2019年06月28日 (金) | 編集 |

『グラゼニ ~パ・リーグ編~』
"プロ野球選手"が「天才」「エリート」なのは確かですけど、それとネットの匿名の人たちを憐れむべき存在と見るべきというのは、違う話だと思います。
まず第一に"匿名"であるのだからどんな人か分からない、プロ野球選手に負けないエリートである可能性も常にあるわけですし(そして逆にエリートならばこそこそ書き込まないというのは全く好意的な誤解)、第二に"誰"の意見であろうとその意見自体に言語的に説得力があるのならそれを尊重すべきというのが、忖度だらけの「実名」には無い「匿名」の世界のいいところなわけですし。
いずれにしても、やはりこのシリーズは作者のネット感覚の鈍さが目立つシリーズになってしまってはいますね、繰り返しになりますが。
『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』
辛いですね、オッサンと寝るの。(笑)
確かに普通の人(男)は、成人以降男と寝るなんて機会にはそうそう会わないですからね、お気の毒様。(笑)
『アイターン』
さてこのヤクザのメンツにかこつけた岩切の"男気"は、照れ隠しの好意(というパターン)なのかたまたま入った"スイッチ"なのか。(笑)
『個人差あり〼』
それぞれの立場からのそれぞれの善意が、すれ違って絡み合ってしかもどんどんこんがらがりそうな地獄の展開になりつつありますね。(笑)
『カバチ!!! –カバチタレ!3–』
とりあえず今まで見た範囲では、「使用者責任」が少し過大に過ぎるようには見えますね。
恐らくは被害者が具体的に賠償請求しようとした時に、個人である従業員が相手では実際問題取りようがないからということでそうなってるのではないかと思いますが。
それが結果的に、単なる責任逃れになってしまっている。
賠償能力が無いにしても、刑事罰的なものを課す道は、確保しておかないと抑止力が無さ過ぎる気はしますね。

『幕末イグニッション』
相変わらず剣術ディテールは面白いですけど、急な熱血展開にはついて行けていません。
『めしにしましょう』
えっ、"新連載"があるの?意表を突かれました。
このタイミングで言うということは、何らか『めしにしましょう』世界に関係ある内容っぽいですけどね。
『世界で一番、俺が』
子供しゅうご登場。
これはエピローグなのか新展開なのか。
『創世のタイガ』
狩りの対象である動物を獲物と見ると同時に可愛いと思う感情自体は、かなり早くから普遍的にあったのではないかなと、僕も思います。
それは後に"家畜"を可愛がる気持ちといざという時に潰して食べることにさほど抵抗感が無いという人間のありようが、普遍的に見られるように。
『ふたりソロキャンプ』
食べ物の話は食べ物の話でいいんですけど、そこに"レシピ"コマが出て来るといきなり作品全体がわざとらしく感じて来て駄目です。
『妻に恋する』
例えそんなに説得力は無くても、父親の"本気"は子供にちゃんと伝わると思います。
頑張れ!お父さん。(笑)

『ブルーピリオド』
天才が凡才の頑張りをどう見るのかというのは、意外と描かれない視点ですよね、興味深い。
『おお振り』
なるほど。"ストライクゾーン"とは"打てるゾーン"か。それはそれで納得しそう。
『猫が西向きゃ』
"幽霊"と"フロー"の関係は、真面目に追求したら真面目なテーマになるはずですよね、今回の「一例」としてではなくて。
そういう意味で、位置づけの微妙なエピソードかと。(笑)
『波よ聞いてくれ』
相変わらず滅茶苦茶面白いですけど、破天荒というか良過ぎるくらいに風通しのいい内容と写実的で緻密なタイプの絵との関係が、今いちよく分かりません。(笑)
昔からそうなんですかねこの人は。今回初めて読んだんですけど。
『イサック』『マージナルオペレーション』
"戦術的知性"というものを堪能せよ!という感じの並びですね。(笑)
マジオペはこれから"位置的優位"で殴りまくる予定の模様。(笑)
『フラジャイル』
正直あの零細製薬会社のお兄さん、以前にも登場したらしいですが覚えてないんですけど、えぐいですね。
この作者は医療研究者の"オタク性の真髄"みたいのと、こういう"政治性の最前線"みたいなのを、両方描けるのは凄いですね。
まあ単純に頭がいいのか。(笑)
『概念ドロボウ』
なんかとにかくややこしくなって来ました。(笑)
「時間」と「記憶」をいじり始めるときりがないですよね。
『大上さん、だだ漏れです』
ただのうざいガキが出て来たかと思ってたら、割りと重要人物になってびっくり。(笑)
まあ"うざさ"に対する僕の安易な忌避感を突かれたということでしょう、少し大げさに言うと。
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