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C大阪戦(3rd)
2007年07月25日 (水) | 編集 |
あらあらあらという間の大楽勝。

J2第28節 東京V ○4-0● C大阪(西が丘)

内容的にはそんな感じでもなかったんですけどね。結果的に。こういうの挟まると楽だなあ。


前回とは打って変わって、セレッソはとてもいいチームだと思いました。
そんなに攻め倒すという感じてはなくて基本的にはバランス型なんでしょうが、攻め上がりが実にスムーズで距離感も良く、蹴った所/蹴りたい所に常にちゃんと人がいるという。

特筆すべきは攻防が一体、または後ろから前へのボールの運びに連続性があることで、いつ攻めにかかる、攻撃”モード”に転じるみたいな切れ目がないので、受ける方としてもいつさあ守るぞと守備”モード”に入るというタイミングが見つけずらくて、気が付くと危険なゾーンに人が入って来て、あっと思った瞬間にはそこからまた危険なボールが出て来る。

この試合の序盤、いわゆる「3バックの両サイド」という定番のデンジェラスゾーンを何回か衝かれて危うい場面を作られましたが、実際問題その”定番”をちゃんと衝いて来たチームというのは、3バック導入以来ほとんど初めてなんじゃないですかね。
それが出来た理由がその前の段階の、パスの出し手の攻め上がりのスムーズさ、危険ゾーンへの進出の巧みさにあると、そういう風に見えました。仙台戦などで見せたヴェルディ守備陣の苛烈な”潰し”みたいなものを発揮する暇が、セレッソ相手には見出せなかった。

まあここらへんのいい具合に曖昧で”軟体”な感じというのはブラジル人監督(クルビ)ならではというか、良い方のブラジル人が作ったチームだよなというそういう感じがします。


つまり序盤はいつやられるかいつやられるかとかなりビクビクしながら見ていたわけですが(笑)、それがこういう結果になったのは勿論、1にも2にも、なぜかポンポンと取れたコーナーからの先制の1,2点目によるわけですね。1,2,1,2。
セットプレーを武器とするのはむしろセレッソの方のはずだったんですが、取れる時は取れちゃうもので、1点目はフッキのキックミスのたまたまの流れから戸川のまぐれくさい(笑)ラボーナもどき、2点目もあまり親切とは言えないフッキの思い切りの良過ぎるスピードボールに、土屋が年に一度あるかないかというピンポイントのタイミング&打点で合わせてまんまのビューティフルゴール。ミスと乱暴に、セレッソが高さの強みを発揮する間もなく生まれた2得点。

これで楽勝かと思いきや、実はさすが軟体セレッソは、仙台や他のチームのようにそれほど前がかりに隙を見せてはくれなくて、ほとんどバランスは崩れずに当てが外れた(?)フッキはいらいらみたいなそんな感じだったので、逆にあんな調子良く点が入らなかったら勝てただろうかそもそも点取れただろうかと、改めて怖くなりましたが。

3点目が入ってからはさすがにバランスは崩れた・・・・というよりもそのちょっと前から、繋いでも繋いでもさっぱり点が入らないので、時間が経つにつれて”スムーズ”で”自然な”繋ぎ/攻めそのものがいつしか惰性になってよくある「回しているだけ」という状態になって、ようやくヴェルディの潰しも利くようになってひと安心。自然と惰性は裏表みたいなそういう話。

もっとこう、守って守って長身FWにガンガンみたいなので勝って来たのかと思ったら、全然違いましたね。山形とは全くタイプは違いますが、双璧のいいチームだなと僕は感じましたが。この試合もう一回やって勝てる自信は特にないですね。
でも結果が全てというか、だからこそここで叩けて良かったというか。勝ち点差を考えてもヴェルディにとっては実に大きい1勝で、逆にセレッソにとっては大きい1敗だったかなと。


ヴェルディについて言うと、気になったのは使え使えとラモスも言っていたように、ディエゴが浮いた感じになっていること。ただしこれは以前にも芽が見えていたことですけどね。
難しいですよこの2人は。自由なゼ・ルイスと総合的に能力は高いけれど、少し真面目過ぎるというか仕事の理解に時間のかかるディエゴと。2人とも「で、本職は?」みたいなタイプですし。

そういうややぶきっちょなディエゴがようやくトップ下、司令塔として申し分ない働きをするようになって来たところでのゼ・ルイスの復帰は、今のところ結局プラマイゼロみたいな感じになっちゃってると思いますね。能力そのものは遜色ないとしても、ゼ・ルイス仕様のチームが出来ているわけではないという意味ではむしろマイナス。
ラモスの厚い信頼&ゼ・ルイスの自由な性格を考えると、ディエゴの方がもう一回ゼ・ルイスのいる状態に適応しなくてはならないんだと思いますが、下手するとせっかく掴んだバランスの崩壊のきっかけになる可能性はあると思います。頑張ってたのになあディエゴ。今更スポット的な仕事に押しやるのはかわいそうだなあ。ゼ・ルイスとフッキに挟まれるというのは、結構大変な立場だと思いますよ。(笑)

球出しの出来るボランチ自体は日本人で間に合わないことはないんだから、いっそゼ・ルイスをリベロで使うとか。
まあラモスにとっては球出し”も”出来る1stボランチタイプという位置付けみたいなので、最初からヴィジョンが少し違うんでしょうけどね。とてつもなく能力の高い選手ですが、入団以来どうもチームに純粋なプラスと考えることが僕は出来ずにいます。ご存知の通り。なんかハマらないんですよねえ、その時期その時期。


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