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東京V−湘南(1st)
2007年04月16日 (月) | 編集 |
振り出しに戻・・・・れそうで戻れなくて、しかも転んで怪我しちゃった試合。

J1第8節 東京V ●0−3○ 湘南(平塚)

戸川はねえ。要は向いてないんですよね基本的に。ポジションも、ひょっとしたら競技そのものも。


基準を低く取れば、退場劇までのチーム状態は、一応底を打った後のものに見えました。
さすがにプレスで追いまくられるのにも慣れて、最初から最後まで夢遊病みたいなそんな状態にはもうなっていなかった。
別に「対応」出来ていたわけではないですけどね、ただ最低限のメンタルの問題として。

それによって開幕当初の状態や基本フォームを取り戻していたかというとそこまでには至らなくて、中盤が死んでる状態は相変わらずでした。一方で見映えは遥かに良い湘南の攻撃の、見映えほどではない実効性、J2クオリティもお馴染みのもので、一番ふさわしい結果は0−0だったんじゃないかなというそういう試合。

そのヴェルディの戻れそうで戻れない基本フォームの理由としては、一つは勿論(あ、前回と同じ筋立てだ)それを支えていた誇大妄想的自信が消えているということ。
もう一つは上で”出来ていない”と断じている「対応」の問題で、つまり出来てはいないんだけど対応しようとはしているわけですね。具体的には球離れを良くしようという意識は全般的にある、むざむざ潰される前に。

ただそれは(訓練の結果の)”統一的な意識”のもとに行われているというよりは、仙台を皮切りに軒並み圧殺された経験によって、個々が抱えることになった”蔓延する不安感”に追われてのことなので、要するに単なる慌ただしい、落ち着きのないパス回しになってしまっている。”爆弾ゲーム”的というか。(笑)
これじゃやばい、通用しないという憂慮自体はもっともですが、現象としてはわずかな「対応」効果と引き換えに、生命線である中盤の安定感を遠ざけることになってしまっている。

別に僕が好んで推薦しているわけではないですけど、”ラモスヴェルディ”であるからには中盤のポゼッション力を押し立てて戦う以外しょうがないわけですよね。で、僕が見るに仙台は確かに凄かった、山形には後半見事にしてやられた、でも福岡も京都もそしてこの日の湘南も、痩せ我慢して出来ない相手ではなかったと思います。(J1FC東京に一応通用したことを思い出して!笑)

だから本来ならば立ち上げ当初に見せていた厚顔で重厚なスタイルをあくまで基本に、苦しいけれど凌ぎ切ってみせるべきで、それが一年のスパンで見た唯一の”ラモスヴェルディ”の成功の可能性だと思うんですが。
思いの外か心配通りか、それを試す機会さえ逸するほど基盤が弱かった、瓦解が急だったようで。山形ショックがなあ・・・・


まとめてみると非合理なまでの自信に支えられていた状態から、一転して不必要なまでの不安に駆られた状態に落ち込んで、今は必要で合理的な不安と共にあると。
話の順番としては今度はその原因を解消して必要で合理的な自信に転ずるべきところですが、現体制にそれは望めない。だったら変に学習なんかしないでいいから、何事もなかったように元のスタイルを取り戻すことに集中した方がいい、その為にも湘南戦は気休めとなる無難な結果が欲しかった。開幕草津戦に始まるお気楽シークエンスの再現にはぴったりのJ2クオリティだったのになあと、死んだ子の歳を数えてみますが。

どのみち内容はアレですけど、この2戦のいかにも終戦ムード醸し出す連続3失点という最終スコアは、かなりの部分たまたまなんですよね。そういう意味ではついてないと思いますが、それがあっさり致命傷になってもおかしくない、メンタル/ムード命のチームで。

(追記)
しかし富澤と吉武のあからさまに機械的なはめ込み方を見てると、毎試合後色々変えるとか修正するとか言ってはいますが、ほんとに頭の固定した人なんだなと思いますね。ベストはベスト、スタンダードはスタンダード。そこからは離れられない。自分でもどうしようもないんだと思いますが。


コメント
この記事へのコメント
同意します。
このチームが勝つにはひたすらポゼッションしてれば良いですな
去年はポゼッションしないことが勝つ条件でしたが。

ラモスもワンタッチとか二列目からの飛び出しとか難しいこと言わないでハーフウェイラインあたりでもってれば良いんですよ。
そういうメンバーでしょ。どうみても。
  
服部と土屋が居る限り単発のカウンターには耐えれるから中盤でボールを失うことはそこまで恐れなくでも良いですし。

ポゼッションで苦しくなったら船越めがけて蹴ってこぼれ玉をフッキに狙ってもらうでおっけー。

永井がフルで出れれば去年と今年の融合で面白そうですが。
2007/04/16(Mon) 13:59 | URL  | tatsu #-[ 編集]
ありがとうございます。

>ラモスもワンタッチとか二列目からの飛び出しとか難しいこと言わないで

こういうのってほんとどこまで本気で言ってるんでしょうね。
去年はインターン監督の聞いた風な生兵法ということで一応は理解できたんですが、終盤の反省の弁やオフの補強の傾向で、今季は開き直って愛するサッカーと心中すると腹を括ったんだろうとそういうつもりで、僕もなるべくそれに沿って前向きな展望を出すよう努力しているつもりなんですが(笑)。コメントだけはますます教科書化している。

口だけ思いつきだけの監督なんて沢山いますけどね、この人ほど全体像が結べない人も珍しい。例えば松木は方針はコロコロ変わるし実行力もまるでなかったですが、少なくともその時々の方針と施策の一貫性は見ることが出来ましたからね。

tatsuさんが書いたようなことは、ほんのちょっとの分析と割り切りで自然に出て来る発想ですし、讀賣サッカーの基本も何も外していないと思うんですが、そのちょっとを可能にする対象化すらラモスは出来てないんじゃないでしょうかね。
「方法」として対象化されていないから、運用やカスタマイズも自発的には出来ない。

さすがに得意分野なんだから、もう少しディテールやノウハウがあるんじゃないかと期待してたんですが。
新監督という言わすもがなの宿願は置いておくとして、いっそジョージ与那城でもコーチに呼んで、ヨミウリ化を一回徹底して見せてくれないかなと。こうなったら意地ですね。(笑)
2007/04/17(Tue) 01:46 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
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