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(備忘録)再開後~現在までの永井ヴェルディ関連記事集
2020年09月21日 (月) | 編集 |
ここのところ試合について書きたいことが余り浮かばないので、頭の整理も兼ねてこんなことでも。
サカマガwebを筆頭とする主要ネットメディアで語られた永井ヴェルディ。その中で僕が面白いと思った(箇所のある)もの。・・・面白いと言っても個人に焦点を当てたものではなくて、何らかチーム戦術的なことに関係のあるもの限定です。
探せばもっとあるでしょうが、とりあえず。見つけ次第(思い出し次第)、足すかも。情報提供歓迎。


6月

永井秀樹が明かす、コロナ危機にオンラインで伝えたヴェルディの戦術 6.6

「(オンラインミーティングは)大きく分けるとMB(攻撃)RB(守備)について、毎回詳細にテーマを決めて、過去の試合や参考になりそうな海外クラブの試合映像やCG加工した動画等を交えて実施した。

例えば、『MBの最後の崩しについて』『サイドからの崩しの型について』といった感じに。我々が目指すサッカー、『ボールを保持してゲームを支配するための方法論』についてさらに深く落とし込んできた。

『RBはどこでボールを奪うのか』『どの位置からプレッシャーをかけるのか』など、映像を見せつつ解説する。週2回、1回あたり2時間ほどで、パソコンの画面に、全選手とコーチ、スタッフまで含めると40人前後が映っていて、みんなの顔を見て、反応を確認しつつ伝えることができたのはよかったと思う。

"RB"は後でも出て来るように"リターン・ザ・ボール"ですが、"MB"は何でしたっけ。どこかに出て来てるはずですけど、検索しても見つからなかった。

大久保嘉人が語る昇格へのカギ「スタートダッシュが大事になる」 6.16

東京Vは、活動自粛中にzoomでチーム戦術の理解を深めることに努めた。今季加入の大久保にとって、それは有意義に時間になったという。

同じ内容ですけど、"zoom"と特定してあるのがなんかツボに入っちゃって。(笑)
やっぱzoomなんだ。アイドルや芸人と同じだね。

△町田 1-1 6.27


7月

△栃木 1-1 7.5
●大宮 0-1 7.11

〇甲府 4-2 7.15

東京Vが甲府に快勝! 永井監督「定位置を壊す意味を理解してくれた」◎J2第5節 7.16

「われわれは70%以上の保持率でゲームを支配をしてやる中で定位置というものを大事にしているんですが、ある意味でフィニッシュゾーンのところは、定位置を壊してやっていい。その意図だったり意味を選手がよく理解してやってくれたと思います」

 これまで練習では、多くの時間を「立ち位置」の理解に費やしてきた。その結果としてベースはできつつあり、実際にボール保持率は上がっている。ただ一方で選手がその枠組みにとらわれて自身の持ち味を出し切れない側面もあった。最後の部分、つまりフィニッシュワークに関しては「個々のアイディアを存分に出してほしい」というのが永井監督の考え方。そこで、この試合(甲府戦)に向けたミーティングでは、あらためて選手にその点を強調したという。

(定位置を)"壊す"のは、"フィニッシュ"ゾーンでという、位置づけの確認。


〇千葉 2-1 7.18

内容も格段に向上。今季初の連勝で示した永井秀樹監督のマネジメント力 7.19 [千葉戦後]

「中断期間を活用し、戦術を整理するとともにベース部分の強化をできたのは大きかったです。おかげでチームの型は7割方完成した」

勿論だいたいなわけでしょうげど、自己認識としては、「7割」なんだなという。

「型破りなプレーをできるのは、きちんとした型を持ってこそ。それがないのに好き勝手やると、形無しになってしまいます。そのあたりの伝え方が難しくてね。(中略)歌舞伎役者の故・十八代目中村勘三郎が好んで使った「型破りと形無し」の言い回しで表現した。


△山形 0-0 7.25


永井秀樹監督はイメージ済み。攻撃サッカーを導く「RB」の重要性 7.28 [新潟戦に向けて]

「このチームの立ち上げから取り組んでいるのが『リターン・ザ・ボール』。ボールを取り戻すということですが、『RB』という名前をつけていて、その質が向上してきています。さらにRBの質を継続して上げていきたいと思います」

△新潟 1-1 7.29


8月

早くも「一歩手前」の感覚あり! 小池純輝がまだまだ高めたいこと 8.1

「そこまで意識しているわけではないですけど、去年なら(パスが)出てきたのに出てこなかった場面もあります。そこで出てくるようになったら、僕自身がチャンスに顔を出せると思います。こういうのって、比例すると思うんです。ボールをもらえるようになればその分、チャンスもいいプレーも増える。いまは一歩手前という感覚ですね。そこは高めていきたいですし、誰からでももらえるようにタイミングを作っていきたいと思います」

ボールを持てる、繋ぎが向上したからこそ、という悩み。正直な。


情熱のポゼッションを! 永井秀樹監督が求める「両手」の意味 8.2 [長崎戦に向けて]

「いまやっているサッカーが一つ上のレベルに行くには、受け手ですね。フィニッシュゾーン(相手最終ラインの裏側)で受ける人数、回数がもっと増えてくることが大事です。試合中で受け手の選手が両手を上げて、いまボールを出すのはオレのところだっただろう! とアピールする回数が増えてくると上に行けるんです。現状ではその回数は少ない」

△長崎 0-0 8.2

●琉球 0-1 8.8
〇福岡 3-1 8.12
〇水戸 2-0 8.16

元バルセロナの重鎮に絶賛された「美しく勝つ」永井秀樹のヴェルディ 8.18

さらに、試みていることがある。「質の追求に終わりなし」と常々話す永井は、おそらくJリーグクラブでは初となる「パーソナル・コーチング」を取り入れた。

「我々らが描きたいサッカーの絵は決まっている。その絵はジクソーパズルと同じように、控え選手も含めた全員、1ピースでも欠ければ完成しない。だからこそチーム全体の戦術判断とは別に、各自のポジションや状況によって、個人戦術の質を高める必要がある。そのあたりをフォローする目的で、選手それぞれに担当コーチをつけて、より細分化して分析やアドバイスができないかと考えた。

 担当コーチは、練習から試合まで、選手のワンプレーに対して『この場面での立ち位置は違う』『この状況では、ここにボールを通した方がよりいい』という感じで、具体的にアドバイスする。『そのプレーでは駄目だ』で終わりにするのではなく、『正しい位置はここ』と具体的に伝えるから、選手もきちんと理解して改善に役立てられるようになったと思う」(永井)

攻撃的なポジションの選手は、フォワード出身の藤吉信次コーチが担当し、守備的な選手は、「現役時代から卓越した技術で、常に考えながらボランチでのボール奪取をこなしてきた守備職人」と永井が信頼を置く菅原智コーチ。内部昇格したばかりの若手はおもに、永井とともにヴェルディユース時代から指導してきた保坂信之コーチ。キーパー陣は、ブラジルでのプレー経験もあり、新守護神GKマテウスとも堪能なポルトガル語でコミュニケーションのとれる沖田政夫GKコーチが受け持つ。

 さらに、担当コーチが各選手にアドバイスするための映像分析だけでなく、永井自身がパズルを組み合わせ全体の大きな絵を描くために必要な資料は、「スペイン・バルセロナ元在住のサッカーフォトグラファー」という異色の経歴を持つ鈴井智彦分析コーチが担当し、現在に至るまでのスタイル構築を支えている。

概ね新潟戦後くらいの時期の記事。"元バルセロナの重鎮"というのは、新潟のアルベルト監督のこと。
なお"担当コーチ制"のアイデアのきっかけは、永井監督25歳時、'96年あたりのミランの練習見学とのこと。


