2021年11月02日 (火) | 編集 |
『先輩がうざい後輩の話』は、最新話の感触をもってぎりぎりでラインアップから脱落。
最初はもっとヒロインと色々な人たちの話かと思ったんですが、結局ただの恋愛もののようですね。
メガトン級ムサシ (Wiki)
"レベルファイブ"というのは"総監督"以下の日野晃博氏の会社なので、まあ名義上の原作権。
その日野氏は基本はゲームクリエイター/シナリオライター。代表作『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』『イナズマイレブン』『妖怪ウォッチ』。おお。(笑)
それらの大量の派生アニメ等に関わりつつ、本腰を入れてのオリジナル(テレビ)アニメがこれということですかね。
監督も同様の作品に絵コンテ・演出で関わりつつ、「監督」としてはこれがテレビ初。(映画はある)
監督補佐の人はそれらのアニメで既に監督を務めていた人で、今回は補佐に回るというそういう関係。
喧嘩好きで元気な少年たちがロボットに乗って暴れまくる一見また子供向け作品のような体裁ですが、不思議に大人も普通に見られる作りに見えます。今川泰宏(Gガンダム)/島本和彦的なおしゃれ暑苦しい系(?)のラインには乗っていると思いますが、そこまで暑苦しくも感じない。不思議なバランス感覚、不思議な見易さだと思います。
"喧嘩好き"主人公が戦闘では結構な(即興ではありますが)策略家なのは今風ですね。正にそれを見込んでスカウトされたようなのも、面白い。楽しく見ています。
終末のワルキューレ (Wiki)
オリジナルはネトフリ。
原作は漫画。作者・・・の中の「原作」担当者の他作品としては、『天翔の龍馬』『ちるらん 新撰組鎮魂歌』。ま、知らないですけど。(笑)
監督は主に原画マンとして活躍していた人で、映画の経験(『マイメロ』『プリパラ』)はあるようですが、連続アニメシリーズの監督はこれが初めての人。
構成・脚本は『少女終末旅行』『転スラ』『神達に拾われた男』等。"ふでやすかずゆき"名義でも多数。割と共通して、ふんわりほんわかした話の多い印象の人。
・・・が、これは(笑)。全然。
神々と人類の一騎打ち格闘のはったり命の大馬鹿話。(笑)
ツッコミどころや設定の謎はいくらでもあるでしょうが、今のところ楽しく見れています。
"謎"というか、余りに馬鹿設定で強いとか弱いとかは作者のさじ加減一つなので、真面目に考えるのはこちらも最初から放棄せざるを得ない感じ。(笑)
ユニークな点としては、やはり"ワルキューレ"が間に入ってる事でしょうね。血を喜ぶ戦闘妖精のイメージしかなかったんですが、それがなぜ身を挺して人類に味方するのか。正直戦ってるだけでも面白いは面白いんですが(笑)、出来ればそこらへんの謎も説得的だと嬉しいなという。
テレビで見てると話の進みの遅さに心配になりますが、そもそもネトフリなのでまあそこらへんは大丈夫なんでしょう。期待しています。
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する (Wiki)
原作はラノベ。同じくアニメ化された『回復術士のやり直し』の原作者でもある人。
監督は『魔王学院の不適合者』『賢者の孫』の人。
構成は『バカとテストと召喚獣』『それでも町は廻っている』の人。名前よく見る割に他の作品は余り馴染が無いな。
これは何というか、原作者のセンスというか頭の良さを感じる作品だなと。
冒頭の転生前の"ハードボイルド"パートも、苦いかと思えば甘い、甘いかと思えば苦いの反転が実に巧みで騙されましたし、転生に対する主人公の筋の通った受け止め方やパラメーター決めの細かさにもうならされました。
現在は絶賛チート少年萌え萌え魔術修行パートですけど(笑)、その中でもやはり設定の細かさというか世界設定"解析"の面白さは、相当なものですね。作者が自分で作っている世界なのに他人事のように"解析"して、それがちゃんと成り立ってるのが面白いなという。
