2020年07月09日 (木) | 編集 |

コロナ休刊明けもあって講談社が思わぬ暴力的なスケジュールで月刊誌をまとめて放り込んで来たので(笑)、まずはそれを処理します。(笑)
『妻と僕の小規模な育児』
いかにも"カースト下位"っぽい長男が、意外と冷静に自分の現状を認識&受け入れている感じが少し安心したのと、要は「自分が叶えられなかった夢」に対して親は熱心になるのであって、"漫画家になれた"福満氏は実は"持てる"者だという、妻の妙に的確な分析。(笑)
福満家は安泰なのかもしれない。(笑)
『踊るリスポーン』
いつも天才的に面白いんだけど、2話連続で読まされると頭がおかしくなって来るのでそれは余り歓迎出来ない。(笑)
『亜人(デミ)ちゃんは語りたい』
いつもながら優しい作品世界ですねえ。
ファンタジーではなくてデモクラシーですけど。
『オカルトちゃんは語れない』
こちら姉妹編も優しいですけど、優しいだけではない驚きがいつもある作品。
なるほど、民俗学か。
チベットの"分身"が本体に牙を剥く話はかなり怖いですね。
宿の"子供"は女子大生の分身なのか、だとしたらそれは昔からいたのかついさっき出現したのか。(それもあり得る)
『性別X』
多様ジェンダーは確かに"社会的弱者"の場合は多いんだけど、逆に"エリート""貴族"(的)である伝統も一方であるので、ジェンダーの共通性だけで集うのは確かに危険な気がします。
『東独にいた』
"ベーシックインカム"の時代感はどうなってるのかな。
フィクションはフィクションとしても、どれくらい「過去」の話として描かれているのかどれくらい「架空」の話として描かれているのか。
"ベーシックインカム"理論が社会主義国で生まれて来ること自体は、何ら不自然ではないわけですけど。
『ギルドレ』
これも面白そうなんですけどね、なかなか途中からだと設定が呑み込めなくて。
『はたらくすすむ』
「初めてが店長の講習」というのは、フェラという意味なのか最後までという意味なのか。(後者っぽいですけど)
本番店ではないわけですし、"悪徳"店長にも見えなかったし、さらっと流されるとどう受け取っていいのかなという感じ。(笑)
『マガイモノ』
毎度馬鹿馬鹿しくも楽しい。そしてひっそり知的。
今回の"本格"バトルは、何となく『バスタード』
を思い出させるものがありましたが。

『さよなら私のクラマー』
ストーミングは"ハイリスクハイリターン"なのか。
うーん、なんか違う気がする。スタミナ配分的にはハイリスクなんでしょうが、"ハイプレス"も組み立てをしないことも、予め失敗をある程度許されている弱者の戦略で、むしろとりあえずは「安全策」というニュアンスも。
"J2"慣れしてると特に。(笑)
やはりリスキーなのは"ポゼッション"の方、少なくとも日本では。
『かくしごと』
終わったのか。
この"シチュエーション"から生まれるコメディを作りたかったのか、抒情的かつ複雑な"ストーリー"の方をメインに最初から考えていたのか、どっちなんでしょうねこの作品は。
『虚構推理』
今回の"推理"合戦は、途中から付いて行くのを諦めました。(笑)
頭と目が疲れた。(笑)
二人の変人美女を眺めているだけで、とりあえずいい。

『図書館の大魔術師』
「習慣」としての差別と「信念」からの本気の差別と。
後者を"厄介"と言いつつ、必ずしも批判・否定はしていないのが、知的態度として慎重で面白いですね。
『おとなりに銀河』

爆笑。

キュン。
・・・"正面"からのキメ顔というか止めゴマが、いちいち魅力的な人/漫画ですね。
『うちの師匠はしっぽがない』
タヌキは唯物論なのか。(笑)
死んだら終わりなのか。
それとやたらめったら"熱い"性格との関係性は、多分追及しても特に実りは無さそう(笑)ですが。
それともだからこそ限りある命を全力で生き切るみたいな覚悟が・・・(多分気のせい)
『ON AIR'S』
そこそこ面白かった気もするんですが、もう終わりなのか。
"12話"はそれにしても短いので、予定の行動なのかなとも思いますが。
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