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引き続き永井秀樹”ラボ”/徳島-東京V(’20)
2020年02月25日 (火) | 編集 |
まずはこちらの記事から。
開幕前に色々漁っていて見つけたものですが、散々既出でしたらごめん。

中学最後の年、その春に赴任してきた20代半ばの青年教師が少年の未来を変えた。

青年は数学を担当し、サッカー部の監督に就任する。放課後、練習を終えたあと、学校のすぐそばにあった少年宅で家族と一緒に晩御飯を食べ、部屋で数学の教科書を開いた日もあった。少年は数学的な思考を苦手としていた。

(『東京V永井監督が招いた“吉武先生”。35年対話を重ねた師弟のサッカー。』Number Web)


ふかばさんが引用していたゲキサカの記事の別バージョンのようなものですが、内容の若干の違いもあり、その時とは少し違うニュアンスを受け取ったので。

ゲキサカでは特定されて(笑)ませんでしたが、吉武さんは数学教師だったんですね。
そして秀樹少年は数学が苦手と。(笑)

永井の3年次、吉武が監督に就任した初年度の明野中は、夏の全国中学校サッカー大会で優勝。大会の有史以来、ベスト4に一度入っただけの大分勢が、初めて全国の頂点に立った。


その数学を教わっていた教師がサッカー部の監督でもあり、監督として一年目からいきなり結果を出したりしたら、そりゃ心酔はするでしょうねという。

その後は。

吉武は言う。
「あれから30年以上経ちますが、常に連絡を取り合い、1週間以上空白があったことは一度もないですね。次第に教師と教え子、指導者と選手という関係を超え、サッカーを研究する仲間のようなものになった」[Number Web]

「先生は中学時代の恩師というところに始まり、35年くらいの付き合いになるが、ほぼ365日毎日サッカーの研究を重ねてきた。自分がプロになってからも、Jリーグのピッチで日々感じることを必ず先生に話し、その答え合わせを2人でずっとやってきた。」(永井監督)[ゲキサカ]


両者口を揃えて言う密な関係が、今日まで継続。


・・・これらの記述から何を感じたか確認出来たかというと。

まず「監督」永井秀樹が「選手」としてのドリブル&パスの"名人芸"の使い手という印象からは意外な、高度に組織的で抽象度の高い、所謂"欧州トップモード"志向的なものを前面に出したタイプになったことについて、僕はそれを専ら現役を辞めて(ないし辞めることを考えて)監督"修行"を始めてからの、これは選手時代からも感じていた永井秀樹の人としての割りと極端に"真面目な"面、例えば盟友藤吉現コーチが「裏表がない」と評するそういう性格が、"裏も表も"なくストレートに"現在"の流行に向かったということだろうと、基本的にそういう風に理解していたわけです。(つまりもし"南米"が流行なら南米に、"アフリカ"が流行ならアフリカ(笑)に向かったろうと)
そしてその中で出会って結果的に大きく影響を受けた一人が、吉武氏だと。

しかし今回の記事を見るとそうではなくて、最初からだったと、最初から影響を受けていたのであり、"チルドレン"であり、また内容的に数学的/ロジカルでもあったと。ある意味35年前から決まっていた道だったと。そういうことのようですね。

一方で、これはだいぶ僕の妄想というか曲解(?)が入る話なんですが。
つまり秀樹少年は数学が得意なわけではなかった、数学好きの秀樹少年が数学教師と"異端"どうし意気投合したわけではなくて、自分の苦手なことを得意とする指導者(教科・サッカー両面で)への"憧れ"というベクトルで永井秀樹のロジカルフットボール道が始まったのだとしたら、その「苦手」の残滓は現在の"東京ヴェルディ監督永井秀樹"の中に残ってはいないのか影響を与えてはいないのかという。

