2019年07月01日 (月) | 編集 |
世間的に言えば、"上半期の終わり"の区切りに。(笑)
潮音アンカー4-3-3方式での初連勝を祝した後。
・藤本寛也、U-20W杯で離脱。
5/19 J2第14節 東京V 〇3-2● 山口(維新みらいふスタジアム)
5/25 J2第15節 東京V △1-1△ 千葉(味の素スタジアム)
・ボリスコーチ辞任。
6/2 J2第16節 東京V ●1-4〇 京都(味の素スタジアム)
6/9 J2第17節 東京V ●1-3〇 鹿児島(白波スタジアム)
・藤本寛也、帰還。
・渡辺皓太、フル代表南米選手権への合流で離脱。
・潮音、寛也ドイスボランチ3-4-2-1への変更。
6/15 J2第18節 東京V 〇2-0● 甲府(山梨中銀スタジアム)
6/22 J2第19節 東京V △0-0△ 大宮(味の素スタジアム)
6/30 J2第20節 東京V 〇2-1● 岐阜(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
こういう風に並べてみると、「上手く行っていた4-3-3のチームがキープレイヤー藤本の離脱でバランスを崩しかけていたところにボリスコーチの辞任で一気に崩壊し、もう一人のキープレイヤー渡辺皓太の離脱も重なったタイミングで帰って来た藤本も組み込んで新たに作り直し立て直したチームが3-4-2-1のチームである」という分かり易い整理は、出来なくはないのかも知れません。
何だ単なる不運かよ、外的要因かよ、じゃあこれからは大丈夫だどんどん行くぜ!
・・・本当でしょうか。(笑)
とりあえず言っておくと、"ボリスコーチ"については皆さんが重要な存在だった言っているのでそうなのかなと思っているだけで、僕自身は特に認知はしていませんでした、悪しからず。ただ辞任直後の2試合に何か一つ"底が抜けた"ような印象は確かにあったので、恐らく実際重要な役割は果たしていたんでしょうね。監督の"指令"を"実行"に移す為の?あるいはもっと単純に、守備面の引き締め?
ならばそれを承けてのその後の3-4-2-1への変更は、オープンな分隙も生まれ易い4バック(4-3-3)の運用はボリスコーチ抜きではもう無理と諦めて、より分かり易く人数をかけるところにかけた運用のシンプルな3バック(3-4-2-1)の現実路線に切り替えたということ?
それで一応結果も出ていますし、筋も通っていますし、これで平和に終わりにして今後に期待!でもいいはいいと思うんですけどね。(笑)
ただ僕がかくも長くヴェルディについて書かなかったのは、一つ一つの勝ち負けの結果だけが理由ではやはりなかったわけで。
簡単に言えば、どうもあんまり手応えを感じられなくなっていた、"書く"モチベーションを掻き立てるもの意義を感じさせるものが、5月後半以降のホワイト・ヴェルディには薄かったということで。
他人の言葉を借りると。
例えば京都戦で4-3-3チームが崩壊の態を見せた直後の、uaoiohさん(@sit013)のつぶやき。
あるいはその後一応3-4-2-1での"立て直し"が成功しつつあった大宮戦後時点での、ふかばさん(@VCB_25)さんのつぶやき。
いずれもチームの"サイクル"の速さ、それぞれのやり方の"寿命"の短さを、「ホワイト・ヴェルディ」を俯瞰した問題として言挙げしたものだと思います。力点としては、uaiohさんは"ホワイト"個人の問題を、ふかばさんは"ヴェルディ"の宿痾(しゅくあ)的な原因を、より重視しているようですが。
僕自身も前から/早くから今年のチームについてはそのことが気になっていて、それで前回の更新時点で9節かから13節までかれこれ5節、珍しく(?)続いていた4-3-3のチームについては、ある種最後の希望というか"最後通告"を突き付けていたところがありました。
と、期待していたところが続く14,5節はそれなりに結果は出つつも早くも"緩む"気配が感じられて、挙句"ボリス・ショック"はあったんでしょうけど16,7節の結構見る影もない崩壊という事態を迎えて。
その後また3-4-2-1モデルチェンジでの"対処"はなされるんですが、大きめの失望の後で敏感に反応する気にならずに。「期待」する気にならずに。
まあ5試合くらい実績を積んでくれたら、また少し期待してみようかな、2,3試合じゃ"どうせいつもの変わり身だろう"感が拭えないという、そういう現状です。(笑)
まあね、どんなやり方も上手く行かない時は行かないですし、一年間同じやり方でやり通せる方が珍しいのは確かなんですけど。ただどうも、「行き詰って」変わるのではなくて、「緩んで」「自壊して」「何も無かったようになって」変わって行く感じがどうにも白けてしまって。新規刺激に対する不感症を呼び起こされてしまって。
その原因については上で言ったように、ホワイト側ヴェルディ側二つの見方があるわけですが。僕はまあ、ここまでの書き方で分かると思いますが、基本的にはホワイト個人の要因を主に問題にしているわけですけど。
・・・やや付け足し気味ですが、一方で現状のより「固有」の意味付けというのも、考えられなくはないとも一応思っています。
それは何かというと、つまり上でもちらっと言った"現実路線"ということで。
つまり柏戦でのカウンタースタイルの成功の頃に特にですが、ホワイト監督の"割り切った"時の意外な守備の強さや一気呵成に集中して攻撃した時の鋭さから、もうその"強み"だけで構成した堅守速攻でもいいんじゃないか、そういう単純なやり方の方が最大値が高いのではないかということを、僕は一時言っていました。
あるいは高名なヴェルディウォッチャー(笑)の羊さん(@GP_02A)なども、ホワイト監督については割りと早い時期から「とにかく役割を整理して単純化た方がいい」という意味のことを何度かおっしゃっていたと思います。
更にあるいは新世代レビュワーの代表格で、いつもはあくまで前向きな提言をするHaru10さん(@oaowegasb10)なども、どん底だった鹿児島戦後にはこんなキレ気味の発言を。(笑)
まとめてつまり、今のバランスは長い目で見て"落ち着くところに落ち着いた"結果である、単なる"変わり身"の一つではなく必然である、ここから腹を括って本格反攻だあと、そういう見方も出来なくはないかもと。多分そういう"つもり"は、あんまり監督はないのではないかと思いますが。あくまで目の前の状況一つ一つに"誠実"に対処したたまたまの結果であって。
まあ一つ一つの攻撃の形とかは、結構綺麗に出来上がっているんですよね、"速成"にしては。ここらへんは4-3-3のいい時期とかもそうだったんで、要するにチームが「落ち着いた」状態だと、自然に出て来る蓄積・仕込みなのではないかと思うんですが。
だからこそいかに"落ち着いて"、"腰を据えて"やれるかが勝負ではないかと、いつもの主張ではあるんですが。変な柔軟性は要らんというか、優先順位が先ではないというか。
多分また一か月後くらいに、経過を見てみたいと思います。(笑)
補強の噂があるんでしたっけ?
潮音アンカー4-3-3方式での初連勝を祝した後。
・藤本寛也、U-20W杯で離脱。
5/19 J2第14節 東京V 〇3-2● 山口(維新みらいふスタジアム)
5/25 J2第15節 東京V △1-1△ 千葉(味の素スタジアム)
・ボリスコーチ辞任。
6/2 J2第16節 東京V ●1-4〇 京都(味の素スタジアム)
6/9 J2第17節 東京V ●1-3〇 鹿児島(白波スタジアム)
・藤本寛也、帰還。
・渡辺皓太、フル代表南米選手権への合流で離脱。
・潮音、寛也ドイスボランチ3-4-2-1への変更。
6/15 J2第18節 東京V 〇2-0● 甲府(山梨中銀スタジアム)
6/22 J2第19節 東京V △0-0△ 大宮(味の素スタジアム)
6/30 J2第20節 東京V 〇2-1● 岐阜(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
こういう風に並べてみると、「上手く行っていた4-3-3のチームがキープレイヤー藤本の離脱でバランスを崩しかけていたところにボリスコーチの辞任で一気に崩壊し、もう一人のキープレイヤー渡辺皓太の離脱も重なったタイミングで帰って来た藤本も組み込んで新たに作り直し立て直したチームが3-4-2-1のチームである」という分かり易い整理は、出来なくはないのかも知れません。
何だ単なる不運かよ、外的要因かよ、じゃあこれからは大丈夫だどんどん行くぜ!
