2021年06月12日 (土) | 編集 |

『グラゼニ ~パ・リーグ編~』
今回あえて"手加減"について話題にされているということは、一応それまでは(この試合は)"全力"ナックルを投げていたということですね。
ドーム球場なら、それでもプロのキャッチャーならたいていは捕れると。(パーシーほどではなくても)
しかしややこしい。
もうパーシーの登録は無いわけですし、どうなるんでしょうねえほんとに、今季の"フルタイムナックル"は。
『アンメット-ある脳外科医の日記-』
なんか"守旧派"おっさんが絡んでくる展開のようですが、興味ないしめんどくさいからさっさと記憶障害先生の話を先に進めようよという感じ。
それとも何か、それはそれで重大な「医学」的問題提起につながるんでしょうか。
『相談役 島耕作』
"恋愛"的事情により帰りますなんてことがそう簡単に許されるのかというのと(笑)、一応"既婚"男性絡みだし何か社内倫理的問題になったりしないのかと形式的には思ったりしますが。
今回は部署違いの"同僚"ですが、上司と部下で部下が恋愛関係の終わりでいずらくなるというのは典型的な"セクハラ"問題のパターンの一つですしね。
老大家が無理に"新しい"問題を扱うせいか、どうも"問題"を扱ってるような扱ってないような、うやむやな感じになることが多い気がする最近。(笑)
『リエゾン-こどものこころ診療所-』
"歓楽街の医者"。
実際にもいるでしょうけど、どことなくフォークロア的なイメージ。
「先生の風俗通い」(という誤解)を見るヒロインの残念顔(?)がえらく深刻だったのが印象的でしたが、何か事情があるんでしょうか。
『ワールド イズ ダンシング』


・・・面白い。
ざっとした解釈ですけど、ジャズ的な"透かし"がメインだった古い猿楽を、ロック的な"ノリ"に変えたのが観阿弥ということ?
『そのモガリは熱を知らない』
吉川線。
「科学」の中途半端な「普及」とか、"かつての"最新知見が発展を阻害するとか、まあサッカー界にもありそうな話ですね。(笑)
所詮前線の人は科学者ではあり得ないので、普通は。方便の使い手でしかない。
『カバチ!!! –カバチタレ!3–』
女性刑事の慎重さと堅実さが、リアリティがあって良かったですね。

『おとなりに銀河』
母親に対してだけは本気で闘争的な五色さん。(笑)
"家族"だけは誰にとっても本当に厄介だというのと、恐らくは作者自身の葛藤の投影なんだろうなと(笑)。そういう迫力。

実際ここら辺は難しい所ですよね。
ここまではひたすら好ましく見えている/機能して来た五色さんの一途さも、ある時点からはネガティヴなものに変わる可能性は、それはある。いつもいつも受け止められるものとは限らないし、「誤解」があったとして(主に五色さん側にかな)それを毎回解く暇があるかどうか解かれないまま誤解が積み重なればどうなるか。
出来ればやはり、「誤解」が生じない関係が、やはり好ましい。
『図書館の大魔術師』
過去編でしたが、なるほど。
考えてみるとこの漫画は奇妙な構造の元にあって、つまり誰よりも何よりも「本を愛する」気持ちを、本の「集中管理/検閲的体制」の中に実現するという、そういう存在なわけですよね主人公たちが属している組織は。
正直今までそのことを仄めかす描き方はしていなかった気がするんですが、どうなんでしょう。作者も改めて思い至ったのか。
『うちの師匠はしっぽがない』
キャラもエピソードも錯綜していて完全に理解しているとは言い難かった最近ですが、とにかくいつも熱い漫画です。(笑)
『かぜとすなの城』
悪くない気がしますが、とにかくこういう輪郭の頼りない絵が苦手。
こういうのはアニメでやってくれると助かる(笑)、アフタヌーンの『宝石の国』のように。
2期は無いみたいですねえ、残念。

『ごくちゅう!』
ヤンマガwebからの出張。
悪くない気がします。へなちょこものまね一本で押し切るのは、なかなか凄い。(笑)

『ダイロクセンス』
別冊少年マガジンからの出張。
メインキャラ二人とも暴れ者の異能ものですが、落ち着かなさ含めて(笑)結構面白かった。
秘められたままの少年の異能は何か。普通に超能力、ではないですよねまさか。

『空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~』
別にボンボンや悪どい金持ちが好きなわけでもないらしいガブリエルが、逆に世界を守ろうとしたのはどういう理由なんでしょうね。
単なる職業意識以上の何かがありそうな予感はしますが。
主人公側の罠というかブラフに、割と慎重に、ある意味当たり前に対応していたのも意外と言えば意外。
そんなに"天才的""異能"というタイプでもないのか。

『君としたいから出られない部屋』
新連載。結構面白そう。
一見定番の「メガネ男子」が、ツンとかデレとかいう問題でなく相当入り組んだ性格とバックグラウンドを持っているようだし、ヒロインも性格は普通そうですが心理相談室に"クライアント未満"のような妙な状態で通っているという、まあいきなり複雑な設定。
多分相当にディープで真面目な、「心理学」漫画なんだろうと思いますね基本的には。
正直一話ではよく分かんないですけど。(笑)
『好きなオトコと別れたい』
もう一件の"腐れ縁"カップルが。
こっちはこっちで面白い。
女の子側の「現実」性「"将来"志向」性も、男の子側の「その場限り」性も、どちらもそれぞれに説得力があったというか、お互い"本気"ででもずれながら付き合えている感じにリアリティがありました。
これは主人公カップルにも言えますが、"付き合い"の日常を支えているのはそんなに論理的なものではないということの描写が、凄く上手ですねこの人は。
『ホンノウスイッチ』
へえ、"1年"経たせるのか。
普通に遠距離で別れるとかいう展開は、まさか無いとは思いますが。
ストーリー的に"終わり"が近いのかどうかも含めて、正直現時点では見当がつかない感じ。
むしろ別れたなら、ここからまたずっと続きそうですけどね。

イブニング丸々書き忘れていたことに今気か付いたので、付け足し。
『FACE OFF!!』
"ラクロス漫画"という珍しさで期待しましたが、余計なラブコメ要素が多過ぎて乗り切れないまま流し読みで終わりました。
"素材"と"味付け"のバランスが良くないというか。
『漫画編集者が会社を辞めて田舎暮らしをしたら異世界だった件』
"手間"が"味"だ"感動"だというのはよく伝わって来ましたけどね、どこまでそれで引っ張れるのかというのがこれからの問題というか、そこまで描かないと結局ありふれたエコロジーストーリーになるというか。(現時点でもそうだと思っているわけではないですけど)
『相続探偵』
この弁護士飽和時代に、そんなに引き受け手が見つからないということがあるのかなという。
あと改めて、「本人訴訟」は勝手にやっていいのに「非弁行為」はいけないというのは、どういう理屈になってるのかなという。代行で報酬を取るのがいけないということなのかな?無報酬ならいい?(調べりゃ分かるでしょうけどめんどくさい(笑))
『異世界紀元前202年』
法治を標榜する略奪しない匈奴?
かなり珍しいというか意欲的な描き方で、ますます物語に予定外に"第三の重心"が生まれて来てしまいそうに思えてならないんですけど、ひょっとして予定外ではないのか?
急に分かんなくなって来ました。最初の印象ほど、脳筋法螺話ではないのかもしれない。(笑)
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