東京V等サッカー、漫画、アニメ、アイドル 他
’22.1月期の地上波アニメ
2022年02月22日 (火) | 編集 |
もう2月も後半で折り返しは過ぎてますが、数が減ることも無く優秀な期。(僕的に)


新作

リアデイルの大地にて (Wiki)

原作 - Ceez
監督 - 柳瀬雄之
シリーズ構成・脚本 - 筆安一幸


原作は「小説家になろう」サイトに投稿された小説。
監督は『異世界はスマートフォンとともに。』『神達に拾われた男』と僕も結構好きだった作品の人。攻撃性とまったりの、バランスを取るのが上手い印象があります。この作品の持ち味も同様で、のんびりした中に退屈しない程度にシビアな要素が入って来る、安心バランス。(笑)
構成・脚本はお馴染みの人で、『少女終末旅行』『転生したらスライムだった件』『神達に拾われた男』あたりが僕も好きだったもの。別名義で『怪物王女』『はじめの一歩 New Challenger』なども。
"ゲームが現実になった"系ストーリー。元々はマスター級プレイヤーだったヒロイン対元NPGたちということで、圧倒的なチートぶりは基本揺らぎそうにないですが、今後は"人間"プレイヤーが続々登場して来てそれが敵なのか味方なのかそして世界はなぜこうなったのかが、明かされていく展開なんでしょうね。とにかく気楽に見られて、1日の終わり(MX23:30放送)にはいいです。(笑)


ハコヅメ~交番女子の逆襲~ (Wiki)

原作 - 泰三子
監督 - 佐藤雄三
副監督 - 石田暢
シリーズ構成・脚本 - 金月龍之介


原作は勿論、モーニングで連載中の漫画。
監督は"堅実""職人"派の筆頭という印象のある、ベテラン監督。福本伸行原作作品がとにかく代表ですが、他に『ONE OUTS -ワンナウツ-』なども。これに今回のハコヅメも加えると、意外と"皮肉"が効いたひねくれた作品が得意なのかなと改めて。
副監督は弟子的な人のようで、過去にも組んでいます。
構成の人は結構作品歴はあるようですが、どれも特に見た記憶が無い。
まあ総じて原作を過不足なくアニメ化している印象で、不満はありません。最初の方の設定とか結構忘れてるので、色々思い出せて楽しいです。


スローループ (Wiki)

原作 - うちのまいこ
監督 - 秋田谷典昭
副監督 - 守田芸成
シリーズ構成 - 山田由香


原作は漫画。
監督はサンライズの最近ではエース的な存在で、昔はロボットものバトルものの印象が強かったですがいつの間にかすっかりそうでもない感じに。代表作は・・・『バクマン。』になるのか。なんか意外。他『城下町のダンデライオン』や今期の『失格紋の最強賢者』も。副監督はこちらもその弟子的な人のよう。
構成は『小林さんちのメイドラゴン』『うみものがたり』の人。
よくあるまったり/内向主人公/奇妙な人間関係での癒し的なストーリーを、最近人気の釣りを題材に描いたもの。ただ単にくっつけたというより、「釣り」自体に内在する性格と人間側のそれを上手く重ねた感じで、それなりに心に響いて来るものはあります。釣り好きの人たちの生態のおかしさは、かなり面白い&リアルな感じ。

失格紋の最強賢者 (Wiki)

原作 - 進行諸島
監督 - 秋田谷典昭
副監督 - 髙橋雅之
シリーズ構成 - 内田裕基


原作は・・・ああこれペンネームなんだ。原作権を持つ会社の名前かと。
漫画も出ているようですが、元は小説
監督は既に説明した通り。最近"副監督"制度多いですね。昔は新人監督をベテランがサポートする系が主だったと思いますが、最近は逆に"見習い"監督系が主でこの人もそのパターンのよう。
構成は比較的新しい人で、『ゲーマーズ!』『メルクストーリア』『浦島坂田船の日常』って知らないな。今期同時にやってる『薔薇王の葬列』もこの人のようです。
安定のチート主人公系。チートなんで主人公は安全、しかもその最強主人公がいい人なので世界も安全という、どんだけ安心したいんだという感じもしますが"妄想""現実逃避"としてはとても合目的的ではあるかも(笑)。虚構でわざわざストレス受けたくないという。(笑)
実際楽しいですしね。僕も嫌いじゃない。


