2003年04月09日 (水) | 編集 |
見てる人が少なめなようなので、いつもより丁寧に書いてみる。
メンバーはマウスに高木、フィールドに4(柳沢、ロペス、富澤、鈴木)-3(山田、林、小林大悟)-2(飯尾、平野)-1(平本)のサカダイいうところの”ピラミッド型”。
まずは米山がベンチなのに驚く。休養なのかこの前割と評判の良かった富澤の方がいいと思ったのか。3ボランチの真ん中に林が入った場合、疑似3バック的に考えればストッパータイプを2枚並べるのはない話ではないけど。実際FC戦はタク/かんぺー/やしけんのトライアングルで完封したわけだし[注]。これでいけるんならむしろ中盤の底にヨネを使ってみたらどうだろう。カヴァーも潰しも両方出来るヨネをそこで使えれば、カヴァー専門の選手(林)と潰し専門の選手(山田)との間の取捨選択で蛙王さんが悩むこともなくなる(笑)。ていうか普通あのポジションにはそういう選手を使うものだよな。
飯尾と平野の2列目は楽しみ。直観的にあ、これは良さそうと感じた。アツという縛りがなくなるだけで、なんかいっぺんに呼吸が楽になった気がした。ていうかここで何かしら見せないといよいよもって平野の存在価値は危うくなる。・・・・なんてことを考えてる内に試合開始。
始まってすぐいつもと空気の色が違っているのを感じた。DFラインを含めてフィールドの全領域でパス回しのテンポが凄くいい。速からず遅からず、一定のテンポでいやに落ち着いている。ああそれなりに練習の成果は蓄積しているんだなという感じ。
特に左サイドは素晴らしい。大悟は見るからに意欲的&自信満々、上がりのタイミングに躊躇が無い。後ろに控える林との間に確かな信頼感・意思の疎通が感じられる。比べて悪いがやっぱりどうも山田卓也はいまだに中盤の選手という感じがしない。技術もさることながら、思考が直線的で幅がない。幅の権化みたいな大悟(でも逆にちょっと芯が怪しい)はコミュニケーションが取りにくかったのではないか。とにかく堂々と左サイトを仕切る大悟は正に司令塔。確実に1年分の成長は感じる。だからこそもっと前目のポジションでという話を最近していたが、逆にこれだけ出来るならこの位置のままの方がシステム次第ではかえって面白いかもしれない。
その大悟を中心に、今イチちゃんと考えてやってるのかどうかは謎だが相変わらず果敢な鈴健の上がり、意外に小回りが利いてパス出しのタイミングもいい平野、それにFC戦後半のロリの指示を未だに実行しているのか(笑)ちょくちょく左に流れてくる平本がからんで面白いようにジュビロの右サイドを攻略する。こんなにスムーズにサイド攻撃をするヴェルディは久しぶり・・・・いや、初めてかも。サイド攻撃といってもシンプルに大きくというのではなくて、あくまで細かいパス交換でというのがヴェルディらしくて楽しい。
まあメンバー落ちというのもあってジュビロが手探り状態で余り出てこなかったというのもある。双方とも中盤のマークは緩めで、親善試合か?みたいなところも。あるいはグラウを中心とするあちらのカウンターの手際の良さから察するに、実はジュビロのゲームプランにはめられていたのかもしれない。それでもヴェルディの攻撃の形の良さは僕は評価するが。
とにかくこのいい時間帯(ロリいわく最初の20分)に点が取れなかったのが運のツキではあった。
(つづく)
[注]・・・・と、いう印象だったが最後にバッバユータにポロッとコーナーからやられてた。
メンバーはマウスに高木、フィールドに4(柳沢、ロペス、富澤、鈴木)-3(山田、林、小林大悟)-2(飯尾、平野)-1(平本)のサカダイいうところの”ピラミッド型”。
まずは米山がベンチなのに驚く。休養なのかこの前割と評判の良かった富澤の方がいいと思ったのか。3ボランチの真ん中に林が入った場合、疑似3バック的に考えればストッパータイプを2枚並べるのはない話ではないけど。実際FC戦はタク/かんぺー/やしけんのトライアングルで完封したわけだし[注]。これでいけるんならむしろ中盤の底にヨネを使ってみたらどうだろう。カヴァーも潰しも両方出来るヨネをそこで使えれば、カヴァー専門の選手(林)と潰し専門の選手(山田)との間の取捨選択で蛙王さんが悩むこともなくなる(笑)。ていうか普通あのポジションにはそういう選手を使うものだよな。
飯尾と平野の2列目は楽しみ。直観的にあ、これは良さそうと感じた。アツという縛りがなくなるだけで、なんかいっぺんに呼吸が楽になった気がした。ていうかここで何かしら見せないといよいよもって平野の存在価値は危うくなる。・・・・なんてことを考えてる内に試合開始。
始まってすぐいつもと空気の色が違っているのを感じた。DFラインを含めてフィールドの全領域でパス回しのテンポが凄くいい。速からず遅からず、一定のテンポでいやに落ち着いている。ああそれなりに練習の成果は蓄積しているんだなという感じ。
特に左サイドは素晴らしい。大悟は見るからに意欲的&自信満々、上がりのタイミングに躊躇が無い。後ろに控える林との間に確かな信頼感・意思の疎通が感じられる。比べて悪いがやっぱりどうも山田卓也はいまだに中盤の選手という感じがしない。技術もさることながら、思考が直線的で幅がない。幅の権化みたいな大悟(でも逆にちょっと芯が怪しい)はコミュニケーションが取りにくかったのではないか。とにかく堂々と左サイトを仕切る大悟は正に司令塔。確実に1年分の成長は感じる。だからこそもっと前目のポジションでという話を最近していたが、逆にこれだけ出来るならこの位置のままの方がシステム次第ではかえって面白いかもしれない。
その大悟を中心に、今イチちゃんと考えてやってるのかどうかは謎だが相変わらず果敢な鈴健の上がり、意外に小回りが利いてパス出しのタイミングもいい平野、それにFC戦後半のロリの指示を未だに実行しているのか(笑)ちょくちょく左に流れてくる平本がからんで面白いようにジュビロの右サイドを攻略する。こんなにスムーズにサイド攻撃をするヴェルディは久しぶり・・・・いや、初めてかも。サイド攻撃といってもシンプルに大きくというのではなくて、あくまで細かいパス交換でというのがヴェルディらしくて楽しい。
まあメンバー落ちというのもあってジュビロが手探り状態で余り出てこなかったというのもある。双方とも中盤のマークは緩めで、親善試合か?みたいなところも。あるいはグラウを中心とするあちらのカウンターの手際の良さから察するに、実はジュビロのゲームプランにはめられていたのかもしれない。それでもヴェルディの攻撃の形の良さは僕は評価するが。
とにかくこのいい時間帯(ロリいわく最初の20分)に点が取れなかったのが運のツキではあった。
(つづく)
[注]・・・・と、いう印象だったが最後にバッバユータにポロッとコーナーからやられてた。
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