2020年07月01日 (水) | 編集 |
コロナ自粛からの再開初戦となったホーム町田戦については、いつにも増してヴェルサポレビュー陣の発信が質量共に豊かでしたが、逆に豊か過ぎて消化に少し戸惑う部分も出て来そう(笑)だったので、そこらへんを比較整理してみようという企画。
一般人代表として。(笑)
やり方としては、概ね共通しているところは省いて、独自に強調しているところや僕が読んでいてふむと思ったところだけ抜粋。"強調"はご本人にそのつもりがあるとは限らないですが、結果的に目立って見えるパートという事で、そういう読まれ方もあるのかと納得していただけると。
一応挙げておくと、"共通"点(最低5人中4人)としては、
以下更新順に。
最近twitterを中心とするネット上で、それなりに僕と接触のあった方々のものを。
"俺も書いてるぞ"という人もいらっしゃるでしょうが、単に僕が認知してないだけですのでお気になさらずに。(笑)
東京ヴェルディを巡る冒険2020 「よく練られた組み合わせは課題を示す」【呟き10個分の小品】 (ふかばさん)
・藤田と井上のコンビは機動力・展開力を見せつけボールの回収と保持の継続両面で大きく貢献をしていた。
・この小兵センターハーフ2人の後ろはベテランセンターバックの3人が支える形。
・この3+2で後ろを固めることでカウンターについてはそれなりに対抗できていた。
・一方、このことによって[3+2の残りの]相手陣内では問題が発生していた。
・井上藤田コンビの背後を2枚で支えることができるかどうかが少し不透明だ。
・本質的には、サイズのある中盤を仕入れなかったことが問題
・中盤底で特異な才能を発揮する藤田とぎらつきはじめた井上を起用しながらどうチームのバランスを保つのか。
・・・形の問題に加えて、個人の資質について強めに言及しているのが特徴かなと。だから補強しとけば!というのも含めて。(笑)
【雑感】2020年J2リーグ 第2節 対町田ゼルビア~待望の瞬間~ (tadさん)
・キックオフ時、ヴェルディの最終ラインには右から若狭、高橋祥平、平、奈良輪と4バックでピッチに立っていた。そこからボール保持時は奈良輪が上がり若狭がそのまま残る3バック化へ可変する形を取った。
・周囲のカバーリングの遅さが失点を招いた。その後も何回か同じ形からピンチを招くことがあった。
・ボールを失った際のネガトラ時の位置取りの遅れ
・23分の場面では優平が前線から懸命に最終ラインまで戻ってカバーリングするなど約束事が曖昧に思えてしまう点を課題と感じる。
・・・"基本4バック"と"カウンター対処の「失敗」"の方の強調が、他の論者と比べると目立つかなと。
20200627 第2節ホーム町田戦 (コストロスさん)
・こういう[先制される]展開だと攻め急いで無理やり縦パスを入れて奪われ逆襲を喰らうパターンになる事が多かったですが、縦パスを入れられる時は入れるって感じで落ち着いたゲーム運びができていたのはよかったですね。
・[一方で]ビルドアップに人数をかけ過ぎてる印象
・奈良輪がクリアボールの競り合いで中に入った後に代わりに幅を取る選手がいないんですよね。奪われたらスムーズにカウンターに移行できてしまうのでここは徹底してほしいです。
・ネガトラの反応が良く町田に密集を突破されずに奪い返す事ができていたのは大きな収穫ですね。
・・・カウンター対処については形的にまずいところはあったけど反応は良かったので総合+という評価か。
良くも悪くも受動的。主導権を自らつかめなかった試合。【町田ゼルビア戦レビュー】 (Haru10さん)
・プレビューでもビルドアップは3バックを予想していたが、そもそも可変のコストをなくしての3バックスタートとなった。
・ここは良い意味での受動性がでた。相手を見てのプレーが良くできていた。この時間帯は町田の積極的なプレスがちらほらあり、それをうまくいなせていた。
・ここからは受動性の悪い面が出てしまう。相手が動かないとヴェルディは上手く動けないのである。
・優平を主として、下りすぎてしまうシーンがいくつかあった。下りすぎてしまうと何が良くないのか。それはGIFにもあるようにWGのプレイヤーがボールを受けても孤立してしまう点にある。
・右サイドは吉尾がすこし高めを取っていく守備。攻撃を遅らせるが受け身にはなりすぎず、ライン間は少し広めになるような形。恐らくだがこれらの特徴により、後半は左サイド偏重の攻撃になったと考えられる。
