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大分戦だゴルァ
2003年04月27日 (日) | 編集 |
いや、別に怒ってるわけじゃないけど。気分が悪いだけで(同じか)。
例によってポイントだけ。

・布陣(変更)について

まずは前半の4-2-3-1は機能していたか。・・・・うーん、謎。
左の平野や真ん中のラモンから結構いいパスの回り方はしていたけど、第一の起点であるはずのボマのポストは全然使えてなかった。また仮に2列目が起点になるとしてもそこへのボールの運びに対して大分がほぼノープレッシャーだったので、もっと前に出て来る相手だったらそこまでにも至らなかった可能性がある。ヴェルディ自体の熟成度、相手関係、併せて考えてシステムとしての可能性についてはこの試合だけでは判断しかねる。

とりあえず大悟の右サイドは上手く行っていなかったと思う。その象徴が柳沢のプレーで、確かに何度も上がってチャンスは作っていたがそれは全てとっさに左足に持ち替えたり中へ切れ込んでみたりという柳沢個人の機転によるもので、スピードに乗って縦に抜けようという柳沢をきれいに使ってやれている場面はほとんど無かった。逆に4-2-2-2に布陣変更した後半の頭、右ボランチ林とのコンビで立て続けに2度3度柳沢が右サイド深く侵入する場面が見られただけに前半の機能不全の印象は強い。
これの大きな原因はありきたりだがやはりコンビの不足で、大悟は終始ラモンとのポジションの調整に神経を奪われていて、柳沢の上がりに目を向ける余裕が無かったように見えた。またこの試合、今までになく大悟が自分で持ちこんでクロスを上げようとする場面が目立ったが、一つにはそれはポジションから来るウイング的なプレーの要求に応えようとするものだったろうとは思うが、反面大悟らしい小気味良いパスワークのタイミングが無かったということでもあった。このポジションで大悟が活かせるのかどうか、現時点では確信が持てない。

最後に各所で批判されている後半の選手交代であるが、やはり僕もたかが1点差で何をバタバタしているんだという印象を持った。恒例のスクランブル発進をしたロペスがトップ下とも見えるポジションどりをしたことは、それが指示だとすればナンセンスであるし、ロペスの判断だとしたら(つまりロリは単純にCFに上がれと指示したのだとすれば)ロペスが監督の采配に納得していないということである。どっちにしろ大変よろしくない。

・個人評

鈴木健太郎はちょっと予測の悪さ、戦術眼の雑さが目についた。自分からボールが遠い位置にある時に、「俺には関係が無い」みたいな顔をして全くゲームに参加できていない。特に逆サイドでごちゃついてる時はもっと早く上がっていって選択肢を作ってくれないと困る。ボールがこぼれてからスタートを切っても遅いのだ。同サイドで平野が苦労している時の援護も同様に遅い。疲れてるのか?
普通にオーヴァーラップする時も基本的に足元でもらうタイミングでしか考えていないようなのもちょっと。平野とのコンビでのオーヴァーラップ自体は何度が成功していたが、あれももっとスペースでもらう意識があれば本当はもう一つ速いタイミングで仕掛けられるはず。今日は大分のプレッシャーが緩かったからよかったものの・・・・

平野は今日に限ってはよくやったと思う。あんなにアウトのパスが上手いとは知らなかった。ただ逆にあまりにも気持ちがパスに行き過ぎているので、今はまだ「平野」という名前で相手が縦を警戒してくれるからいいが、それだけでは一巡もしないうちに慣れられてしまうと思う。まあSBの上がりを引き出すのに手一杯でまだそこまで気が回らないのかもとは思うが。

ラモン上手し。特にパスを貰う時、出す時、チョコチョコ細かくポジションを修正して有利な態勢を作ろうと工夫しているのは感心させられた。日本人だと名波がよくやるプレーだが、中央が密集しがちなヴェルディの交通整理役として得難い選手だと思う。本人はひょっとしたらもう少しサイドよりの方がやりやすいのかもしれないが。

やしけんマンセー。ただし昔からやしけんが奮闘する時はチーム状態が特別にいい時か悪い時と相場が決まっている。今は・・・・言うまでもない。
チビはちょっとこの切れではただの背の小さいFWでしかない。ロリが焦ったのも一つにはチビが相手にほとんど脅威を与えられなかったというのがあると思う。
ボマは・・・・言いたいことは沢山あるけどもう少し待ってあげましょう。

いやあ、次勝たんとねえ。マジで。


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