ヴェルディ等サッカー、漫画、アイドル 他
ナ杯予選リーグ第2節 浦和戦
2003年03月16日 (日) | 編集 |
1.総論(ロリ論)

相変わらず事態が動き出してからの「対応」や「調整」の手際は見事なロリ氏。その代わり自ら事態を動かしたり「構築」や「創造」は苦手、というよりほとんどお門違い、そういう認識で落ち着きそうですね。

「ラモンがいれば・・・・」と身も蓋も無いボヤキを繰り返していたのも本当に特定の個人に頼らなければ中盤の構成は出来ない人だからで、別に堕落していたわけではなかった。最初にヴェルディで手腕を発揮した時の3-6-1システムも基本的には中東的堅守速攻スタイルのためのものと考えるべきで、見かけの類似性だけでアテネ・チームあたりがやっているものと同一視してはいけなかったのだなと。4バック移行後のチーム運営を見てずっとそういう疑問を感じてはいましたが。ちょっと期待し過ぎでした。

ただしシステムに個人を埋没させるタイプの人ではないので、そういうロリの生理とエムボマを筆頭とするヴェルディのクリエイティヴ系の人材の生理との落としどころで今季のロリ・ヴェルディのスタイルがこれから決まって行くんでしょう。そういう意味では別にエジムンドがいた頃と変わらない。単に個人に頼るというよりも、個人の能力を上手くチームの戦術に転化して行くという作り方。
上位進出にはいかに故障者を出さないで顔ぶれを固定させられるかが鍵かな。人が変わるとチームも変わるので、強くなる暇が無い。そういう意味で今の状況は辛いかも。

2.個人評

玉乃と桜井はやっぱりうまい。身体の使い方が実に効率的。だからファールもとれるし病み上がりでも一人二人は必ず抜ける。しびれました。

鈴木健太郎はちょっと厳しいか。マガジンで「移籍してきた時のようにプレーしろと言われるのだけど出来ない」と告白していましたが、攻守共にどんどん迷いが深まっている感じ。結局今年最初に見た山形との練習試合が一番良かった。ここから慣れていけば・・・・と思っていたのにあれがピークとは。

どこまでエムボマ離脱の緊急避難なのか分からないけど、根占の使い方はなるほどという感じ。本当はタクじゃなくて展開力のある根占が真ん中に入った方がチームのスペックは上がるんだろうけど、最初はまあ。結果的に適度のプレッシャーの元でいいデビューが出来ましたね。今後も3ボランチなら無理なく使って成長して行けるんでしょうけど、どうなんでしょう。

ラモンは分からないけどガンバ後の経歴を見ても、エムボマに柱としてのフル稼動は無理だったのかなといやな予感がしてます。


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