2019年07月22日 (月) | 編集 |
7/6 J2第21節 東京V ●2-3〇 横浜FC(味の素スタジアム)
(7/10 天皇杯2回戦 ●0-2〇 法政大学(西が丘))
・・・7/12 千葉U-15の坂本監督、東京Vユースの永井監督にS級ライセンス(ゲキサカ)
7/14 J2第22節 東京V △1-1△ 金沢(石川県西部緑地公園陸上競技場)
・・・7/17 ギャリー ジョン ホワイト監督 退任(公式)
・・・7/17 永井秀樹監督 就任のお知らせ(公式)
という流れ。
永井監督のS級取得のタイミングからすると、最後の金沢戦の結果はあんまり関係無かったんだろうなという感じはするわけですが、ただ6月の最後は〇△〇でしたし、どこらへんで"既定路線"になったのかは・・・どうでしょうね。
クラブとしても、出来れば大事にしたい"カード"ではあったでしょうし、永井監督は。一応ホワイトの下でやっていた藤吉コーチでなかったところは、大きな意味での"既定路線"であったことは窺えますが。
個人的に"藤吉監督"だと全く気持ちが持たなかったと思うので(選手としても監督としても、正直興味を感じたことが無い)、そういう意味では永井監督でまだ良かったとは思います。望んではいないですし期待しているとも言い難いですが、最低限のリスペクトと興味は残り得る体制というか。
ホワイトについては、つらつらツイッターを眺めてみると、どうも普段に比べても、思ったより遥かに皆さん(と)同意見だったので、あんまり言うことが無いなあという(笑)。なんだみんな僕が言いたいようなことは承知の上で、あえてそれ以外に色々書いてたのかと、嬉しくもあり意外でもあり、普段の自分の空気の読まなさを恥じるところもあり。(笑)
それでもあえて一応言語的にまとめておくと、結局ホワイトに対しては、最初から最後まで、ホワイト"によって"強くなる、ホワイト"だから"強くなるというイメージが、持てなかったなあと言うことですかね。だから少なくとも「ヴェルディの」監督としては、"外れ"で"無能"な監督の部類だったと、あっさり言えばそういう評価でいいのだと思います。
"ホワイト"でも"あるいはホワイトの持っている知識・能力を"使って"強いチームを作るにはどうするかその時どんなチームが出来上がるかを考えるのは、サッカー談義の一つとしてはそれなりに面白みも意義もあるかも知れませんが、「ヴェルディ」についての話としては、純粋に趣味の領域だろうと思います。クラブ・チームがある監督を呼ぶのは、その監督に助けて"もらう"為であって助けて"あげる"為ではないわけですからね。・・・稀に「育てる」ニュアンスの強い監督人事も、無いわけではないでしょうけど。(それこそ今回の"永井監督"には、そういうニュアンスは割りとあるかも知れない)
その監督就任後に起きた行きがかり上の不運や不幸なら、大いに同情したり"採点"に影響することはあるでしょうが、所属するリーグ/ディヴィジョンの環境やらチームの選手編成・能力やらと言った、少なくとも"筋"としては来る前に承知しているはずの「初期設定」的な問題に関しては、やはりその上でどうするかというのが、評価の基準になるだろうと思います。勿論来てみないと分からないことは多々あるでしょうけど、それはやっぱりそのことへの適応力含めての、監督の"能力"と言うべきであろうと。最終的な解決能力というか。大事なのはインプットではなくて、アウトプットというか。
そういう意味では、やはり色々と"非力"な印象の強い監督ではありました。常にこちら側が、"汲み取って"あげないといけない感じの。"コーチへの依存度の高さ"や"常時出場メンバー以外への把握力の弱さ"なんてことも、言われてましたしね。
まあ"7勝7敗8分"という最終成績を、"失敗"と見るという前提ではですけどね。そこは意外と、難しいところかと。そもそもの戦力的に。そこから残留が現実的目標ならホワイトでもいい気はしますし、逆に昇格が目標なら永井監督という選択が、一般に説得力があるとは到底言えない。
ただ数字だけでもないので。確かにここから更に"底"が抜けて行く可能性は、僕自身感じなくもなかったですし(恐らく最後の"3-4-2-1(or1-2)"は、限りなく「アイデンティティ放棄」的な後が無いやり方だったんでしょうし)。その上で現状もし大ピンチならベテラン監督で、でもそうでもないからお試し含みの新人監督という、そういうことかも知れない。
そして迎えた、永井新監督の初戦。
7/20 J2第23節 東京V 〇3-2● 愛媛(味の素スタジアム)
まず繰り返しますが、個人的にはかなり例の無い程に、"期待感"の無い新監督ではあります。
それは見込みが暗いというよりも、どう"見込み"を持っていいか分からないということ。
だそうですが、そもそも「吉武学派」の日本/Jリーグでの"実績"自体、寡聞にして何とも言えないところがあるので、そこに更に永井監督のトップでの実績の問題やヴェルディの戦力を考えると、"夢想"すら上手く出来ない感じです。(笑)
