2021年08月26日 (木) | 編集 |

『ブルーピリオド』
小枝ちゃんの"親"問題はこれで終結、ということでいいのか。
再登場あるのか。
先月も言ったように、結局こういうタイプの人は自分では芸術に理解がある(「階級」だと)と思っていて子供に教養を"与えて"いると思っていて、その実何も"与える"資格が無いんだと思うんですけど。
事は根本的に"親の教育資格"の問題にもなり得ると僕は思っていて、見た感じ例えば封建時代の親の方が、各専門分野については専門の先生方に委ねるという見識を満遍なく持っていたように見えて、変に分かる振りをしない。言ってみればそれは専門性や権威の「民主化」が行われていない良さで、「教養」という概念の死んでいない良さというか。
"親"であることって、何か子供を教育する"資格"になり得るんでしょうか。養育する責任は当然あって、そこから自然に特権的な"影響"を与えること自体は避け難いとしても(それこそ"乳母"だって影響は与えますからね)。・・・まあ、「担任の先生」くらいの地位がせいぜいじゃないですかね。朝の学活が終わったら、後は各科の先生お願い。何なら生活指導も、別に専門がいる方がいい。
しかしよく殴らなかったですね、橋田氏。
合作の絵に切れ目が入った瞬間、小枝ちゃんの"魂"に亀裂が入る音が僕は聴こえた気がしましたが。
ただ小枝ちゃんが全習い事をやめること自体には親は抵抗していなかったので、何らか事態を察してはいるように思えるところはあるんですがどうなのか。これで終わりだとちょっとよく分からない。
『来世は他人がいい』
シンプルに"高級任侠もの"として楽しい。(笑)
任侠的恋愛?(笑)
『おおきく振りかぶって』
男子高校生が可愛いというだけの話でした。(笑)
おじさん的にはやはり、温泉とマッサージがあってもオ〇ナが欠けていると、"天国"感は物足りないです。(笑)
『波よ聞いてくれ』
徹頭徹尾"悪意"の臭いはしないんですけど、それにしても何の謀(はかりごと)でしょうね。
何かイベント?
孫堅が死ぬところまで読むな。(笑)
実際色々揃えてはくれていても、「簡易トイレ」の一点でやっぱりただの監禁生活ですよね。
『メダリスト』
"失敗"しようのないところまで練習を積んだ、物語を進めて来たこの充実感よ。
ここからまた次の根性生活なのかむしろ加速するのか、どっちでしょうね。
かつての"駄目だった自分"との別れが切ないという、特別な"努力""克服"をしたことがある人たち特有の経験実感なんでしょうか。
『ヒストリエ』
話の進み感に良くも悪くも特殊性は何も感じないので、いったい何に詰まってるんでしょうね。
単純に体調が悪いんでしょうか。
『フラジャイル』
そうかあ、緩和ケア科に行くという収まり方をしたかあ。
「全部治す」から「全部付き合う」という、"ヒーロー"観の変化?
若干意外ではありましたが、最終的に朝加先生の"ヒーロー"コンプレックスをいったん却下したように見せて救った形の、いい終わりだったとは思います。
伴先生の件も含めて、"死病"と向き合う医療(者)の容易に外野の(岸先生すら含む)コメントを許さないきつさを、最大限表現しようとしたシリーズだったのかなと。
医者は実は"死"の専門家ではないですからね。死の回避・逃走の専門家、本来は。
『イサック』
これは近代戦でも実際そうなようですけど、"スナイパー"というものの恐らくは誰も予測の出来なかったとてつもない戦場への影響力よという。
銃が発明された時はただただ強"力"な兵器としてでしょうし、大砲もそうでしょうし、機関銃や自動小銃の類も要は正面から力押し数押しで戦場を支配しようとしたものでしょうし。
威力でも数でもない形で、狙撃銃がこんなに戦場の支配をするようになるとはという。

『おいおいピータン!!』
珍しいくらいに不味い外食に感動。
分からんでもないけど。(笑)
それがファストフードだと"製造"の問題ですけど、蕎麦屋だとそれなりに手間暇かけた"料理"の問題なので、尚更「どうして?」感が増すという感じ?
分かるけど(笑)。でもやっぱりもっと単純に腹が立ちそう。(笑)
まあ不潔感が無ければ我慢はするでしょうけどね。
『ミドリくんには触れない』
総司推しのコにばれたっぽいの怖いですね。
反応が予測つかな過ぎる。(笑)
最後急に"テーマ"らしきもの(性欲を通じてしか自己確認できない)が出て来ましたが、若干急過ぎる気も。
『やんごとなき一族』
泉さんとも和解して、そろそろ終わりかと思いましたが意外とそうでもない感。
これからまた本格的に義父とのバトル?
まあそれくらいの"スタミナ""愚直な粘り強さ"は感じる漫画ですけど。
真っ当"無敵"。
『サギ、欲情に鳴く』
最早「王子様」にしか見えなくなった(笑)ブチギレメガネっ子ちゃん。
その援護の元、さあ頑張れ要くん、ここが踏ん張りどころ。持ち前の鈍感さを武器に(笑)色狂い祖母にもDVダンナにも負けるな。

『ワールド イズ ダンシング』
舞台の外で死にたくはないだろう?という、義満による"世知"のススメ。
あらゆる"不器用な天才"たちへの説教に使えそうな、いい切り口。(ただし鬼夜叉には天然過ぎて余り響いてる様子はない(笑))
『ハコヅメ』
・・・うーん、凄いな。
"元警官"ということでつい流しがちですが、あの若さで作者さんがそんなに何でもかんでも経験している筈はないので、何だかんだ「取材」による部分は少なくないのは間違いないだろうと思うわけですけどね。
それがどこからどこまでなんて区別は当然出来ませんが、する必要もないくらいにいちいち"迫真"性が強烈。
今回のパイオニア"女潜入捜査官の日常"には、圧倒されました。
やっぱり"マワされる"危機感は、常にあるのか。
『相談役 島耕作』
「株主総会を前に近視眼的な風花社長」という扉横のアオりがあったので、最中に風花社長が焦って変心するのかと思いましたが何も起きませんでした。(笑)
社長は辞めたそうですけど。
『リエゾン -こどものこころ診療所-』
上↑のアフタヌーン『プルーピリオド』でも少し似たことを言ってますが、現状多分
"親の子供に対する権利"が大き過ぎるのではないかというのが僕感。
ていうか親が子供に対して持っているのは「責任」と「義務」であって「権利」ではない、親の"権利"が問題になるとすればそれはもう片方の親とか親どうしの関係においてであって、子供(や社会)との関係においてではないだろうと。
その中で児童相談所の個々の人が目一杯やれるのはどこまでかというのが、今回の一つのテーマのようで。既に少し感動しました。頑張って。(祈るよう)
『ダーウィンクラブ』
やられた。
冒頭の"パタゴニア"の話が、まさか"符牒"に繋がって来るとは予想出来なかった。
"人間という環境破壊"という大きな枠の話だろうとは思いましたが。
ミステリー小説でままある"叙述トリック"的なあれですね。(笑)
何の気なしに読んでた部分が実は大きなor違う意味を持っている(ことが後に分かる)という。
『鑑定眼 もっとも高価な死に方』
うーん、どうも事件が&犯人のキャラが、直接的に陰惨な方へ暴力的な方へ行き過ぎている感。
"鑑定眼"という道具立ての面白さが、若干隠れ気味。
もう少しさりげなく知的な感じのストーリー展開の方が良かったなあ。
(ただの)道具としての"異能"ではなく、"異能"自体が作り出す/醸し出す世界観みたいなものが見たい。(分かり難い?)
『アンメット -ある脳外科医の日記-』
ある年齢からは不意の頭痛には少しどきっとするようにはなりました。(笑)
『望郷太郎』
結構間空きましたが、こんな半端なところで切れてたんでしたっけ。

そういう「小屋」があるんですね。(笑)
ストリップ小屋?それともレンタルスペース?
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