東京V等サッカー、漫画、アイドル、女子バレー 他
’20.1月期の地上波アニメ
2020年02月05日 (水) | 編集 |
大豊作の'20年代一発目。
単に僕の好みの問題という可能性もありますが、やっぱり各社"狙って"作って来た感じはしますけどね。(笑)
その分'19年の最後とかは、スカスカの状態に。


『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』 (Wiki)

原作 - The Detectives United
監督 - あおきえい
副監督 - 久保田雄大
シリーズ構成・脚本 - 舞城王太郎


UHF系としてはかなり珍しいオリジナルアニメですが、舞城王太郎発の企画とのこと。
自慢する訳ではないですがフロイト("イド"の語源)もユングも一通り読んだ僕から見ても大いに納得&触発される、的確かつ独創的な"無意識"(&捜査機関)設定で、深夜アニメ一本で使うだけでは勿体ない気はする訳ですが(笑)、まあ何か意図計算があってのことでしょうからそこら辺の心配は企画者にお任せしてと。
その舞城王太郎は小説家ですが、作品は・・・読んでないですね。一本位読んでるかと思いましたが。というわけでノーコメント。Wikiの解説を見ると西尾維新の仲間感はあるわけですけど。
監督はテレビアニメだと『喰霊-零-』『放浪息子』の人ですが、この作品との連想がし易いのは劇場映画の『空の境界』シリーズの方でしょうね。所謂一つの"虚実入り乱れる"系。(大雑把)
副監督は特に実績がある人ではないので、純粋に補助&本人の見習い的なニュアンスか。"AD"というか。
いやあ、面白いです。正直痺れてます。"無意識"をめぐるシュールな話ではありますが、必要十分に論理的でもあり勿論冒頭に言ったように学問的堅固さもそれなりにあり。設定とそれに伴うそれぞれのキャラクターの性格も物凄く的確に構成されていて、アニメ的なお約束やこけおどしの部分がまず無い。言ったように非常に広がりのある設定なので、大ヒットして長く広く作られるシリーズになって欲しいなと。それこそ"物語"シリーズ的に。今の所は特に、単なる新人女性刑事かと思われた「本堂町」のキャラ&成長が、光りまくってますね。


『pet』 (Wiki)

原作 - 三宅乱丈
監督・音響演出 - 大森貴弘
監督補佐 - 小竹歩
シリーズ構成 - 村井さだゆき


同じく虚実は入り乱れますが、どちらかというと登場人物同士の愛憎というか(男性)同性愛&疑似家族的関係の方がメインのようで、今一つ僕は乗り切れないでいる作品。今は設定の解説中なので見ていますがそれが済んだらもう見ないかもという感じ。・・・最新話で明かされた"中国"ルーツの話は、色々と分かり易いというか、中国マフィアが絡んでいることの理由説明にもなって一つ良かったですね。逆に分かり易過ぎるという可能性もありますが。「気功」て。(笑)
「山」と「谷」という話は面白そうではあるんですけど、色々と夾雑物があって集中できないというか、『ID』のクールさの方が好みというか。
原作は『ぶっせん』『大漁!まちこ船』で有名な漫画家の人。本人の絵は独特の湿り気の多いもので僕は苦手なんですけど、アニメはまた全然違うのでそこは大丈夫・・・であるはずなんですがやはり"常に過剰に性的"という作風の特徴は出てますかね。ちゃんとというか。
監督は『地獄少女』『夏目友人帳』『デュラララ!!』シリーズの人。"音響演出"も兼ねている(つまり声優の演技指導を自分でやる)のは特別に気合が入っているのかなと思いきや、この人はいつもそうなんですねアニメ界では珍しく。個人としては実写の方をよく見る人なのかなと予想。
監督補佐は特に実績なし、構成は実写の方がメインぽい人ですが、監督とは『夏目』や『デュラララ』で馴染みの人のよう。やはり気持ちは実写の方にあるチームなんだろうなと。


『群れなせ!シートン学園』 (Wiki)