・端戸が優平の空けたスペースを感知するようになってからは少しずつ変わってくる。優平がブロック外に下り、4-2-4のような形。町田SHの意識を向けさせることに成功する。
・他に良かった点で言えば、3-2ビルドアップにすることによるネガトラの部分。(中略)ここは藤田の危機管理能力や3CBの能力の高さが出たと考える。
・・・「可変でない3バック」を強調しているのは、見かけ上tadさんと結構対立(?)してますね。潮音(を中心とするゲームメイク)とマリノストリオそれぞれの機能性についての、より突っ込んだ考察も特徴か。
第2節 vs FC町田ゼルビア 雑感 (あ. さん)
・サイドではなく、バイタルの中央にフリーマンを作ることが目的で、これが欧州でのポジショナルプレーの解釈とは違う
・また、敵FW-MFライン間でフリーマンを作ることもできてました。特に、佐藤が瞬間的に数的優位を作ってジョエルにボールを渡す形。この状況では、ジョエルがフリーマンとなっています。
・課題はここから。フリーマンとなった選手のプレーの判断の質ですね。
・ポジションを適切に取れていたことで相手への負担は多く、それがネガトラにも反映されていたりとかなり改善されていることはわかります。
・守備はもう少し頑張れ。失点シーンは頼むから寄せてくれい。
・・・ポジショナルプレー一般の解説になっている部分はばっさり切って(笑)、(町田戦の)"永井ヴェルディ"に特化したところだけ抜かせていただきました。
(追記・補足)
・(大きく)カウンター対処についての評価が、結構人によって少しずつ違って面白いですね。"意見"の問題と"言い方"の問題と。
・上手く行っていたのか行ってなかったのか、形なのか反応(判断)なのか。
・ネガトラとカバーリングの区別も。
・ある意味潮音以上にコントラバーシャルな佐藤優平の評価については、特にコメントせず晒す。(笑)
・DAZN(下村東美)解説は単純に、"よく動く"と褒めてましたけど。
こんな感じです。何かの役に立ったでしょうか。(笑)
僕・・・は何言いましたっけ。そうか、(良くなった所は)「結局吉武コーチ効果なんじゃね?」説か。まとめちゃうと酷い話ですね。(笑)
一般人代表として。(笑)
やり方としては、概ね共通しているところは省いて、独自に強調しているところや僕が読んでいてふむと思ったところだけ抜粋。"強調"はご本人にそのつもりがあるとは限らないですが、結果的に目立って見えるパートという事で、そういう読まれ方もあるのかと納得していただけると。
一応挙げておくと、"共通"点(最低5人中4人)としては、
あたりですかね。それらを踏まえつつ、あえて各々が力点を置いているように見えるのは・・・という話です。・3-2ビルドアップ
・井上潮音の活躍
・左サイドのマリノストリオ(奈良輪、佐藤優平、端戸)
・サイドでの圧力・質的優位不足
以下更新順に。
最近twitterを中心とするネット上で、それなりに僕と接触のあった方々のものを。
"俺も書いてるぞ"という人もいらっしゃるでしょうが、単に僕が認知してないだけですのでお気になさらずに。(笑)
東京ヴェルディを巡る冒険2020 「よく練られた組み合わせは課題を示す」【呟き10個分の小品】 (ふかばさん)
・藤田と井上のコンビは機動力・展開力を見せつけボールの回収と保持の継続両面で大きく貢献をしていた。
・この小兵センターハーフ2人の後ろはベテランセンターバックの3人が支える形。
・この3+2で後ろを固めることでカウンターについてはそれなりに対抗できていた。
・一方、このことによって[3+2の残りの]相手陣内では問題が発生していた。
・井上藤田コンビの背後を2枚で支えることができるかどうかが少し不透明だ。
・本質的には、サイズのある中盤を仕入れなかったことが問題
・中盤底で特異な才能を発揮する藤田とぎらつきはじめた井上を起用しながらどうチームのバランスを保つのか。
・・・形の問題に加えて、個人の資質について強めに言及しているのが特徴かなと。だから補強しとけば!というのも含めて。(笑)
【雑感】2020年J2リーグ 第2節 対町田ゼルビア~待望の瞬間~ (tadさん)
・キックオフ時、ヴェルディの最終ラインには右から若狭、高橋祥平、平、奈良輪と4バックでピッチに立っていた。そこからボール保持時は奈良輪が上がり若狭がそのまま残る3バック化へ可変する形を取った。
・周囲のカバーリングの遅さが失点を招いた。その後も何回か同じ形からピンチを招くことがあった。
・ボールを失った際のネガトラ時の位置取りの遅れ
・23分の場面では優平が前線から懸命に最終ラインまで戻ってカバーリングするなど約束事が曖昧に思えてしまう点を課題と感じる。
・・・"基本4バック"と"カウンター対処の「失敗」"の方の強調が、他の論者と比べると目立つかなと。
20200627 第2節ホーム町田戦 (コストロスさん)
・こういう[先制される]展開だと攻め急いで無理やり縦パスを入れて奪われ逆襲を喰らうパターンになる事が多かったですが、縦パスを入れられる時は入れるって感じで落ち着いたゲーム運びができていたのはよかったですね。
・[一方で]ビルドアップに人数をかけ過ぎてる印象
・奈良輪がクリアボールの競り合いで中に入った後に代わりに幅を取る選手がいないんですよね。奪われたらスムーズにカウンターに移行できてしまうのでここは徹底してほしいです。
・ネガトラの反応が良く町田に密集を突破されずに奪い返す事ができていたのは大きな収穫ですね。
・・・カウンター対処については形的にまずいところはあったけど反応は良かったので総合+という評価か。
良くも悪くも受動的。主導権を自らつかめなかった試合。【町田ゼルビア戦レビュー】 (Haru10さん)
・プレビューでもビルドアップは3バックを予想していたが、そもそも可変のコストをなくしての3バックスタートとなった。
・ここは良い意味での受動性がでた。相手を見てのプレーが良くできていた。この時間帯は町田の積極的なプレスがちらほらあり、それをうまくいなせていた。
・ここからは受動性の悪い面が出てしまう。相手が動かないとヴェルディは上手く動けないのである。
・優平を主として、下りすぎてしまうシーンがいくつかあった。下りすぎてしまうと何が良くないのか。それはGIFにもあるようにWGのプレイヤーがボールを受けても孤立してしまう点にある。
・右サイドは吉尾がすこし高めを取っていく守備。攻撃を遅らせるが受け身にはなりすぎず、ライン間は少し広めになるような形。恐らくだがこれらの特徴により、後半は左サイド偏重の攻撃になったと考えられる。
・端戸が優平の空けたスペースを感知するようになってからは少しずつ変わってくる。優平がブロック外に下り、4-2-4のような形。町田SHの意識を向けさせることに成功する。
・他に良かった点で言えば、3-2ビルドアップにすることによるネガトラの部分。(中略)ここは藤田の危機管理能力や3CBの能力の高さが出たと考える。
・・・「可変でない3バック」を強調しているのは、見かけ上tadさんと結構対立(?)してますね。潮音(を中心とするゲームメイク)とマリノストリオそれぞれの機能性についての、より突っ込んだ考察も特徴か。
第2節 vs FC町田ゼルビア 雑感 (あ. さん)
・サイドではなく、バイタルの中央にフリーマンを作ることが目的で、これが欧州でのポジショナルプレーの解釈とは違う
・また、敵FW-MFライン間でフリーマンを作ることもできてました。特に、佐藤が瞬間的に数的優位を作ってジョエルにボールを渡す形。この状況では、ジョエルがフリーマンとなっています。
・課題はここから。フリーマンとなった選手のプレーの判断の質ですね。
・ポジションを適切に取れていたことで相手への負担は多く、それがネガトラにも反映されていたりとかなり改善されていることはわかります。
・守備はもう少し頑張れ。失点シーンは頼むから寄せてくれい。
・・・ポジショナルプレー一般の解説になっている部分はばっさり切って(笑)、(町田戦の)"永井ヴェルディ"に特化したところだけ抜かせていただきました。
(追記・補足)
・(大きく)カウンター対処についての評価が、結構人によって少しずつ違って面白いですね。"意見"の問題と"言い方"の問題と。
・上手く行っていたのか行ってなかったのか、形なのか反応(判断)なのか。
・ネガトラとカバーリングの区別も。
・ある意味潮音以上にコントラバーシャルな佐藤優平の評価については、特にコメントせず晒す。(笑)
・DAZN(下村東美)解説は単純に、"よく動く"と褒めてましたけど。
こんな感じです。何かの役に立ったでしょうか。(笑)
僕・・・は何言いましたっけ。そうか、(良くなった所は)「結局吉武コーチ効果なんじゃね?」説か。まとめちゃうと酷い話ですね。(笑)
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