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燃料投下。/森保ジャパン(A) トリニダードトバゴ戦
2019年06月06日 (木) | 編集 |
"やることがなくなった"その後に。(笑)

キリンチャレンジ杯2019 日本代表 △0-0△ トリニダード・トバゴ代表(豊田スタジアム)

いや、ほんと、ネタ提供感謝という感じです。(笑)

GK シュミット・ダニエル
DF 冨安、昌子、畠中
MF 守田(→61'小林祐希)、柴崎、酒井宏(→62'室屋)、長友(→79'原口)、
   堂安(→71'伊東)、中島(→71'南野)、
FW 大迫

・軽く忘れかけていた(笑)3-4-2-1オルタナティブの、ここへ来ての導入。
・"南米選手権の準備試合"というだけでも、一応の名目は立つというかそれなりに緊張感をもって臨めなくはなかったろう試合ではありましたが。
・正直僕もかなり関心は薄くなっていましたし、"燃料投下"のタイミングとしてはなかなか有効だったかと思います。(笑)
・やはり行き詰まり感は否定し難くあったんだろうというのと同時に、それはそれとして"タイミング"自体は長いスパンで測ってもいたんだろうなと、そういう周到性も感じます。
・それがあっての、立ち上げ以来の決然とした4バック固定と、この日のほとんど誰もが途中4バックに戻すのではと思ったろう内容の中での、"人を替える"だけの交代策。
・結果は出ませんでしたけど、ズルズルにならなかったのは、やはり良かったと思います。
・"3-4-2-1"チーム&オルタナティブの存立正当性みたいなものを、とりあえず確定させて見せたというか。
・結果使えるようになるかは、まだ不明ですが。
・でもザックの3-4-2-1とか"思い出"以下ですからね(笑)、ああいうやり方と比べれば。
・僕は好ましく感じました。
・やはりそういう、"大きな"目というか、全体の流れを見ようとする意志みたいなものは、しっかり持っている人だなと。
・人として信用出来る。
"小さな"目の精度には多少問題はあるのかも知れませんが(笑)、それはまあ純粋に知識と能力の問題で、やれること自体は全てやっている、見落としているわけでも偏っているわけでもないと、そういう感じ。
・それだけにここまでに見えている"限界"は、本当に限界なんだろうとは思うわけですが。
・まあしゃあない。やれることしか出来ないし。
・頑張って下さい。(笑)

・そうして狙い定めてやってみたA代表版"3-4-2-1"ですが。
・とりあえずの印象としては、"狭い"な、ということ。こんな狭かったっけ、このシステム。
・自分のチーム(ヴェルディ)でしばらくやっていないというのもあってか、"形"だけである程度決まって来るところの多いやり方に、ひと際"狭さ"は感じましたね。
・一方ででは実際に最も最近やったロティーナの時にそこまで狭さを感じたかというとそんなこともないわけで、やはりやりようの方の問題もある。
"森保"基準でおさらいすれば、今の五輪世代チームの立ち上げ時は何度も言っているように3-4-2-1だったわけですが。
・あの時は攻めて来ない相手にCBが3人もいる"人余り"感という問題はあったものの、全体の流れとしてはもっとゆったりスムーズで、簡単に言えば「ミシャ→森保広島式3-4-2-1の未完成版」というチームとしてのベースイメージ自体は、割りとしっかりあったと記憶しています。
・比べてこの日のチームはというと、イメージも何もなく"3""4""2""1"に「日本代表」選手たちが並んでいるだけみたいに感じるところがやや多く。
・ほとんど練習していないという理由付けはされるとは思いますが、でもそれは五輪世代チームも大差無かったはずなわけで。
・やはり「監督」と「選手」の比重が、自ずと子供のチームと大人(A代表)のチームでは違って来るんだろうなと、そういう感じ。
・どうしても個々の選手の生理の方が場を支配するというか、それが邪魔して"チーム"のリズムが出難いというか。
「引いた相手への対処」というのが、実況席情報での主な採用理由で。
・だとすればやはり、それこそJ2式・純和式の速攻スタイル(参考・「J2を支配する謎トレンド。[3-4-2-1]が強い理由」)ではなく、可変ポゼッションの例のあれがベースなんだろうと思うわけですが。
・なかなかあまり、そういうイメージはまだ見えず。