原作 - 山下文吾
監督 - 博史池畠
シリーズ構成 - 村越繁


原作はweb漫画。(サイコミ)
監督はキャリアは地味に長いですが、ちゃんと"監督"してかつ僕が見たのは『魔法陣グルグル』ぐらいですかね。まああれも結構好きでしたけど。
構成は『 ゾンビランドサガ』『かつて神だった獣たちへ』の人。少ないので書いちゃいましたが僕はどちらもちらっとしか見てません。
ただこの作品自体はかなりいいと思います。馬鹿馬鹿しくハートウォーミングで、"動物の習性"設定も満更便利に使っているだけではなくて。
中心は何と言っても、ランカちゃんの圧倒的にけなげな"犬"っぷり(狼ですけど(笑))とその演技の良さですね。声がいいなあ、この声優の人の。


『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』 (Wiki)

原作 - 夕蜜柑
監督 - 大沼心湊未來
シリーズ構成 - 志茂文彦


原作は小説。
監督は何で二人いるのか。有名監督(大沼心)監修の元新人(湊未來)が・・・とか思いかけましたが、『プリズマ☆イリヤ』シリーズなどで既にそれなりの実績はある人のようですし。ああなるほど、その『プリズマ☆イリヤ』シリーズでも"総監督"と監督としてコンビを組んでいるようなので、能力というより相性の良さで、今回も似たような態勢で作っているという事のようですね。
構成は『CLANNAD』シリーズ、『IS 〈インフィニット・ストラトス〉』『甘城ブリリアントパーク』等の人で、『ココロコネクト』『すのはら荘の管理人さん』などで監督陣とも絡み済み。
作品自体はオンラインゲームにおける能力強化において発生した、"逆転の発想"的偶発的チートの痛快さを楽しむもののように現状では見えますが、それ以上の何かはあるのか。そういうものをやりつけない世代として見ると、主人公たちの適応力というかゲームシステムへの積極性は、変に逞しくて面白いなと思ったりはしますけど。


『うちのタマ知りませんか?』 (Wiki)

原作 - タマ&フレンズ 〜うちのタマ知りませんか?〜(ソニー・クリエイティブプロダクツ)
監督 - 松田清
助監督 - 高野やよい
シリーズ構成 - うえのきみこ


よく見るキャラクターたちではあるんですけど、何か特定の漫画とかから出たものではなくキャラクター自体のコンテンツがオリジナルのようですね。
監督は『賭ケグルイ××』の監督って、違い過ぎるやろ!(笑)
まあそっちは共同監督のようですし、まだ作風も何もない新進の監督と、そういう認識でいいのかな?
助監督は色々な作品の作画監督として活躍して来て、これが初"監督"クレジットの人。
構成は『黒魔女さんが通る!!』(知らない)、『王室教師ハイネ』の人。
ある意味見え見えの可愛い可愛い、犬猫あるあるの世界なんですけど、とてもよく出来てますね。"擬人化"状態と"動物"状態との間の有機的な絡みは・・・別に無いかな。"参考"材料という感じ。基本はだから、"擬人化"状態でのほのぼのドラマを楽しむもの。
特に言う事も無いんですが、言うことも無いのに楽しめているのがレベルの高さという事で。(笑)


『ドロヘドロ』 (Wiki)

原作 - 林田球
監督 - 林祐一郎
シリーズ構成・脚本 - 瀬古浩司


原作は漫画。この『ドロヘドロ』以外は僕は知りませんが、様々な雑誌で18年に渡って連載された作品のようです。
監督は『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』や、さっき出て来た『賭ケグルイ××』のその共同監督の人。こちらは何というか、割りとグロテスク、ダークな作品という、一貫性は感じますね。原作も少し読みましたが、見事に原作の世界観を映像化していると思います。
構成はおお、なかなか凄いな、『亜人』『モブサイコ100』『BANANA FISH』『ヴィンランド・サガ』と立て続けに話題作を担当している人。上の監督の代表作二つでも、脚本に参加しています。なんか原作ものに強いというか、"世界観の表現"に信頼感のある人なのかなと。
正直僕はこういうグロテスク系もフューチャーレトロな感じもあんまり趣味ではないんですが(ギョーザがどうとか(笑))なぜか凄くしっくり来ます。単純にクオリティの高さというか、筆致の成熟感というか。"本物"感、かっこつけじゃない感というか。
"魔法使い"の設定も面白いですね。


