2019年11月22日 (金) | 編集 |

やべ、もう週末だ。
電子書籍デビュー(Fireタブレットデビュー)でkindle unlimited読み放題(の無料体験期間)の漫画単行本の海に沈んで、色々(特にサッカーとこっちのブログ(笑))お留守になっている今日この頃です。
せっかくなので、来週はその漫画単行本レビューでもしますか。どうせ無料で誰でも読める範囲だし。
『紛争でしたら八田まで』
あら面白そう。
デストピア要素オシャレ要素ハードボイルド要素、どれも寄り過ぎると割りと僕は拒否感の芽生えやすいジャンルですが、いい感じにバランスが取れている感じ。"溺れて"ないというか。
簡単に言えば読みやすい。内容に集中できる。ないしはスタイルに頼らないでいいだけの、内容がある。
『ハコヅメ』
涙回。
絆回。
"公僕の哀しみ"回。
こういうウェットな本質がこの人にはあって、そこを上手くあく抜き出来るのが"4コマ"形態で、ストーリー形態だとまだ制御出来ずに少しゴツゴツした筋運びになる傾向があると、そういうことだと思います。
泣きましたけどね。(笑)
『グラゼニ』
「働けなかった次の年ちゃんと働けたら一流プレーヤー」。
確かに。
"気合"入れれば出て来る"実力"がちゃんとあるということですよね。
復元力こそ底力。
一方でトップを維持し続けるには、それ以上の何か異常なものが必要となる。(笑)
『カバチ』
監禁罪がそこまで広い解釈になってるとは。
いや、正しいと思いますけど。
『ドラゴン桜』
数学で"中間点"を取りに行くというのは勿論意図的にやってましたけど、解法の方針だけ文章で伝えるという発想は無かった。(笑)
論文の計画書みたいだな。(笑)
『アイターン』
無理やりな結末のようだけど、あんまり違和感が無いです。
それまでのプロセスに重みがあるからですね。
『飼ってない猫』
楽し過ぎる。(笑)
自分が飼ってるようだ。("飼ってない"けど(笑))
飼い猫は勿論いいんだけど、野良猫が底々安全に暮らせる社会(地域)って、ほんといいと思います。
風景として野良はいて欲しいというか。思わず顔のほころぶ瞬間が。

・・・というわけで講談社系漫画誌も、過去2回ほど使ってみてやっぱりやめてを繰り返していたコミックDAYSで読むことにしたんですが、唯一そのラインアップから漏れているモーニング2も調子に乗って電子版を買ってみたらやっぱり紙の方がいいので、それは引き続き紙で買うことにしました。(笑)
金額的に同じなら、やっぱり紙だなあ。特に漫画雑誌は(単行本と違って)躊躇なく廃品回収に出せるので、別に溜まらないし。
ただモーニングでは平気だったのに2だと字が小さく感じたのは、作風の問題もありそうなのでそういう意味で(同じアート系の)アフタヌーンは少し心配。
『とんがり帽子のアトリエ』
信じてはいますがキーフリー先生にはしっかり"いい人"でいて欲しいです、最終的に。
信じてはいます。(笑)
『代闘士ハイコ』
面白い。
"裁判"論であり、"探偵もの"であり、勿論恐らく剣技ものでもあるんでしょう。
古今存在した様々奇妙にも見える「裁判」の形式は、一つはいかに事実の確定が難しいかということの反映ではあるんだと思います。それは今日でも本質的にはそんなに変わっていなくて、特に民事でどちらの言い分が"真実"かなんてのは、当事者でも最後まで分からないのがむしろ普通かと。
『1122』
常に"二人"の話。
なるほどね、「夫婦」を壊さないというのは、最初から着地点として決まっていた感じですね、"危機"は絶賛進行中ですが。(笑)
『四ノ宮小唄』
面白いんですけど絵の種類が少なくて、すぐに誰が誰だか分からなくなるのが欠点。(笑)
『天デ部』
ナナフシの自分たちでも分からなくなる話面白い。
ただ騙す対象の鳥はともかくとして、ナナフシ自身がそこまで"視覚"に頼る程高等な生き物なのかなという疑問が。まあ"見え"ないと擬態も出来ないのかも知れませんが。
『ひとりでしにたい』
まあ僕ら"老害"世代でも、更に親の世代の経済感覚にはイライラさせられることは多いですからね。
厚生年金で暮らせないって、どこのお大尽ですかという。
『ゴールデンゴールド』
このおじさんは前に"福"が来た時も、こういう瞬間があったんでしたっけ。
やけにあっさり受け入れてましたが。
『西遊妖猿伝』
それでいいのかもしれないですけど、"シルクロード歴史ガイド"という以上のテンションを数年前からこの「マンガ」からは感じられないんですよね。昔は違ったような。
『狭い世界の』
純粋さは大事だし、満更自己正当化だけの論ではないとは思うんですけど、何か"身"や"蓋"のある着地が可能なのか。
やはり兄貴の死に方が鍵か。
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