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あ、やばい
2003年04月23日 (水) | 編集 |
今日ナビスコか。いくら見られないか試合だからってさすがに次の試合が始まる前に前の試合の感想は書いておかなければ。・・・・そう、いい機会だから改めてここの位置付けについて説明しておきますが、僕の書くのは「観戦記」ではないんです、去年も言った気がしますが。まあこれは僕の定義ですが、「観戦記」の名前に値するのは仮にその試合を見ていない人でもそれを読めばその試合のあらましが理解でき(た気になれ)るもの、です。ポイントだけではなく試合全体について一応の通時的描写があり、またあんまりあからさまに筆者独自の視点が勝っていないもの。

ヴェルディ系では典型的にはまぐさんのあれですね。後は最近書かないけどさわさんとか詠さんとか。蛙王さんのは若干「筆者独自の視点が勝って」いる部分はありますが、文体が透明でトーンも抑え目なので、十分その機能も果たしていると思います。まあどっちにしろ僕の定義でしかないですが。
実際にはどんなに客観性を装っていても必ず「誰かの視点」ではあるわけでそれは読む方が気をつけなくてはならないのですが、試合のとりあえずの全体像を伝える親切心があるかないかはやっぱり大きな違いで、ちなみに僕は全く言っていいほどありません(笑)。あくまで既に見た人を想定して書いています。

では何を書いているかというとだから「感想」なんだよ、てこれじゃあんまりか。サイト内の位置付けで言えば別に掲示板でバババッと書き殴ってもいい内容なんだけどちょっとウチの掲示板は雰囲気的にもデザイン的にもあんまりマジ書きこみに向かないところがあるので、たまにゲストが問題提起したのに僕が応えるくらいならいいんだけど管理人自らがやるのはちょっと控えようかなと。それと後で検証するという意味も含めて試合の感想くらいは一箇所にまとめた方が誠実かなと、それくらいの感じです。

内容自体の意義付けとしては、さっきと逆でなるべく僕しか言いそうにないもの、それは論点としてであったりタイミング的にということであったり。タイミング的というのはつまり知っての通り(?)僕は予言者というか針小棒大というか、先走りが一つの持ち味なので、裏が取れてなくても自分に生じた予感や展望に面白味があると思えばさっさと言ってしまうことにしています。別に責任ある立場じゃないし、一般論ならもっと巧く言える人が沢山いるし。第一印象万歳。

だからあんまり当てにしないようにというか、他のもっと普通のと併せてお読み下さるようにというか、とにかく特に書きたいことがなければ書かなくてもいいんだよなと前振りをしといて鹿島戦。つまりあんまり書くことが無いわけですが(笑)

・案の定Fマリ戦の4-2-2-2は継続されず、4-3-2-1に逆戻り。やはりあれは消去法で選択された緊急シフトだったか、それにしてもロリが4-3-2-1そのものにそれなりのこだわりを持っていることは感じられる。
・で、そのこだわりの中身なんだけど一部で話題になったFマリ戦後のプレス・カンファレンスによると、ロリはオフサイドトラップの練習は全くやらせてないらしい。どうりで覚束ないと思ったとそれはまあいいとして、いくらオフサイドトラップとラインを高く設定することがイコールではないといっても、やはりこれでは「ラインを高く、コンパクトに」という4-3-2-1の運用の準備を進めているとは思えない。でもラインの低い4-3-2-1というのはどうしても3ボランチの守備的なシステムで基本はカウンターという見方になってしまうと思うんだけど、何か別の思考回路・運用法があるのか。
・鹿島の代表組はやはり疲れ気味で特に守備時の名良橋はメロメロ。結構チャンスがあったのに惜しかったなと。鈴健は伸び伸びとよくやってはいたけど、どうしても気になるのは上がって行ったスピードそのままでポンとセンタリングを上げるというサイドバックの1番基本的なプレーを一度も見た記憶がないこと。中の人数とかチーム状況との兼ね合いはあるとしても、どうも当人自体がそういうタイミングのプレーをレパートリーとして持っていないように見えてしまうのだが。アイデアはそれなりに持っているが基本技術(初動動作の曖昧さとか)を含めて芯が・・・・
・平野はMFとしては今回も(ナビスコに続いて)いいプレーを見せてくれた。ただいざ本業であるはずのウィングハーフ的なプレーをする状況になると、どうも迫力がないというか中途半端というか。そこらへんはアツと大差ない。ゾノにしろアツにしろ平野にしろ、割と僕がよく見るアトランタ世代のドリブラーたちはそういう意味であまりいい歳のとり方をしていないように感じる。ピーク時に瞬発力に任せた大雑把な抜き方をしていたツケが来ている気がする。ポジショニングやタイミングの細かい詰めが足りない。
・テレビ的な感慨としては、やっぱりたまに見る人(解説者。誰だか忘れた)にはアツと平本は評判がいいなと(この試合はアツ欠場だけど)。チームとしてのヴェルディの評価が低いと、アツのキープと平本の強引さは分かりやすく「頑張っている」「孤軍奮闘している」と見える傾向があるということだと思うんだけど。

・・・・短い予定でもそこそこ長くなってしまうのもまた僕の持ち味。


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
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