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結局ここ、か
2007年09月07日 (金) | 編集 |
オシム監督「メディアと戦争状態」(スポニチ)

指揮官が第2の故郷で本音を漏らした。6日付の全国紙「ディ・プレッセ」はオシム監督のインタビューを掲載。その中で「日本から100人のリポーターがついてきて、親善試合どころではない。ミスばかり指摘され、圧力がかかっている。メディアとは戦争状態にある」と愚痴をこぼしている。
(中略)
インタビューでは「アジア杯4位で、オシム、オシムという熱狂は冷めた」とも発言。オーストリア遠征は威信を回復する戦いになる。


今の程度で『戦争状態』と言えるかどうか。そういう認識の仕方をする必要があるかどうか。
僕はNoですが。

例えば末期のエリクソンとイングランド・メディアとかだったら、確かに激烈かつ意図的な攻撃がなされていたように見えます。プライバシー、人格まで含めた。
あるいはジーコに対しては、その仕事ぶりに職分を越えた本気の疑念・不信が浴びせられることもあったでしょう。
またセルジオ越後のような人は、川淵らの仕切る現在の協会本流への敵意・政治から、何が何でも、誰が監督でも、駄目出しせずにいられないという姿勢が容易に読み取れると思います。

ただそういう特殊な例以外、つまり「メディア」と一括出来るようなレベルの(新聞の)論調はといえば、僕には単なる定例的なアラ探し、あるいは”良い方も悪い方も大げさ”というそれだけのものにしか見えませんが。
それ自体がどうよ?という疑問は当然あり得ますが、少なくともオシムが特に、個人的に、敵意に曝されているようにはどうしても思えないんですが。それこそオシムも言っているように、初期には逆に何でも持ち上げる”熱狂”が存在したわけですし、よくあることとなぜ距離を置けないのか。


多少注意すべきだと思うのは、二つのレベルをごっちゃにしないことですよね。
つまり
1.日本のメディアのサッカーに対する見識に不十分なところがある(少なくともオシムの要求水準では)、だから学習・反省・啓蒙の必要がある。
・・・・という一般的な問題と、
2.オシムが特別で意図的な攻撃を受けているのかどうか。
あるいは
2’.オシムのサッカーに対して投げかけられている疑問が、(例えばジーコの時のような)根本的に否定的な意図によるものなのかどうか。
・・・・という特定的な問題。
1への苛立ちをそのまま2に飛躍させていないか。

単純な事実の指摘や単純な誤解・未熟や、場合によっては質問しているだけでも、いちいち被害者意識を持つ変な習慣に陥っているように見える。オシムの善意や志を疑ってはいませんが、いったいどれだけ諸手を挙げて受け入れられると期待していたのか。
要は「あらゆる代表監督がする程度の苦労をオシムもしている」というだけに見えるんですけどね。
特別な摩擦があるとすれば、それは逆にオシムが(教育的意図でもって)挑発したり禅問答を仕掛けた部分、未熟なのを認めるのはやぶさかではないですが、戸惑うようなことを言っておいてそれで生徒が戸惑うのに、なんでいちいち怒ってんの?先生という感じなんですが。

逆に聞くけどどの国のメディアだったらそんなに立派だったり優しかったりするの?というのも。


まあ試合は楽しみですよ。一応ヨーロッパですし。
豪邸の問題とかはともかく。(笑)


コメント
この記事へのコメント
俺は結構こういう人見慣れてるので気にならないです
逆に言うと、オシムはインテリでプライドが高く、他人に失敗を指摘されることを極度に嫌うためこういう態度になりがち、と言うことで、この爺さんはそんなもんと距離を置いて接してやって欲しい気もします。
関係ありませんが、東工大出身の博士の俺の義兄もこんな感じです。義兄は残念ながらたいした実績はありませんが。東大でなくて東工大というのがミソです。俺の狭い世界でのイメージでは、東大出身は対人関係においてもスマートですが、東工大出身は非常識な学者馬鹿が多いです。
2007/09/08(Sat) 00:04 | URL  | 次郎 #3xs9owas[ 編集]
言っちゃいましたね?(笑)
オシムが個人的にそういう「性格」であると感じる部分は勿論あるんですが、あんまり身も蓋もないので遠慮していたんですけどね。
ありていに言えば、「反論されただけで全人格を否定されたように思っちゃうタイプ」に見えなくはないんですけどね。ネットでもよく見る、またはある時期までに特によく見られた。
そういう意味での世間知らず、ナイーヴさはどうしても感じます。

ただそのう、具体的にはよく知りませんが、さすがにこれだけこの世界でやって来て実績もある人ですから、メディアの反応や話法の相場くらい、知らないわけはないんですよね、普通に考えて。だからもう少し今の地位特有のものも考えてみたいなと思ってるんですが。
・・・・つまり、同じ”偏屈”でも、ジェフ時代はそれをもう少し洗練された形でプレゼンテーション出来ていたように記憶しているので。

すんごく、日本のサッカーを、日本を、愛しているのかも知れませんね。それで(代表監督として)温かく受け入れられるのを当然と思い過ぎてしまったとか。思ったより一つ一つダメージがきついのか。蓄積しているのか。
ともかくこの記事を読むと、ある時期以降の発言は「深謀遠慮」であるより遥かに「マジレス」だったんだなあということを強く感じます。
2007/09/08(Sat) 11:13 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
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