若い子は頭いいですねえ。(そんな感想(笑))
プラチナエンド (Wiki)
原作は漫画。ご存知『DEATH NOTE』『バクマン。』の黄金コンビ。
監督はシーズンごとに交代予定のようですが、とりあえず今放送されているシーズンの監督は、『覆面系ノイズ』と『競女』の人。うーんなんだこの落差は(笑)。言われてみれば、ハイセンスかつ露悪というように見えなくもない今作品ですけど。(笑)
構成は『ハヤテのごとく!』『絶対可憐チルドレン』と2000年代後半に印象的な作品のあるベテラン。しばらく空いて去年の『グレイプニル』みたいな感じですかね、話題作としては。
何となくですけど原作者側のオファーで、あえてベテランが起用されている気が。既にしっかりした原作があるので、手堅くやってくれる人がいい的な。(あるいは単に昔なじみの可能性も)
"天使が仲介する仁義無用の神選び知恵比べバトル"という内容的には、『DEATH NOTE』の系譜と言えばそうかも知れません。ただどちらかと言えば僕はもっと若い世代の「知恵比べ」「アンチモラル」好きのモードに、ややベテランが寄せて作ってる印象が強いです。新しい土俵で古い人に何が出来るか的な。まあ"『DEATH NOTE』が作った"土俵と言えない事も無い訳でしょうが、ただそれにしても少し"間借り"感があります。
このコンビなので勿論見応えはありますが、正直まだ面白いとまでは感じてないですね。今後に期待。
最果てのパラデイン (Wiki)
原作はラノベでこれがデビュー作の人。
監督は『ハイスクール・フリート』『くまクマ熊ベアー』と、僕のアンテナには引っかからなかったけど結構話題になった作品の人。
構成はゲーム出身の人で、アニメでは『アイドルマスター シンデレラガールズ』『エロマンガ先生』『刀使ノ巫女』などの人。
デビュー作という事ですが独特の落ち着いたトーンが印象的ですね。世界滅亡後の3人のゾンビに育てられる人間の子供の話という、設定自体は凝っているんですが、描かれているのはかなり普遍的な人間の感情、人間関係の話。それも"型"という以上にそれぞれのキャラクターへの愛情や洞察に溢れていて、いわゆる"ラノベ"の枠に特に収める必要の無い感じの人。『狼と香辛料』とかに近い印象?
ただ今後は本格的に戦いの日々が始まるようなので、そうほんわかもしてられないでしょうしさてどうなるのかという。楽しみです。
王様ランキング (Wiki)
原作はweb漫画。脱サラしての遅いデビュー作だそうです。
その前は絵本作家を目指していたそうで、なるほどそういう雰囲気もありますね。
監督は・・・これが初監督のよう。へえ。それでノイタミナ。結構独特の世界観ですけど、それは基本原作由来なんでしょうかね、だとすると。
副監督はじゃあベテランかと思いきや、アクション演出が専門な人みたいでそういう分業かあという。
構成は勿論『ハイキュー!!』の人ですが、この人こういう熱血系以外は『僕だけがいない街』『イジらないで、長瀞さん』と意外なタイプのものをやってるんですよね。どうも『ハイキュー!!』の印象が強くてそういう時あれ?と思ってしまうんですけど。(笑)
主人公王子が本当にボケているのなら、ある意味よくあるヒューマンなファンタジーになるんでしょうけど(最初そうかと思いました)、実は悔しいとか恥ずかしいという気持ちをちゃんと持っている、向上心も負けん気もあるのがドラマとしての複雑さを生んでいますね。
しかも周りの王宮の人も単純に権力闘争をしているわけでもボケ王子をバカにしているわけでもなく、実は"救世主"的に密かに期待して守っているような気配も。そこに更に、暗殺者一族の謎生物も絡んで・・・複雑です。
気が付くと結構味方も多いので、主人公王子が"成功"するのは見えやすい気もするんですが、逆に多過ぎるのでまとめて駆逐されるような未来イメージも。謎生物は・・・覚醒して一回王子を裏切って、また戻る的な感じかな?
