ヴェルディ等サッカー、漫画、アイドル 他
代表だー代表だー代表だー
2020年10月10日 (土) | 編集 |
ところで"代表"ってなんだっけ?

国際親善試合 日本代表 △0-0△ カメルーン代表(オランダ/スタディオン・ハルヘンワールト)

すっかり見方を忘れている。(笑)


・最後の試合は去年の年末ですか。なるほど。
・マジに"新型コロナからの復活!"というのが、今回の試合の一番の感慨ですね。
・"宣伝"通りというか。
"史上初のオール海外組!"というのがもう一つの売り文句ではある訳ですが、そちらの方はそう言えばそうかという感じ。
・一昔前は結構大いなる夢であり"未来"であり、現存のメンバーかき集めて組んでみる夢想なども折に触れてやっていたものでしたが。
・細貝萌がレギュラーCBででも控えがいない!みたいな無理やり布陣。(笑)
・こんなん勝てるか!という。
・それもある時点からは、さほど無理のない構想に。
各ポジション各リーグに、見事に日本人選手が行き渡るようになりました。
・GKについては権田の"貢献"が大きいですけどね。
・それに続く選手にはちと不安。

・それはそれとしてこの長い空白期間に「日本代表」カテゴリーの不在を感じる、残念に思う瞬間があったかというと、はっきり言って無い
・限りなくゼロ
・五輪代表については「東京五輪延期問題」絡みで思い出す機会は定期的にあったわけですが、その都度もうこの際だから無しで良くない?という感想がどうしても。
・一方でその世代の選手たちは未だに意識はし続けているみたいなので、ならば可哀想だからやろうかという、このルートを2,3回たどった記憶。(笑)
・でもそもそも謎のカテゴリーですしね。IOCのたっての願いで継続しているらしい割りには本番の登録選手はいびつなくらいに少ないし、日程はタイトだし、実はあんまり客入らないし。何やねんという感じ。
・他にやりたい競技はいくらでもあるんだろうから、譲るよという。
・でも女子はやりたいのか。そこは相談。(笑)
・まあ要は"プロ"が確立している競技には不要な枠ということですよね、基本的には。
・サッカー界的に言えば10年位前までなら"そこら辺の年代の年代別世界大会"自体はあっても良かったと思いますが、その後更に選手の早熟化が進んで今ならU-20くらいで止めておくのが妥当でしょうし。それ以上は要らない
・...話逸れました。

・無差別年代の「日本代表」の価値の低下に関しては、いっときよく言われた「クラブ・サッカーの優越/本来性」くらいなら、ナショナリズム込みで「いやいや代表は代表で魅力があるんだよ」とまだ言うことが出来たと思いますが。
・僕自身、「代表」からサッカーに入った人ですし。
・より深刻(?)なのは近年の世界的な"戦術"の高度化普遍化の方かなと。
・"選手"より"戦術"への関心の方が、サッカー自体の比重が、完全に上回った。
・つまり古典的オールスター的な"ベストの選手をかき集めてチームを組む"ロマンが、かなり見る影もなく薄れた。
・集めてもだから何やねんという。それでどうするかの方が本題だろうがという。
・(日本における)「海外組」という視点で言うと、それなりに揃っては来たけど"11人"(チーム)組むにはちと辛いあたりが、いいバランスないしギリギリのバランスだったかなと。
・彼らが"助っ人"として意識できるバランスが。
"当たり前"になっちゃうとどうも。
・またそうして集めてみても、それだけでは期待した程日本の相対的地位が変わらないという事が、実地で見えてしまったというのもあり。
・かつて"夢"見ていたほどには。
・まあ海外に行くこと自体、簡単になったというのもありますが。そこまでスーパーじゃなくても活躍出来るリーグ/チームはどこかでは見つかるという状況。
・それでも「国内組」とは明らかに差があるというのが、むしろ「国内組」「Jリーグ」自体の問題として、別に意識されるところではあると思いますが。
・とにかくそういう選手のレベルの標準化全体的向上によって、誰を選ぶかはそんなに問題ではなくなった。
・一定レベル以上は必要だし、そうして標準化された秩序をぶち壊すようなスーパーな選手には各国今でも存在価値はあるわけですが、それ以外は正直ほとんど誰でもいい。
・招集ごとに誰かが抜けても、それがその前の大会で結構活躍した選手であってもそう言えばそんな選手もいたねという感じ。別にいいけどという。
・ちなみに引退はしてないよね?(酷い(笑))

・かく言う僕はその"希薄化した海外組にも見劣りするJリーグ"の、更に2部のチームのサッカーを日々専ら見ている人なわけですけど。
・感覚的には特段ローカルでもない感じ。
・まあ永井秀樹監督がかなり"グローバル"志向だというのも、あるとは思いますが。
・その永井監督の"グローバル"をそこまで熱烈支持しているわけでもなければ現実に永井ヴェルディがそこまで強いわけでも近い将来の1部昇格を確信出来る状況なわけでもないにもかかわらず。
・こうしてふらっと代表の"オールスター"チームのサッカーを見ると、なんか気楽なもんだな別の競技みたいだな的な感想を抱かないではなく。
・選手個々について/誰を使うかなんてことについて考えることが、"サッカー"の中での比重において、思っていた以上に低下しているなという。
・まあ別に代表と比べなくても、ヴェルディだけ見ていても、そうした変化は感じてはいたんですけどね。
・どこらへんからでしょうね、ロティーナの途中からかその次のホワイトからか、少なくとも永井監督になってからは完全にそう。
・何が変わったかというと、「俺の考えるベスト11」みたいな妄想が、全く面白くなくなってしまった。
・一応組んではみても、だからどうしたという感じにしかならない。(勿論発表はしない(笑))
・結局実際に監督が組んでいるのと似たようなものになるか、あるいは「そもそもそんなのケースバイケースでしょ」という真顔の正論が、誰も聞いていないのに出て来てしまったりする。
つまらない人間になりました。(笑)
・それだけだから、"戦術"について考えることが、限りなく"サッカー"について考えることとイコールになってしまったということで。
・更に言うならば。
・元々「俺ベスト11」を作る典型的なモチベーションとしては、時の監督の構想や細工によりいささか混乱を来しているチームに対して、選手の能力・特性ベースで堅実な戦闘力を測ってみたらどうなるだろうというそういう頭の整理心の整理というものがあったわけですが。
・ここまで"戦術"優位になると、そもそもの「選手の能力・特性」自体が、「戦術」との関係性を離れてはよく分からなくなるんですよね。
・万古の昔からサッカーは一人でやるものではないので(笑)、いずれ"チーム"との関係性で選手個人の能力も測っていたと言えばそれはそうなんですが。
・そういう一般論のレベルを遥かに越えて。
特定の"戦術"のフィルターを通してしか選手の姿が見えなくなって、"ベース"を上手く作れなくなる、だからせっかく作っても一向に頭も心も整理出来ない。
・まあ"永井監督の選手"は特に"永井監督の選手"だというのもありますけど。
・でもたまに見る代表選手についても、そんなに事情は変わらない。やはりその選手たちが日々接している今時のなんちゃら戦術やリーグ/チームの傾向と離れて、上手く能力が測れない。(ことが多い)
・だから「俺の」チームが「俺の」チームという感じがしない(笑)。つまらない。

・まあその"戦術優位"化や"普遍"化の更にに、それをより個体的個人的に理解することによるもう一階梯上の"ベスト"という視点もあるんだろうとは思いますけどね。
・だから僕の"ベスト"がぼんやりしているのも、そもそも僕の頭がぼんやりしているせい(笑)だからではあるんでしょうが。
・残念ながら僕のおじいちゃん脳は、ここから先は概ねぼんやりしたままだろうということは予想されるので。いや、残念。
・それでも時間が経てば、また見えて来る新しい視野とかはあるんでしょうけどね、所詮後追い。
・あーあ。