時光代理人 LINK CLICK (allcinema)[百度百科]


監督・脚本 - 李豪凌[百度百科]


大陸中国産アニメ。オリジナルの放送(配信)は2021年。
監督・脚本の李豪凌氏は、基本アニメーターというか監督というか要するに"絵"の方の人であって、この作品では脚本も書いていますが過去の仕事は代表作『天官賜福』も含めて文芸部門は担当していないようです。・・・にも関わらずの、この作品の"ドラマ"の骨太さは一体何だ?!という感じですけど。
正直日本的な"アニメ"を見る感覚で見始めると、不意打ちを食らいますよね(笑)。こんな本格ドラマ聞いてないよ、やめろ泣いちゃうから。(笑)
ただし僕は現代ものに限ってもこれまで120本以上の中国ドラマを見ている(参考)多分少し珍しい人ですが、その立場から言わせてもらうと中国"ドラマ"の平均も、こんな高くは全然ありません。標準を余裕で上回っています。だから基本的には、この"アニメーター"氏の今まで出ていなかった個人的才能の問題だと、とりあえずは受け止めていいのではないかと。どこにでも才能のある人はいるという。
まあ未だ"親孝行"の文化や"家族"の結びつき等の濃密な中国では、ツボにはまると今の日本ではなかなか出せない骨太で重い"ドラマ"が出現すること自体は割とよくある事なので、そういう意味では「典型」で「代表」的な中国フィクションだと言って言えないこともないだろうとは思いますけど。
しかし面白いですねこれ。日々の"個人"的ドラマだけでなく、3-5話にかけて展開された"大地震"の集団的悲劇のドラマも、堂々とかつ他のエピソードと地続き(地震にかけた訳じゃない(笑))で描き切っていたのは驚きました。本当に力量のある人だと思います。参った。

アニメ制作会社の社長でもある李豪凌氏。

気鋭のアニメ制作会社「絵梦(えもん)」 日本本格参入から見えるものとは? 代表取締役・李豪凌が語る(アニメ!アニメ!ビズ)

中学生くらいの時から『スラムダンク』など観ており元々アニメは好きだったのですが、大きなきっかけは大学生の時に訪れました。テレビアニメ『最終兵器彼女』を見て、非常にショックを受けたんです。悲しい物語でしたが、自分にとってインパクトが大き過ぎてその後一ヶ月くらい沈んでしまいました(笑)。そこで、アニメ作品というのは誰かに大きなインパクトを与えたり、気持ちや世界観をガラリと変える力を持っているんだと実感したんです。アニメーションを作るということは有意義で価値のある仕事なんだと思いました。


ですって(笑)。読む限りアニメの背景しか見えないんですけど、でもこれアニメの"ドラマ"じゃないよなあ。明らかに実写の方の匂い。含めて"才能"ということなんでしょうか。
過去ちら見したこの人の"監督"等その他の作品にはさほど感銘を受けなかった(失礼)ので、今後は是非オリジナル作品で、むしろ"脚本家"として活躍して欲しいと思ったりします。



シリーズもの

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン (Wiki)

原作 - 荒木飛呂彦
総監督 - 鈴木健一(5th)
監督 - 加藤敏幸(5th)
シリーズ構成 - 小林靖子


ほぼ馴染みのスタッフで回している感はありますが、一応総監督が前シリーズ(4th)までの津田尚克氏から1st,2ndで"シリーズディレクター"を務めた鈴木健一氏に、監督が3rdのシリーズディレクターだった加藤敏幸にという、なんか誰がどこやってもいいような印象ですが(笑)。どうせみんな仲間なんだろうというか。ジョジョの愛好サークル?
構成だけはずっと変わらず。見守るママ

範馬刃牙(Wiki)進撃の巨人 The Final Season(Wiki)は前シリーズと全く同じ。


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