とにかく先を見たいです。(笑)
ブルーピリオド (Wiki)
原作は勿論僕も毎月読んでいるアフタヌーンの漫画。オリジナルの連載はこれが初めてのよう。
"総監督"という謎のポジションには、『かみちゅ!』『NG騎士ラムネ』『セイバーマリオネットR』で監督をやった人。正直そこまで"偉い"人の経歴には見えない。(笑)
まあ監督は初監督の人なので、それに比べれば十分に経験豊富ではあるでしょうけど。
構成は『けいおん!』『ガールズ&パンツァー』『ハイスクール・フリート』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と、気が付けばヒット作沢山ですけどあんまりストレートにあれは傑作だったなみたいな重みの感じられない作品群の人で、一応"芸術"を扱っているこの作品の担当がこの人でいいのかなと若干の違和感。まあ原作が既に確立した作品なので、あんまり関係ないとは思いますが。
ともあれ。
アフタヌーンでは"途中"からしか読んでない僕がアニメで序盤を見て思ったのは・・・あ、俺やっぱりこの主人公あんまり好きじゃないんだと(笑)。だからのれる回はのれるけど、のれない回もよくあるんだと。
なるべく"一般人"を主人公にしようとした作者の意図は分かるんですけど、やっぱり少し軽薄というか上っ面な印象は、時々受けますね。世田介くんが「何でも持っている人がこっちに来るな」というのは分かる。(それを描いている作者も勿論分かって描いてるんでしょうけど)
そう言われた主人公はだから絵を辞める必要は無いですけど、割とストレートに怒っていたので本人はあんまり自覚無いんだなという。言われる理由に。
その分考えて勉強して分析して"攻略"法を主人公は考えて行くわけですけど、正直あんまり成功して欲しくない、こちらの勉強にもなるので描写自体は有難いですけど。(笑)
という、あんまり応援していない主人公の話。変に情熱的な"狂言回し"のストーリーというか。
何かもう少し態度が違えば、"一般人"の挑戦を応援出来ると思うんですけど、何が違うのかなあ。考え中です。(笑)
ワールドトリガー(S3)は、変わらず問答無用に面白いです、楽しいです。他に言うこと無い。(笑)
最初はもっとヒロインと色々な人たちの話かと思ったんですが、結局ただの恋愛もののようですね。
メガトン級ムサシ (Wiki)
"レベルファイブ"というのは"総監督"以下の日野晃博氏の会社なので、まあ名義上の原作権。
その日野氏は基本はゲームクリエイター/シナリオライター。代表作『ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君』『イナズマイレブン』『妖怪ウォッチ』。おお。(笑)
それらの大量の派生アニメ等に関わりつつ、本腰を入れてのオリジナル(テレビ)アニメがこれということですかね。
監督も同様の作品に絵コンテ・演出で関わりつつ、「監督」としてはこれがテレビ初。(映画はある)
監督補佐の人はそれらのアニメで既に監督を務めていた人で、今回は補佐に回るというそういう関係。
喧嘩好きで元気な少年たちがロボットに乗って暴れまくる一見また子供向け作品のような体裁ですが、不思議に大人も普通に見られる作りに見えます。今川泰宏(Gガンダム)/島本和彦的なおしゃれ暑苦しい系(?)のラインには乗っていると思いますが、そこまで暑苦しくも感じない。不思議なバランス感覚、不思議な見易さだと思います。
"喧嘩好き"主人公が戦闘では結構な(即興ではありますが)策略家なのは今風ですね。正にそれを見込んでスカウトされたようなのも、面白い。楽しく見ています。
終末のワルキューレ (Wiki)
オリジナルはネトフリ。
原作は漫画。作者・・・の中の「原作」担当者の他作品としては、『天翔の龍馬』『ちるらん 新撰組鎮魂歌』。ま、知らないですけど。(笑)
監督は主に原画マンとして活躍していた人で、映画の経験(『マイメロ』『プリパラ』)はあるようですが、連続アニメシリーズの監督はこれが初めての人。
構成・脚本は『少女終末旅行』『転スラ』『神達に拾われた男』等。"ふでやすかずゆき"名義でも多数。割と共通して、ふんわりほんわかした話の多い印象の人。
・・・が、これは(笑)。全然。
