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愛媛戦(2nd)
2007年06月03日 (日) | 編集 |
あー、しんど。

J2第18節 東京V ●0−1○ 愛媛(味スタ)

元々悪かった体調がグイグイ悪くなるようなそんな試合。


ちょっと持病の薬の用量を間違えまして、ヤバいなあ大丈夫かなあとかなりノラない感じで見ていたんですが、試合終わった頃から覿面に副作用が出て来て、ついさっきまで引っくり返ってました。
要するに成分の濃度が濃くなり過ぎたという単純な問題なので、ピーク過ぎれば徐々に解消されていくのでもう大丈夫です。僕はね

ヴェルディはどうなんでしょう。直接の”敗因”はただただチャンスに決められなかったこと、決まらなかった事で、守備面とかも相変わらず一応安定はしていたと思うんですが、問題はそのチャンスの形。
数自体は結果的に結構多かったですが、はっきり言えばほとんどが愛媛の凡ミスかたまたまの成り行き、事故か偶然。しかもそこらへんを自力の方向に改善する方策・展望が、正直僕にはうまく描けません。これからも我慢我慢という感じ。そして必ず何回かは訪れるだろう「事故」や「偶然」を、その都度ちゃんと決めて行こう、今度転んだら罰金なフッキみたいなそんな感じ。

何がいけないか、どうして自力の展望がうまく描けないかというと、それははっきり言って現在のメンバー構成自体に限界を感じるからですね。そのタイプと組み合せに。
まずはFW。廣山、飯尾、井上平、ついでに斉藤まで含めても走り回ってチャンスメイクするタイプで、点を取る、というよりゴール前にいる/止まって何かするというイメージのある選手が船越くらいしかいない。フッキも厳密には違いますし。点自体は取ってますけどあれは言わば”フッキ用の”ポジション/プレーエリアで、戦術的に計算できるようなものではない。

中盤とのからみに目を移すと、そのFWの存在感不足を補うのが(トップ下から)上がった時のディエゴなわけですが、ところがそのディエゴの上がりを導く形というのがまた無いに等しい。フッキとディエゴのコンビは悪くないですが、あれはトップとトップ下のというより単にフッキとディエゴのでしかなくて、フッキ自体がどこにいるのか常によく分からない選手なので、「形」としては計算しにくい。
では廣山はと言うとこっちは全く駄目で(批判ではないですよ?)、守備や上下動は得意でも、斜めに引っ張って上がりを引き出すようなレパートリーは持っていない(勿論ポストも)。現状の仕事で既に手一杯でしょうし。

そういう意味では飯尾の方が上手いでしょうが、逆に現在廣山が果たしているような仕事の方を飯尾が出来るのか。一つ一つのプレー自体はする能力はありますが、はめてやらないと働けない選手なので、フッキやディエゴの自由な動きに消されずに自己判断でやり切る甲斐性があるのか、それがあるならばとっくにヴェルディでもっと確固とした地位を築いているだろうと。

結論から言うとならばせめてランニングとポスト両方こなせる、サイドでもセンターでもプレー出来る平本がいたらなという感じになってしまいますが、いない以上僕が考えるベスト・・・・というよりオンリーな”ゲームプラン”としては、「廣山(ら)で走り回ってゲームを持たせて、いかに/どこで船越に繋げるか」という野球の投手リレーのようなイメージ。そこで初めてまともに攻撃モードになれる。
勿論その間にフッキやディエゴが何かをどれくらいか(笑)するでしょうが、それは要するに「不確定要素」なので気にしても仕方がない。


・・・・選手も含めて割りとこの日の内容に満足している人が多いようなので何を悲観的なことをと思われるかもしれませんが、僕はこの日の「決定力不足」には運以外の理由も大きかったと思っていて、それは何かというとシュートに至るまでの過程にスムーズさを欠いていること。そこまでで消耗してしまう、あるいは常に突然シュートチャンスがやって来る、それで余力や準備の足りない状態でのシュートになってしまう。

はっきりカウンターならそんなに問題ないんですけど、オリジナル・ポジションからきちんとボールを運んで行くイメージが、今のメンバーでは描けない。直接的にはトップ下のディエゴがパサータイプでないことと、それを補うポスト役がいないことが大きいですが。
いや、ゲームメーカーはボランチだ、名波だ佐藤悠介だと言うかも知れませんが、資質的にはそうでもチーム構成としてちゃんとそうなっていない。はっきりそれこそイタリア型の3−4−1−2だとでも割り切っていればいいんですけど、しばしば5バック気味になりつつも、なんだかんだ5人のMFを擁する(本来はより攻撃的な)3−5−2だ的なイメージでやってるんじゃないですかね。