・選手起用の面から言うと、前線の構成がなかなか難しそうではありますね。
・僕がつらつら3-4-2-1での森保ジャパンを考えてみた時にも、やはり南野・堂安・中島の"3人"をどう扱うか外すとすれば誰を外すかというのがまず問題になって。
・特に南野が余りぴったりとははまらない、いっそCFででも使うかどうせどうせ大迫一人しかいない問題もあるわけだしとか思ってはいたわけですが。
・森保監督もやはり、まずは南野を外して"左右"に配置し易い中島堂安の二人のスタメンを選択して来ましたね。
・ただその場合にも問題はあって、まず二人とも要するに"ウイング"で、シャドーで飛び出すというよりも持ってえぐってそれからというタイプなので。
・それが二人もいると攻撃が遅くなるというか1トップ2シャドーにしている意味が余り無いし、ゴール前の人数も足りなくなりがち。
・特に中島の方は完全にプレーリズムがポジションの基本イメージから外れている感じで、結局時間と共に右に流れたり勝手にやるようになって、中島個人のプレーとしてはそれで良くなって貢献度も高まりはしたんですが、チームの狙いとしてはどうだろうというところはどうしても。
・比べれば堂安の方はまだ適性はあると思うんですが、その場合にも逆サイドにはもっと"ワンタッチゴーラー"タイプがいた方がスムーズかなと。それこそこの日はスタンド観戦の岡崎とか。
・勿論その意味では南野もまずまず適性はあって、だからこの日もあくまで"中島"のポジションで交代起用されたわけでしょうが。
・ただ真ん中でのプレーが本当に良かっただけに、余程はまってくれないと勿体ない感南野じゃなくてもいいんじゃない感は、出てしまいそうではありますね。
・総じて"前線の構成"問題だけで言えば、4バック時に対して"プラス"を出すのは、なかなか難しそうではあります。
・後はその前の段階の、"ポゼッション"の機能性をどこまで高められるか。
・それはまあ、純粋にこれからの問題。
・ちなみにコパアメリカのチームは、"引いて"くれるんですかね。(笑)
・持たせてというか。よく分からないですけど。
・意外とブラジルなんかも持たせてくれることありますし。

・前線以外の構成については、それなりに構想はあるというか、まずまず狙いを持って進めている感じはするかなと。
・ボールを持てるCBも問題なく3人揃えられていますし、「守田・柴崎」といういかにも尻の軽い感じのセントラルの組み合わせも、3バックありきで採用している感はあると思います。
・4だと高さが常に問題になる長友も3ならより自信を持って起用出来ている感じですし、逆にこの日の室屋の投入のニュアンスからすると、総合力で酒井先発ではありましたが本来の適性は室屋の方に見ているのかなという感じ。
・微妙に"重い"ですからね、酒井のプレーは。よーいどんで後ろから前に長い距離を走る方に、適している。大排気量で。
・GKは誰がいいのかよく分かりませんが。とりあえずシュミット・ダニエルのプレーは、相変わらず楽しいですけど。
・すげえキックだなやっぱり。"大砲"という感じですね。(笑)
・...どうなんですかね、3バックの採用に、畠中の急成長というか使えるめどが立ったことなども、関係しているんですかね。
・この日はあんまり持ち味を発揮する場面は無かったですが。逆に3人もいましたし。(笑)

・まあそんなところで。
・この日の出来だけで積極的に3バックを採用する理由は俄かには見出せないとは思いますが、まあそう焦ることもないでしょう。
・"長期構想"自体は、多分あると思いますし。
・とりあえず4バックでの鉄板スタメンが使えない時用くらいの可能性はあるかも。鉄板スタメンの適性の疑問の一方で。
・その意味では伊東あたりは、今度は先発で見てみたいか。
・あと大迫以外のセンターだとどうなるのかも。
・4の方は、余りに依存が抜き差しならないので。
・まあもう"一周"くらいは、試すメニューは色々あると思います。その中で完成度も高めて行ければ。
・初戦としてはこんな感じで。


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テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
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