2005年08月11日 (木) | 編集 |
![]() | アストロ球団 第1巻 林剛史 (2005/10/28) バンダイビジュアル この商品の詳細を見る |
実写だったのか。ああびっくりした。いきなり古田が出て来るんだもの。(笑)
実写アクションということでいわゆる”戦隊もの”にも通じる(当然イケメン揃い)馬鹿馬鹿しさ満点ですが、かなり良かったです。馬鹿馬鹿しさをうまくコントロールしてあって、むしろ「センスがいい」と言うべきでしょう、こういうのは。
元々サッカーとは比べ物にならないくらい、”一騎討ち”を重要な本質として持っている野球というスポーツは、その分芝居がかったロマンチシズムとの相性もいいわけで。メジャーと日本プロ野球と、多少の程度差はあっても。
だから『アストロ球団』はキワモノなりに王道野球漫画だと言えますが、一方で『キャプテン翼』はただ単に馬鹿馬鹿しい作品だと僕は感じます。サッカーの本質はハードなリアリズムと現実の写し絵としての複雑な流動性、大見得切った”必殺技”なんてものの居場所は無いのです。
・・・・まあかなり昔に読んだので、実際どういう話だったかほとんど憶えてないんですけどね。「伝説の大投手沢村忠の遺志」?そんな話だったんだ。そもそもキャラ&シーン派なので、ストーリーの記憶は何でもかなりいいかげんなんです僕。その分フレッシュな気持ちで楽しめるってもんですが。
相次ぐ巨人戦の低視聴率の話などを聞くと、日陰のサッカーファン時代の癖でついざまあみろ的な感情が一瞬涌いたりもしますが、そもそものヴェルディの親会社の立場(笑)を考えるまでもなくあんまり褒められたもんじゃないですねそういうのは。
個人の嗜好は別にして、現在でもあれほどのクオリティのプレーヤーを大量に抱える業界が競技外の要因でこのままむざむざ沈没したりというのは、物の道理としても選手の技量への敬意という意味でも、到底喜んでられる状況ではないです。・・・・特に未だにJリーグの競技レベルに満足出来る、”プロ”にお任せと無心に楽しめることが滅多に無い身としては。
競技力不足を物語で補っているJリーグと、物語の不在/破壊が競技力の価値を覆い隠してしまっているプロ野球と。
何だか分かりませんがとりあえず、頑張れニッポンプロ野球!ということで。基礎体力が桁違いなんだから、むしろ1回潰れてしがらみ断ち切っちゃった方が早いんじゃないかとか思いますけどね。一騎討ちのロマンの火は、まだ日本人の心の中で赤々と燃え盛っているはず!(多分ね)
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