〇松本 3-0 8.19

異色のルーキー山下諒也がヴェルディに適応できた理由と、偶然だった入団経緯 8.20 [松本戦後]

「昨年、練習参加の段階から、山下はこのサッカーを理解しようという意識を強く持っていました。また、周りのサポートがあったのも適応できた理由。立ち位置や走るタイミングなど、コーチングスタッフからの指導を受ける他、選手同士で話し合う雰囲気がある。そこはこのチームの長所ですね。アカデミー育ちの選手と外から入ってきた選手の融合がうまくいき始めていると感じます」

"野人"ゆえの可塑性ということをこの選手について言って来ましたが、一方でとても頭の良い選手だなということを、最近特に感じています。"考える"ということを本能的に知っている。知識ではなく。
この二つを対立的に置かないように言い換えれば、「教えられ」た以上に「学ぶ」ことの出来る選手というか。
今いる選手の中で将来代表レベルに到達する可能性としては、案外藤田譲瑠チマに継ぐくらいの位置にいるのではないかと。他は・・・どうなんでしょう。

「何かを変えたというより、永井さんやコーチ陣からのアドバイスを受け、自分なりに理解してプレーし、考えながらやってきました。高2の時、ジュビロで大木武さんのサッカーを経験し、それと感覚的に似ている部分があるなというのは感じます」

大木サッカーか(笑)。真逆なところもある気はしますが、基本フォーメーションと"繋ぎ倒す"ところは似てるのかも。


●北九州 1-2 8.23

「それだよ、ジョエル!」ガチムチ大久保嘉人が贈った渾身の拍手 8.27 [北九州戦後]

センターバック2枚がオレを見ていれば前に出てこないので、その2人を引き出さないように前に残るように、という感じでしたね。逆にオレが中盤に下がればセンターバックがついてきて、スペースが空かなくなるので」

 相手を「ピン留め」する役割を与えられたのだが

今に至るまでを考えて、他の選手ではなく大久保がフリーマンで使われ続ける目的としては、ポストというか真ん中でより踏ん張るプレーを期待されてということでいいんですかね。


〇京都 2-0 8.29


9月

「未来を考えている」イニエスタ流思考で永井秀樹監督が得る学び 8.31 [磐田戦に向けて]

「我々の中に“中村憲剛”が出てきてくれると、嘉人のすごさがもっと出てくるのではないでしょうか」

 川崎フロンターレ時代のベストパートナーと同等の選手が東京Vにいたら…。だから「(山本)理仁やジョエル(藤田譲瑠チマ)あたりはだいぶそこを意識してきて、“差せる”ボールが増えてきています。受け手がよくないと出し手は育ってこないので、嘉人がいることで育ってくれればいいなと思っています」

8.2の記事では「受け手」が強調されてましたが、その月末には「出し手」の方が強調されていると、単純に(笑)比較するとそういう話。

△磐田 2-2 9.2

ヴェルディスタイルの次のステージへ。永井秀樹監督「縦に、長く」 9.5 [磐田戦後]

「常にヴェルディスタイルでノーマルな形で崩して点がほしいですし、セットプレーからも、私たちの言うコントラ、つまりカウンターからも点がほしいんです。すべてのバージョンから点が取れるように準備したいと思っています」

「相手を引き出して突く、というのは、実はいま自分の頭の中では一番やりたいことなんです。相手を長い距離で縦に引き込むというのがまさに考えているところで、そうすればなお効率よく点を取れると感じているんです。まさに自分たち主導で、相手を縦に長く引き出してギャップを突く、つまり『自分たちで作り出すコントラ』ですね。それには、より俯瞰で見ながらやれるようになるといいと思います」


●愛媛 0-1 9.5

「怖い選手」へあともう少し。井上潮音のオールラウンドという強さ 9.6 [愛媛戦後]

「マンツーマンで来た相手に対して、判断が悪かったと思います。相手を背負うのではなく、ワンタッチではたいたりフリックではがすことができれば、捕まえきれない状況になっていました。その判断が必要だったと思います」

 マンツーマンディフェンスそのものに脅威を感じていたわけではなく、それに対応する自分たちのミスだったということだ。もちろん、井上は対応策を実践している。

「そういうときにワイドの選手が裏を狙うことは大事だったと思うし、自分たちが定位置を崩すことも必要だったと感じています」

(森田)晃樹と話したわけではないですけど、お互いにそう感じていて、入れ替わりながら多少定位置を崩しながらやりました」


見方を変えればスペースが。永井秀樹監督が伝えたい「発想の転換」 9.8

「愛媛がマンツーマンで来るというプランに対して、どう向き合っていくか。普段の私たちは、なかなか前に出てこない相手を引き出すという難しい作業から入っています。でも、見方を変えると愛媛戦では(相手が出てきてくれるので)引き出す必要がなかったわけです。発想の転換というか、見方を変えることができればスペースはたくさんあった、ということを改めてミーティングで確認しました」



〇岡山 1-0 9.9

●群馬 1-3 9.13

「めちゃくちゃ良くなる!」大久保嘉人の予言がもうすぐ当たる 9.18 [群馬戦後]

中から攻めることがないんですよ。自分がフリーマンで相手のディフェンスを引き出してボールを受けて落としたらサイドへ、そこからセンタリングというのが多いんですけど、どのチームもヴェルディを研究しているので中をもっと使って、守備が締めてきたら外が空くのでそこを崩す、というね。それは非常に大事なことになるんですけど、まだできていなくてもったいないんです。

「結構、似てるんですよね、やり方自体は。フロンターレではそれを選手がピッチの中で判断してやってました。自分が下がってきたら、空いたところに誰かが抜け出したり、自分にボールを当ててくれたときには2枚も3枚もサポートが近くにいるので、ディフェンスは取りにいけないんです。捕まえづらかったと思いますよ。

「いまヴェルディでは定位置があってそこに立つんだけど、ディフェンスの動きを見た動き出しができていないんです。だから、最近増えてきたけど相手がマンマークで来ると苦しんじゃう。そこの違いですかね。監督はそのことを言っていて、定位置はあるんだけどディフェンスと相談しながらやらないと、って」



山口 ●1-2 9.19


・・・以上、9/21現在までの。
せっかくだからシーズン終わりくらいに続きをまとめてもいいかもしれませんね。
それぞれの時期に散発的にツイッターなどで話題になっていたあれこれが、どういう文脈どういうタイミングで発せられた報じられた言葉だったのか。

と、威張って言うほど僕も何か統一的な絵やストーリーが、描けているわけではないんですが。(笑)
何か思いついたら、また書きます。
こうして眺めてみると、やはり大久保の理解の深さないし「理解への"切迫感"」は特別なものに感じるわけですが、それが現状余りプレーでいいようには表れていないのが、どうしたものかどういうことなのかという。


(その後)

2巡目に入り講じられる対策、北九州はこのまま失速してしまうのか? 9.29
「練習が90分で終わるわけないだろ」。ヴェルディ監督が説く根性論 10.3
東京V、昇格が遠のく大敗はなぜ起こったのか? 敵将の分析が的中「カウンターが…」 10.25

東京V来月資金ショートも 株主ゼビオが増資に難色 12.16
J2東京Vがゼビオの連結子会社に、新社長に中村氏 12.25
ヴェルディ筆頭株主のアカツキ共同CEO、ゼビオとの経営権問題を語る! 12.26
東京ヴェルディを子会社化した「ゼビオ」の深謀 12.27
(ISPSは、なぜ東京ヴェルディのスポンサーをやめたのですか? 9.21)

ゼビオに経営体制が一新。ヴェルディの激動を永井秀樹はどう感じたか


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
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