・・・本当でしょうか。(笑)
とりあえず言っておくと、"ボリスコーチ"については皆さんが重要な存在だった言っているのでそうなのかなと思っているだけで、僕自身は特に認知はしていませんでした、悪しからず。ただ辞任直後の2試合に何か一つ"底が抜けた"ような印象は確かにあったので、恐らく実際重要な役割は果たしていたんでしょうね。監督の"指令"を"実行"に移す為の?あるいはもっと単純に、守備面の引き締め?
ならばそれを承けてのその後の3-4-2-1への変更は、オープンな分隙も生まれ易い4バック(4-3-3)の運用はボリスコーチ抜きではもう無理と諦めて、より分かり易く人数をかけるところにかけた運用のシンプルな3バック(3-4-2-1)の現実路線に切り替えたということ?
それで一応結果も出ていますし、筋も通っていますし、これで平和に終わりにして今後に期待!でもいいはいいと思うんですけどね。(笑)
ただ僕がかくも長くヴェルディについて書かなかったのは、一つ一つの勝ち負けの結果だけが理由ではやはりなかったわけで。
簡単に言えば、どうもあんまり手応えを感じられなくなっていた、"書く"モチベーションを掻き立てるもの意義を感じさせるものが、5月後半以降のホワイト・ヴェルディには薄かったということで。
他人の言葉を借りると。
例えば京都戦で4-3-3チームが崩壊の態を見せた直後の、uaoiohさん(@sit013)のつぶやき。
今後も継続するのか、Cプランを作成するのか。立案→浸透→成熟→衰退のサイクルが速すぎてどうしたもんかなー。例えば京都なんかは開幕から今日まで似たようなサッカーをしてたんだろうか?
— uaoioh (@sit013) 2019年6月2日
あるいはその後一応3-4-2-1での"立て直し"が成功しつつあった大宮戦後時点での、ふかばさん(@VCB_25)さんのつぶやき。
ギャリーにしても、当初4-4-2は栃木戦あたりは負けたとはいえ良かった。でも山形戦でどっちらけ。4-3-3も当初は良かった。だけどメンバーが固まってくるとどっちらけ。今は3-4-2-1。果たしてどうでるだろう?
— ♰ふかば♰ (@VCB_25) 2019年6月24日
いずれもチームの"サイクル"の速さ、それぞれのやり方の"寿命"の短さを、「ホワイト・ヴェルディ」を俯瞰した問題として言挙げしたものだと思います。力点としては、uaiohさんは"ホワイト"個人の問題を、ふかばさんは"ヴェルディ"の宿痾(しゅくあ)的な原因を、より重視しているようですが。
僕自身も前から/早くから今年のチームについてはそのことが気になっていて、それで前回の更新時点で9節かから13節までかれこれ5節、珍しく(?)続いていた4-3-3のチームについては、ある種最後の希望というか"最後通告"を突き付けていたところがありました。
・感じとしては、ホワイトの「覚悟」の"本気"が伝わった、浸透したという感じ。(中略)
・どうせまた変えるんじゃないのと、僕も思っていたところがありましたが。
・"アンカー"潮音も暫定ではなく、完全に「本命」の臭いが漂って来ましたね。
・弱点も少なくない選手なだけに、暫定感があるままだと、どうも本気で見られないところがこちらとしてもあったんですが。
・・・(11節感想)・何でもいいですけど、今度こそこのまま行って欲しいですね。
・・・(12,13節感想)・それまでのホワイト監督のチーム作りには、ひときわ落ち着かない印象があっただけに、随分変わったというか一つ"線が引かれた"なという感じ
と、期待していたところが続く14,5節はそれなりに結果は出つつも早くも"緩む"気配が感じられて、挙句"ボリス・ショック"はあったんでしょうけど16,7節の結構見る影もない崩壊という事態を迎えて。
その後また3-4-2-1モデルチェンジでの"対処"はなされるんですが、大きめの失望の後で敏感に反応する気にならずに。「期待」する気にならずに。
まあ5試合くらい実績を積んでくれたら、また少し期待してみようかな、2,3試合じゃ"どうせいつもの変わり身だろう"感が拭えないという、そういう現状です。(笑)
まあね、どんなやり方も上手く行かない時は行かないですし、一年間同じやり方でやり通せる方が珍しいのは確かなんですけど。ただどうも、「行き詰って」変わるのではなくて、「緩んで」「自壊して」「何も無かったようになって」変わって行く感じがどうにも白けてしまって。新規刺激に対する不感症を呼び起こされてしまって。
その原因については上で言ったように、ホワイト側ヴェルディ側二つの見方があるわけですが。僕はまあ、ここまでの書き方で分かると思いますが、基本的にはホワイト個人の要因を主に問題にしているわけですけど。
・・・やや付け足し気味ですが、一方で現状のより「固有」の意味付けというのも、考えられなくはないとも一応思っています。
それは何かというと、つまり上でもちらっと言った"現実路線"ということで。
つまり柏戦でのカウンタースタイルの成功の頃に特にですが、ホワイト監督の"割り切った"時の意外な守備の強さや一気呵成に集中して攻撃した時の鋭さから、もうその"強み"だけで構成した堅守速攻でもいいんじゃないか、そういう単純なやり方の方が最大値が高いのではないかということを、僕は一時言っていました。
あるいは高名なヴェルディウォッチャー(笑)の羊さん(@GP_02A)なども、ホワイト監督については割りと早い時期から「とにかく役割を整理して単純化た方がいい」という意味のことを何度かおっしゃっていたと思います。
更にあるいは新世代レビュワーの代表格で、いつもはあくまで前向きな提言をするHaru10さん(@oaowegasb10)なども、どん底だった鹿児島戦後にはこんなキレ気味の発言を。(笑)
あ、もうあれか。ポジショナルプレーしても無理なら、いっそ中盤省略形のサッカーやってみっか?ヴェルディらしさ、アイデンティティを捨ててみたらどうさ。とにかく守れないとダメだわ。前から押し込んで、引かないのもアリでしょ。
— Haru10 (@oaowegasb10) 2019年6月9日
まとめてつまり、今のバランスは長い目で見て"落ち着くところに落ち着いた"結果である、単なる"変わり身"の一つではなく必然である、ここから腹を括って本格反攻だあと、そういう見方も出来なくはないかもと。多分そういう"つもり"は、あんまり監督はないのではないかと思いますが。あくまで目の前の状況一つ一つに"誠実"に対処したたまたまの結果であって。
まあ一つ一つの攻撃の形とかは、結構綺麗に出来上がっているんですよね、"速成"にしては。ここらへんは4-3-3のいい時期とかもそうだったんで、要するにチームが「落ち着いた」状態だと、自然に出て来る蓄積・仕込みなのではないかと思うんですが。
だからこそいかに"落ち着いて"、"腰を据えて"やれるかが勝負ではないかと、いつもの主張ではあるんですが。変な柔軟性は要らんというか、優先順位が先ではないというか。
多分また一か月後くらいに、経過を見てみたいと思います。(笑)
補強の噂があるんでしたっけ?
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