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齋藤飛鳥さん(’21-’22)
2022年01月18日 (火) | 編集 |
齋藤飛鳥さん。
年末からずっと使い続けておいて何も書かないでいましたが、ようやく書くことが見つかった気がするので書きます。
尚テレビ上長い付き合いで他のコ以上にもう"友達"のような気持ちになってるコなので、以下基本呼び捨てで失礼します。(笑)


ますは齋藤飛鳥の"代名詞"的な、"悪い"顔、悪飛鳥。連続で。(笑)

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これは『乃木坂工事中』の乃木坂メンバーが互いにキャッチフレーズを考えるという企画の回('17.5.8 #104)のひとこま(4こま)ですが、乃木坂初代センター生駒里奈に対して飛鳥が「生まれながらにして( 田舎 )体質なグループの( 漬物 )」と穴埋め回答したのをただの悪口ではないかと責められて、

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と一応弁解してみるも

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と全く信用されなかった後の"語らず落ちた"表情。(ちなみに画面下段右端が生駒里奈さん)


次は今でこそ押しも押されぬ看板ですが、乃木坂一期メンバーの中ではかなり晩成の方だった齋藤飛鳥が、2016.6月の『裸足でSummer』で初のシングル曲センターに抜擢された時にセンターとしての外交的振る舞いを心配する内向的な変人飛鳥に、センター経験者たち中心に色々アドバイスしてあげようというそういう企画の回。(『工事中』'16.7.18 #63)

センターは各番組で色々振られることも多いのでよく台本を読んでシミュレートしておくという話が出た後の会話。

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仮に読んでなかったとしても、"教えてもらう"立場でのこの態度。(笑)
その前段では散々自分自身でも"不安"を語っていたんですけどね。それはそれという。(笑)


こんな感じでだいたいどういうキャラか分かると思いますが、まあ全部本当とは限らないとは思いますけどね。
勿論基本は正直過ぎるくらい正直で、別にあえて作っているキャラという訳ではないのは確かだと思います。
ただその"場"の着地点が本当にその通りなのか、それについてはある程度の留保が。
責められたり"キャラ"的に話を持って行かれた時に、厳密には違ったり反論があったりしてもそこはもう言わない、流す、流して分かり易い"着地"をあえて否定はしない、そういうことでキャラ作りやレッテルに"協力"している部分は、常に少しずつあるんだろうと思います。
正直で率直で本音は言うけど、"争"わない。積極的な自己定義はしない。イメージのコントロールは。
人がそうだと言うなら、基本はもうそれでいいというスタンス。

そこらへんが割と明確に言葉にされているのが、『情熱大陸』('18.12.9)でのこの場面。
アジアツアーの構成について演出スタッフに強めに意見して、しかし退けられた

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という『情熱大陸』スタッフに対して、

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と飛鳥。

ちなみに具体的には、そのツアーは西野七瀬の卒業(間近)ツアーでもあったので、メインのステイトメントを全部自分がやるのはおかしいのではないかというのが飛鳥の疑問で、それに対して"母がミャンマー人"という齋藤飛鳥のバックグラウンドをアジア向けにプッシュしたい(+新エース候補への切り替え)運営側との、"メンバーへの気持ち"と"営業計画"との対立が表れた簡単に言えばそういう場面。
引き下がりはしたものの実際には全然納得はしてなくて(僕も見てて飛鳥の方が正しいと思った)、ただ言うだけ言ってみて通じなければもうそれでいいという、そういう飛鳥のスタンス。
これでもいつもよりは、積極的らしい。(笑)


"わがまま"と"毒舌"で知られる斎藤飛鳥の、人によっては意外かもしれないこの受容的妥協的なスタンス。
でもこれはむしろ、"わがまま"と"毒舌"ゆえなんですよね多分。あえて言えば。
その個性とこだわりの強さが、芸能界及びそれを含めた同世代の主流カルチャーとの、普通のルートの適応・融合をほとんど不可能にしている、それゆえに取られている「諦め」というある意味身も蓋も無い極端な手段。
例えば生田さんなんかも"異文化人"ではあった訳ですが、彼女の場合は"ポップカルチャー"という領域自体に馴染みが薄くて、「白紙」から始められる分逆にスムーズなところがあった。
でも齋藤飛鳥の場合は"自分なりの"ポップカルチャー、非主流派のそれを自分の中にしっかり持っている/持たずにはいられない体質なので、尚更困難が増すんですよね。音楽の聴き方一つ取っても、同世代の平均的な日本の女の子(アイドル)とは全く違うので。(『歌詞で音楽を聴くということの衝撃 ~"乃木坂"世代の音楽の聴き方?』参照)

これで超絶美少女でなければ、"一期生"として乃木坂自体が暗中模索する中で多めの猶予期間を与えられてなければ、とうに芸能界になんていない、いられないコだったろうと思います。
プラスして言うなら、こだわりが強い/芸能界向きではない一方での、根底の素直さ、性格の良さ、自分の事をそこまで大げさには結局考えないことからくる辛抱強さ、そういうものも支えになっていたようには見えますが。母親との仲の良さなどに、そこらへんはうかがえると思います。(笑)
我慢は我慢で理屈じゃないところがあるので、そうして稼いだ"時間"が、"求められ"続ける素材としての自分と"馴染めない"自分との間で、自然に身につけた定着させたスタンスが、言いたいことは言うけど主張はしない・争わないという、譲らないけど諦めはするという(笑)、今の独特のスタンスなのではないかなと。

そしてほぼそのまんま受け入れられて、多方面で売れっ子になって、現在に至るという。
本人的にはすっきりしない感じはずーーっとあるでしょうし、いつも何分の一かは心は別の所にある感じはしますが、まあ概ね幸福な状態ではないかと。
そういう形で、この魅力的な女の子の、成長・・・なのかどうかは今いちよく分かりませんが(笑)とにかく共に時間を過ごしていられる我々も、幸せと。

そういう現状ではないかと。
卒業しないで欲しいなあ。
そんなに個人キャリアを発展させる意欲とかも無さそうなので、グループという"縛り"がないとどうなるのか逆に心配。
求められはするんでしょうけどね。

1998年8月10日生まれ。獅子座のO型。(Wiki)
身長158cm。


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テーマ:乃木坂46
ジャンル:アイドル・芸能
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