ほぼ空っぽ。
上手く行ったら「良かったねー」で、行かなくても「・・・・・・」。
漠然と"川勝2期"("3期"かも)とかをイメージしてはいますけどねえ、「ヴェルディ」的には。瞬間的にはあれは結構いいところがありましたし。当時の相対戦力的にも、そんなに現在と変わらないかな。
そう言えばあの時も河野がいたし、柏はJ2にいた。(笑)
この試合に関しては、まず事前予想の影響もありましたが序盤「潮音アンカー」に見えていた状態が僕的に大きな疑問で、つまり結果的にホワイトがヴェルディの"歴史"に一番濃く残したのがこの起用を長期間やったということだと思うので、そこがそのままではどうしても"ホワイト"のイメージに引っ張られるし、ホワイトの時もそうだったようにアンカー潮音の限界がそのままチームの限界になりかねないぞ、それに比べたら佐藤優平外しなんて些細なことだとそういう感想。
それに対する永井監督の試合後コメントが
だから布陣変更後の(色々持ち直した)後半の姿でチームを判断すべきだということに異議は無いんですが、その上でではチームが大きく上向くor変わる可能性が見えたかというと、それはまだ何とも。"保留"というだけではなくて、正直"見えて"も来ませんでした。
ホワイトの"変化"に付き合う中で、チームの変化可能性について逆に不感症になってしまっているというのもありますし。まだ"感じる"状態になれていない(笑)。結局男なんて、みんなおんなじでしょという拗ねた状態。
よっぽどかっこいいところでも見せてくれないと、夢見る少女に戻れない。(笑)
まあ逆に変に期待するのも気の毒だという、"ブレーキ"でもありますしね。それはそれで、好意は好意なんですけど、どちらかというと。
とにかくかなり緩い感じで、これから一戦一戦見て行くことになると思います。
GK 上福元
DF 若狭 (→'75梶川)、李、平
MF 井上潮、山本理 (→'60藤本)、小池、永田拓
FW 端戸、レアンドロ、佐藤優 (→'80コイッチ)
(7/10 天皇杯2回戦 ●0-2〇 法政大学(西が丘))
・・・7/12 千葉U-15の坂本監督、東京Vユースの永井監督にS級ライセンス(ゲキサカ)
7/14 J2第22節 東京V △1-1△ 金沢(石川県西部緑地公園陸上競技場)
GK 上福元
DF 若狭 (→'54田村)、李、平
MF 井上潮、森田 (→'69梶川)、小池、永田拓
FW 端戸、林陵、佐藤優 (→'80渡辺皓)
・・・7/17 ギャリー ジョン ホワイト監督 退任(公式)
・・・7/17 永井秀樹監督 就任のお知らせ(公式)
という流れ。
永井監督のS級取得のタイミングからすると、最後の金沢戦の結果はあんまり関係無かったんだろうなという感じはするわけですが、ただ6月の最後は〇△〇でしたし、どこらへんで"既定路線"になったのかは・・・どうでしょうね。
クラブとしても、出来れば大事にしたい"カード"ではあったでしょうし、永井監督は。一応ホワイトの下でやっていた藤吉コーチでなかったところは、大きな意味での"既定路線"であったことは窺えますが。
個人的に"藤吉監督"だと全く気持ちが持たなかったと思うので(選手としても監督としても、正直興味を感じたことが無い)、そういう意味では永井監督でまだ良かったとは思います。望んではいないですし期待しているとも言い難いですが、最低限のリスペクトと興味は残り得る体制というか。
ホワイトについては、つらつらツイッターを眺めてみると、どうも普段に比べても、思ったより遥かに皆さん(と)同意見だったので、あんまり言うことが無いなあという(笑)。なんだみんな僕が言いたいようなことは承知の上で、あえてそれ以外に色々書いてたのかと、嬉しくもあり意外でもあり、普段の自分の空気の読まなさを恥じるところもあり。(笑)
それでもあえて一応言語的にまとめておくと、結局ホワイトに対しては、最初から最後まで、ホワイト"によって"強くなる、ホワイト"だから"強くなるというイメージが、持てなかったなあと言うことですかね。だから少なくとも「ヴェルディの」監督としては、"外れ"で"無能"な監督の部類だったと、あっさり言えばそういう評価でいいのだと思います。
"ホワイト"でも"あるいはホワイトの持っている知識・能力を"使って"強いチームを作るにはどうするかその時どんなチームが出来上がるかを考えるのは、サッカー談義の一つとしてはそれなりに面白みも意義もあるかも知れませんが、「ヴェルディ」についての話としては、純粋に趣味の領域だろうと思います。クラブ・チームがある監督を呼ぶのは、その監督に助けて"もらう"為であって助けて"あげる"為ではないわけですからね。・・・稀に「育てる」ニュアンスの強い監督人事も、無いわけではないでしょうけど。(それこそ今回の"永井監督"には、そういうニュアンスは割りとあるかも知れない)
その監督就任後に起きた行きがかり上の不運や不幸なら、大いに同情したり"採点"に影響することはあるでしょうが、所属するリーグ/ディヴィジョンの環境やらチームの選手編成・能力やらと言った、少なくとも"筋"としては来る前に承知しているはずの「初期設定」的な問題に関しては、やはりその上でどうするかというのが、評価の基準になるだろうと思います。勿論来てみないと分からないことは多々あるでしょうけど、それはやっぱりそのことへの適応力含めての、監督の"能力"と言うべきであろうと。最終的な解決能力というか。大事なのはインプットではなくて、アウトプットというか。
そういう意味では、やはり色々と"非力"な印象の強い監督ではありました。常にこちら側が、"汲み取って"あげないといけない感じの。"コーチへの依存度の高さ"や"常時出場メンバー以外への把握力の弱さ"なんてことも、言われてましたしね。
まあ"7勝7敗8分"という最終成績を、"失敗"と見るという前提ではですけどね。そこは意外と、難しいところかと。そもそもの戦力的に。そこから残留が現実的目標ならホワイトでもいい気はしますし、逆に昇格が目標なら永井監督という選択が、一般に説得力があるとは到底言えない。
ただ数字だけでもないので。確かにここから更に"底"が抜けて行く可能性は、僕自身感じなくもなかったですし(恐らく最後の"3-4-2-1(or1-2)"は、限りなく「アイデンティティ放棄」的な後が無いやり方だったんでしょうし)。その上で現状もし大ピンチならベテラン監督で、でもそうでもないからお試し含みの新人監督という、そういうことかも知れない。
そして迎えた、永井新監督の初戦。
7/20 J2第23節 東京V 〇3-2● 愛媛(味の素スタジアム)
GK 上福元
DF 小池、李、平、永田拓
MF 井上潮 ((→37'森田)、渡辺皓、河野 (→46'山本理)、梶川
FW 藤本、レアンドロ (→82'林陵)
まず繰り返しますが、個人的にはかなり例の無い程に、"期待感"の無い新監督ではあります。
それは見込みが暗いというよりも、どう"見込み"を持っていいか分からないということ。
ヴェルディユースは楠瀬さんによる「読売の再定義」が卓抜だったし、永井さんが伝統と蓄積の上に今のスタイルを築いたことは事実だけど、決して「先祖帰り」はしていない。サッカー的には完全な吉武学派で。
— 党首(球技ライター大島) (@augustoparty) July 17, 2019
だそうですが、そもそも「吉武学派」の日本/Jリーグでの"実績"自体、寡聞にして何とも言えないところがあるので、そこに更に永井監督のトップでの実績の問題やヴェルディの戦力を考えると、"夢想"すら上手く出来ない感じです。(笑)
ほぼ空っぽ。
上手く行ったら「良かったねー」で、行かなくても「・・・・・・」。
漠然と"川勝2期"("3期"かも)とかをイメージしてはいますけどねえ、「ヴェルディ」的には。瞬間的にはあれは結構いいところがありましたし。当時の相対戦力的にも、そんなに現在と変わらないかな。
そう言えばあの時も河野がいたし、柏はJ2にいた。(笑)
この試合に関しては、まず事前予想の影響もありましたが序盤「潮音アンカー」に見えていた状態が僕的に大きな疑問で、つまり結果的にホワイトがヴェルディの"歴史"に一番濃く残したのがこの起用を長期間やったということだと思うので、そこがそのままではどうしても"ホワイト"のイメージに引っ張られるし、ホワイトの時もそうだったようにアンカー潮音の限界がそのままチームの限界になりかねないぞ、それに比べたら佐藤優平外しなんて些細なことだとそういう感想。
それに対する永井監督の試合後コメントが
前半のシステムに関して4-3-3と指摘されている時点で自分の理想の形になっていなかったという証明になります。自分の中では4-4-2という配置でしたが、実際は自分の思うように選手たちがポジションに立てていなかったという部分で、そういう並びに見えていたのかなと思います。
というもので、ここは非常に納得しました。安心したというか。基本的に自分が立ってほしいと思うポジションに潮音は全然立ってくれていませんでした。
だから布陣変更後の(色々持ち直した)後半の姿でチームを判断すべきだということに異議は無いんですが、その上でではチームが大きく上向くor変わる可能性が見えたかというと、それはまだ何とも。"保留"というだけではなくて、正直"見えて"も来ませんでした。
ホワイトの"変化"に付き合う中で、チームの変化可能性について逆に不感症になってしまっているというのもありますし。まだ"感じる"状態になれていない(笑)。結局男なんて、みんなおんなじでしょという拗ねた状態。
よっぽどかっこいいところでも見せてくれないと、夢見る少女に戻れない。(笑)
まあ逆に変に期待するのも気の毒だという、"ブレーキ"でもありますしね。それはそれで、好意は好意なんですけど、どちらかというと。
とにかくかなり緩い感じで、これから一戦一戦見て行くことになると思います。
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