東京V等サッカー、漫画、アニメ、アイドル 他
アジア杯ウズベク戦&サウジ戦 メモ
2019年01月22日 (火) | 編集 |
いつ負けてもおかしくない感じですけど、どっこいまだ勝ってますね。(笑)
同じ辛勝続きでもジーコの時(2004年)と違うのは、「もっと出来ることがあるだろう」と、一応はまだみんなに思われているところ。アンチも含めて。

・・・改めて当時の記録を見てみると、ジーコの時はもうW杯(一次)予選始まってるのにアジア杯やってたんですね。
そりゃ遅すぎるだろう。一方で今回のは、早過ぎますけど。
ほんとそこらへんは、何とかして欲しい。本来の位置づけとしては、EUROと同じなはずなわけで。


アジア杯2019予選リーグ 日本代表 〇2-1● ウズベキスタン代表(Khalifa bin Zayed )

GK シュミット・ダニエル
DF 室屋、三浦弦、槙野、佐々木翔
MF 塩谷、青山敏、伊東純、乾 (→81'原口)
FW 北川 (→90+3'冨安)、武藤 (→85'遠藤航)


・前の試合で決勝トーナメント進出を決めたということで、北川以外は全取っ替え。
・その北川にしてもそれまでの二試合ではおよそ不本意なプレーに終始していたわけで、試合に飢えていた選手たちがその通りに出られた、割りと幸せな消化試合ではあったかと思います。(笑)
・特に"大迫仕様"下のチームで窒息気味だった北川と武藤にとっては、意味のある調整試合になりましたね。
・それぞれが少しずつ、それまでよりは持ち味を出せていたと思います。
・戦術的には特に何かをしたという感じではなかったかと思いますが。
・塩谷と青山敏のボランチセットは安定していましたし、伊東・乾の両サイドハーフも前二試合の両翼と比べるとサイドで幅を取るようにプレーしていたようですが、それも単にそれぞれのプレー特性の反映ということでしかないようにとりあえずは見えました。
・いつものように(ハリル時代からそうだったように思いますが)割りとフリーにポジショニングして、前半は活躍後半は混乱&息切れしていた乾はともかくとして。
伊東はどうなんですかね。
・ほんと速いだけで、"サッカー選手"としてのレベルは野人岡野と大して変わらないように僕には見えるんですけど。
・プレー選択はシンプルにけれん味なくそれなりに効果的、でもボールに触ると素人な岡野に対して。
・伊東は攻守にいったい状況が見えているのか見る気があるのか、盛大な無駄をまき散らしつつしかし圧倒的なスピードと運動量でそれを補填し、どこかで何かでいい目のサイコロが出るのを待つ、そんなプレーに見えます。(笑)
・まあ約束事の少ない森保ジャパンだから、特にそういう特徴が強調されてしまうのかも知れませんが。
・とりあえず先発で使える選手ではないようですね。
・セレッソに貸し出して、ロティーナに教育してもらったらどうだろうと、結構真剣に思いました。(笑)
・セットプレーを任されるくらいだから技術自体はあるんでしょうし、もったいない。
・ウズベクは、強かったというかちゃんとしていたというか。
・そしてやっばり、"アジア"人ではない。
・どんな戦術を与えられてもどうも"お仕着せ"っぽくなってしまう特に西アジアの選手たちと比べると。
・DNAがよりサッカー向きに出来ているというか、サッカー的組織に従う様が板に付いているというか。
・勝っても何か、劣等感が。たいがい。
・勿論"ヨーロッパ"を基準として言っているわけですけど。
・何が違うんでしょうね。本当にDNAなのか。

中央アジアで最大の人口を抱えるテュルク系民族で、容貌的にはモンゴロイドを基本としてコーカソイドが濃厚に入り混じっている。(ウズベク(人)Wiki)

・"テュルク"というのは物凄く雑に言えば"トルコ"で、そのトルコがサッカー的にUEFAの中で異彩を放っていないわけでもないわけですが、その差異も東西アジアを尺度としてしまった場合は些細なものになるのか。
・コーカソイドがそんなに偉いのか、クソ。(笑)
・そんなに勝たなくても良かったようですが、勝ってグループ1位で予選通過となりました。



色々と複雑な気分になった試合

アジア杯2019ラウンド16 日本代表 〇1-0● サウジアラビア代表(Zayed Sports City)

GK 権田
DF 酒井宏、吉田麻、冨安、長友
MF 遠藤航、柴崎、堂安(→89'塩谷)、原口
FW 南野(→77'伊東)、武藤(→90+2'北川)


・なーにが4-1-2-3だ、サウジの分際でと、スタメン表を見た時は思っていたわけですが、結構ほんとにちゃんとしてましたね。(笑)
・おおむねポジショナルなポゼッション。
・それでもまだ前半は余裕があって、サウジがボールを持ったからそれが何だと言うんだ、ポステコグルーのオーストラリアに技術的限界があったように、サウジ(ないし西アジアのチーム)には精神的限界がある、どうせ三日坊主だよと、基本的にはそういうトーンで"感想"も考えていました。(笑)
・ただ後半の攻められっぱなしには、さすがに理の支配の優位を認めざるを得なくなるところがあって。
・サウジのボールの持ち方の理と、対する割り切ってボール保持を放棄した日本の対処と、双方のではありますが。
・ちなみに一応言っておくと、何人かの人が「ハリルを切っておいてこのサッカーかよ」的なことをおっしゃってましたが。
・ただ協会の公式的な理由付けとしては、「ハリルでは勝て(そうに)ないから」首を切ったということだったわけで、要は勝てばいいわけですよ、協会の"正当性"の問題としては。
・別にポゼッションサッカーをする為に監督を替えたとは言ってないし、スタイル選択の問題という理由はあるとしても一部でしかない。
・勝つ為の"手段"の一部というか。
・いずれにしても森保監督に言ってもしょうがない。森保監督自身、就任当初からポゼッションに特にこだわるというような言動も行動もしていないはずですし。
・...とは言うものの。
・あそこまで釘づけにされるとさすがに。
「人数で守ってゴール前のコンビネーションで攻める」という僕のイメージを越えた事態だったのは確か。
・セカンドボールの回収も運任せでは、さすがに"プラン通り"とは言えない。
・一方で・・・

・広島サポや森保サンフとの対戦経験が豊かな方面からは、これでいいんだいつものやり口だという落ち着いた感想も少なからず見られてはいました。
・僕自身がはっきり知っているのはあくまで(兼任)代表監督就任以降なので、ここまでは落ち着いていられなかったんですが。(笑)
・いや、この試合自体については割り切ってやっているのは分かりましたが、どこまでがチーム作りの構想内なのかということ。
・例えばアジアでこういう試合をやることまで、想定されていたのか。
・僕はしてなかった。(笑)
・まあでも"間"(あいだ)が無いなというのは、アンダー代表の時も感じてはいたか。
・"下がるところまでは下がる"という押し引きが余り無くて、行くか下がるか二通りの傾向があるとは。
・それはあんまり歓迎出来ないかなあ。"リスク"と"消耗"の両極端になってしまうというか。
・例えば西野さんはもう少しぼかすやり方が出来て、それがアトランタやブラジルでの西野さんのチームの良さの重要な部分だったと思いますが。
・森保さんはそういう意味では"はっきり"している。ぼけない。
・CBとFWに強みがあるチーム(国)なら、それでもいいのかなと思うんですけど。
・この守り方からどうやって計画的に、ゴール前での人数の集中使用に持ち込むのか。
・ちょっと見えなかったかなあ。
・ロングカウンターか放り込みになっちゃいますよねえ、どうしても。

・それを直接的に肯定しないとしても(笑)、武藤がフィットして来たのは好材料ではありますね。
・ウズベキスタン戦の"調整"を経て。
・本来そこまでそういう持ち味の選手ではないにしても、スピードでの裏取り、それこそ"ロングカウンター"要員として、大迫との差別化がようやく出来たという感じ。
・チームスタイル的には、むしろそっちの需要がメインになる可能性すらあって、大迫の方が"変化""加算"要員になるかも。
ドログバ的に使われるというか。(笑)
・まあ大迫に依存するよりは、柔軟性のあるチーム編成にはなると思いますが、その方が。
・ワンダー3的なものとの兼ね合いをどうするかは問題ですが。
・ワンダー2か、ワンダー1になるかも知れない。
・ロングカウンター・・・と、言っていいのかなあ。
・結局佐藤寿人はどう使われてましたっけ。
・"裏取り"なのはそうだとしても、何かもう少し曖昧なやり方をしていて、だから"ポゼッションカウンター"と森保サンフは言われていたはず。
・この日の姿はそのイメージに沿ったものなのか、それ以上(または以下)のものなのか。
・うーん。
・一つの"極"なのは確かで、いつもこうするつもりは無いんでしょうけど。

・最初の話に戻ると、サウジが怖かったかというとそれは全然怖くなかったです。
・どんなにボールを持てても、結局日本のミスか偶然からしか、シュートまでは持ち込めていませんでしたからね。
・オーストラリアがパワーサッカーの時の方が怖かったように、サウジも結局、横着カウンター(笑)の時の方が怖い
・今のところはね。
・ちなみにそういう感想は、ハリルジャパンも持たれていましたよね。
・日本は弱くなった、ボールを回さない日本なんてと。
・"最終予選"後にどういう評価になったかは、結局確認出来なかったわけですけど。
・この試合はむしろやっぱり、そんなサウジにたまにチャンスをやってしまう、引きこもった割りに"堅守"じゃない日本の守りの方が、気になりましたかね。
・プレスや回収との兼ね合いというか"割合"の合理性連続性が、どうもやっぱり足りなかった気がするんだけどなあ。
・結論ありきの引き方になっていたというか。
・それで守れるのは、サウジ相手まででしょう。
・だから総論反対では必ずしもないけど、内実やディテールには少なからぬ疑問があるというのが、僕のこの試合ないし今大会ここまでの森保ジャパンへの評価です。
・"スタイル"もむしろ、ディテールを精査することによって固まって来る気がします。必然的なバランスが。
・次ベトナムですか。
・手頃な相手でしょうからここらで"強者(きょうじゃ)のカウンター"でも見せて欲しいと言いかけましたが、武藤いないのか。
・大迫が復帰するとポゼッション気味に、北川だと・・・どうなるんだ?結局。(笑)
・まあ考える時間が欲しいので、とりあえず勝って更に試合したいですね。(そんな理由)


スポンサーサイト



テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック