2020年06月28日 (日) | 編集 |
まあ別に無理して肯定しているわけではないんですけどね。基本素直な感想です。(笑)
J2第2節 東京V △1-1△ 町田(味スタ)


・今季(再開明け)の基本方針。
・書くことがあっても無くても(笑)、とにかく毎試合、一試合一試合ごとに書く。
・無い時はほんとに"二行"みたいなことになるかもしれないですけど(笑)、それはそういうものとしてご勘弁を。
・正直が大事。
・まあどちらかというと、ブログ自体の位置づけの再考の方からの、方針変更です。
・暇だと色々考える。
・さて試合。
・"中断期間にゆっくり頭の整理が出来た"という選手コメントは嘘ではないらしく、クソ丁寧に繋ぎ倒すまだるっこしさは同じでも、割りとお世辞でなく、「端正」と言っていいくらいの落ち着いた印象を与えるゲーム進行にはなっていましたね。
・勝てないとか点取れないとか、これまでの不信感とかそもそも見飽きた(笑)とかいうインサイダー、"サポ"ならではの感慨は当然あるでしょうが。
・例えば仮に初めてJ2リーグを見る外国人サッカーファンの視点みたいなものを想像してみたとすれば。
・期待せず見たアジアの2部リーグでいきなりこんなチームを見せられたら、何だこれはと、"感動"まではしないまでも少なくとも"おかしみ"(笑)くらいは最低限感じてくれるのではないか、そういう意味で次も見たいと酔狂半分のファンくらいにはなってくれるのではないか、そんな感じはしないでもないです。
・"客観"的に。
・どれくらいの値が付けられるかはともかく、"商品"としては成立している完成度には感じました。
・試作品以前のものを棚に並べるなよという、以前感じたような不快感に近い不満は少なくとも。
・そうしてそれなりに"成立"している永井サッカーを見て感じたのは。
・なるほど、どうやら本当にこれが"永井サッカー"であって目指すものであってやりたいものなのだなという納得感。
・強迫観念とか背伸びとか、誤解とか浅慮とかではなく。
・そのスタイルの有効性とか将来性とか、(ヴェルディが置かれている状況に対する)妥当性とかはとりあえず別にして。
・また結果的にそれを実行する能力・資質を永井監督が持たないというような意味での、"背伸び"の可能性も別にして。
・ともかく"個人""人間"永井秀樹としての、このサッカーへの向かい方には、特段の濁りも歪みも無いらしいと、「素直」にやっているらしいと、そういうこと。
・結果出来上がるサッカーが、仮にどれだけ奇妙に見えたとしても。(あくまで仮に)
・心から好きでやっているという、それだけではなく。
・もっと言えば、これが少なくとも今"監督"永井秀樹にとっての、「サッカー」なのだなと。
・"こういう"サッカーというよりも、"これ"がサッカー。サッカー≒これ、というレベルの根付き。
・例えば仮に"将棋みたい"という印象をこのサッカーが人に与えるとして(与えると思います。"ポジショナル"系サッカー全体の中でも割りと特に)、それは"サッカー"が"将棋"のように行われているというよりも。
・むしろ"将棋"が"サッカー"という形で実現している、そう言った方がいい位の"イデア"の強さであり、優先順位なのではないか。
・逆に"将棋"的でない"サッカー"にはやる価値が無い(笑)、そこまで極論したくなるくらいの、天然化した信念を感じます。
・なぜそうなのかはよく分からないですけどね。本当に(中学生時代以来)"35年"かけて熟成した、その結果なのか。
・と、若干"奇異"感を強調した書き方になってしまったかもしれませんが、ともかく(奇異ではあっても)"不自然"ではない、少なくとも永井監督個人の精神状態としては、ということが確認出来たので。
・僕的にはだいぶ落ち着いたというか、諦めがついた感じかなと。(笑)
・分かりました、これで行きましょう、これを見ましょうという。
・何度も言っていることですが、元々僕はスタイルの選択にはあまり興味が無い、スタイルで勝負が決まるのはよっぽどのトップ・オブ・トップ、それこそシティvsリバプールのようなレベルだけだろうと思っている人なので。(あるいはたまたま実現した高度に同レベルの洗練度のチームどうしの対戦)
・一方でこれまでの永井ヴェルディが上手く行かなかった理由に関しては、スタイルが悪い・・・のではなく、"スタイル"と監督の内的関係に曖昧さなり不自然さなり、とにかく結びつきの希薄さがあって、それがディテールの弱さを生んでいるのではないかと疑っていた部分があって。
・それがこの日の試合を見る限りではそうでもないのかなと思わせてくれる部分が大きかったので、それならまあ、見守る価値はあるだろうと、そういう心境になったという事で。
・それで勝てれば幸せなことだし、勝てなくてもまあ、結果をリスペクトすることは出来そう。(それが"応援"出来る必要最低の条件)
・もう一つこの試合おおと思わされたのは。
・これは多くの人にとってそうであろう、井上潮音の"躍動"。
・長らく贔屓の選手ではありましたが、正直チーム以上に期待はしていなかった。(笑)
・・・中断期間中に出た、潮音をフリーマン(≒"偽9番")で使うというトライについての報道に対する反応。
・結局この試合は概ね"ドイスボランチの一角"的な古馴染みのポジションで起用されたわけですが。
・いつ以来だろうというゲームメーカーとしての自在な機能性に加えて、それまでも確かに練習はしていたドライブやミドルシュートが、覿面に力強く実用的になっていてびっくり。
・もう腹括って"パス職人"として生きるしかないのではないか、"フリーマン"起用もむしろういうプレーにポジションでダイナミズムを補完するという、そういう方向でイメージしていたんですが。
・あれあれという。これなら改めて買ってくれるところもあるかな?という。(笑)
・そして面白かったというか不思議だったのは、その"機能"の仕方。
・上で問題にした"組織プレー"との相性の難を、潮音がストレートに克服したようには見えなかったんですが、一方でロティーナ以前やロティーナ末期のような、"戦術潮音"の丸投げによる「自由」で躍動したという、そういうのとも違う感じ。
・綺麗に中間というか、幸せな妥協というか。「融合」と評価し切るには、実態がまだ不明なところが多いですが。
・とにかく意外でしたね、ロティーナでもホワイトでも駄目だったことが、永井政権下で実現するとは。
・林陵平やカンスイルの扱いを見ても、永井監督がそういう細かい調整や"異物"の取り込みを熱心にやるタイプ出来るタイプには見えないだけに。
・定義としては潮音はそこまで"異物"ではないでしょうけど、実態としては似たようなものだったと思います、これまでは。
・あちらを立てればこちらが立たない、純粋な衝突関係。
・単純に人の足し引きで考えてみると・・・吉武コーチ効果?
・単純過ぎるかも知れませんが(笑)、それくらい期待していなかった(笑)。永井監督にも潮音にも。
・ドライブやミドルシュートに関しては、練習の成果と共に、やはり"本体"の司令塔プレーが上手く行っている事での、繋がりのスムーズさが決め手なのかなと。
・ドリブルもし"なけれ"ばシュートも撃"たなけれ"ばという、受け身のプレー選択ではなくて、より内側からのイメージでプレーが出来ている。
・とにかく井上潮音が躍動するチームなら、見たくないわけはないので。
・今後も期待します・・・3割くらいは。(笑)
・低い?でも失意の歴史が長くて(笑)。今はまだ、警戒7期待3くらい。
・徐々にその比率が、逆転してくれると。(笑)
・吉武効果、なのかなあ、結局。
・最も簡単な理解としては。
・永井監督の観念に実体を与えるには、共にその観念を育んだ師匠の具体的存在が、人格が、結局必要だったという。
・潮音の"不思議"が無かったら、別にここまで考えはしなかったですけどね、単純に中断で落とし込む時間が出来たからだろうと。
・まあ誰の手柄でもいいんですけど。(笑)
・次も見る価値を感じる試合を、お願いします。勝てれば尚いい。(負け慣れ過ぎ)
J2第2節 東京V △1-1△ 町田(味スタ)


・今季(再開明け)の基本方針。
・書くことがあっても無くても(笑)、とにかく毎試合、一試合一試合ごとに書く。
・無い時はほんとに"二行"みたいなことになるかもしれないですけど(笑)、それはそういうものとしてご勘弁を。
・正直が大事。
・まあどちらかというと、ブログ自体の位置づけの再考の方からの、方針変更です。
・暇だと色々考える。
・さて試合。
・"中断期間にゆっくり頭の整理が出来た"という選手コメントは嘘ではないらしく、クソ丁寧に繋ぎ倒すまだるっこしさは同じでも、割りとお世辞でなく、「端正」と言っていいくらいの落ち着いた印象を与えるゲーム進行にはなっていましたね。
・勝てないとか点取れないとか、これまでの不信感とかそもそも見飽きた(笑)とかいうインサイダー、"サポ"ならではの感慨は当然あるでしょうが。
・例えば仮に初めてJ2リーグを見る外国人サッカーファンの視点みたいなものを想像してみたとすれば。
・期待せず見たアジアの2部リーグでいきなりこんなチームを見せられたら、何だこれはと、"感動"まではしないまでも少なくとも"おかしみ"(笑)くらいは最低限感じてくれるのではないか、そういう意味で次も見たいと酔狂半分のファンくらいにはなってくれるのではないか、そんな感じはしないでもないです。
・"客観"的に。
・どれくらいの値が付けられるかはともかく、"商品"としては成立している完成度には感じました。
・試作品以前のものを棚に並べるなよという、以前感じたような不快感に近い不満は少なくとも。
・そうしてそれなりに"成立"している永井サッカーを見て感じたのは。
・なるほど、どうやら本当にこれが"永井サッカー"であって目指すものであってやりたいものなのだなという納得感。
・強迫観念とか背伸びとか、誤解とか浅慮とかではなく。
・そのスタイルの有効性とか将来性とか、(ヴェルディが置かれている状況に対する)妥当性とかはとりあえず別にして。
・また結果的にそれを実行する能力・資質を永井監督が持たないというような意味での、"背伸び"の可能性も別にして。
・ともかく"個人""人間"永井秀樹としての、このサッカーへの向かい方には、特段の濁りも歪みも無いらしいと、「素直」にやっているらしいと、そういうこと。
・結果出来上がるサッカーが、仮にどれだけ奇妙に見えたとしても。(あくまで仮に)
・心から好きでやっているという、それだけではなく。
・もっと言えば、これが少なくとも今"監督"永井秀樹にとっての、「サッカー」なのだなと。
・"こういう"サッカーというよりも、"これ"がサッカー。サッカー≒これ、というレベルの根付き。
・例えば仮に"将棋みたい"という印象をこのサッカーが人に与えるとして(与えると思います。"ポジショナル"系サッカー全体の中でも割りと特に)、それは"サッカー"が"将棋"のように行われているというよりも。
・むしろ"将棋"が"サッカー"という形で実現している、そう言った方がいい位の"イデア"の強さであり、優先順位なのではないか。
・逆に"将棋"的でない"サッカー"にはやる価値が無い(笑)、そこまで極論したくなるくらいの、天然化した信念を感じます。
・なぜそうなのかはよく分からないですけどね。本当に(中学生時代以来)"35年"かけて熟成した、その結果なのか。
・と、若干"奇異"感を強調した書き方になってしまったかもしれませんが、ともかく(奇異ではあっても)"不自然"ではない、少なくとも永井監督個人の精神状態としては、ということが確認出来たので。
・僕的にはだいぶ落ち着いたというか、諦めがついた感じかなと。(笑)
・分かりました、これで行きましょう、これを見ましょうという。
・何度も言っていることですが、元々僕はスタイルの選択にはあまり興味が無い、スタイルで勝負が決まるのはよっぽどのトップ・オブ・トップ、それこそシティvsリバプールのようなレベルだけだろうと思っている人なので。(あるいはたまたま実現した高度に同レベルの洗練度のチームどうしの対戦)
・一方でこれまでの永井ヴェルディが上手く行かなかった理由に関しては、スタイルが悪い・・・のではなく、"スタイル"と監督の内的関係に曖昧さなり不自然さなり、とにかく結びつきの希薄さがあって、それがディテールの弱さを生んでいるのではないかと疑っていた部分があって。
