2018年12月29日 (土) | 編集 |
年内まだあるかも知れませんが、明日は忙しいのでとりあえずまとめておきます。
まずは勿論、この方。
ギャリー ジョン ホワイト監督 就任のお知らせ
一言(ひとこと)、楽しそう。
どういう監督なのか、上手く行くのか行かないのか、そんなのはよっぽどの有名人(または手の内の分かった人)でもない限り来てからでないと分かりっこないわけですが、とりあえず"選択"の時点で楽しそう。(笑)
そういう"楽しい"選択をしてくれたフロントに、まずは感謝ですね。これでもう負けても悔いなし(笑)、結果が悪くてもそれ自体でフロントに文句を言うつもりは。(J3に落ちた場合だけ少し言うかも(笑))
実際問題、監督の当たり外れというのはかなり結果論というところがあって、良心的なフロントが大外れの監督を連れて来ることも、その逆も普通にある世界なので、だから監督人事についてフロントのマストの仕事というのは一定の"納得"と"期待"を応援する人に持たせることで、逆に出来るのはそこまでというか。
ロティーナに引き続き、いったいどういうツテで誰のどういう具体的な見識で連れて来たのか不思議なところはありますが、とりあえずご苦労様、ありがとうございますという感じです。(笑)
新しい教育を受けた新しい指導者で、専らサッカーのアウトサイダー国で実績を持っている監督ということで、連想するのはロティーナよりリカルド・ロドリゲスの方ですね。やる気満々だけどそそっかしいという類似点もありそうな雰囲気は伝わって来るんですが(笑)、まあ雰囲気は雰囲気。でもまあ、なんか"前のめり"な感じは既にしてませんか?(笑)
「ポジショナルプレーは引き継ぐ」というコメントもどこかで見ましたが、サッカーの監督の仕事なんてのはあくまで個別的というか"その人"のもので、かつどんな監督の影響もその監督が去った瞬間から割りと速やかに消えて行ってしまうというのが僕のサッカーを見て来た経験則なので、そこらへんについてはあんまり期待しないでおいた方が無難かなと。
下部組織ならともかく、トップチームの継続性なんてのは限りなく"一期一会"で、「気が付いたら」継続しているもの以外は継続なんて出来ないだろうと。
「ロティーナ」+「前のめり」だと、ちょうどロティーナの"弱点"が解消されて良さそうな感じはしますけどね、机上では。(笑)
まあ楽しみです。
しかしイングランドかあ。これから増えたりするのかな。
以下選手の方の、出たり入ったり。
発表順。
退団
林昇吾 DF
プロでやるにはいかにも軽量な左(サイド)バックとして員数合わせという以上の印象は去年まで無かった選手ですが、今年になってロティーナ得意の右サイドでの逆足起用がはまって一気に魅力的な存在に。
ただその割にはある時期以降、極端に出番が無くなってしまいました。ロティーナに見出されてロティーナに捨てられた選手みたいな印象も。(笑)
3-4-2-1全盛のJ2でなら、ウィングバックなり右FWなりで、どこかのチームで居場所がありそうな気はしますが、ただ同レベルの選手が沢山いそうでもあって、とにかく前途に幸あれという感じです。
太田岳志 GK (→富山)
結局全くプレーを見ることはありませんでした。
ドウグラス ヴィエイラ FW
アラン ピニェイロ FW
菅嶋弘希 FW
アランはともかく、ドゥグの方はどこかのタイミングで(契約は別として)"引き抜き"的に出て行くのかなと思ってましたが、当面淡々と契約満了[*]。戦力としてはたいていのどんな戦術でも間違いなくいて欲しい人のはずなので、年俸が折り合わなかったのか他に獲得の予定があるのか。まあここらへんは新監督が動き出してみないと、やっぱり。一方で契約"更新"したレアンドロが、よく言われるように「一年半契約の残り」というだけのことであるなら、ドゥグとアランについても"とりあえず"切る、新監督用に枠を空けておくという、そういう感じなのかも知れません。
アランは契約延長を強く望んでいたらしいですが、それならシーズン中、もう少しやる気を見せて欲しかった気が(笑)。去年ロティーナ下で"覚醒"したものの、一方で途中から、ロティーナのチーム作りについて行けなくなっていた印象もあります。言われたことはやろうとしていたけど、若干渋々というか受け身というか。
菅嶋はロティーナのチームでは、どう見てもポジションが無かったですね。中で皓太・優平・梶川あたりと競るには技術が足りないし、外や前でやるには突破力が足りない。ボックスの中盤(ならどこでも)か2トップのディフェンシブFWというのがこれまで見せて来た適性なので、どこかそういうチームで、また居場所を見つけてくれたらなという感じです。それにしても最後まで、全くロティーナと合わない感じでした。
