2023年01月31日 (火) | 編集 |
新作
コタローは1人暮らし (Wiki) 月曜 22:00 MX
去年(2022年)の3月からネトフリで"全世界独占配信"していたらしい作品。
「子供を放置することは罪」である考えが日本より遥かに強いらしい多くの国で、格別のインパクトがあったのではないか(笑)と想像される、はじめてのおつかい的(?)"放置幼児"もの。
2話は幼稚園の入園式でしたが、そこまで小さかったのかと今更に。(1話ではそうは見えなかった)
事情あって安アパートで独り暮らししている(お金はあるらしい)やたら自立心の強い幼児と、アパートの住人等周囲の大人たちとの心の触れ合いを描く作品。
心配でかまおうとする大人たちと、自立心の強い(でも当然甘えたくもある)幼児との関係を通して、「大人と子供」「親子」という関係の根幹をシミュレーション的に認識し直すという狙いの作品?
間に挟まる大人たちのエピソード(駆け出し漫画家の編集者からの駄目だしやだめんずに貢ぐキャバ嬢)が結構濃密で、そこから想定されるある種の"信頼感"を前提にしながら、ちょいちょいお涙ちょうだい的なところもなくはないストーリーを、ぼんやり見ている感じの2話まで。
原作は漫画。アニメの前に実写ドラマが作られていたらしい。
監督は『阿波連さんははかれない』の人。どんなだったかなあ、一瞬面白かった記憶はあるんだけど。
構成は『宇宙戦艦ティラミス』シリーズの人。うーん、覚えてない。
もののがたり (Wiki) 月曜 24:00 MX
この感想理解されないかなあ。(笑)
とりあえず絵柄があんまりジャンプっぽく見えないんですよね、縦ノリのシャープさよりも広がりや奥行きを感じるというか。作者が影響を受けた漫画家は、「上山徹郎、三輪士郎、岩泉舞、みつみ美里」だそう。ごめんなさい(笑)、一人も知らない。
人間が使う物/道具に宿る妖怪(ということにしておこう)"付喪神"とそれへの対処に当たる特殊能力者たちの話ですが、"付喪神"の描き方の「民俗」感・熱意の本気度が割と高くて、"バトル漫画の意匠"という以上のものを感じるという意味で、やはり『結界師』は思い出さざるを得ないですけどね。
タイトル通り、"もの"の話というか。
主人公のキレ易さや、一方で"仲間"側の付喪神の最初からの妙な寛大さが少し違和感がある言えばありますが、含めて魅力なのか単に描写が拙速なのか、保留しながら見ている感じ。
監督は・・・『アイカツ!』シリーズの人?うーん、分からん。『けものフレンズ2』?へえ。あの問題作の。(良かったけど)
なんか深夜アニメの主流ラインからは外れたところにいる監督さんのようですね。
助監督は『アイカツ!』での弟子かお友達らしい人。
構成は『まちカドまぞく』『五等分の花嫁』その他の、なぜWikiが無いのか不思議な作品歴の人。
なんか凄く、"傑作"を作ってやるという意気込みは感じなくはないスタッフ編成だなと。
英雄王、武を極めるため転生す (Wiki) 月曜 25:45 テレ東
ひげのおじいさんが美少女に転生って、この"おっさん美少女"的なパターンいい予感しないなあと思いましたが、幸い外れました(笑)。(予感が)
美少女ボケは最低限ですし、元々ボーイッシュで骨っぽい演技が特徴の鬼頭明里さんの配役もあって、どちらかというと"前世"を忘れてしまう方の瞬間が多くて、それはそれで(設定の意味が薄れるので)問題かも知れませんが(笑)ともかく見るのは快適です。"おっさん"の気持ち悪さを感じたりは、少なくともしない。
そして転生を経て"振り切った"バトルマニアぶりを見せる元英雄王のキャラの痛快さと共に、意外にそれ以上に面白いかもしれない"ハイランダー"や"魔石獣"をめぐる世界構造やストーリーが存在していて、おやおやこれは侮れない作品だなと。
原作は小説。
監督は『ビキニ・ウォリアーズ』?『BUS GAMER』?そんなのあったかな。
構成は『甘々と稲妻』『虫かぶり姫』と、ソフトな作品の印象が強いですが、一方で劇場版も含めて『新テニスの王子様』シリーズも担当している人らしい。
とんでもスキルで異世界放浪メシ (Wiki) 火曜 24:00 テレ東
スキル"ネットスーパー"で取り寄せた現代日本の既成食品の美味しさを武器に、異世界を渡って行く/成り上がって行く話。
とても美味しそうですけど、それ以外にはそんなに見所は無いような気はします。大食らいのレジェンド級魔獣フェンリルに懐かれてからは、毎食頑張って作るのはシンプルに大変そうで、こっちも息切れ気味(笑)で先行きは少し不安。
あと調味料ってそんなに豪快に使うものなのかと、薄味派の僕としては毎度驚き。(笑)
原作は小説。
