2020年09月07日 (月) | 編集 |
夏の終わりのヴェルディ?
J2第16節 東京V △2-2△ 磐田(ヤマハスタジアム) [得点者 : 小池、近藤]


・北九州戦あたりをピークに、段々集中力が無くなって来たというか燃え尽きかけて来たというか。(僕が(笑))
・たまに誰かのやられる「残り試合の勝ち点計算」の類が、ドラマのネタバレを見せられているような感じになって「やめて!」となったりします。(笑)
・数字的可能性が無くなる瞬間だけ、教えて欲しい。
・今年も終わりかあ。(まだだけど)
・やはり「北九州」と次の「京都」のギャップが、結構がくっと来るところがあったかも。
・緊張からの弛緩。お笑いの教科書か。
・昇格プレーオフはさすがに作為的だったけど、やっぱり3位のプレーオフ/入れ替え戦くらいは、あった方が楽しいなあ。
・結局あのバランスが一番良かったと、未だにというか今更というか。
・そういう"コロナ"シーズン。
・というのが僕の心境ですけど、真面目が身上の永井ボーイズ(含むおっさん)たちには、特にそういう様子は見られません。
・ただやはり"北九州戦"というのは一つの覚醒要因にはなっているようで、その後の京都戦・磐田戦と、同じサッカーの"回転数"が、何か上がっているように見えるところはなくもなく。
・一種の"ウェトレ"効果で強い相手とのギャップで楽に出来るようになっているというのと、北九州ショックを踏まえての意識付けとして、もっと速く鋭くと、そういう指示なのか空気なのか、どちらかは分かりませんがとにかくそういう傾向が、ここ2試合見える気はします。
・それが急ぎ過ぎになっている部分もあるんでしょうけど、殻を破る力になる可能性も見えるは見えて。
・ぶっちゃけ前J1磐田相手のこの試合も、本当は勝って当然くらいの試合ではありましたよね。
・磐田の外国人選手の個人能力が脅威だったのは確かですけど、どちらかというとそれを"出させて"しまったこちらの守備面の迂闊さの方が、先にあったと思います。
・まあ攻撃面で"殻を破"ろうとするとしわ寄せで守備がそうなるというのなら、結局力が足りないという話にはなってしまうわけですけど。
・まだそこまで断じる必要はなくて、もう少し見てみたいという、この試合の時点ではそういう感想でした。
・一方そうした愚直に前進を目指し続ける"ボーイズ"の中の、"おっさん"大久保ですが。
・復帰後ここまで、試合数はまだ少ないですが、意外と苦戦しているなという感じ。
・もう少し、場合によっては調和を乱すくらいの事も含めて、"違い"は見せて来るのかと思ってましたが。
・むしろ"役割"の遂行に、汲々としている感じ。
・大久保をしても、永井式"フリーマン"は難しい役割なのかという。
・そもそもは、メッシの言わずもがなの前への"脅威"を囮としたバルサ式「偽9番」の分かり易さと比べると、単純に永井式フリーマンは、理論的にまだ未整備な感じもしないではないんですけどね。
・(一番適応した)端戸には端戸のフリーマンがあって、森田には森田の、(適応しつつある)潮音には潮音の、(去年の)レアンドロにはレアンドロなりのフリーマンが良くも悪くもあるだけで、その中で大久保はまだ自分なりのバランスを見つけられていない感じ。
・共通するのは"逃げる"という事ですけど、逃げるのが役割のポジションて何よと、どうも騙されてる感は未だにあったりします。(笑)
・伝統的"リベロ"(永井式ではない)のような"フリーマン"の場合は、いかにオリジナルポジションから離れて状況に"参加"するかというそういう役割なので、フリーではあっても分かり易いんですけど。
・勿論永井式フリーマンでも最終的には"参加"するんでしょうけど、意識付けの優先順位としてはやはり。
・ちなみに上の中で一番"CF""ポストプレイヤー"のイメージがあるのは森田だと思って、その森田を永井戦術の一番の"代弁者"だと想定するのなら。
・ひょっとするとまだヴェルディの選手は、"フリー"であること逃げる事を過剰に意識し過ぎなのかなとそういう可能性も考えなくはないですが。
・いずれにしても、メッシ程の無言の存在感の無い選手たちが逃げながら存在感を出すのは、なかなか難しいものがあるんだろうなと、大久保の苦労を見ていると改めて思いますが。
・ある程度本能に逆らいながら行う「理論」的プレー、それが理論自体の余白の多さで、"従う"だけでは指針として現状不十分である、そういう可能性の検討も含めて。
・早くレアンドロのもまた見てみたいですね。逆に。(笑)
J2第17節 東京V ●0-1〇 愛媛(味の素スタジアム)


・愛媛の"ヴェルディ対策"(なんか特別にリスペクトされてたっぽい)に手を焼いて、いつにも増して慌ただしい配置転換が繰り返されたこの試合でしたが。
・その中で特に潮音は、ワイド→インサイド→フリーマン(CF)→また中盤と、大忙しの中の、結局フル出場でした。
・便利だ!
