2022年04月01日 (金) | 編集 |

『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』
様々なハラスメント的文化の温床でもあるんだろうけど、警察周辺の濃い人間関係いいなと思わされてしまうところはどうしてもありますね。(特にこの作者の腕にかかると)
やはり人間関係の重要な本質に、"干渉"というものはあるんだろうとは思います。
"関わる"ということ自体に綺麗も汚いも無いというか。
『アンメット -ある脳外科医の日記-』
感動的・・・なんだろうと思うんですけど、正直情報量が多くて処理できなかったエピソードでした。
「投薬量」問題か「記憶」か「手術の才能」か、どれか一つ(せめて二つ)にして欲しかった。
『有賀リエ連作集 工場夜景』
今週もただただ優しくて切なかった。
ていうか短期集中連載なのかな?これ。
『リエゾン -こどものこころ診療所-』
新章スタート?
こけで終わりなの?(笑)
相変わらず強弱濃淡のよく分からない作品。
『望郷太郎』
不正を行いつつかつてのように強欲には囚われていないという、今の主人公。
欲望ではなくて強欲が問題なのだ(要は"やり過ぎ"なければいい)というのは本当だと思いますが、いつまでその節度がもつのかなという不安も捨てきれません。

これも確かにポイントはそこなんですよね。
「損得」というものが実在するのかという事。
("金"をめぐる)あるゲームの、かつかなりクリティカルな部分においては実在するでしょうけど、それを人生一般の「価値観」にしてしまうのは別種の発明というか逸脱というか。
具体的かつ致命的な「損害」があるかどうかは考えるべきですけど、観念としての"損得"を追うのは意味が無いというか人生の関心事という資源配分上の不合理というか。
『ワールド イズ ダンシング』
じじい普通に気持ちが悪いというかご時世的にあの描写いいのかというか。
(笑)・・・えなかった。


『ゾミア』
王子の元に「壮士」が。
この王子は第三極なのか第二極なのか、それとももっと無数にある"極"の一つなのか。
普通に考えれば最初から出て来たあの二人が"主人公"格なのは間違いのないところですけど、そもそもその二人が協力するのかどうかもよく分からないので。(そして更に耶律楚材)
とにかく今回も極めつけに「外国」の話でした。いい意味でぽかーんというか。(笑)
『ツワモノガタリ』
応戦反撃と先制攻撃。いいっすね。


ただ薬丸自顕流の一筋性が剣術史上超極端なのは明らかなので、逆に北辰一刀流の位置づけがはっきりしないと今いち対照が難しいところもあると思います。"応戦"型の極端なのか典型なのか代表なのか、当時の剣術の中でどういう位置にあるのか。
合理性実用性が特徴なのは有名ですけど。
そしてやはり人を斬り続けると目が黒く濁るのか。
恐らくは"戦場"以外、"暗殺"等を続けるとだと思いますが。
『青のミブロ』
あくまで美しく描かれる新撰組。
その"悲劇"性を同情的に描いた作品は無数にあれど、この作者のこの作品を描く上で抱いている情熱は特異なものに感じますね。
正直まだ本意が分かっているとは僕も言えない。ある面シンプルなヒューマニズムではある訳ですけど、なぜそれを"新撰組"で描いているのか。
『はじめの一歩』
で、いつ復帰するのよ一歩は。(笑)
このまま復帰しないで終わったら漫画史に残りそうですけど(既に残ってはいますけど)、さすがにちょっと許されなそう。
「トレーナー 幕ノ内一歩」(以下続く)みたいにシリーズ化されたりして。(笑)


『海自とおかん』
新連載。
語り口は軽快そのもので実に上手だと思うんですけど、内容は"女のエロ本"という感じでちょっと読んでられない気がします。
それならそれでCOMIC TINTの方に描けばいいのに。
『ホンノウスイッチ 榎本・さち編 後編2』
過程を丁寧に丁寧に描いた分、"挿入"感がえぐくて正視できませんでした。(笑)
結果何か"犯した"ような感覚も無くはない。
"挿入"という行為自体の、本質的な"レイプ"性というか。
『好きなオトコと別れたい』
これはどっちの気持ちも分かるというかどっちも正しいというか。
「一緒にいれさえいればいい」のも本当だろうし、しかし一緒にいる為にこそ、最低限の収入なり面目なりが必要だと男が感じてしまうだろうことも事実だし。
むしろまず"ヒモ"状態を固定してしまった方が良かったのかもしれませんね、その中で男が男なりに働く気にもなる。
意外と結果そうなってる夫婦はいるようですし。
お父ちゃんは収入ほとんどないけどお母ちゃんは愛してる。子供達もそういうもんだと思って暮らしている的な。(成長したら反抗しそうですけど(笑))
どう収まるのか。
『デキる男女のデキない恋』
初回に結構面白いと言ったままずっと読むのを忘れてた(女漫画はタイトルの区別が・・・(笑))のに気が付いて3話分まとめて読みました。
うん、面白・・・いというかクオリティは高い。
ただ感想が特に無いなあ。
上手いなあというだけしか。
一応純愛方向に向かっているような感じかと思いますが見せかけかも。そこの"変化"で、感想が出て来るかも。
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