・勿論代表サッカーでも、選手を"集め"た上で更にクラブ・サッカー並みの戦術化を施すことは不可能ではないでしょうし、やっている国も常にいくつかずつはあるわけですが。
・そして別にクラブ・サッカーに無い発明をして見せなければ代表サッカーに価値が無いなんてことはないわけでしょうが。
・ただ実際にここ2大会くらいのシビア化したW杯を見ていた感想としては、緊張感があるというより貧乏臭い(笑)、クラブ・サッカー並みというよりクラブ・サッカーもどきという感じで、何なんだろうこれは、この"日常"感はという、そういう感想が主でした。
・これならいっそ要らないような気がするという。正直どこが優勝したかも思い出すのに苦労したりするし。(それはもう少し前からかも)
・今後も"これから"上がって行こう、W杯に出場しよう常連国化しようというレベルの国や本当にトップオブトップを争う国以外にとっては、何やかや色々ある、勝ったり負けたりするだけのカテゴリーになるような感じはしますね。
・...とか言ってて思い出したけど、そもそもカタール大会からは出場枠自体が大幅拡大するんでしたっけ、それだとなけなしの"上がって行く"国のモチベーションさえも曖昧に。
・日本国内的にはそれでも、"集金マシーン"としての存在価値自体は、皮肉でなく確実にある訳ですけどね。それによる"サッカー界"全体への貢献が。
・だから別に無くすべきということではないんですが。
・何でも無くなると寂しいし。(笑)
・また若年層大会に関しては、確実に選手の育成に貢献しているでしょうしね。
・その頂点としての五輪サッカーも、"選手の質がダイレクトに物を言う"ギリギリのレベルの大会として、案外特有の(力比べの)面白みはあったりするのかも知れない。
・だから選手の登録数を他大会並みに緩和してくれれば、もっと本気出さないでもないかも。
・今だと枠を争う競争がシビアを越えて不条理に感じる。漏れる選手の質&量が巨大過ぎる。
・そこは本当に考えて欲しいなあ。

我らの代表サッカーが帰って来た!(なぜその結論?)
次はサッカーの内容の話をする?(しなそう)



結局書けませんでした・・・

国際親善試合 日本代表 〇1-0● コートジボワール代表(オランダ/スタディオン・ハルヘンワールト)

記録だけ。


スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
>・何が変わったかというと、「俺の考えるベスト11」みたいな妄想が、全く面白くなくなってしまった。
>・一応組んではみても、だからどうしたという感じにしかならない。(勿論発表はしない(笑))
>・結局実際に監督が組んでいるのと似たようなものになるか、あるいは「そもそもそんなのケースバイケースでしょ」という真顔の正論が、誰も聞いていないのに出て来てしまったりする。


ほんとそうなりましたよねー。代表レベルでも、もう「海外組が集まるドリームチーム」感全然出ないし。

プレミア再編問題も含めて、我々が大なり小なりこの30年親しんできたフォーマットがだんだんつまんなくなってきてるので、金もうけ優先じゃない基準で変えてほしいなと、最近思っています。
2020/10/19(Mon) 03:31 | URL  | szakekovci #-[ 編集]
いや、コメント気付きませんで。(笑)
何て言いますかねえ、「国際化」だと世界は広がるけど、「グローバル化」だと逆に狭くなる的な。言葉の"流行"(の時期)と重ね合わせると。(笑)
回り回って一つの"内側"に閉じ込められている感はあります。そしてその中での階層化もまたシビアに。

資本・経営の問題はひとまず置いておくとして、競技・戦術の問題としてはともかく強いこと勝つことが普遍の正義ではあるので、今後その観点での"異議"や"差別化"が、各地の実際の現象として起きて来ないかなと思っている感じですかね。"勝つ為の復古"(またはローカル)というか。そうやって色々と"濁って"(元の田沼?)中庸化して行けば、また"情緒"の居場所も出来て来るのかなとか。

その為には本来なら「和式」は応援したいところなんですけど、どう見ても先に"グローバル化"の段階が必要な気がするので、ここんとこずーっと困ってる感じですね見てて。(笑)
2020/11/09(Mon) 15:41 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック