2005年11月29日 (火) | 編集 |
![]() | スターゲイト SG-1 シーズン1 DVD The Complete Box リチャード・ディーン・アンダーソン (2006/05/31) カプコン この商品の詳細を見る |
続きに続いて最近では第8(!)シーズンの宣伝が流れている人気ドラマに今更ですが、ch.725AXNで放送中の第1シーズンからの再放送(今日第2シーズン開始)に遅れ馳せに感心したのでご報告。同名映画の後日談として企画された米製のSFテレビドラマです。僕の知識自体が貧困なのでネタバレの心配はほとんどありません(笑)。
その貧困な知識をもとに簡単に世界観を説明すると、物語の中心である「スターゲイト」とは全貌は明らかでない多数の惑星間の瞬間転送ネットワークの1つ1つの窓口、門のことです。そこを通って地球人とその敵や友人・隣人など様々の人間や物体が通行しているんですが、このシステムを誰が作ったのかは僕が見ている時点では分かっていません。この分からなさがストーリーの奥行き間に繋がっているので、恐らく相当後まで分からないままだろうと予想します(笑)。
分かっているのはこれは地球上においても超古代から存在し、各文明の神話伝説に記されている様々な出来事の多くがこれが関わる事実に基づいていたということ。
つまり神々=宇宙人というよくあると言えばよくある設定ですが、あるエピソードでの断片的な会話から推測するにこのネットワークを通して多くの宇宙文明が共通の起源を持っているらしい構図が透けて見えて、SFのみならず伝奇好き歴史好きの血が騒ぎます。
直接の舞台はスペースシャトルくらいは飛ばすほぼ現代の発達レベルの地球文明(のアメリカ)ですが、スターゲイトを通して微妙に技術レベルのギャップが問題になったり混じったり、まあ色々です。ちなみにゲイトの密かな発見は第二次大戦中とかそこらへんらしく、つまり宇宙技術の開発以前に実は何人かのアメリカ人は宇宙旅行というか異星文明とのファーストコンタクトを遂げていたというそういうこと。
大きなストーリーとしては”ゴアウルド”というちょっとかの『エイリアン』に似た爬虫類っぽい知的生命体で、宿主に寄生して操ってそれで勢力を拡張するグロい宇宙人との100年戦争だか1000年戦争だかがメインとしてあります。
ただそれを単に連続ものとして延々やるのではなく、基本的には1話完結で毎回はっきりしたSF的トピックス(パラレルワールドやら意識の転移やら)を丁寧に掘り下げまた意表を突く趣向を凝らして、まあ言ってみれば「X-ファイル」的な構成も併せ持つというそういうドラマ。
その趣向がなかなか見事で、こんな手のかかるパターンで8シーズンも続けてるのかよ、気が遠くなるなと一つにはそれに非常に感心しました。
で、なので直接戦争の趨勢と関係が無いような文明論・文化論、歴史ロマンや宇宙規模の文化人類学とも言うべき人間性についての考察など、趣味的だったり学術的だったりというそういうエピソードもしばしばあり、ある意味こっちがメインに思えるようなそういう面も。
ただし同じような性格を持ち「宇宙は舞台にしているけど別にSFではない」とか言われることもある『スタートレック』シリーズに比べると、こちらの方が遥かにSF度は高いと思います。
主演は『冒険野郎マクガイバー』のリチャード・ディーン・アンダーソンで、そこから想像がつくとおり内容は結構知的でも基本的なトーンは超王道のヒーローものエンターテイメント作品です。彼に文系スペシャルのオタク青年と理系スペシャルの女性キャラ、それに”ゴアウルド”から寝返ったパワー系の宇宙人を加えた4人によるパーティー・バトル。
まとめて言うと超優良総合エンターテイメント作品ですね。
特に大きなストーリーと同じ比重で小さなストーリーが充実しているのがポイント高くて、おかげで第1シーズンの途中からの数話という半端な見方しかしていない僕でもストレスなく楽しめて、かつもう第2シーズンに入っちゃってるのに未見の人に奨められるとそういうわけです。だいたい見てりゃ分かると思いますが、心配な人はこちらのサイトなどで補強を。
第2シーズンの第1話の再放送は明日(30日)の朝9:00から。本放送はウイークデイの夕方6:00からのベルトです。視聴環境がある人は是非。
いやあ、これから第8シーズンまで楽しめるのか、嬉しいなあ。
サイトトップへ
| ホーム |