・それがこの日の試合を見る限りではそうでもないのかなと思わせてくれる部分が大きかったので、それならまあ、見守る価値はあるだろうと、そういう心境になったという事で。
・それで勝てれば幸せなことだし、勝てなくてもまあ、結果をリスペクトすることは出来そう。(それが"応援"出来る必要最低の条件)
・もう一つこの試合おおと思わされたのは。
・これは多くの人にとってそうであろう、井上潮音の"躍動"。
・長らく贔屓の選手ではありましたが、正直チーム以上に期待はしていなかった。(笑)
潮音フリーマン自体は楽しみだし面白いとは思うけど、ただ潮音の問題は「どのポジションが合ってるか」ではなくて、(その役割も含めて)「"組織プレー"そのもの/全体とどう向き合うか」なので、あんまり虫のいい期待は抱くべきではないと思う。たまたま、比較的合ってるだけでは意味が無いというか。
— アト (@atosann) April 3, 2020
・・・中断期間中に出た、潮音をフリーマン(≒"偽9番")で使うというトライについての報道に対する反応。
・結局この試合は概ね"ドイスボランチの一角"的な古馴染みのポジションで起用されたわけですが。
・いつ以来だろうというゲームメーカーとしての自在な機能性に加えて、それまでも確かに練習はしていたドライブやミドルシュートが、覿面に力強く実用的になっていてびっくり。
・もう腹括って"パス職人"として生きるしかないのではないか、"フリーマン"起用もむしろういうプレーにポジションでダイナミズムを補完するという、そういう方向でイメージしていたんですが。
・あれあれという。これなら改めて買ってくれるところもあるかな?という。(笑)
・そして面白かったというか不思議だったのは、その"機能"の仕方。
・上で問題にした"組織プレー"との相性の難を、潮音がストレートに克服したようには見えなかったんですが、一方でロティーナ以前やロティーナ末期のような、"戦術潮音"の丸投げによる「自由」で躍動したという、そういうのとも違う感じ。
・綺麗に中間というか、幸せな妥協というか。「融合」と評価し切るには、実態がまだ不明なところが多いですが。
・とにかく意外でしたね、ロティーナでもホワイトでも駄目だったことが、永井政権下で実現するとは。
・林陵平やカンスイルの扱いを見ても、永井監督がそういう細かい調整や"異物"の取り込みを熱心にやるタイプ出来るタイプには見えないだけに。
・定義としては潮音はそこまで"異物"ではないでしょうけど、実態としては似たようなものだったと思います、これまでは。
・あちらを立てればこちらが立たない、純粋な衝突関係。
・単純に人の足し引きで考えてみると・・・吉武コーチ効果?
・単純過ぎるかも知れませんが(笑)、それくらい期待していなかった(笑)。永井監督にも潮音にも。
・ドライブやミドルシュートに関しては、練習の成果と共に、やはり"本体"の司令塔プレーが上手く行っている事での、繋がりのスムーズさが決め手なのかなと。
・ドリブルもし"なけれ"ばシュートも撃"たなけれ"ばという、受け身のプレー選択ではなくて、より内側からのイメージでプレーが出来ている。
・とにかく井上潮音が躍動するチームなら、見たくないわけはないので。
・今後も期待します・・・3割くらいは。(笑)
・低い?でも失意の歴史が長くて(笑)。今はまだ、警戒7期待3くらい。
・徐々にその比率が、逆転してくれると。(笑)
・吉武効果、なのかなあ、結局。
・最も簡単な理解としては。
・永井監督の観念に実体を与えるには、共にその観念を育んだ師匠の具体的存在が、人格が、結局必要だったという。
・潮音の"不思議"が無かったら、別にここまで考えはしなかったですけどね、単純に中断で落とし込む時間が出来たからだろうと。
・まあ誰の手柄でもいいんですけど。(笑)
・次も見る価値を感じる試合を、お願いします。勝てれば尚いい。(負け慣れ過ぎ)
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