2007年06月28日 (木) | 編集 |

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だよ。
『ドラゴン桜』
あっさり、型通り、という感じの最終回。
”受験ノウハウ漫画”であることはともかくとして、「実践的道徳」の提案漫画として、かなりよく出来ていたと思います。
「愛国心」というような観念からではなく、まずは現実の経済社会で生きて行く上での至って実用主義的な原因結果・目的手段関係を示し、それへの合理的対応がいかに同時に社会通念上の”模範的な””望ましい”行動や人物像と一致するかを示す。
それだけだと単なるサバイバル「術」にそれでも見えてしまうところがありますが、根底には「理性的・合理的」であること、何らか客観的で公平な原理に、誤魔化しなく向き合って身を委ねるという行為/態度そのものが持つ「品」の良さ、あるいはそこから生まれる自然発生的な倫理性・秩序性。そうしたものをさほど押し付けがましくならずに、上手く示し得ていたのではないかなと。
そもそも受験勉強そのものの中に、そうした実利性と倫理性(に導く秩序性)はうまいことパッケージされていると僕は思いますけどね。だからこそ逆にこういう漫画も成立し得たわけで。
他の条件が一緒ならば、僕は多いに「学歴偏重」する、勉強が出来なかった人よりは出来た人の方を人として信用します。申し訳ないですが。善意か悪意か、優しいか冷たいかではなく、「秩序」「原理」という感覚を内面化する機会があったかなかったか。
『学歴社会』の問題は本当は”学歴”ではないのではないかと。もっと全体的なコーディネートか、それ以前の日本社会の別な根本的な何かの方。何かは分かりませんが。
『GIANT KILLING』
はて、タッツミーはナガシマ/ラモス系なのか?型破りと天然は違うと思うんですけどね。
なんかブレてるような気もしますが、もう少し見てみましょう。
『誰も寝てはならぬ』
今時の女子アナやお天気お姉さんの色気や愛嬌というのは、ある意味アイドルや女優よりも遥かにあざとくて生臭いもので、正直オカちゃんではリアリティはないように思います。
ただそのオカちゃんという”アイドル”をめぐる周りのいい年こいたオッサン/男たちの徹頭徹尾非生産的なバカ騒ぎの方は逆に実にリアルで、まあこういうものですよねアイドルというのは、ファンというのは。”マドンナ”、なんて言葉を思い出してしまいましたが。(笑)
『じょなめ気』
新連載。
一見してまた『かぶく者』『バガボンド』系の”見得切り””自己陶酔”系かと引きかけましたが、全然違いました。良いではないか良いではないか。あれえ、ソコソコ。
陶酔・停滞する要素はたっぷりありながら、足を取られずにタッタカ進む感じがいいですね。
新人らしい情熱のなせる業?というのと同時に、新人離れした安定感、定型の使いこなし感もあり。後は遊女の描写かな、うん。
しかし平賀源内ってどこにでもいますね、弘法大師とどっちかという。(笑)
『THIRTY30』
またやんの?この漫画。なんやかんやと忘れた頃に出て来るきたがわ翔。
ホモセクシュアルな男の(カラダの)描き方で定評のある人ですが、そのせいかテーマである”男の性”の描き方にどうもリアリティが感じられません。
どちらかというとそういう標準的な男の性のあり方に根本的に違和感や嫌悪感を感じている、女の作家が描いているような感じ。
別に作者がリアルゲイでもそれは勝手なんですが、むしろ陳腐なところは徹底的に分厚く陳腐に描かないと、作品的に成立しないと思うんですけどね。
『ライスショルダー』
に〜〜〜。
『ひまわりっ』
写ルンですは写真をとるやつですわー。
『へうげもん』
古田織部の好感度ダウンと滑稽度アップは計画内だとは思いますが、ちゃんと着地出来るのか少し心配。実質利休宗匠が主人公ですよね。
『モダンタイムス』
だからつまり「学校」がちゃんと機能すれば、わざわざ新たに徴兵制に教育効果を期待する必要もないわけなんですけどね。
『ヨロズ屋がゆく!』
はにゃあ。
でもマジ「数寄」の根本はここらへんの感覚だと思いますけどね。
それを恥じずに堂々と公式化理論化するかしないか。
・・・・『きのう何食べた?』は集中的に論じる予定だったんですが、モーニング2の発売と重なってしまったので次回掲載時に延期。
まあ別に”ストーリー”が進むわけでもないので、いつやっても。(笑)
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