[*]その後広島への移籍が発表
永田充 DF
チーム発足時点では3バックの球出し役としてチームの中心と言っていい程の存在でしたが、一度故障離脱してからはほとんど完全に出番を失ってしまいました。
そこまでコンディションが悪かったというよりも、橋本さんあたりと同様に、ロティーナのかなり意図的な若返り策という印象が強いですね。畠中が本格化する前から、既に員数外という感じでしたから。
というわけで現状は分かりませんが、またどこかのチームで、あの美しい軌道のフィードを見る機会があればいいな、あるんじゃないかなあと、そういう感じです。
高木大輔 FW (→山口)
レンタル先の山口に完全移籍。
望まれて行くなら何よりです。戦術の当たり外れの大きめな選手なだけに。
これで高木三兄弟全滅。(笑)
香川勇気 DF (→長崎)
こちらはレンタル元の長崎の意向かな?返却。
そんなに器用でもない割りと古典的な"左サイドバック"な気がしますが、その"王道の異質"性含めて、妙にロティーナのチームへのハマりは良かったですね。まあスペインも元々サイドアタッカー王国みたいなところはあるので、ロティーナもハメ方はよく分かっていたのかも知れません。
井林章 DF (→広島)
内外の評価が微妙に分かれる中、晴れて広島に栄転。
ヘディングは強いよ!ということ以外、実は広島サポに保証しかねるところはありますが(笑)、ヴェルディではなんだかんだ色んな仕事を一応こなしながら、ロティーナにも重用され続けました。真価はこれから?
入団
小池純輝 MF (←愛媛)
監督が代わっていないなら、「ああ、香川の替わりかあ」という感じの補強。
左サイドを主戦場とする、パワー型のサイドアタッカー。出戻り。(笑)
"ウィング"という程攻撃の選手ではないし、"サイドバック"を完全に任せられる程守備は出来ないし、この人も戦術によって見え方は変わるので、まあ監督次第ですね。
鈴木智幸 GK (←松本山雅)
上記小池選手同様、出戻り。
GKは4人必要と、とりあえずクラブは認識している感じの手堅い補強?
永田拓也 DF (←横浜FC)
山田直輝、原口元気、高橋峻希らと並ぶ、浦和ユースかつての黄金世代というか、彼らの能力を有効に使った"フィンケ・レッズ"('09-'10)の同窓生というか。
ほとんど守備の印象の無い、(こちらも)かなり軽量の左ウィングバックでしたが、その分攻撃センスは抜群で、何か凄く"新時代"を感じました、当時は。
近況はよく知りませんが、小池加入と並べると、左サイドなんか尻が軽いぞというか(笑)、3バックなのかしらんという感じもしますが、たまたまかも知れません。今のところ、どれだけ新監督の意向が入ってるのかも、分からないので。
端戸仁 FW
マリノスの縦に速い選手。という以上の個体識別が出来ませんが。(笑)
山田隆裕、神野以来の伝統の!(古過ぎる)
アスカルゴルタの話の時にも言いましたが、なんかマリノスって、クラブ自体が人格を持っている感じで、監督や選手の個性は従属的な位置に感じるんですよね、割りといい意味で。入ると染まるというか。韓国人選手ですら。
鹿島もそういうところが無いわけではないですが、マリノスの方が強力。
ヴェルディにも"ヴェルディらしい選手"の類型はありますけど、比較するとあくまで一人一人だと思います。その集合体というか。
とにかく個体識別から始めます。(笑)
とりあえず以上。
奈良輪は実態として"継続"なので、今回はスルーで。
まずは勿論、この方。
ギャリー ジョン ホワイト監督 就任のお知らせ
東京ヴェルディではこの度、ギャリー・ジョン・ホワイト氏が、2019シーズンから東京ヴェルディの監督に就任することが決定しましたので、お知らせします。
【生年月日】1974年7月22日
【出身地】イングランド
【指導歴】
1994年 - 1996年 フリーマントル・シティSCアカデミー(オーストラリア)
1996年 - 1998年 MLS(アメリカ)/アカデミーディレクター
1999年 - 2000年 イギリス領ヴァージン諸島代表
2000年 - 2007年 バハマ代表
2008年 - 2011年 シアトル・サウンダーズFC(アメリカ)/テクニカルディレクター
2012年 - 2016年 グアム代表
2016年6月 – 2016年12月 上海申鑫足球倶楽部(中国)
2017年9月 - 2018年9月 チャイニーズタイペイ代表
2018年9月 – 2018年12月 香港代表
一言(ひとこと)、楽しそう。
どういう監督なのか、上手く行くのか行かないのか、そんなのはよっぽどの有名人(または手の内の分かった人)でもない限り来てからでないと分かりっこないわけですが、とりあえず"選択"の時点で楽しそう。(笑)
そういう"楽しい"選択をしてくれたフロントに、まずは感謝ですね。これでもう負けても悔いなし(笑)、結果が悪くてもそれ自体でフロントに文句を言うつもりは。(J3に落ちた場合だけ少し言うかも(笑))
実際問題、監督の当たり外れというのはかなり結果論というところがあって、良心的なフロントが大外れの監督を連れて来ることも、その逆も普通にある世界なので、だから監督人事についてフロントのマストの仕事というのは一定の"納得"と"期待"を応援する人に持たせることで、逆に出来るのはそこまでというか。
ロティーナに引き続き、いったいどういうツテで誰のどういう具体的な見識で連れて来たのか不思議なところはありますが、とりあえずご苦労様、ありがとうございますという感じです。(笑)
新しい教育を受けた新しい指導者で、専らサッカーのアウトサイダー国で実績を持っている監督ということで、連想するのはロティーナよりリカルド・ロドリゲスの方ですね。やる気満々だけどそそっかしいという類似点もありそうな雰囲気は伝わって来るんですが(笑)、まあ雰囲気は雰囲気。でもまあ、なんか"前のめり"な感じは既にしてませんか?(笑)
「ポジショナルプレーは引き継ぐ」というコメントもどこかで見ましたが、サッカーの監督の仕事なんてのはあくまで個別的というか"その人"のもので、かつどんな監督の影響もその監督が去った瞬間から割りと速やかに消えて行ってしまうというのが僕のサッカーを見て来た経験則なので、そこらへんについてはあんまり期待しないでおいた方が無難かなと。
下部組織ならともかく、トップチームの継続性なんてのは限りなく"一期一会"で、「気が付いたら」継続しているもの以外は継続なんて出来ないだろうと。
「ロティーナ」+「前のめり」だと、ちょうどロティーナの"弱点"が解消されて良さそうな感じはしますけどね、机上では。(笑)
まあ楽しみです。
しかしイングランドかあ。これから増えたりするのかな。
以下選手の方の、出たり入ったり。
発表順。
退団
林昇吾 DF
プロでやるにはいかにも軽量な左(サイド)バックとして員数合わせという以上の印象は去年まで無かった選手ですが、今年になってロティーナ得意の右サイドでの逆足起用がはまって一気に魅力的な存在に。
ただその割にはある時期以降、極端に出番が無くなってしまいました。ロティーナに見出されてロティーナに捨てられた選手みたいな印象も。(笑)
3-4-2-1全盛のJ2でなら、ウィングバックなり右FWなりで、どこかのチームで居場所がありそうな気はしますが、ただ同レベルの選手が沢山いそうでもあって、とにかく前途に幸あれという感じです。
太田岳志 GK (→富山)
結局全くプレーを見ることはありませんでした。
ドウグラス ヴィエイラ FW
アラン ピニェイロ FW
菅嶋弘希 FW
アランはともかく、ドゥグの方はどこかのタイミングで(契約は別として)"引き抜き"的に出て行くのかなと思ってましたが、当面淡々と契約満了[*]。戦力としてはたいていのどんな戦術でも間違いなくいて欲しい人のはずなので、年俸が折り合わなかったのか他に獲得の予定があるのか。まあここらへんは新監督が動き出してみないと、やっぱり。一方で契約"更新"したレアンドロが、よく言われるように「一年半契約の残り」というだけのことであるなら、ドゥグとアランについても"とりあえず"切る、新監督用に枠を空けておくという、そういう感じなのかも知れません。
アランは契約延長を強く望んでいたらしいですが、それならシーズン中、もう少しやる気を見せて欲しかった気が(笑)。去年ロティーナ下で"覚醒"したものの、一方で途中から、ロティーナのチーム作りについて行けなくなっていた印象もあります。言われたことはやろうとしていたけど、若干渋々というか受け身というか。
菅嶋はロティーナのチームでは、どう見てもポジションが無かったですね。中で皓太・優平・梶川あたりと競るには技術が足りないし、外や前でやるには突破力が足りない。ボックスの中盤(ならどこでも)か2トップのディフェンシブFWというのがこれまで見せて来た適性なので、どこかそういうチームで、また居場所を見つけてくれたらなという感じです。それにしても最後まで、全くロティーナと合わない感じでした。
[*]その後広島への移籍が発表
永田充 DF
チーム発足時点では3バックの球出し役としてチームの中心と言っていい程の存在でしたが、一度故障離脱してからはほとんど完全に出番を失ってしまいました。
そこまでコンディションが悪かったというよりも、橋本さんあたりと同様に、ロティーナのかなり意図的な若返り策という印象が強いですね。畠中が本格化する前から、既に員数外という感じでしたから。
というわけで現状は分かりませんが、またどこかのチームで、あの美しい軌道のフィードを見る機会があればいいな、あるんじゃないかなあと、そういう感じです。
高木大輔 FW (→山口)
レンタル先の山口に完全移籍。
望まれて行くなら何よりです。戦術の当たり外れの大きめな選手なだけに。
これで高木三兄弟全滅。(笑)
香川勇気 DF (→長崎)
こちらはレンタル元の長崎の意向かな?返却。
そんなに器用でもない割りと古典的な"左サイドバック"な気がしますが、その"王道の異質"性含めて、妙にロティーナのチームへのハマりは良かったですね。まあスペインも元々サイドアタッカー王国みたいなところはあるので、ロティーナもハメ方はよく分かっていたのかも知れません。
井林章 DF (→広島)
内外の評価が微妙に分かれる中、晴れて広島に栄転。
ヘディングは強いよ!ということ以外、実は広島サポに保証しかねるところはありますが(笑)、ヴェルディではなんだかんだ色んな仕事を一応こなしながら、ロティーナにも重用され続けました。真価はこれから?
入団
小池純輝 MF (←愛媛)
監督が代わっていないなら、「ああ、香川の替わりかあ」という感じの補強。
左サイドを主戦場とする、パワー型のサイドアタッカー。出戻り。(笑)
"ウィング"という程攻撃の選手ではないし、"サイドバック"を完全に任せられる程守備は出来ないし、この人も戦術によって見え方は変わるので、まあ監督次第ですね。
鈴木智幸 GK (←松本山雅)
上記小池選手同様、出戻り。
GKは4人必要と、とりあえずクラブは認識している感じの手堅い補強?
永田拓也 DF (←横浜FC)
山田直輝、原口元気、高橋峻希らと並ぶ、浦和ユースかつての黄金世代というか、彼らの能力を有効に使った"フィンケ・レッズ"('09-'10)の同窓生というか。
ほとんど守備の印象の無い、(こちらも)かなり軽量の左ウィングバックでしたが、その分攻撃センスは抜群で、何か凄く"新時代"を感じました、当時は。
近況はよく知りませんが、小池加入と並べると、左サイドなんか尻が軽いぞというか(笑)、3バックなのかしらんという感じもしますが、たまたまかも知れません。今のところ、どれだけ新監督の意向が入ってるのかも、分からないので。
端戸仁 FW
マリノスの縦に速い選手。という以上の個体識別が出来ませんが。(笑)
山田隆裕、神野以来の伝統の!(古過ぎる)
アスカルゴルタの話の時にも言いましたが、なんかマリノスって、クラブ自体が人格を持っている感じで、監督や選手の個性は従属的な位置に感じるんですよね、割りといい意味で。入ると染まるというか。韓国人選手ですら。
鹿島もそういうところが無いわけではないですが、マリノスの方が強力。
ヴェルディにも"ヴェルディらしい選手"の類型はありますけど、比較するとあくまで一人一人だと思います。その集合体というか。
とにかく個体識別から始めます。(笑)
とりあえず以上。
奈良輪は実態として"継続"なので、今回はスルーで。
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この記事へのコメント
ギャリー・ジョン・ホワイト新監督の最近のキャリアは、
アジア圏内なのですね。
どんな監督なのでしょう。
アジア圏内なのですね。
どんな監督なのでしょう。
いやあ、僕も分からないですけど。(笑)
ふかばさん(@VCB_25)あたりは結構具体的な予想を過去の実績から立てていらっしゃるので、聞いてみたらいいかと思います。それによると組織的ではあるけれど意外と守備的で、モウリーニョを連想させるところがあるみたいな話でしたが。
とりあえず一番まとまって考え方が窺える日本語の記事としては、これですかね、少し古いですけど。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201405300004-spnavi
ふかばさん(@VCB_25)あたりは結構具体的な予想を過去の実績から立てていらっしゃるので、聞いてみたらいいかと思います。それによると組織的ではあるけれど意外と守備的で、モウリーニョを連想させるところがあるみたいな話でしたが。
とりあえず一番まとまって考え方が窺える日本語の記事としては、これですかね、少し古いですけど。
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201405300004-spnavi
2019/01/02(Wed) 10:09 | URL | アト #/HoiMy2E[ 編集]
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