要は就任以来一年弱を見て来ての、「言いたいことはまあ分かるけれどそもそも永井秀樹にそれを指導する能力は現状あるのか実現できるのか」という、ヴェルディファンの恐らくかなりのパーセンテージの人が一度は感じただろう疑問に寄せた"曲解"なわけですけど。
いや、子供の時の話じゃないかと言うかも知れませんが中学三年ですからね、思考の癖や得意不得意、センスの部分というのはもう固まっていると考えていいと思います。努力は出来ても、不得意なものが得意にはならない。増して"クリエイティブ"な"センス"という次元になると。
家庭教師の受験指導というレベルならば「苦手科目の方がむしろ上手く教えられる」(分からないコの気持ちが分かるから)という一般的真理も存在しますから、"指導"のタイプによってはそれでもいいんでしょうけど。サッカーのトップチームの指導の場合はどうか。特に永井ヴェルディが標榜している"チャレンジ"で"理想"で"狂気"のサッカーの実現においては。

という話ですがどうでしょうね。(笑)

類例として、古い世代の日本人監督の中では出色の先見の明と勉強量を誇る岡田武史氏が、しかしそれを「監督」としてはどうしても実践出来ない、ある種の"脳"の限界によってというそういう例もありますが、監督永井秀樹にもそれに近い面があるのではないかという、一つの悲観的な観測。
岡田監督はとりあえずは世代の問題(中身はよく知らない。ちなみに早稲田の政経)、永井監督は世代+タイプの問題として。(ちなみに'56年生まれと'71年生まれ)


続いて"ラボ"2。
徳島戦のDAZN実況で紹介された、元ヴェルディ選手たちのコメント。

上福元&梶川

(永井)ヴェルディは敵陣でも回し倒すが、徳島は食いつかせる。


一人じゃなく二人が言っているということは、単に"結果としてポゼッション率が高まっている"のではなくて、回し"倒す"という意識が共有されていたという事でしょうね。まあ「俺たち回し倒しちゃってるよな(苦笑)」という"状態"への感慨が共有されていたという可能性もありますが。(笑)
またある程度"戦術"として食いつかせるおびき寄せるという"技"がある徳島に対して、永井ヴェルディにそういうものは現状見当たらないと、そういう話でもあるかも知れません。

上福元

(徳島のスタイルについて)
狭いところでも繋ぐ。大分と似ている。


一方で上福元があえて間のヴェルディをすっ飛ばして前々所属の大分との類似性を徳島について指摘しているということは、永井ヴェルディに"狭さ"への志向は無かった、広く広くという基本方針が、徳島に比べてもあったという、これはまあ言うまでもないかもしれないですがそういうことですね。
むしろ細かいところ狭いところは下手、雑という印象すら現状ではありますし。

以上は全て試合"前"のコメントなので、別に開幕圧勝の結果論でマウントして(笑)言っているわけではなくて、やはり"方針""志向"の話と言っていいはずですね。


徳島戦については、これくらいですかね。
本当は内容豊富な大久保試合後コメント(チーム公式)についての"ラボ3"も開講する予定だったんですが、思いの外既にスペースは埋まっているので、若干「豊富」過ぎて作業が大掛かりになる予見もあり、今回は見送ります。


・・・そうです、これは「永井秀樹の運営しているラボ」についての話ではなくて、僕が運営している「永井秀樹についてのラボ」の話だったんです。騙されました?(笑)
まあサッカーは騙し合いですから!駆け引きですから!
そういう部分がヴェルディには足りないと、大久保も言ってますしね!
ではまた次のカンファで。

J2第1節 東京V ●0-3〇 徳島(鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム)



そう言えば結局プレシーズンの記録の中に数多出て来た"練習生"の中に、この試合上々のデビューを飾った山下諒也選手もいたということなんですね。発表は2/14でも、そこで合流したわけではない。
ならば"2/25"に特別指定承認された深澤大輝選手も同様のプロセスであって、チームへの馴染みという意味での心配は無いという事でいいのかな?


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
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