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もうだめポ2
2003年05月01日 (木) | 編集 |
もう少しだめ話を続けてみると、この試合に臨んでの布陣変更というのは、ロリには珍しくかなり積極的具体的なものに感じられた。つまりさっき述べたゲームプランが存在してそれを実行するための布陣であって、いつもの人の並びとそれぞれの個性から自然的に発生するコンビネーションに期待するやり方とは一線を画していると感じられた。それは上手くいけばロリの新境地ということにもなるのだろうが、どちらかというとロリがいよいよ追い詰められていること、マイペースを失っている現われとも見えた。

平野の左サイドバック起用自体も平野の能力/適性は別にして、最初期に論議を呼びつつある意味重要な決断としてロリが採用しないと決めたものを、どうしてこのタイミングで採用するのか僕にはどうしても唐突(まぐさんに言わせれば”迷走”)という印象が拭えなかった。前節大分戦で左MF平野にネガティヴな感想は持たなかったし、改めて練習試合で試して機能したという話も聞かない。苦言は呈したが鈴木健太郎の左SBもそこに主な原因を求めるほど悪かったとは思えない。唯一正当化し得るのが例の「ゲームプラン」であるが、既に述べたようにそれは実行されなかった。

だから簡単に言うとロリはまだ試していないパターンの中からなりふり構わず勝負に出たわけで、これでコケたら終わりだなと思っていたらコケた。終わりだ。これでロリの緊張の糸は切れるだろう、終わりだ。これが帰り道で僕の考えていたことであった。


ところが日テレの録画放送を見ていたら、試合前の監督コメントとして「サイド攻撃が全く駄目だったからサイドバックを代えた」とあった。え?それだけなの?単純に柳沢&鈴健より一柳&平野ということなの?うーむ。

「全く駄目」だったかどうかはそれぞれの見方だからいいとして、とにかく今回の布陣も今までの延長でその時点でベストの選手を選ぶというだけのことだったとこのコメントからはそうなる。僕は深読みし過ぎたということか。一方で「お前はとにかくまず守備をちゃんとやれ」という指示も一柳には出ていたそうだから、サイド攻撃の梃入れ策として人の入れ替えに加えて(僕の言う)平野シフトというくらいのことは実際にあったかもしれない。でもまあロリとしては特別なことをやったつもりはない、数ある修正策の一つだとコメントを素直に受け取ればそうなる。

その方向で考えた場合、最も消耗の激しいポジションであるサイドバックの選手の連戦の疲労というのも一つの要素としてクローズアップされてくるかもしれない。リアルタイムでは思い及ばなかったけど、僕自身「サポートしてやらないと柳沢潰れるぞ」「鈴健の動き出しの遅さは疲労のせいか?」ということを書いていたわけだし。去年のハユマや大悟の起用法とかを見ると割とロリは信頼している選手はとことん使う傾向があるようだが、ベンチからも外すというのは確かに「休養」というニュアンスを強く感じなくもない。


でまあ、結局のところ特に結論らしきものは無いのだが。分からんというのが結論。なまじ証言やコメントをもとに見かけの実証性を追求しようとしたおかげで混乱に陥ってしまったというしまらない話。次の磐田戦の出方次第でこの試合の見方もまた変わってくるのだろう。
ああ気持ち悪い。今週はマガジンもダイジェストもフォローしてくれないしな。


(つづか・・・・ない)


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