパクトを与えていたとは見えなかっただけに。相手強化で同じ起用法で、レアンドロに何を期待したのか。
・時間帯含めて1試合の組み立て方としてどうだったのか。仮にドウグラスが45分限定なのだとしたら、前半死んだふりで後半機を見て投入の方が、融通が利くしゲームプランとして分かり易いのではないか。
・強引に考えると、「潮音・梶川」のテクニカルボランチコンビのスタメンと併せて、ドウグラスも最初から使って前半からクオリティで磐田を押し込んで点を取ってしまおうというプランだったとも考えられますが、考え"られる"だけで自分でも書いていてリアリティを感じられないですし(笑)、逆に本当だったとしたらロティーナの見込みの楽観性に驚くことになると思います。
・最後の切り札としてヨンジを入れるのは選択肢として分かるとして、その交代対象が内田と並んで今季のヴェルディの外せない軸であった奈良輪であったのは、この試合だけを見ると奈良輪の個人的突破力が、このレベルの相手だと役立たずだからだという、そういう見切りにも見えなくはないですが。
・ただ実際にはその前の横浜FC戦でも同様に3枚目の"攻撃的交代"の対象として奈良輪は選ばれているので、恐らくはチームを攻撃的に4バックにシフトする為のパターンとして、事前に準備・用意されていたものなんでしょうねあれは。相手関係無く
・"CF総突っ込み"の時に感じた誰がクロス上げるんだ誰がボールを運ぶんだという危惧も、一応ロティーナの中では成算のあったものだったということでしょう。(実際はともかく)
・逆サイドで居残る香川の能力をどれだけ評価しているのか分かりませんが、奈良輪のこれまでの貢献・存在感を考えても、何か違和感のある、あるいは"準備"はいいとしてもどうも作為的にも感じる、そういう交代策ではあります個人的には。
・増して"相手関係無く"、かつ前の試合で特に有効だったわけでもないのに、判で押したように二試合繰り返しているわけで。
・"錯乱"はしていなかったようですが(笑)、追い詰められて頑なになっている、逆に落ち着き過ぎている殻に閉じこもっているようにも、見えなくはないですね。
・上がれなくても上がれなくても"手順"通りの打牌みたいな。(麻雀ね(笑))
・ドウグラス同様、コンデイション的な時間制限でもあったんですかねえ、うーん。
・まあ実際のところ何を考えてのことなのかは勿論分かりませんが、結果として見るとどれも余りハマっていたようには見えない、いったいこれはどういうスタメンでどういう交代なんだろうという、チームに落ち着きの無い感じをもたらすだけに終わったような、そんな印象のあるここ二試合のロティーナの用兵でした。
・スタメンも落ち着かない後半早々の交代も落ち着かない、最後の交代も落ち着かない、どこで落ち着いてどこで集中すればいいのか、どうも拠り所の無い感じに見えました。
・自らアップアップというか。
・個人的には、横浜FC戦と磐田戦の用兵が細部を除いて"コピー"に近い感じだったのは、結構がっかりしましたね。
・同じ失敗するにしても、上手く行かなかった横浜FC戦を踏まえて新たに頭をひねって来た、そういう手応えが欲しかった。
・チームの「育成」「完成」の担い手としては諦めても、残る「策士」としての部分にまで肩透かしを食らいたくはなかったというか。
・最初から横浜FCを磐田ないしJ1該当チームと同格に考えての、二試合用のプランだったとか?いやあ。
・どうもやっぱり、力を出し尽くした感じがしないんですよね。
・ロティーナが知恵を"出し尽くした"感じがしないというのは今書いた通りですし、一方でロティーナの中途半端なやり慣れない"策"、選択によって、チームが落ち着いて持っているものを全てぶつけられたようにも感じない。
・町田戦の研ぎ澄まされた"必死"も無かったし、勿論大宮戦の居直った(?)"王道"も無かった。
・ちょっと残念ですね。
・色々考えた挙句、凄く中途半端な姿で終わってしまった感じ。
・これで退任ということなので(書いてる途中で知った)、残念ながら"悪い"方のロティーナの印象が、最後になってしまったなという。


試合については、こんな感じです。
ロティーナヴェルディの総括や今後については、改めて別に。
思ったより発表早かったな。


スポンサーサイト



テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
コメント
この記事へのコメント
内田は背中の怪我という話でしたが、本当に怪我(でも試合には出れるレベル)なのか怪しいですね。比嘉は怪我持ちでスタメン、理由は「怪我が悪化しても変えられる」からだそうで。
ひとつ言えるのは、川又スタメン予想だったんじゃないかなと。32ビルドアップで…いや苦しいですね。何も思いつかないです。
初コメなのに長くて申し訳無いです。


2018/12/10(Mon) 21:09 | URL  | Sit013 #-[ 編集]
No title
ああほんとだ、言ってますね。試合後に。

「ウチ(内田)は、しばらく前から背中に問題を抱えていましたし、100パーセントの状態ではありませんでした。」(Jリーグ.jp)

DAZN実況の試合前情報だと、「調子のいいメンバーを選んだ」的な実質ノーコメントに聞こえたので、うーんとなってしまったんですが。
"100%じゃない"として、それでもずっと使っていて、怪我しているとは少なくとも見た目には分からないプレーはしていて、それで出場停止で1試合(半)休めたんだから、逆にむしろ使い頃(笑)という考えもありますし実際使おうとすれば使えたんだろうと思いますから、後は結局考え方というか、ゲームヴィジョンの問題になって来るでしょうね。
川又先発想定だと、どう変わるんですか?、ジュビロの試合見てないんで分からないんですが。向こうのフォーメーションそのものは、フロンタ戦と同じっぽいですが。
2018/12/11(Tue) 15:02 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
No title
ドゥグラスは前半序盤に肋骨あたりを怪我したみたいですね。

能力の差もあるでしょうけど、パススピードとかは慣れが大きいと思うんですよね。(だから、J1との差があるから上げない方がいい説には懐疑的)
2018/12/12(Wed) 14:14 | URL  | しりんぐ #mQop/nM.[ 編集]
No title
なるほど、じゃあ予定では90分に近く、行けるところまで行くくらいの感じだったんですかね。
>ドウグラス

そうするとスタメンも、「45分限定のドウグラスを先に使った」のではなく、単なる"ベストメンバー"という感じになるかも。そしてその一部としての、「潮音・梶川」。
含めて実は真っ向勝負でボール支配して勝とうとしていた(前半についての"ボールが持てなかった"というコメントもそういう意味)のかもと思えて来ましたが、ただだとすると余りその意図がチームに伝わっていた感じはしないんですよね。何となくやっていた感じ。

まあUCLとかでも一応マイナー国のクラブが"慣れる"余裕はもっと与えられていますからね、実力差は絶望的にあっても。もう少し何とかしてもらいたいなとは思いましたね、今回は。
2018/12/12(Wed) 15:08 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
ごめんなさい。
川又先発と予想、から何か捻り出せるかもと思いましたがダメでした。という意味でした。分かりにくい表現で申し訳ありませんでした。
2018/12/13(Thu) 19:09 | URL  | Sit013 #-[ 編集]
No title
はは。なんか分かりませんが、仮説はとりあえず言ってみるという考えもあるかと思います。裏が取れなかろうと完成度が低かろうと。ご自由に。(笑)
2018/12/14(Fri) 08:07 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック