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出来ることと出来ないこと。/東京V-琉球(’20)、福岡-東京V(’20)
2020年08月13日 (木) | 編集 |
この2試合をどう関連付けるべきかそもそも関連付けるべきなのか。
重要なのか重要でないのか。


J2第10節 東京V ●0-1〇 琉球(味の素スタジアム)

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J2第11節 東京V 〇3-1● 福岡(ベスト電器スタジアム)

[得点者 : 佐藤優×2、小池]

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・多くの人が縦に急ぎ過ぎた行けるから(空いているから)といって行き過ぎたということを指摘していた琉球戦
・それに関して僕がいつも参考にしている一人uaoiohさん(@sit013)は、この1試合に限らない"最近の傾向"のようなものの可能性を指摘していました。

個人的には、目に見えて”RB”し始めた頃から”前へ”の意識が強まった気がします
(中略)
前からハメることをオープンゲームと勘違いしてるんじゃないか?っていう。だから前から行ってジョエルの脇ガラガラでしょう、ここ何試合か。

(『雑感。~vsFC琉球(H)~』)


・"RB"は"リターン・ザ・ボール"、ボールを取り戻すという永井語(多分)。(『【東京V】永井秀樹監督はイメージ済み。攻撃サッカーを導く「RB」の重要性』(7/28))
・ここらへんに関しては僕自身も、そう言えば再開当初言っていた吉武式"ポゼッション"寄り'20永井ヴェルディ」説という話はどこへ行ったんだろうとふと考えていたところだったので。(笑)
・とりあえずこういう"ストーリー"で応えてみました。


・言わば"プログレッション"(ただしスペイン/日本式)を焦り過ぎて"ポゼッション"忘れちゃった説。
・これだと僕文脈の"流れ"は俯瞰し易くて便利な解釈ではあるんですが、正直自信は無いというか言ってみただけというか。
・合ってる合ってない以前に、そもそも"流れ"を見るべきなのかこの試合"単独"の現象を見るべきなのか、それ自体決めかねていたので。
・仮に当たっていたとしても、大雑把過ぎる感は否めないし。
・とりあえず次の試合見てからだなと意地汚く保留しておいたんですが、その結果は後で。

・この試合単体で言うとすれば、正直ガチャガチャしていて退屈だったなと個人的には。
・せっかく(?)珍しいボール保持率50/50の"拮抗"が実現したのに、同じく"持ち合った"新潟戦の「楽しさ」とは似て非なるものというか、全然似てないというか。
・やはりポゼッションゲームの"楽しさ"は、「互角」の方には無く「秩序」の方にあるよなと。
・秩序ある攻め合いでないと、楽しさが生じない。
・僕の感受性では。
・ということを確認しました。(笑)



・そして"保留"の後の福岡戦
・これがまた別の試合で。
・違うところに焦点のある試合というか。

・とりあえずは前節チームの要の祥平のラフプレー(というより暴力行為)からのPKでのショッキングな負け、敗戦自体も5試合ぶりでうっかりするとここから一気に我慢が利かなくなる嫌な予感もしなくは無かったわけですが。
・その暗雲を吹き払う、4-2で勝った甲府戦以来こちらは4試合ぶりの2点差以上の快勝でほっと一息という、そういう試合結果ではありました。
・内容的にはその甲府戦と似たところもある伸び伸びと攻撃"パターン"を実現できた試合ではあったわけですが、より僕が直接的に連想したのはその次の千葉戦(2-1勝利)の方。
・前プレの福岡とどん引きの千葉と勿論プランニングは違うわけですけど、"オーソドックスなゾーン4-4-2"という基本の形は同じ。
・その隙間を面白いように衝けた。(福岡戦ではセットプレーの"ゾーン"すら)
・福岡の長谷部監督は、正にそのスタイルの専門家として、千葉で監督業を始めた人ですしね。(2016年)
・とにかくやはり、相性がいいんたなと。(笑)

・確か今のサッカーの源流であるそもそもの現代バルサのスタイルも、4-4ゾーン攻略の為に編み出されたものという話だったような・・・。(違ったっけ)
・ちなみに細かいことは覚えてませんが、その"2016長谷部ジェフ"に対して、当時の"冨樫"ヴェルディもまた相性の良さを発揮していたと、日記には書いてあります。(笑)
・当時はもっと慎重なスタイルでしたけどね、ユンジェフまではいかなくても。

・とにかくやけにすいすいと、やりたいことがやれた試合になりました。
・逆にやれ過ぎてこの試合もまた、位置づけがし難くなってしまったんですが。
・単にカモをカモっただけではないのかという。
・それ以外の要素が無いとは言わないけれど、ランダムの範囲というか。
・勿論、"'20永井ヴェルディの大きな流れとしての「プログレッション」傾斜とその混乱"という前節浮上したテーマについても、ちょっとこの試合からどうこう言うのは難しい。
・また繰り越しで。(笑)

・...で終わってしまうとあんまりなので、せっかくまとめて書いた「2試合」から、何か教訓(?)めいたものを引き出してみると。
・まず"琉球戦"の内容の特徴として、物理的に縦に急ぎ過ぎたというのはそれは勿論なんですが。
・更に内実を言うと縦に進められるスペースが空きそうだという想定の下での"琉球戦用"のゲームプランを、つたない形でしか実行出来なかった。
・特に今季のそれまでやって来たサッカーとの十分な連続性をもって行えなかった、そういう試合だったように見えます。
・ゲームプランは実行した、ただし"別の"チームとして。
・そこから窺えるのは一つは勿論、まだ"柔軟な運用"の出来る程の成熟、戦術の習熟度は達成されていないらしいという、分かり易い可能性。
・もう一つはこれは"吉武ヴェルディ"説的なものとも関係して来ますが、そもそも「縦」や「速さ」に軸足を置いたスタイルをこなせる準備は、将来的にも整わないのではないかという、より深刻な可能性。
・選手がか、監督がか。
・戦術がか技術がか、メンタルがか。
・"メンタル"というのはつまり、落ち着けと言えばとりあえず落ち着ける(ようになった)けど、急げと言われるとただただ急いで取っ散らかってしまう馬鹿正直さということですけど。お馴染みの。
・まあ単に"性格"が正直というよりも、理解が浅いという部分が大きいとは思いますが。深く理解すれば必要なメンタルも、自ずと伴うでしょう。"自分の問題"になるというか。
・それはともかく。
・琉球戦一戦に限って言えば、そうなることを予測出来なかったゲームプラン自体がそもそも間違いだったという見方もあるようですね。
・また永井が策に溺れやがった的な。(笑)
・そして同様の失敗を今後も繰り返すなら、永井監督の見込み自体に根本的な問題があるという、そういう見方にも至るかも知れません。
・まあ先の事は分からないとして、ともかく現状見えている風景としては。
・出来る事は確実にあるし、それがハマれば福岡戦のような鮮やかと言っていいプレーを表現することも出来る。
・一方で出来ない事苦手な事も確実にあって、かつそれは前からそうで今でも変わらずそうであるように見える。
・速くやろうとすると慌てちゃうし、かといってリスクを徹底的に避けて安全にやらせようとすると、それはそれで慌てちゃうし。(笑)
・結局じっくり回して真っ当に攻める"自分たちのサッカー"以外出来ないような気はしないでもない。
・それが一番確実というか。
・バリエーションと言っても、その中でのバリエーション。
・成績的にも試合内容的にも、特に現状を悲観的に考える必要は無いようには思いますが、進化しているのか大きな進歩の"途中"なのかと言われると、やや心もとない。
・この"2試合"も、特に時間性の無い並列的な二試合と、とりあえずは見えてしまう。
・出来る事と出来ない事があります。と、同じことを数カ月後にも言ってそうというか。(あ、"先"の事を言ってしまった(笑))

・まあそれでも昇格出来るポテンシャルが、満更無いとは思いませんけどね。
マテウス-祥平-藤田なんてクオリティのセンターラインが揃ってしまったら、意識するのは当然だと思いますし。
・次いつ揃うんだっていう話ですし。(笑)
・他も十分"多士済々"なのは間違いない。
・藤本はいなくなりましたけど、狙いかどうかは知りませんが途中からずっとワイドで使っていたので、意外と"穴"としてはマイナーなものにとどまった気がしますし。
・潮音もじりじりとですが成長はしている。(ワイドとして)
・ちなみに井出は、もしやと思ってましたがシュートは苦手なようです。(笑)

・一番"いいとこ"だけ先に見ちゃったのか・・・(笑)
・とりあえず潮音が勝てそうなポイント発見?(笑)。(最近シュート勘いいですよね、潮音)
・ただ潮音は、実は現状"藤田のバックアップ"候補のナンバー1でもあるような気もするんですよね。他にいなそうというか。(あくまで藤田の休養用ですけど)
・アンカーシステムにするなら。
・いっそ井出?
・ううむ。


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