2007年01月09日 (火) | 編集 |

・・・・いや、メガネかけてるのは野郎の方なんですけど。(笑)
ちょっと前見た時はGoogle検索トップだったのに、今見たら2ページ目にまで順位が落ちていた前のエントリー。門辺氏の人気に嫉妬。(2ch用語ね?to門辺氏)
そんな感じで今朝発売のイブニングに予想より早く第2回が掲載されてたので、早速感想を。またGoogleトップ目指すぞ!(趣旨変わってる)
御輿も担いだし、自称”偽者”(コメント欄1/9)とのやりとりなどもあって(笑)、どうしても親心的なものが混じりそうでどうかなとやや慎重に構えながら入りましたが、いやいやどうして。全然関係無かったですね。ご立派。普通に頭飛ばされました。
”偽者”の可能性はあっても”偽物”の可能性は心配無用なんじゃないでしょうか。
色々ありますが、ともかくもこの呼吸するように自然にマンガを描くセンスというのはそこらに転がってるものではないでしょう。これで構成ベタとか言ってたら、吐血して憤死する漫画家志望者・・・どころかプロもゾロゾロ出て来ると思いますよ。
まあこれも”偽者”の申告を信じるならば(しつこい)、訓練や技術というより勘に近い無意識的なものなのかも知れませんけどね。そりゃ担当さんの助力はあるんでしょうが、そういうレベルには。僕には。誌面からもむしろ担当を楽しんでいる感じが伝わって来ますし。(笑)
僕自身の経験からあえて言えば、ネット/サイト生活を始めて以来、定期的に見かけて来た女子(高生)系テキストサイト&ブログの良質なものが持つ、生活感=芸術性的な文体的特権性、それをそのまま商業漫画のレベルであっさりと、豪快に実現してしまったというそういう感じでしょうか。
そういう素人性無意識性を見て頭から馬鹿にしたり甘く見たりする向きが、それこそ2ちゃんなどでも散見出来ますが、実年齢のいかんに関わらずそういうのを「オヤジ」というのだと思います。
まあ僕は必ずしも精力的な漫画読みではないのでよく知りませんが、実際にはこういう性格・体質の漫画/作品(の一定レベル以上のもの)というのは、探せばそれなりにあったり見方によっては一つのジャンルを形成していたりするようなそういう気配もありますけどね。
それはともかく。
内容の話に移って第2話全体の印象を一言で言いますと、「怖い」ということです(笑)。怖いよこの人。怖いよ浮風さん。何よりもホラーだよ。
実際それ風の見返りショットなどもありますが(p340&348)、そういう端的なことだけではなく。
その「怖さ」の内容を大まかに分けると2つあるかなと思います。一つは
(1)”率直”であることの代償
これは前回の作品評からの流れですね。そしてもう一つは、なんか作者は笑い出しそうな気がしますが(笑)”女”の怖さ、より具体的には
(2)女の期待に応えらない時の男の恐怖
と言うべきもの。
これらはそれぞれにというよりは同時に表現されているのですが。”率直”で底意のない、それゆえに逆に思いやりも手加減もない浮風の期待に応えられない黒部の自己処罰的煩悶として。
浮風は決していわゆるエゴイスティックな「要求」をしているわけではない。自分の欲望や願望の道具として黒部を利用しようとしているわけではないし、あるいは自分でこうだと思いこみたい世界観の強化への貢献を黒部に求めているわけではない(これらは平均的な”恋愛”の主たる構成要素だと思いますが)。そうであるならば黒部も反抗したり相手を批判したりして、ついでに自分の駄目なところのお目こぼしの段取りもつけられるわけですが。
そうではなくて浮風が求めているのは状況認識のある種非個人的な正確性への同意と、そこから導かれる黒部が「取るべき行動」の実行なわけです。そしてそのいずれについても黒部は基本的に同意であるし、浮風の正当性や非利己性を頭では、かつ心からも大いに認めている。(それが彼の”恋心”の重要な内容でもある)
だから、もう、処置なしなわけです。待ったなしなわけです。自分の「駄目」とこれ以上ないほど苛酷に黒部は向き合わざるを得ないわけです。優しいキミが一番怖い。
・・・・うーん、書けてんのかなこれ。ちょっと袋小路な気がするので、何歩か戻りつつもう一回開いてみたいと思います。
(つづく)
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実際それ風の見返りショットなどもありますが(p340&348)、そういう端的なことだけではなく。
その「怖さ」の内容を大まかに分けると2つあるかなと思います。一つは
(1)”率直”であることの代償
これは前回の作品評からの流れですね。そしてもう一つは、なんか作者は笑い出しそうな気がしますが(笑)”女”の怖さ、より具体的には
(2)女の期待に応えらない時の男の恐怖
と言うべきもの。
これらはそれぞれにというよりは同時に表現されているのですが。”率直”で底意のない、それゆえに逆に思いやりも手加減もない浮風の期待に応えられない黒部の自己処罰的煩悶として。
浮風は決していわゆるエゴイスティックな「要求」をしているわけではない。自分の欲望や願望の道具として黒部を利用しようとしているわけではないし、あるいは自分でこうだと思いこみたい世界観の強化への貢献を黒部に求めているわけではない(これらは平均的な”恋愛”の主たる構成要素だと思いますが)。そうであるならば黒部も反抗したり相手を批判したりして、ついでに自分の駄目なところのお目こぼしの段取りもつけられるわけですが。
そうではなくて浮風が求めているのは状況認識のある種非個人的な正確性への同意と、そこから導かれる黒部が「取るべき行動」の実行なわけです。そしてそのいずれについても黒部は基本的に同意であるし、浮風の正当性や非利己性を頭では、かつ心からも大いに認めている。(それが彼の”恋心”の重要な内容でもある)
だから、もう、処置なしなわけです。待ったなしなわけです。自分の「駄目」とこれ以上ないほど苛酷に黒部は向き合わざるを得ないわけです。優しいキミが一番怖い。
・・・・うーん、書けてんのかなこれ。ちょっと袋小路な気がするので、何歩か戻りつつもう一回開いてみたいと思います。
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