2022年07月29日 (金) | 編集 |

アニメは先週と変わらず。
異世界おじさんおもろいなあ。(笑)
『夢てふものは頼みそめてき Daydream Believers』
最後のビリッはシンプルに照れ隠しに見えたんですが、どうもそれ以上の意味があるようですね。
この後女主の自虐告白が続く?私(の正体)なんてこんな綺麗じゃない的な。
『ガクサン』
なんか解決したらしいですが、正直置いてけぼりでした。
"答え"が納得行く行かない以前に"問い"を共有出来なかった。
福山は「編集に行く」ことに否定的なのではなくて自分の元を離れて欲しくなかったということ?「お客様係に向いてる」からというだけで、そんな怒るかなという。てっきり"編集"論を聴かせてもらえるものと思ってましたが。
"何かに夢中になっている人を「応援」するのが好き"という、人物像というかテーマ自体は、それなりに興味深く思えたんですけどね。そこも何か言いっ放しな印象。"受験生の応援"に繋がるというのは分かるは分かるんですが、それだけの話なのかという拍子抜け感も。
『ワールド イズ ダンシング』
「なれ」てはこわし、「なれ」てはこわし。これは分かる。
ただどうもここのところの傾向として、主人公が"感覚が鋭い人"という以上に"物を知らない人"という風に見えてしまって、余りに効率が悪いというか行き当たりばったりというか、話が進んでるのか進んでないのか、主人公が成長してるのかしてないのか実感が乏しい感じ。キャラとしての誇張表現であった"ずっこけ"が、まともに"性格"になってしまっているというか。
"こわす"度にリセットされてる感じがするというか。(笑)
『望郷太郎』
何が「言わんこっちゃない」んでしたっけ。忘れちゃった。
選挙の為とはいえ悪い奴らと手を組む/関わるなという話?
一方太郎は、生き生きと詐欺まがいの抱き込み工作を実行中。(笑)
もうキャラがよく分からない。最早"仕方なく"やってる感じもないし。

『カオスゲーム』
新連載。
面白そうでたいていそれほど面白くない週刊誌/パパラッチものかな?というオープニングから、意外な伝奇展開へ。
正直序盤はこれアフタヌーンの標準に達してるのか?と思いながら読んでましたが、技術的にはともかく"奇想"の深さ感としては、結構読み応えがありそう。
カメラマンが煙草の火を舌に押し付けられた時はそういうグロい系露悪系かなと思いましたが、その後割とけろっとしてたので必ずしもそういうトーンではないのかも。(結局殺されはしましたけど(笑))
『ブルーピリオド』






今月は何というか、読んでいて僕が言おうとしたことが決まって数コマ先に言葉として出て来るということの繰り返しで、やるなというか、キテるなという感じでした。(笑)
強いて言えば最後のコマの"解釈"を、僕なら"読解"と言うかも。
良い本から悪いものを読み取ることも、悪い本から良いものを読み取ることも容易に出来る。
嘘から真は普通に出るし、逆もまたしかり。
人も、集団も、出来事も、良いも悪いも、要はそれらのテキスト(本)をどのように"読む"のかの問題でしか無いところがあって、良い悪いは出自(だけ)では決まらない。・・・勿論当事者の善"意"、悪"意"という問題は別に存在して、法律的にはそこは強く問題になりますが。(笑)
それに伴って良いものを読み取り"易い"テキストと悪いものを読み取り"易い"テキストという傾向性が、無い訳ではない。だから予め良いものを選ぼうとする努力自体は、無駄ではない。しかし。(最初に戻る)
時節柄で言えば(笑)、大多数の人にとっては最低の教団が、誰かにとっては純粋に最高の教団であることはあり得る。インチキ宗教を契機としても、悟りが得られない訳ではない。可能性としては。常に。
『ヘルハウンド』
新連載二回目。
うーん。
世界観には興味がある。
ただ面白いかどうかはまだ分からない。
『来世は他人がいい』
誘拐監禁?
正直ただのやくざエピソードは、食傷気味ですけど。
前も言いましたが、ある時期以降次の展開をいつも場当たりで考えている印象の強い、明日なきストーリー。
『おおきく振りかぶって』
カロリー補填におにぎり。
"炭水化物は敵だ!"ではないんですねまだこの年代は。(笑)
『メダリスト』
ナチュラルに"不自由"の中に生きている学童年代の子供にとっての"自由""解放"と、先生に限らずそんなに他人とじっくり話したことはまだ無いだろう子供の好奇心&やはり解放感と、勿論先生大好き好き好きとが相まっての、止まらないいのりちゃんの旅先の高揚。(笑)
先生の方は、絶賛"指導者としての悩み"の最中なんですけどね。
『プ~ねこ』
今日も"さっき思い付いた"ようなネタで泣かせにかかるプ~ねこ。(笑)
『イサック』
なるほど、スペックオーバーゆえの威力でしたか。
ここで文字通りに"戦局を変える新兵器"な大砲とかが出て来てしまう、何か違う話になってしまう気がするのでそれで良かった気がします。
『フラジャイル』
思いやってた筈の彼の方がという、ある種ホラー的な逆転。
それにしても医者たちの方もこんな風に分からないまま当て推量をしながら、治験は行われるんですね。逆に"当て"ちゃいけないような気もしますけど。(笑)
そしてラスト。ちまちま治験してないでさっさと商品化しろという岸先生。
大手製薬会社の絡む話の場合、たいてい治験のスキップの方が問題になる事が多いですが、こういうパターンもあるのか。
『ビターエンドロール』
色々な視野・視点が必要というまとめは分かりますが、鯨井先生の想像力の欠如は、もう少し"個人"的に問題にすべきレベルのようにも見えます。"個性"ではスルー出来ない。
猫に餌をあげてるのを知られたくなかったというのは、何となく分かります。それでどうなるというよりも、それを説明したり解決したりする為の"社会"的関わりが、セルフネグレクト状態の人にはいかにも重荷になりそうですね。
・・・ていうかこれ猫だからまだ笑ってられるところもあるかも知れませんが、こんな感じで自分の子供の"世話"を誰にも相談できないまま悪意の無い虐待に至っちゃってる人とかも、いそうだなという。