監督は『賭ケグルイ××』『 うちタマ?! ~うちのタマ知りませんか?~』『RE-MAIN(リメイン)』の人。
構成は大ベテラン、有名なのは『侵略!イカ娘』『SHIROBAKO』『斉木楠雄のΨ難』あたりか。
異世界のんびり農家 (Wiki) 金曜 25:53 テレ東
こちらものんびりした"食べ物"ネタの多い作品ですが、「農業」「サバイバル」「DIY」関係のディテールが充実していて、かなり楽しいです。最新話の「白米が出来るまで」は、余りの手間のかかり加減にうんざりしてしまいましたけどね(笑)。そもそもそ"炊き立てのご飯"に魅力を感じない人なので、実食のカタルシスすら無くて。一方でいかに大変かということは、よく分かって良かったです。
冒頭で予告された"ハーレム"状態の形成されるプロセスも説得的で面白かったですし、家族化した魔犬や魔蜘蛛(?)たちも可愛い。近々の問題としては、果たしてそのハーレムは主人公の"種"を直接的に取りに来るのか、その時若干とぼけ過ぎの感もある、"性"関係の描写が空回りしないかでしょうか。
原作は小説。
監督は『つぐもも』と『奴隷区 The Animation』の人。うーん、覚えてない。
構成は『球詠』『GA 芸術科アートデザインクラス』『アリソンとリリア』と僕も好きだった作品を手掛けてはいますが、名前をよく見る割には代表作が無いなという感じの人。尚去年の『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』も担当していて、分かり易い繋がり。(笑)
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん (Wiki) 金曜 25:55 TBS
異世界に転生・・・せずに干渉する新しいパターンの作品。("実況"と"解説"として)
ゲームプレイヤーや読者の声、またはアニメの"視聴者"のガヤを、そのまま作品にしてしまったというか。なかなか面白い。
・・・ただし実況・解説抜きで、"悪役令嬢リーゼロッテ"の内心をあそこまで好意的に理解出来るかというと、出来る時もあればえ?そうなのという時もあって、そこらへんはどれくらいのシンクロ率を意識してるのかなと。普通に考えれば、100%に近いという前提で出来上がってそうに思うんですが。"あるある"なので。
原作は小説。
監督は手塚作品のOVA等をいくつか作りつつ、地上波アニメの監督としてはこれがデビューらしい人。
構成は『のだめカンタービレ』『君に届け』の人。なんかそんなベテランを引っ張り出す必要の無いタイプの作品に思えますが。
解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ (Wiki) 土曜 22:00 MX
原作は小説で、漫画版は連載をちらっと読んだことはあるんですが、その時はスルーしてしまった作品。(だから若干先を疑ってる部分もある)
タイトルから何となく想像できるように、反ブラック労働ものというか"真面目な人が馬鹿を見る"現代ビジネス社会の不条理への反動として、"理想的な働き方"を描いているという、最近割と見かけるタイプの作品。それ以外の"上"の方のギスギスなども描かれてあり、ある種"ビジネス"ものとして、結構面白い気がする作品。"会社員"群像というか。
監督は『アスタロッテのおもちゃ!』『あっちこっち』『セントールの悩み』とそれなりに記憶に残る作品はありますが、まだ代表作は無い感じの人。助監督はそれ以下のキャリアの人。
構成は小説家出身の人でアニメのキャリアは少な目ですが、監督とは『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』でも組んでいます。
最強陰陽師の異世界転生記 (Wiki) 土曜 25:30 MX
『英雄王、武を極めるため転生す』同様の、元"最強"が転生で生き方を自分本位に変えて生きる話ですが、こちらは転生が2回目でその分入り組んでいます。もっと腹黒というか。(笑)
その"腹黒"をどう"主人公"のストーリーとして成り立たせていくのかが見ものな訳ですが、もう一つ前世での「陰陽道」を今世の「魔法」にいちいち翻訳しながら戦うという厄介さと、同時に"陰陽道に比べれば西洋魔術なんてちゃちい"的な力関係でもあって、そこらへんがなんか、面白いというかなんなんだろうこの人はという感じ。かなりこじれてる感じの、作者さん。(笑)
その作者の原作は小説。
なぜか置かれている"総"監督は、『恋愛フロップス』『うらみちお兄さん』『ランウェイで笑って』と、"総"を務める割にはこれと言って目立たない実績の人。一方の"監督・モンスターデザイン"の人は初監督で、かつ総監督の人のもろ弟子なキャリアなので、そういうことかと。
更に置かれている"アニメーション監修"は作画監督一本みたいな人で、じゃあ逆に監督の渋谷氏は作画関係の弱い人なのかなとか。色々独自な編成。
構成は上の『異世界のんびり農家』の人。
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます (Wiki) 土曜 26:00 テレ朝
これが似ているのは、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』ですかね。現代日本の(廉価)既製品の高品質。それを異世界に持ち込むと・・・という。
まあ"食品"に比べても各種日用品の場合は"文明"差が露骨なので、そりゃそうだろう感もありますが。大航海時代の西洋植民者が、安物で原住民たちを騙したような故事に近いというか。『とんでもスキル』と違ってスキル(両世界を行き来する能力)自体が秘密なので、その部分では難易度は高い。その分フェア?(とは言えないか(笑))
ただ既に各地の物産の特徴や小売りの難しさなどといったリアルな視点もがんがん入っているので、十分に面白くはあります。
ゴールは一応「8万枚の金貨」を貯めることになるんでしょうが、ゲームならともかく小説/ストーリーでそれだけだとなかなか地味でしょうから、ここからまた何か別の要素(バトル?)が入っては来るんでしょうね。
という訳で原作は小説。
監督はこれが初監督。
構成も同様。
ただこういうストーリーはフォーマットがしっかりし過ぎて/慣れ親しみ過ぎているので、よっぽど変なことをしない限り大外れしそうには無いですね。
続編
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2 (Wiki) 水曜 25:30 MX
メインスタッフに変化なし。
内容もほんとに変化なし。(笑)
何を目指してるのかそもそも何かを目指しているのかもよく分からない、不思議な雰囲気の作品。誰かのゲーム日記でも覗いているような。
いずれ"運営側のパニック"がもっと本気になれば、緊迫した展開も出て来るのかなと一応は予想出来ますが。
神達に拾われた男2 (Wiki) 日曜 24:00 MX
構成・脚本が、『怪物王女』『少女終末旅行』『異種族レビュアーズ』の人から、『うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト〜』『小林さんちのメイドラゴン』の人に。
元々内容(スライムの利用法)のユニークさと反・ブラック労働というテーマがはっきりしていて、一方で世界観的にはただただ優しい感じのぼんやりした(笑)作品なので、あんまり誰がやっても変わりなさそうな感じ。
虚構推理 Season2 (Wiki) 日曜 25:05 MX
メインスタッフに変更なし。
ただ鬼頭明里フェチとしては若干"岩永琴子"の演技に違和感があったというか、少しテンション高めなのではないかという印象があって、並行して始まったアニマックスの1stシーズンも見直しているんですが、少なくとも開始当初と比べると、若干リラックスし過ぎというかこなれ過ぎみたいなところはやっぱりある気がします。まあ似たような役を沢山やってますしね。調整も難しいでしょうね。(笑)
内容的には相変わらず死ぬ程面白いです。そう言えば城平京さん(原作者。他に漫画『雨の日も神様と相撲を』の原作なども)の小説を読むという課題は、達成してなかったなと今更に。どれも面白そうですよね、この人。
以上。
「若手監督」と「ベテラン構成」の組み合わせが完全に定着している感じで、逆に"ベテラン監督"はどこに行けばいいのか的な心配(?)もしたくはなる、今日この頃ではあります。
コタローは1人暮らし (Wiki) 月曜 22:00 MX
去年(2022年)の3月からネトフリで"全世界独占配信"していたらしい作品。
「子供を放置することは罪」である考えが日本より遥かに強いらしい多くの国で、格別のインパクトがあったのではないか(笑)と想像される、はじめてのおつかい的(?)"放置幼児"もの。
2話は幼稚園の入園式でしたが、そこまで小さかったのかと今更に。(1話ではそうは見えなかった)
事情あって安アパートで独り暮らししている(お金はあるらしい)やたら自立心の強い幼児と、アパートの住人等周囲の大人たちとの心の触れ合いを描く作品。
心配でかまおうとする大人たちと、自立心の強い(でも当然甘えたくもある)幼児との関係を通して、「大人と子供」「親子」という関係の根幹をシミュレーション的に認識し直すという狙いの作品?
間に挟まる大人たちのエピソード(駆け出し漫画家の編集者からの駄目だしやだめんずに貢ぐキャバ嬢)が結構濃密で、そこから想定されるある種の"信頼感"を前提にしながら、ちょいちょいお涙ちょうだい的なところもなくはないストーリーを、ぼんやり見ている感じの2話まで。
原作は漫画。アニメの前に実写ドラマが作られていたらしい。
監督は『阿波連さんははかれない』の人。どんなだったかなあ、一瞬面白かった記憶はあるんだけど。
構成は『宇宙戦艦ティラミス』シリーズの人。うーん、覚えてない。
もののがたり (Wiki) 月曜 24:00 MX
面白いじゃん #もののがたり。
— アト (@atosann) January 9, 2023
サンデー系かなとも思ったけど、結局ジャンプか。
でも『#うしおととら』や『#結界師』の匂いはあると思う。
この感想理解されないかなあ。(笑)
とりあえず絵柄があんまりジャンプっぽく見えないんですよね、縦ノリのシャープさよりも広がりや奥行きを感じるというか。作者が影響を受けた漫画家は、「上山徹郎、三輪士郎、岩泉舞、みつみ美里」だそう。ごめんなさい(笑)、一人も知らない。
人間が使う物/道具に宿る妖怪(ということにしておこう)"付喪神"とそれへの対処に当たる特殊能力者たちの話ですが、"付喪神"の描き方の「民俗」感・熱意の本気度が割と高くて、"バトル漫画の意匠"という以上のものを感じるという意味で、やはり『結界師』は思い出さざるを得ないですけどね。
タイトル通り、"もの"の話というか。
主人公のキレ易さや、一方で"仲間"側の付喪神の最初からの妙な寛大さが少し違和感がある言えばありますが、含めて魅力なのか単に描写が拙速なのか、保留しながら見ている感じ。
監督は・・・『アイカツ!』シリーズの人?うーん、分からん。『けものフレンズ2』?へえ。あの問題作の。(良かったけど)
なんか深夜アニメの主流ラインからは外れたところにいる監督さんのようですね。
助監督は『アイカツ!』での弟子かお友達らしい人。
構成は『まちカドまぞく』『五等分の花嫁』その他の、なぜWikiが無いのか不思議な作品歴の人。
なんか凄く、"傑作"を作ってやるという意気込みは感じなくはないスタッフ編成だなと。
英雄王、武を極めるため転生す (Wiki) 月曜 25:45 テレ東
ひげのおじいさんが美少女に転生って、この"おっさん美少女"的なパターンいい予感しないなあと思いましたが、幸い外れました(笑)。(予感が)
美少女ボケは最低限ですし、元々ボーイッシュで骨っぽい演技が特徴の鬼頭明里さんの配役もあって、どちらかというと"前世"を忘れてしまう方の瞬間が多くて、それはそれで(設定の意味が薄れるので)問題かも知れませんが(笑)ともかく見るのは快適です。"おっさん"の気持ち悪さを感じたりは、少なくともしない。
そして転生を経て"振り切った"バトルマニアぶりを見せる元英雄王のキャラの痛快さと共に、意外にそれ以上に面白いかもしれない"ハイランダー"や"魔石獣"をめぐる世界構造やストーリーが存在していて、おやおやこれは侮れない作品だなと。
原作は小説。
監督は『ビキニ・ウォリアーズ』?『BUS GAMER』?そんなのあったかな。
構成は『甘々と稲妻』『虫かぶり姫』と、ソフトな作品の印象が強いですが、一方で劇場版も含めて『新テニスの王子様』シリーズも担当している人らしい。
とんでもスキルで異世界放浪メシ (Wiki) 火曜 24:00 テレ東
スキル"ネットスーパー"で取り寄せた現代日本の既成食品の美味しさを武器に、異世界を渡って行く/成り上がって行く話。
とても美味しそうですけど、それ以外にはそんなに見所は無いような気はします。大食らいのレジェンド級魔獣フェンリルに懐かれてからは、毎食頑張って作るのはシンプルに大変そうで、こっちも息切れ気味(笑)で先行きは少し不安。
あと調味料ってそんなに豪快に使うものなのかと、薄味派の僕としては毎度驚き。(笑)
原作は小説。
監督は『賭ケグルイ××』『 うちタマ?! ~うちのタマ知りませんか?~』『RE-MAIN(リメイン)』の人。
構成は大ベテラン、有名なのは『侵略!イカ娘』『SHIROBAKO』『斉木楠雄のΨ難』あたりか。
異世界のんびり農家 (Wiki) 金曜 25:53 テレ東
こちらものんびりした"食べ物"ネタの多い作品ですが、「農業」「サバイバル」「DIY」関係のディテールが充実していて、かなり楽しいです。最新話の「白米が出来るまで」は、余りの手間のかかり加減にうんざりしてしまいましたけどね(笑)。そもそもそ"炊き立てのご飯"に魅力を感じない人なので、実食のカタルシスすら無くて。一方でいかに大変かということは、よく分かって良かったです。
冒頭で予告された"ハーレム"状態の形成されるプロセスも説得的で面白かったですし、家族化した魔犬や魔蜘蛛(?)たちも可愛い。近々の問題としては、果たしてそのハーレムは主人公の"種"を直接的に取りに来るのか、その時若干とぼけ過ぎの感もある、"性"関係の描写が空回りしないかでしょうか。
原作は小説。
監督は『つぐもも』と『奴隷区 The Animation』の人。うーん、覚えてない。
構成は『球詠』『GA 芸術科アートデザインクラス』『アリソンとリリア』と僕も好きだった作品を手掛けてはいますが、名前をよく見る割には代表作が無いなという感じの人。尚去年の『農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。』も担当していて、分かり易い繋がり。(笑)
ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん (Wiki) 金曜 25:55 TBS
異世界に転生・・・せずに干渉する新しいパターンの作品。("実況"と"解説"として)
ゲームプレイヤーや読者の声、またはアニメの"視聴者"のガヤを、そのまま作品にしてしまったというか。なかなか面白い。
・・・ただし実況・解説抜きで、"悪役令嬢リーゼロッテ"の内心をあそこまで好意的に理解出来るかというと、出来る時もあればえ?そうなのという時もあって、そこらへんはどれくらいのシンクロ率を意識してるのかなと。普通に考えれば、100%に近いという前提で出来上がってそうに思うんですが。"あるある"なので。
原作は小説。
監督は手塚作品のOVA等をいくつか作りつつ、地上波アニメの監督としてはこれがデビューらしい人。
構成は『のだめカンタービレ』『君に届け』の人。なんかそんなベテランを引っ張り出す必要の無いタイプの作品に思えますが。
解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ (Wiki) 土曜 22:00 MX
原作は小説で、漫画版は連載をちらっと読んだことはあるんですが、その時はスルーしてしまった作品。(だから若干先を疑ってる部分もある)
タイトルから何となく想像できるように、反ブラック労働ものというか"真面目な人が馬鹿を見る"現代ビジネス社会の不条理への反動として、"理想的な働き方"を描いているという、最近割と見かけるタイプの作品。それ以外の"上"の方のギスギスなども描かれてあり、ある種"ビジネス"ものとして、結構面白い気がする作品。"会社員"群像というか。
監督は『アスタロッテのおもちゃ!』『あっちこっち』『セントールの悩み』とそれなりに記憶に残る作品はありますが、まだ代表作は無い感じの人。助監督はそれ以下のキャリアの人。
構成は小説家出身の人でアニメのキャリアは少な目ですが、監督とは『メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-』でも組んでいます。
最強陰陽師の異世界転生記 (Wiki) 土曜 25:30 MX
原作 - 小鈴危一
総監督 - 長山延好
監督・モンスターデザイン - 渋谷亮介
アニメーション監修 - 杉本光司
シリーズ構成・脚本 - 待田堂子
『英雄王、武を極めるため転生す』同様の、元"最強"が転生で生き方を自分本位に変えて生きる話ですが、こちらは転生が2回目でその分入り組んでいます。もっと腹黒というか。(笑)
その"腹黒"をどう"主人公"のストーリーとして成り立たせていくのかが見ものな訳ですが、もう一つ前世での「陰陽道」を今世の「魔法」にいちいち翻訳しながら戦うという厄介さと、同時に"陰陽道に比べれば西洋魔術なんてちゃちい"的な力関係でもあって、そこらへんがなんか、面白いというかなんなんだろうこの人はという感じ。かなりこじれてる感じの、作者さん。(笑)
その作者の原作は小説。
なぜか置かれている"総"監督は、『恋愛フロップス』『うらみちお兄さん』『ランウェイで笑って』と、"総"を務める割にはこれと言って目立たない実績の人。一方の"監督・モンスターデザイン"の人は初監督で、かつ総監督の人のもろ弟子なキャリアなので、そういうことかと。
更に置かれている"アニメーション監修"は作画監督一本みたいな人で、じゃあ逆に監督の渋谷氏は作画関係の弱い人なのかなとか。色々独自な編成。
構成は上の『異世界のんびり農家』の人。
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます (Wiki) 土曜 26:00 テレ朝
これが似ているのは、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』ですかね。現代日本の(廉価)既製品の高品質。それを異世界に持ち込むと・・・という。
まあ"食品"に比べても各種日用品の場合は"文明"差が露骨なので、そりゃそうだろう感もありますが。大航海時代の西洋植民者が、安物で原住民たちを騙したような故事に近いというか。『とんでもスキル』と違ってスキル(両世界を行き来する能力)自体が秘密なので、その部分では難易度は高い。その分フェア?(とは言えないか(笑))
ただ既に各地の物産の特徴や小売りの難しさなどといったリアルな視点もがんがん入っているので、十分に面白くはあります。
ゴールは一応「8万枚の金貨」を貯めることになるんでしょうが、ゲームならともかく小説/ストーリーでそれだけだとなかなか地味でしょうから、ここからまた何か別の要素(バトル?)が入っては来るんでしょうね。
という訳で原作は小説。
監督はこれが初監督。
構成も同様。
ただこういうストーリーはフォーマットがしっかりし過ぎて/慣れ親しみ過ぎているので、よっぽど変なことをしない限り大外れしそうには無いですね。
続編
痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。2 (Wiki) 水曜 25:30 MX
メインスタッフに変化なし。
内容もほんとに変化なし。(笑)
何を目指してるのかそもそも何かを目指しているのかもよく分からない、不思議な雰囲気の作品。誰かのゲーム日記でも覗いているような。
いずれ"運営側のパニック"がもっと本気になれば、緊迫した展開も出て来るのかなと一応は予想出来ますが。
神達に拾われた男2 (Wiki) 日曜 24:00 MX
構成・脚本が、『怪物王女』『少女終末旅行』『異種族レビュアーズ』の人から、『うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト〜』『小林さんちのメイドラゴン』の人に。
元々内容(スライムの利用法)のユニークさと反・ブラック労働というテーマがはっきりしていて、一方で世界観的にはただただ優しい感じのぼんやりした(笑)作品なので、あんまり誰がやっても変わりなさそうな感じ。
虚構推理 Season2 (Wiki) 日曜 25:05 MX
メインスタッフに変更なし。
ただ鬼頭明里フェチとしては若干"岩永琴子"の演技に違和感があったというか、少しテンション高めなのではないかという印象があって、並行して始まったアニマックスの1stシーズンも見直しているんですが、少なくとも開始当初と比べると、若干リラックスし過ぎというかこなれ過ぎみたいなところはやっぱりある気がします。まあ似たような役を沢山やってますしね。調整も難しいでしょうね。(笑)
内容的には相変わらず死ぬ程面白いです。そう言えば城平京さん(原作者。他に漫画『雨の日も神様と相撲を』の原作なども)の小説を読むという課題は、達成してなかったなと今更に。どれも面白そうですよね、この人。
以上。
「若手監督」と「ベテラン構成」の組み合わせが完全に定着している感じで、逆に"ベテラン監督"はどこに行けばいいのか的な心配(?)もしたくはなる、今日この頃ではあります。
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