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京都戦(4th)
2007年09月27日 (木) | 編集 |
危ねえ危ねえ。怖い怖い。

J2第39節 東京V ○2-1● 京都(西京極)

あんなにきっちり”パワープレイ”をやって来るチームも珍しいですね。ある意味見事。


試合前の(斉藤を左に出して)「今日は倉貫システム」みたいな京都情報を聞いて、このごに及んでなんか優雅な話に聞こえるなあ、さすが麿だなとか適当なこと思ってたんですが。
実際始まってみても、特に前半は、”戦術フッキ”で研ぎ澄まされて、「好不調」すらもほとんど関係なく、黙々と出来ることに集中するウチに対して、京都の方はなんか知りませんがフワフワと絵に描いた餅を追っているような感じで、てんで歯応えがないというか、勝つ気がないならじゃあ勝たせてもらいますよというか、スキャン範囲が限定されている巨大ロボットの攻撃を悠々とすり抜けて逆襲する小型ユニットの集団にでもなった気分というか。(分からん)

とりあえずその時点での冒頭の一言まとめの有力候補は、『どんだけ強いんだよ、水戸』の予定でした。(笑)
いや、実際比べると楽で涙が出そうでした。もう水戸とはやりたくない。どんだけ~。

京都寄りゆえに京都に厳しい解説者上田滋夢の言うことを聞いていて面白いなあと思ったのは、攻撃時の特にサイドハーフの積極性が、”ポゼッション”を標榜しているはずの京都は一歩も二歩も遅れ気味なのに対して、基本”フッキ・ディエゴにお任せ”のはずのヴェルディの方はどこから涌いて来たのかというくらいの勢いで(笑)、瞬間ワラワラと人が出て来る。
これは今のやり方を始めた当初に、僕がゆくゆくの目標として挙げておいたものの正に実現という感じですが、人数をかけることが”前提”であり、その分ルーティンであり受け身である京都と、目前の一つ一つのケースに必然性を感じて、「チャンスだ」という意気込みと喜びで殺到するヴェルディとの、集中力の量というより質的な差を感じました。

ここらへんは多くの場合カウンターがポゼッションより強い理由みたいなものの一つでしょうし、またヴェルディも同じことをやってる内にいつかはルーティンに堕する瞬間は来るんだろうと思いますが、とりあえずこの試合に関しては、「どうだい?」と自分のチームを誇りに感じることが出来ましたね。(笑)


という具合に「要所」はしっかり押えたヴェルディですが、同時に要所しか押さえなかったみたいなところもあって、時間が経つにつれてやはり疲れは隠せない感じに見えました。
ディフェンスもクロスやパスへの”最初”の対応と”最後”の(シュートへの)集中力は見事なものでしたが、その間のセカンドボールとかはかなり拾われていましたし、そもそもそれ以前に出させてはいけないクロスやパスが沢山ありました。
前線や中盤の潰しとかはほとんど機能していなかったですが、さりとて必ずしも「中で/最後のところで跳ね返せばいいんだ」という割り切りが統一されていたわけでもなくて、それぞれの場所それぞれの場面で、個々が切れずに、ある意味思いつきで(海本の終盤のドリブルキープとか)少しずつ頑張った総体が何とか決壊しなかったという、そういう感じ。

冒頭の京都の切れ目ないパワープレイは普通にいつやられてもおかしくなかったと思いますし、望外に勝っちゃった水戸戦に続いて、ツイていたということは感じざるを得ませんね。後半は要するに耐えてただけ。
戦術的にはある意味2連敗みたいなところもあるので、一回落ち着いて整理したいところですが、すぐ札幌戦なのでそうも言ってられず。みんなきついでしょうが、もう1回界王拳(1.5倍くらいか)を使う準備を整えて、頑張ってもらうしかないですね。


さてその”決壊”を防いだ小さくない功績の一つが、ラモスの3つの淀みない交代策にあったのはこの試合多くの人が認めると思いますが、特に2つ目の戸川投入→3バック移行のタイミングの冴えというのは、僕もかなり感心しました。
萩村コメントによると試合前の予定には無かったようですし、本人言うように”予感”に近いややフライング気味の早いタイミングの決断だったようですが、結果が良かったからということではなく、見事な責任のある決断だったと思います。

「結果」ということだけで言うなら、ひょっとしたらもっとはっきり危険に曝されてから変更した方が、注射の作用時間的に効率的だったかも知れない、あるいは京都のパワープレイを自ら招いた(認めた)格好になったかも知れないということも思わないでもないですが、いいんですよね。
可能性は常に色々あって、それを絞る為に監督がいるので、監督が本当に感じたなら、それをやれば。そこで監督が打ち出した個人としての決断の感触というのは、ちゃんと端的なメッセージとして選手には伝わるはずなので、それを引き受けて選手の方も腰が据わる。

元々勘働きは持っていたんですよねこの人は。今までも。ただ自らの大声でその囁きを隠してしまっていただけで。ある種”諦めて”落ち着いたところで、今後そういう面が活躍し出すと頼もしいですが。
正直この試合の3バック移行は、僕が傍目八目で考えるよりもかなり早いタイミングでなされたので、あ、やられたという感じでした。別に自分のとこの監督と勝負する必要は無いんですが。(笑)


しかしフッキはかなり疲れてますね。そろそろ考えてあげないと。
特に味方にボールを渡してサイドである意味「休んで」いる時は、ちらちら見たり遠慮していないで、行ける人がまず行って、最後のところでもう1回触らせるという感じにしないと。余計なところで能力を使わせないように。
勿論疲れてるのはみんな同じですが、やはりフッキが使うべき「力」というのは特別なものなので。みんな分かってるでしょうが。・・・・うーん、やはりディエゴに点取る癖が欲しいか。勿論シウバにも。(笑)

3-5-2は守備の手当てだったのと同時に、フッキ・ディエゴ・シウバ同時起用の1つの・・・・というより本来のモデルケースだったわけですが、正直よく分からなかったです。良さそうには思うんですけど。
関係性としては多分、シウバが走り回った挙げ句なかなか取れない点を、それを囮(おとり)にフッキがあっさり取るみたいな感じになればそれでいいんじゃないかと思いますが。(笑)

大野は攻撃ではよく利いていましたが、”ボランチ”としては相変わらず。なんか割り切って投げてるようにすら見えましたが。そんなに悪い印象は無いですが、今一つ試合の入り方がよく分からなかったですね。「俺攻撃、守備は金澤」みたいな分担でも成立したんでしょうか。


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