『7SEEDS』 (Wiki)

原作 - 田村由美
監督 - 高橋幸雄
助監督 - 相浦和也
シリーズ構成 - 待田堂子


元はネットフリックスらしいですがまあいいでしょう、"地上波"でやったものは"地上波"アニメということで。これからそういうケースも増えて来るでしょうけど。ちなみに『ケンガンアシュラ』の方は前にネトフリで見て、"つまんない"という評価を既に下してありました。(笑)
原作は少女漫画。『巴がゆく!』『BASARA』という作者の過去作品は、聞いたことはある気がしますけど多分見たことは無い。
最初は人の"悪意"ばかり強調してその一方で甘ちゃんのヒロインがうざい低次元の「性悪説vs性善説」ストーリーかと思ったんですが、どうもそうではないようで回を追うごとに深みが出て来たように思います。それでも時々、"悪"や"嫌"や"暴力"性の表現が露骨過ぎてげっそりすることはありますけど、そこらへんは作者の癖というか(歳知りませんが)世代の文体なのかなという感じ。カタルシスのある直接性と、むしろ"過剰"が"固着"感を生む直接性というものが、表現にはあると思うんですけどね。"思っているから"言うのと"アピール"や誰か・何かを"おとしめる"為に言うのとの違いかな。
というわけでまだ"好き"まではいっていません(笑)けど、大掛かりなストーリーの謎含めて、楽しんで見てはいます。今後に更に期待。


『虚構推理』 (Wiki)

原作 - 城平京
監督 - 後藤圭二
シリーズ構成 - 高木登


原作はアニメにもなった漫画『スパイラル 〜推理の絆〜』の原作者による、小説。
そう言われればそんな気もする名前。
監督は目の大きさに特徴のあるキャラデザで有名らしい、かつ妙にOP/EDアニメーションを多く手掛けているらしいアニメーターの人。監督作も既に複数あるようですが、正直どれも記憶に無いです。ちなみに今作のキャラデザは別の人。
構成は最近特によく名前を見る気がする人で、過去作は『デュラララ!!』『黒子のバスケ』『ゴールデンカムイ』など。『キングダム』の新作もやるようですね。
いやあ、なんか、もう、全てがツボです。嫌いなところが無い。ヒロインの"サバサバかつ粘着質"ってキャラ、かなり珍しい気がしますね(笑)。そこから展開される「推理」は掴みどころが無くてミスリードされまくりですが、それもまた気持ちいい。"妖怪"設定も意外と重要でないようなでもやっぱり基軸のような不思議な感じで、今後どういうタイプのストーリーになって行くんだろうという。
男主人公の元カノの女性警官も、十分にヒロインになれるくらいにキャラが立ってるし。いやあ、楽しい。
今期だと『ID』とこれが双璧ですが、別に僕所謂"ミステリー"ファンではないんですけどね。特に"本格ミステリ"のちまちました感じは苦手で。綾辻行人的な。推理とか興味無え。でもこうして見ると、ある世代以降の作品は肌に合うようになっているのかも知れません。またチェックしてみようか。


『ハイキュー!!』4期は"アニメ"としての変化は特に無いですが、単純に原作の"バレーボール"漫画としての深化が凄くて目を見張ります。「レシーブ」のタイプ分けとか結構凄いですよね。あと主人公の"おバカ"っぷりも、「愚」を極めて「聖」に至るみたいなそういう様相が時々見られる気がします。
継続の『ちはやふる』3期共々、日本の"スポーツ"漫画の凄さ面白さをとことん堪能出来る作品に。
『映像研には手を出すな!』は最初は「絵」から発想する真正のアニメファン("文芸"派の僕とは違う)の思考が見えて面白かったんですが、その"ヲタク"っぷりにすぐにげっそりしてもういっかとなってしまいました。"絵"派は苦手だやっぱり。話が合わん。(笑)

以上。疲れた。(笑)


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