2023年03月26日 (日) | 編集 |


『平和の国の島崎へ』
久しぶり(ほぼ初回以来?)の"大義"の話。
恐らくは主人公は大義そのものではなくて、"活動"の進め方に矛盾を感じて離脱したパターンだろうとは思いますが、一応そこらへんの原理闘争もやって見せて欲しいとは思います。
主人公を保護?しているらしい権力側も、悪い人たちには見えないので、もっと根本的な裏切りが"大義"側にあるケースも想像出来なくはないですが。
『昭和のグラゼニ』
へええ、荒川さんは(王貞治の)中学時代以来の知り合いだったのか、それは知らなかった。
自分自身が子供だったのもあって、王さんが肉体的に"大"きかったのかどうかは、特に意識したことが無いですね。
駒田が大きいのは分かりましたが。(笑)
『テレワァク与太話』
"リア充"話はリア充話として、ここから更に色々と掘って行こうとしている様子。
"微妙な距離感"で遊ぶラブコメではなかったらしい。
その"踏み込み"のナチュラルさ含めて(笑)、作者は陽キャ寄りの人なんだろうなと。(笑)
『バーサス』
せっかくの"単行本発売"告知号だったのに、状況説明で終わってしまっている。(笑)
新登場おっさん将軍は役に立つのか立たないのか。
『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』
ほお。
エルフは危険。
思わぬ新設定新思想が。楽しみ。
本来内向きな国なのに"世界征服"を目指したというと、大日本帝国("八紘一宇")を思い出しますがそんな含みでもこれから?


『カイジ』
実際的にも僕の読者感情的にも(笑)、そろそろギャグにならない存在になって来た"隣りのババア"ですが、これでストーリーが決まるというのはさすがに馬鹿馬鹿しいので、やはり危機を招きつつ救いもする、そういうプラマイゼロの存在として機能するんでしょうね。(笑)
『サツドウ』
青田いいやつだな。
そして意外と普通に"少年漫画"的展開。いい意味で。
殺人術のハードリアリズム一本鎗っぽく始まりましたが、既に言及した"ギャグ"要素含めて、実は総合力が高いというかハイブリッドというか、メタ少年漫画的な性格の作品なのかもという気がして来ました。
『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』


相手の弱点を突いて(欺いて)勝つのは、もしくはそれをメインに戦うのは"卑怯"。
すっかり「卑怯者の楽園」になった現代サッカー界ですが(笑)、たまにはこういう原点的感受性を思い出すのも、悪くはないかと。
"卑怯"が「モウリーニョ」の顔をしている内は、まだ良かったんですよね。「グアルディオラ」の顔をし出してから、"正義"と"悪"が、訳の分からない感じになって来た。

『7人の眠り姫』
新連載。
あえて指摘するのも野暮なくらいにオーソドックスな"ラブコメ"展開が繰り広げられ、かつ否応なく『五等分の花嫁』を連想させる設定の作品ですが、最終的には別にそのことが気にならなかったのは作者のセンスなのか"定番"の強みなのか、(笑)
悪くない感じ。
『地獄のアシタ』
まだ2話目ですが相変わらずの"怪作"ぶり。
"強さ"としての"善良さ"が、テーマと言えばテーマなのかな。
「閻魔大王の後継者探し」というのは、なかなか分かり易くて良い設定ですね。
『メダリスト』
才能は利用できてこそ価値がある、か。
ただこの作品から受ける印象は、"利用"というよりもやはり"努力"そのものの価値であるし、別な言い方で言えば「才能」と「利用」が、"努力"によって同時にこの世に現れる、そういう瞬間のイメージですが。
"利用"の"努力"を怠る"才能"はこの作品には存在しないというか。
ピンチに面して基準を変えるのか変えないのか。"成功者"には、やはり変えないことにこだわらない執着の無さが、特徴として目立つ印象はありますが。ただそういう「物語」を聞かされ慣れているだけという可能性も。
『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿』
繰り返しになりますが、どう見てもワンエピソード完結の仕様には見えないので、続けて欲しいです。
"自分"が当事者でない事件で主人公が(そして民俗学が)どう活躍するのか、見てみたい。
『フラジャイル』
言葉としては月並になりますが、「"生きる"ことに夢中になっている時は死も怖くなくなる」と、最終的にはそういうエピソードでしたか。そしてそれは、"他者"との関わりによって、もたらされることが多いと、付け加えて言えば。
最後の感じからすると、宮崎先生は少なくともメインキャラからは、撤退するんですかね。
『プ~ねこ』
今いちよく分からなかったんですけど、今回のは一匹の捨て猫の物語ではなくて、何(万)匹もの捨て猫たちの"死"のパターンを描いていたんですかね。
『おおきく振りかぶって』
お、おうというしかない感じの、果てしないディテールの回でした。(バッテリーサインの)

『クロエマ Chloe et Emma』
クロエさんがそんなに占いに真剣だったとは。(笑)
『零れるよるに』
若気の至りで自ら積極的に(ヒロインが)共依存を深めて行く、ある意味恋愛の"愚かさ"を描いた回ですが、まあ切ないこと。
確かに愚かだし共依存なんだけど、"好き"ってそういうことだよねと、全力で応援したくなってしまいます。(忠告もするだろうけど)
そしてヒロインの感情を、それによる僕の感情を、あえて巧んでいるようには見えないのに恐ろしく巧みに引き出して行く、作者の手腕をやという。やばい人だ。イノセントな人殺しというか。(笑)
『やんごとなき一族』
ヒロインのほぼ味方になる直前だった義母は病気に倒れ、そこまでではないけれど見直しかけてはいた筈の義父は、"姑の介護"という定例イベントによって"定例"行動を取り戻してしまって。
多分最後は、義母が救ってくれそうな気はしますが。
『無能の鷹』
謝罪の極意。
今回はいつになく、"実践ビジネス講座"だった気が。(笑)
多分もっと普通の"ビジネス漫画"も、描ける人なんでしょうね。
『ミドリくんには触れない』
一応気配はありましたが、ついに総司くん参戦。(負けるんでしょうけど(笑))
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