遡って言えばダイヤ4−4−2から3−5−2に移行したんじゃなくて、4−3−1−2から3−4−1−2に移行したんだと思うんですよね、実質的には。正直僕もここらへん曖昧で、だからサイドに悠介や大野(のようなゲームメーカータイプ)を使うとか呑気なこと言ってたわけですが。
そうじゃない、あくまでSBタイプが今のチームの基本。いかんいかん、ラモスによる公式見解に騙されていた。でも多分選手も騙されているというか、明確じゃないんだと思うんですよ。

本当はウチには「MF」は二人しかいないんですよ、いわゆる”ボランチ”の二人。デフォルトで「中盤」のあるサッカーではない、そう思った方がはっきりする。


正味の「予測」としては、これからもチャンスは出来ると思います。つまり「事故」も「偶然」も起きる。なぜならそれらの遠因には、ウチの選手の個力によるプレッシャーがあると考えられるから。偶然だけど一面では必然。
だから要はいつ来るか分からないけど来たそれを確実に決めることだという、上の結論に変わりはないんですが。ただ自力の見込みは薄い。せめてもっとセットプレーが計算できるようになればなという感じですが。

武器はあくまで守備力、国是は我慢、基本戦略は果報を寝て待つと、こんな感じでどうだと。
惜しいんですけどねえ。藤田のプレーはますます仰天のクオリティで、誰か一人もっとちゃんとからめるようになれば、立派なパターンにもなりそうな気がするんですが。
船越の重要性を見誤るなというのと、廣山は元々本職じゃないから仕方ないとして、飯尾か井上平あたりの奮起に期待すると、そんなところでしょうか。道のりの果てしなさを実感して、かなり気が重くなった一戦でした。

次仙台は攻めてくれるでしょうから、むしろカウンターに徹せてやりやすいかも。この日落としちゃった分も含めて必勝ですね。


コメント
この記事へのコメント
全然悲観的じゃないと思います。正当です。
自分にとっては所謂「100年の恋が冷める」試合でした。ポストに嫌われたのは運でも何でもなく単にシュートセレクションの(チームとしての)拙さでしょう。
そういう意味では愛媛の得点シーンがそこに至る過程も含めて90分の中で一番秀でていたし妥当な試合結果だったと思います。
2007/06/04(Mon) 12:18 | URL  |  #jbUP3fIo[ 編集]
ありがとうございます
web拍手を見る限り、予想通り最近になく不評な感じだったので、ともかく勇気づけられました。

「100年の恋」とまで言われると、それはどの時点で落ちた恋のことだろう(笑)とか、単に拙い内容というだけではなくて、今の専守防衛的なやり方(の挙句の拙い内容)そのものへの批判も含まれているのかなとか即座には読解出来ない部分もありますが、見た目だけの攻勢の時間が結果的に異様に長くなってしまったので、生理的にかなりげっそりしたのは確かですね。

カウンターしか出来ないチームが主導権を持たされた時の悲劇、みたいなことですかね。
これは時々各リーグの下位チーム/新興チームとかで見られる現象ですが、それを他ならぬ我がヴェルディが!というそういう”失恋”(幻滅)なんでしょうかね。

基本的には現状仕方がないとしかいいようがないことだろうと思いますけどね。ただ満足されてしまうと、おいおいとは思います。
2007/06/04(Mon) 16:54 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
>常に突然シュートチャンスがやって来る
その通りかと。そういうサッカーをしてるんですね。その割には自ら招いたシチュエーションでQBKしてしまう。
その点については練習不足以外の何ものでもないなあ、としか。
ほぼアトさんと私の見立ては同じじゃないかなと思います。そこでミスを発見したときに誰をおいておくべきか、というアプローチがあるだけの差ですね。
戦略的にミスを増幅させるだけの下積みを構築する時間はないので、選手を当てはめて少ないチャンス=ミスの最大化を計るしか今はできないんではないかと思いますね。
しかしあのコメント振りでは次回も同じかも。
2007/06/05(Tue) 00:51 | URL  | さわ@緑の小径 #-[ 編集]
>あのコメント振りでは次回も同じかも。

下手にオタオタされるよりは、少なくとも継続性は見込めて安心かなとも思いますけどね。(笑)

ただいずれ、我慢が利かなくなるというか、幻想に内実を持たさざるを得ない方向に行くのは避け難いようにも思いますね。集合心理として。
何とかうまく、移行させられないものかと。
2007/06/06(Wed) 00:32 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
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