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北野武「HANA−BI」
2004年01月07日 (水) | 編集 |
HANA-BI HANA-BI
ビートたけし、岸本加世子 他 (2007/10/26)
バンダイビジュアル

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TVKのを録画してあったのを見る。

好きなシーン:

暴力シーン全般。特に薬師寺保栄扮する凶悪犯が刑事に仰向けに押さえつけられた状態のまま、下からの右フックのみの連打で刑事をKOするシーンのリアリティ。・・・・ていうかあれは本人と考えた方がいいよな。プロってああだろうな多分。
たけし(扮する”西さん”)が濡らしたタオルでやくざ三人をのす海辺のシーンも良かった。ただし明らかに無駄に暴力を振るい過ぎると思うけど、この主人公は。それぞれの場面での衝動の強さが区別つかなくなってちょっと安い。
後はジャンク屋のバイトの女が通りすがりに親父の頭を缶ではたくシーン。「女だったのか!」という意外性も含めて。

・・・・とにかく相変わらずアクション監督としてはグッド。次は是非その手腕でポルノを。

嫌いなシーン:

主人公が笑うシーン全般。おどけた時の台詞回しがどうしてもビートたけしの声にしか聞こえないし、岸本加世子との夫婦のほのぼの系シーンもヌルくて見てられない。ほのぼのはほのぼのでいいけど、もうちょっと詰めろ。見てる方は全然笑えねえぞ。シナリオ上のエピソード配置の意図ばかりが伝わって来て興醒め。全体的には決して悪くないから、結局自分で自分を演出する限界なのかなという感じも。得意中の得意の暴力シーンなら大丈夫でも。

他。西がキャッチボール中のアンちゃんたちにボールを返すふりをして全然違う方向に投げちゃうシーン。わざとらしい。浜辺で女の子の凧上げを手伝うと見せかけて凧の羽根をもいじゃうシーンも、多分その凧は死期の迫った岸本加世子及び夫婦の状態の象徴なんだろうけど、それにしてもわざとらしいし女の子が普通にかわいそう。
最後の西の元部下の「俺には出来ないよ、あんな生き方」というせりふも何かの間違いじゃないかと思うほど陳腐。

・・・・まとめて言うと「引き」のシーンはほとんど失敗している気がする。(だからポルノを!イケイケでなんぼ。)
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