・いや、井上潮音に対する形容・誉め言葉として、いかにも似つかわしくないようではありますが(笑)、実際今ヴェルディの中での潮音の存在価値の中心は、使い易さ・潰しの利く感と言っていいのではないかと。(笑)
・あのつい最近までどこにも居場所が無くて困っていた選手の、何という境遇の変化。
・それにしても"替えの利かない"藤田は分かるとしても、随分出場時間多いよな頼りにされているよなという感はあるわけですが。
・実際プレー自体が安定してみると、潮音の意外と疲れない、90分のムラが無い、ついでに怪我しそうな危うさも余り無い感は、永井監督をついつい"酷使"してしまう"頼って"しまうという方向に、導いているんだろうなとは思います。
・ある意味あんまり"頑張ってる"感が無いというか(笑)、力が入ってる感が無いというか。
・頑張ってるんですけどね。(笑)
・まあ"ファンタジスタ""司令塔"としての潮音においても、いつ力が入っているのかいつスピードが上がったのか掴みづらい、プレーの一つのシークエンス全体を悠々と"均らして"コントロールしている感は特徴なので、それが使い方によってはこうなるのかという、そういう感じ。
・実際激しく当たられてる瞬間なども、割りとこう猫のようにというか風船のように気軽に(笑)力の抜けた感じで宙を舞うので、そんなに危ない感じはしないんですよね。(とか言っててそれが重傷のフラグになったりしても困りますが)
・プレー内容も"期待通り"とまでは行きませんが、良い水準は保っているかなと。
・正直この試合で久しぶり(?)にインサイドに回った時は、大丈夫かなあとドキドキしましたが。(笑)
・ワイドで得た自信を背景に、以前に比べると随分落ち着いた感じのプレーで。
・割りとポジショニングとかボディシェイプとかは自由で、必ずしも"永井ヴェルディ"の標準的なプレーというか"歯車"という感じはしなかったですけど。
・まあ許容範囲かなと。監督がどう見たかは分かりませんが。
・あれくらいで許されるのなら、このポジションで使われ続けて"司令塔"復活というイメージも、見えなくはなかった気がします。(時間は短かったですけど)
・ただむしろ僕が楽しかったのは、その後の"フリーマン"プレーで。
・上で書いたように少なからず混沌としている永井ヴェルディのこのポジションの現状ですが。
・潮音は潮音なりに、"掴んで"いるものはある気がして。
・具体的には、踏ん張るでも"逃げる"でもなく、"一瞬触る"という感じのセンター「滞在」のタイム感。
・そしてそこで触った瞬間の展開の、他の選手には無い"ファンタジー"の予感。
・ここらへんについてはだいぶ自発的で潮音なりに自信を持っているように見えて、開幕前のインタビューで「今はここがべスポジに感じる」という意味のコメントをしていたのも、満更意気込み表明だけではなかったんだなと今更に。
・この前言った松本戦のプレーが特に良かったのもポジションの影響が大きかった気がするという考えに、傾きを深めたというか。
・逃げて戻って来てのシュートや切れ込みの威力が増しているのは、周知の通りですし。
・候補者は多いですが、このポジションで継続的にやらせたら面白いものが見られるんじゃないかという感じはしますが、ただ一方でこんな特殊ポジションに適応してしまうと今後の他のチームでの可能性がなあと(笑)、そういう気の早い心配も。
・やはりインサイド("フロントボランチ")で司令塔として機能できるようになるのが、一番分かり易いというか前途には有利。
・とにかく今後もファンクラブ会長(そうだったのか)として、興味深く見守っていきたいと思います。
・見た通りで言えば、(後半の)愛媛の5-4ブロックを"またも"崩せずに逃げ切りを許した試合になってしまったわけですが。
・それにうんざりするというよりも、はいはいこれねと、そういう"態勢"を寛いで楽しむ感じの方が、実は僕は強かったりします。(笑)
・さあ、ショーの始まりだ。
・チームの方も、もうそういう感じでいいと思うんですよね。
・工夫の手筋はそれなりに持っていて、練習も積んできているわけですし。
・高さが無いのは、若干いらつくところはあるかも知れないですけど。
・ペップシティとかも、それまでの流れが余程悪くなければもう焦るどころか合点承知と相手を飲み込むような気迫を、ある時期からは見せるようになりましたし。(最終盤はやはり焦りも入りますが(笑))
・何か「運命」を受け入れている感じが、ああいうのは見ていて面白い。
・ポゼッションのチームには、必要な境地というか。
・それこそ(この前は割りとネガティブな書き方をしましたが)かつての"王者"ヴェルディのように、慌てず騒がず、"勝利"の瞬間を信じて待つという心構え。
・悪くないですよこのチームは。その手のチームの中でも。
・楽しんで待てるだけの可能性は、このチームは持っている。
・...その為にも"プログレッション"という概念は、若干夾雑物に感じるというか不要不急のものに感じるというか。
・蒸し返すようですけど。(笑)
・ああいうのは速く攻めずにはいられない、前に行かずにはいられないチームにこそ、相応しい概念というか。
・いいじゃんポゼッションでという。(笑)
・どうせゴールは前にはあるんだし、それをどう"進める"かは各々の甲斐性の問題で、概念の問題にはしなくても必ずしも。
・関連して最近思い返すのは、開幕/再開時の"落ち着いたリサイクル"を特徴としていたチームの基盤としては、"吉武ヴェルディ"がどうこうというよりも(笑)もっと単純に3バック、"3-2ビルドアップ"があったんだろうなということ。
・そこから"改良"を重ねての現在があるわけですが、またやってみたら今やってみたら、たまにやってみたらどうなるんだろうなという興味が。
・いや、引かれて3バックにするというのはおかしいので、この試合そうしろということではないんですけど(笑)、単純に興味としてね。
・チームの変化・成長過程や、形とメカニズムの関係性を見る上での。
・まあ今季(J2相手に)やる機会は、特には無さそうですけどね。
・ただ"忘れて"いるのなら、頭の隅には置いておいて、いつかバランスを崩した時にでもまたやってみたらどうだろうという。
・あの形でスタートしたのは、やっぱり"自信"が無かったんですかね、去年までのチームの戦術遂行上の秩序性に。
・振り返ると。
・...ああ、藤田離脱時とかなら、あるかもしれないなあ、使用の必要性が。このまま代役が見つからなければ。(不吉?)
J2第16節 東京V △2-2△ 磐田(ヤマハスタジアム) [得点者 : 小池、近藤]


・北九州戦あたりをピークに、段々集中力が無くなって来たというか燃え尽きかけて来たというか。(僕が(笑))
・たまに誰かのやられる「残り試合の勝ち点計算」の類が、ドラマのネタバレを見せられているような感じになって「やめて!」となったりします。(笑)
・数字的可能性が無くなる瞬間だけ、教えて欲しい。
・今年も終わりかあ。(まだだけど)
・やはり「北九州」と次の「京都」のギャップが、結構がくっと来るところがあったかも。
・緊張からの弛緩。お笑いの教科書か。
・昇格プレーオフはさすがに作為的だったけど、やっぱり3位のプレーオフ/入れ替え戦くらいは、あった方が楽しいなあ。
・結局あのバランスが一番良かったと、未だにというか今更というか。
・そういう"コロナ"シーズン。
・というのが僕の心境ですけど、真面目が身上の永井ボーイズ(含むおっさん)たちには、特にそういう様子は見られません。
・ただやはり"北九州戦"というのは一つの覚醒要因にはなっているようで、その後の京都戦・磐田戦と、同じサッカーの"回転数"が、何か上がっているように見えるところはなくもなく。
・一種の"ウェトレ"効果で強い相手とのギャップで楽に出来るようになっているというのと、北九州ショックを踏まえての意識付けとして、もっと速く鋭くと、そういう指示なのか空気なのか、どちらかは分かりませんがとにかくそういう傾向が、ここ2試合見える気はします。
・それが急ぎ過ぎになっている部分もあるんでしょうけど、殻を破る力になる可能性も見えるは見えて。
・ぶっちゃけ前J1磐田相手のこの試合も、本当は勝って当然くらいの試合ではありましたよね。
・磐田の外国人選手の個人能力が脅威だったのは確かですけど、どちらかというとそれを"出させて"しまったこちらの守備面の迂闊さの方が、先にあったと思います。
・まあ攻撃面で"殻を破"ろうとするとしわ寄せで守備がそうなるというのなら、結局力が足りないという話にはなってしまうわけですけど。
・まだそこまで断じる必要はなくて、もう少し見てみたいという、この試合の時点ではそういう感想でした。
・一方そうした愚直に前進を目指し続ける"ボーイズ"の中の、"おっさん"大久保ですが。
・復帰後ここまで、試合数はまだ少ないですが、意外と苦戦しているなという感じ。
・もう少し、場合によっては調和を乱すくらいの事も含めて、"違い"は見せて来るのかと思ってましたが。
・むしろ"役割"の遂行に、汲々としている感じ。
・大久保をしても、永井式"フリーマン"は難しい役割なのかという。
・そもそもは、メッシの言わずもがなの前への"脅威"を囮としたバルサ式「偽9番」の分かり易さと比べると、単純に永井式フリーマンは、理論的にまだ未整備な感じもしないではないんですけどね。
・(一番適応した)端戸には端戸のフリーマンがあって、森田には森田の、(適応しつつある)潮音には潮音の、(去年の)レアンドロにはレアンドロなりのフリーマンが良くも悪くもあるだけで、その中で大久保はまだ自分なりのバランスを見つけられていない感じ。
・共通するのは"逃げる"という事ですけど、逃げるのが役割のポジションて何よと、どうも騙されてる感は未だにあったりします。(笑)
・伝統的"リベロ"(永井式ではない)のような"フリーマン"の場合は、いかにオリジナルポジションから離れて状況に"参加"するかというそういう役割なので、フリーではあっても分かり易いんですけど。
・勿論永井式フリーマンでも最終的には"参加"するんでしょうけど、意識付けの優先順位としてはやはり。
・ちなみに上の中で一番"CF""ポストプレイヤー"のイメージがあるのは森田だと思って、その森田を永井戦術の一番の"代弁者"だと想定するのなら。
・ひょっとするとまだヴェルディの選手は、"フリー"であること逃げる事を過剰に意識し過ぎなのかなとそういう可能性も考えなくはないですが。
・いずれにしても、メッシ程の無言の存在感の無い選手たちが逃げながら存在感を出すのは、なかなか難しいものがあるんだろうなと、大久保の苦労を見ていると改めて思いますが。
・ある程度本能に逆らいながら行う「理論」的プレー、それが理論自体の余白の多さで、"従う"だけでは指針として現状不十分である、そういう可能性の検討も含めて。
・早くレアンドロのもまた見てみたいですね。逆に。(笑)
J2第17節 東京V ●0-1〇 愛媛(味の素スタジアム)


・愛媛の"ヴェルディ対策"(なんか特別にリスペクトされてたっぽい)に手を焼いて、いつにも増して慌ただしい配置転換が繰り返されたこの試合でしたが。
・その中で特に潮音は、ワイド→インサイド→フリーマン(CF)→また中盤と、大忙しの中の、結局フル出場でした。
・便利だ!
・いや、井上潮音に対する形容・誉め言葉として、いかにも似つかわしくないようではありますが(笑)、実際今ヴェルディの中での潮音の存在価値の中心は、使い易さ・潰しの利く感と言っていいのではないかと。(笑)
・あのつい最近までどこにも居場所が無くて困っていた選手の、何という境遇の変化。
・それにしても"替えの利かない"藤田は分かるとしても、随分出場時間多いよな頼りにされているよなという感はあるわけですが。
・実際プレー自体が安定してみると、潮音の意外と疲れない、90分のムラが無い、ついでに怪我しそうな危うさも余り無い感は、永井監督をついつい"酷使"してしまう"頼って"しまうという方向に、導いているんだろうなとは思います。
・ある意味あんまり"頑張ってる"感が無いというか(笑)、力が入ってる感が無いというか。
・頑張ってるんですけどね。(笑)
・まあ"ファンタジスタ""司令塔"としての潮音においても、いつ力が入っているのかいつスピードが上がったのか掴みづらい、プレーの一つのシークエンス全体を悠々と"均らして"コントロールしている感は特徴なので、それが使い方によってはこうなるのかという、そういう感じ。
・実際激しく当たられてる瞬間なども、割りとこう猫のようにというか風船のように気軽に(笑)力の抜けた感じで宙を舞うので、そんなに危ない感じはしないんですよね。(とか言っててそれが重傷のフラグになったりしても困りますが)
・プレー内容も"期待通り"とまでは行きませんが、良い水準は保っているかなと。
・正直この試合で久しぶり(?)にインサイドに回った時は、大丈夫かなあとドキドキしましたが。(笑)
・ワイドで得た自信を背景に、以前に比べると随分落ち着いた感じのプレーで。
・割りとポジショニングとかボディシェイプとかは自由で、必ずしも"永井ヴェルディ"の標準的なプレーというか"歯車"という感じはしなかったですけど。
・まあ許容範囲かなと。監督がどう見たかは分かりませんが。
・あれくらいで許されるのなら、このポジションで使われ続けて"司令塔"復活というイメージも、見えなくはなかった気がします。(時間は短かったですけど)
・ただむしろ僕が楽しかったのは、その後の"フリーマン"プレーで。
・上で書いたように少なからず混沌としている永井ヴェルディのこのポジションの現状ですが。
・潮音は潮音なりに、"掴んで"いるものはある気がして。
・具体的には、踏ん張るでも"逃げる"でもなく、"一瞬触る"という感じのセンター「滞在」のタイム感。
・そしてそこで触った瞬間の展開の、他の選手には無い"ファンタジー"の予感。
・ここらへんについてはだいぶ自発的で潮音なりに自信を持っているように見えて、開幕前のインタビューで「今はここがべスポジに感じる」という意味のコメントをしていたのも、満更意気込み表明だけではなかったんだなと今更に。
・この前言った松本戦のプレーが特に良かったのもポジションの影響が大きかった気がするという考えに、傾きを深めたというか。
・逃げて戻って来てのシュートや切れ込みの威力が増しているのは、周知の通りですし。
・候補者は多いですが、このポジションで継続的にやらせたら面白いものが見られるんじゃないかという感じはしますが、ただ一方でこんな特殊ポジションに適応してしまうと今後の他のチームでの可能性がなあと(笑)、そういう気の早い心配も。
・やはりインサイド("フロントボランチ")で司令塔として機能できるようになるのが、一番分かり易いというか前途には有利。
・とにかく今後もファンクラブ会長(そうだったのか)として、興味深く見守っていきたいと思います。
・見た通りで言えば、(後半の)愛媛の5-4ブロックを"またも"崩せずに逃げ切りを許した試合になってしまったわけですが。
・それにうんざりするというよりも、はいはいこれねと、そういう"態勢"を寛いで楽しむ感じの方が、実は僕は強かったりします。(笑)
・さあ、ショーの始まりだ。
・チームの方も、もうそういう感じでいいと思うんですよね。
・工夫の手筋はそれなりに持っていて、練習も積んできているわけですし。
・高さが無いのは、若干いらつくところはあるかも知れないですけど。
・ペップシティとかも、それまでの流れが余程悪くなければもう焦るどころか合点承知と相手を飲み込むような気迫を、ある時期からは見せるようになりましたし。(最終盤はやはり焦りも入りますが(笑))
・何か「運命」を受け入れている感じが、ああいうのは見ていて面白い。
・ポゼッションのチームには、必要な境地というか。
・それこそ(この前は割りとネガティブな書き方をしましたが)かつての"王者"ヴェルディのように、慌てず騒がず、"勝利"の瞬間を信じて待つという心構え。
・悪くないですよこのチームは。その手のチームの中でも。
・楽しんで待てるだけの可能性は、このチームは持っている。
・...その為にも"プログレッション"という概念は、若干夾雑物に感じるというか不要不急のものに感じるというか。
・蒸し返すようですけど。(笑)
・ああいうのは速く攻めずにはいられない、前に行かずにはいられないチームにこそ、相応しい概念というか。
・いいじゃんポゼッションでという。(笑)
・どうせゴールは前にはあるんだし、それをどう"進める"かは各々の甲斐性の問題で、概念の問題にはしなくても必ずしも。
・関連して最近思い返すのは、開幕/再開時の"落ち着いたリサイクル"を特徴としていたチームの基盤としては、"吉武ヴェルディ"がどうこうというよりも(笑)もっと単純に3バック、"3-2ビルドアップ"があったんだろうなということ。
・そこから"改良"を重ねての現在があるわけですが、またやってみたら今やってみたら、たまにやってみたらどうなるんだろうなという興味が。
・いや、引かれて3バックにするというのはおかしいので、この試合そうしろということではないんですけど(笑)、単純に興味としてね。
・チームの変化・成長過程や、形とメカニズムの関係性を見る上での。
・まあ今季(J2相手に)やる機会は、特には無さそうですけどね。
・ただ"忘れて"いるのなら、頭の隅には置いておいて、いつかバランスを崩した時にでもまたやってみたらどうだろうという。
・あの形でスタートしたのは、やっぱり"自信"が無かったんですかね、去年までのチームの戦術遂行上の秩序性に。
・振り返ると。
・...ああ、藤田離脱時とかなら、あるかもしれないなあ、使用の必要性が。このまま代役が見つからなければ。(不吉?)
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