『無能の鷹』
いつにも増して意外なストーリー。(設定)
何か元ネタなりモデルなりが、いそうですね。
この設定でもっと徹底的に展開すれば、「就職面接」についての大傑作漫画が一作描けそうな気がしますが。
改めて凄い作者だなとは思いました。
『クジャクのダンス、誰が見た?』
新連載。
"ラーメン屋台"というOPやほんわかした感じの絵柄から、てっきり人情ストーリーかと思ったら相当凝った感じのミステリーでびっくり。
いや、滅茶苦茶面白そうですね。
後は謎解きの為にタイムリープしないことを願います(笑)。それやっちゃうと台無し。
『アレンとドラン』
あんまり気にしてなかったですが(笑)、ついにここでタイトルの種明かしが。
そして終わるのか。
(彼氏に)マメに報告だけして去って行くヒロインの挙動が面白いですが、あれは単に"不審"というよりも恋愛という事態をオタクなりに、オタクとしてのアイデンティティを失わないまま「処理」している様子で、本人心から楽しいんだろうと思います。
別にそういう人を見たことがある訳ではないですが、変にリアリティを感じました。
"普通の女の子"になっちゃったら、逆に寂しい気がしますしね。(笑)
『ミドリくんには触れない』
(こじらせファンに対する)総司くんの対応がかっこ良かった。
結局この作品の真の主人公は、ヒロインではなく(男性)アイドルたちなんですよ。
そして実際、男の目から見てもかっこいい。
ゲームを中心に溢れまくっている"逆ハーレム妄想"系ストーリーとは一線を画する、正体はよく分からないんですけど背筋をピンとさせられる謎の説得力のある作品だと思います。
"願望"でも"リアル"でもない。その狭間にある何かという感じがしますが。
『余命一年、男をかう』
これから延々"夫婦喧嘩"を見せられるのかと少し警戒しましたが、それどころじゃないヒロインの毒親登場で逆に毒気を抜かれました。(笑)


『大熊先生』
短期集中連載。
何だろうこれ。(笑)
緩い伝奇という感じですが、ただその緩さも含めていい意味で天然で、「伝奇」も流行りのジャンルとしてではなく、資質としてやってるように見えるところが好感持てます。
楽しみ、なのか?(笑)
『言葉のチョイスが変な彼氏』
出張掲載。
面白い。地味に知的。
本当に"言葉"だけなので、脳のメモリー消費も少ない感じで好み。
そういう理由で、コントより漫才が好き。(笑)


『スケアリー・キャンパス・カレッジ・ユニバーシティ』
新連載。
面白そう。かな。多分。結構。(悩むな)
なんか絵が好きじゃないというか、つまらなそう、正確にはありがちな感じの絵に見えるんですよね。"ヤンマガ"絵というか。(笑)
でも中身を素直に見たら、面白そうではあります。
『ツワモノガタリ』
いやあ、いいすね。
"種田"宝蔵院流の命名エピソードが、滅茶苦茶生きてる。"伏線"という言い方では収まらないレベルで、戦い全体を包むように。
泣ける。
『1日外出録ハンチョウ』
(常連)客に好かれることと経営が上手く行くことは、(今回の題材の)飲食店の場合はむしろ一致し易い方だと思いますが、サイトとかテクノロジーとかだと、一致せずに消えて行ったものが無数にある気がしますね。(笑)
それこそセガサターンとかそうかもと、『異世界おじさん』を思い出して思いました。(笑)
『無二の一撃』
何だ最後の忍者軍団みたいなのは。ジャンプか。
本当に色々な"漫画"の要素が、機械的に並べられて繫げられてる感じ。
真面目に『iコンタクト』と担当編集者同じじゃないですかね。
視野が狭くなりがちな作者に対して俯瞰の視野を提供するのが編集者の重要な仕事/存在意義の筈ですが、編集者が率先して平面視野ではしゃいでる感じで、気に入らないなあという。
『青のミブロ』
その内和宮も出て来そうですね。
"政略結婚"の和宮を誠実に扱ったらしい一点だけでも、家茂の人柄は評価できるところが大きそうではあります。
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