神々と人類の一騎打ち格闘のはったり命の大馬鹿話。(笑)
ツッコミどころや設定の謎はいくらでもあるでしょうが、今のところ楽しく見れています。
"謎"というか、余りに馬鹿設定で強いとか弱いとかは作者のさじ加減一つなので、真面目に考えるのはこちらも最初から放棄せざるを得ない感じ。(笑)
ユニークな点としては、やはり"ワルキューレ"が間に入ってる事でしょうね。血を喜ぶ戦闘妖精のイメージしかなかったんですが、それがなぜ身を挺して人類に味方するのか。正直戦ってるだけでも面白いは面白いんですが(笑)、出来ればそこらへんの謎も説得的だと嬉しいなという。
テレビで見てると話の進みの遅さに心配になりますが、そもそもネトフリなのでまあそこらへんは大丈夫なんでしょう。期待しています。
世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する (Wiki)
原作はラノベ。同じくアニメ化された『回復術士のやり直し』の原作者でもある人。
監督は『魔王学院の不適合者』『賢者の孫』の人。
構成は『バカとテストと召喚獣』『それでも町は廻っている』の人。名前よく見る割に他の作品は余り馴染が無いな。
これは何というか、原作者のセンスというか頭の良さを感じる作品だなと。
冒頭の転生前の"ハードボイルド"パートも、苦いかと思えば甘い、甘いかと思えば苦いの反転が実に巧みで騙されましたし、転生に対する主人公の筋の通った受け止め方やパラメーター決めの細かさにもうならされました。
現在は絶賛チート少年萌え萌え魔術修行パートですけど(笑)、その中でもやはり設定の細かさというか世界設定"解析"の面白さは、相当なものですね。作者が自分で作っている世界なのに他人事のように"解析"して、それがちゃんと成り立ってるのが面白いなという。
若い子は頭いいですねえ。(そんな感想(笑))
プラチナエンド (Wiki)
原作 - 大場つぐみ(原作)、小畑健(作画)
シリーズディレクター - 髙橋秀弥(1st)、黄瀬和哉(2nd)
シリーズ構成 - 猪爪慎一
原作は漫画。ご存知『DEATH NOTE』『バクマン。』の黄金コンビ。
監督はシーズンごとに交代予定のようですが、とりあえず今放送されているシーズンの監督は、『覆面系ノイズ』と『競女』の人。うーんなんだこの落差は(笑)。言われてみれば、ハイセンスかつ露悪というように見えなくもない今作品ですけど。(笑)
構成は『ハヤテのごとく!』『絶対可憐チルドレン』と2000年代後半に印象的な作品のあるベテラン。しばらく空いて去年の『グレイプニル』みたいな感じですかね、話題作としては。
何となくですけど原作者側のオファーで、あえてベテランが起用されている気が。既にしっかりした原作があるので、手堅くやってくれる人がいい的な。(あるいは単に昔なじみの可能性も)
"天使が仲介する仁義無用の神選び知恵比べバトル"という内容的には、『DEATH NOTE』の系譜と言えばそうかも知れません。ただどちらかと言えば僕はもっと若い世代の「知恵比べ」「アンチモラル」好きのモードに、ややベテランが寄せて作ってる印象が強いです。新しい土俵で古い人に何が出来るか的な。まあ"『DEATH NOTE』が作った"土俵と言えない事も無い訳でしょうが、ただそれにしても少し"間借り"感があります。
このコンビなので勿論見応えはありますが、正直まだ面白いとまでは感じてないですね。今後に期待。
最果てのパラデイン (Wiki)
原作はラノベでこれがデビュー作の人。
監督は『ハイスクール・フリート』『くまクマ熊ベアー』と、僕のアンテナには引っかからなかったけど結構話題になった作品の人。
構成はゲーム出身の人で、アニメでは『アイドルマスター シンデレラガールズ』『エロマンガ先生』『刀使ノ巫女』などの人。
デビュー作という事ですが独特の落ち着いたトーンが印象的ですね。世界滅亡後の3人のゾンビに育てられる人間の子供の話という、設定自体は凝っているんですが、描かれているのはかなり普遍的な人間の感情、人間関係の話。それも"型"という以上にそれぞれのキャラクターへの愛情や洞察に溢れていて、いわゆる"ラノベ"の枠に特に収める必要の無い感じの人。『狼と香辛料』とかに近い印象?
ただ今後は本格的に戦いの日々が始まるようなので、そうほんわかもしてられないでしょうしさてどうなるのかという。楽しみです。
王様ランキング (Wiki)
原作はweb漫画。脱サラしての遅いデビュー作だそうです。
その前は絵本作家を目指していたそうで、なるほどそういう雰囲気もありますね。
監督は・・・これが初監督のよう。へえ。それでノイタミナ。結構独特の世界観ですけど、それは基本原作由来なんでしょうかね、だとすると。
副監督はじゃあベテランかと思いきや、アクション演出が専門な人みたいでそういう分業かあという。
構成は勿論『ハイキュー!!』の人ですが、この人こういう熱血系以外は『僕だけがいない街』『イジらないで、長瀞さん』と意外なタイプのものをやってるんですよね。どうも『ハイキュー!!』の印象が強くてそういう時あれ?と思ってしまうんですけど。(笑)
主人公王子が本当にボケているのなら、ある意味よくあるヒューマンなファンタジーになるんでしょうけど(最初そうかと思いました)、実は悔しいとか恥ずかしいという気持ちをちゃんと持っている、向上心も負けん気もあるのがドラマとしての複雑さを生んでいますね。
しかも周りの王宮の人も単純に権力闘争をしているわけでもボケ王子をバカにしているわけでもなく、実は"救世主"的に密かに期待して守っているような気配も。そこに更に、暗殺者一族の謎生物も絡んで・・・複雑です。
気が付くと結構味方も多いので、主人公王子が"成功"するのは見えやすい気もするんですが、逆に多過ぎるのでまとめて駆逐されるような未来イメージも。謎生物は・・・覚醒して一回王子を裏切って、また戻る的な感じかな?
とにかく先を見たいです。(笑)
ブルーピリオド (Wiki)
原作は勿論僕も毎月読んでいるアフタヌーンの漫画。オリジナルの連載はこれが初めてのよう。
"総監督"という謎のポジションには、『かみちゅ!』『NG騎士ラムネ』『セイバーマリオネットR』で監督をやった人。正直そこまで"偉い"人の経歴には見えない。(笑)
まあ監督は初監督の人なので、それに比べれば十分に経験豊富ではあるでしょうけど。
構成は『けいおん!』『ガールズ&パンツァー』『ハイスクール・フリート』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』と、気が付けばヒット作沢山ですけどあんまりストレートにあれは傑作だったなみたいな重みの感じられない作品群の人で、一応"芸術"を扱っているこの作品の担当がこの人でいいのかなと若干の違和感。まあ原作が既に確立した作品なので、あんまり関係ないとは思いますが。
ともあれ。
アフタヌーンでは"途中"からしか読んでない僕がアニメで序盤を見て思ったのは・・・あ、俺やっぱりこの主人公あんまり好きじゃないんだと(笑)。だからのれる回はのれるけど、のれない回もよくあるんだと。
なるべく"一般人"を主人公にしようとした作者の意図は分かるんですけど、やっぱり少し軽薄というか上っ面な印象は、時々受けますね。世田介くんが「何でも持っている人がこっちに来るな」というのは分かる。(それを描いている作者も勿論分かって描いてるんでしょうけど)
そう言われた主人公はだから絵を辞める必要は無いですけど、割とストレートに怒っていたので本人はあんまり自覚無いんだなという。言われる理由に。
その分考えて勉強して分析して"攻略"法を主人公は考えて行くわけですけど、正直あんまり成功して欲しくない、こちらの勉強にもなるので描写自体は有難いですけど。(笑)
という、あんまり応援していない主人公の話。変に情熱的な"狂言回し"のストーリーというか。
何かもう少し態度が違えば、"一般人"の挑戦を応援出来ると思うんですけど、何が違うのかなあ。考え中です。(笑)
ワールドトリガー(S3)は、変わらず問答無用に面白いです、楽しいです。他に言うこと無い。(笑)
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